鷹の6本のツメ   作:ひとりのリク

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せいてん

かれこれ2ヶ月は居候している伊達ジムの天井。

柳岡はんがホテル取る言うたけど、移動が煩わしくてな。ホテルの一室よりも、踏み慣れたリングの上で寝転がる方が安眠できるというもの。

倉庫を改造して作ったというジムの天井は、平均的なジムよりも無機質で骨張っていて、大阪府立体育会館に似通っている。お陰様で毎日が試合中の最中で眠っている気分になれた。そのためだろう、目を瞑ると耳鳴りとともに歓声が聞こえてくる。

 

千堂、千堂、ロッキー、ロッキー、と。

勝て、勝て、立つんや、立つんや、と。

 

2度目の熱援、最高の舞台(ララパルーザ)で生涯の友を得た。

 

────日本フェザー級タイトルマッチ。

 

今度こそ、今度こそは! と信じる声。

彼らの声に応えるため、自分の存在を証明するために臨んだ世界の死神との戦い。2人目の生涯の友を得て、日本一の証明を飛ばし、世界一の証明を手にした。

 

────WBCフェザー級タイトルマッチ。

 

直後に、最後の世界前哨戦と思っていた試合で、世界が認める世界一の称号の前に完敗だ。

 

────WBC・WBAフェザー級王座統一戦。

 

千堂武士のボクシング人生は、約束を反故にし続けてきた。常に偽りの頂点に立ち続けてきた。

最初に負けたのは柳岡はん。

柳岡はんを越えたと思ったら幕之内に負けた。すると幕之内はゴンザレスに負けて、日本一の証明が粉々になってもうた。

喉から手が出るほど欲しい称号を掻っ攫ったゴンザレスに挑戦して、死ぬ気で世界一を証明した。

そしたらゴンザレスに勝ったボクサーがおった。幕之内もコテンパンにされとった。いざ挑んで完敗、しかも2ラウンド目。それでも応援の声は止まなかった。

 

何度も立ち直るのがお前の長所や!、と。

最後に勝てばええんよ、次がある!、と。

 

皆んなの言いたいことは分かっている。負けた男を励ましたいのだ。嫌味は1つもあらへん。

だが、リカルドに負けてから気づいた。

誰も、幕之内に勝ってくれとは言わない。

幕之内一歩に挑む資格は、より格が上のボクサーを倒すこと。千堂武士が公言したことだ。男が決めた目標を邪魔するヤツはいない、それだけのこと。

矛盾した目標だ、遠回りだ、きっと幕之内と10回やれば3回は勝てる。それなのに、10回中1回も勝てるか怪しい男を倒さきゃならん。自らに科した枷が自らを痛めている。

 

“この重み”を持ち上げて戦い続けられるだろうか。

 

毎晩、毎夜。震えながら眠りにつく。疲れないかって? 疲れるよ。でも本番で震えるより遥かにマシだ。

声援は止まない、誰もが千堂武士の背中を押す。だからここまで来れた。絶対に次で決める。決めなきゃ、また約束を反故にする。絶対に負けられない。

 

────WBAフェザー級タイトルマッチ。

 

次、もし負けたなら、果たして。

ボクサーとして、胸を張れるだろうか。

最近、そう思うようになってしまったのは。

 

「そんなに思い詰めた顔をして、どうしたんですか」

 

どうしても勝ちたいからだ、と思っていた。

強過ぎる思いの副作用でしかない、と。

然し、好敵手と拳を交えるたびに。

 

「……………幕之内」

 

細切れにしたバトンを手渡している気がしていた。毎日毎日、遺言書を(したた)めるようにパンチを当てて、謝罪と人生の悔いを書き記す日々。それなら、こんな遅くに伊達ジムを訪ねてきた幕之内を見て、後ろめたい気持ちが沸いてくる理由になる。生きているうちに遺言書が見つかった気分だからか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

快晴の夜道をウォーミングアップがてら走り、約束の時間よりも15分早く伊達ジムに到着した。

入り口の鍵は空いていた。仄かな明かりが漏れ出る伊達ジム正面のガラスからは、リングの上で寝そべる好敵手(ライバル)の姿が確認できる。伊達さん曰く「皆んな帰ったらジムの掃除して、寝て、朝起きたら掃除と走り込みを毎日やってる。…あぁしてなきゃ気が狂うんだ。リベンジのチャンスを手に入れたボクサーのサガだよ」だと。そう語る伊達さんも辛そうだった。

リベンジマッチ。僕は本当のソレを知らない。昨日、リカルド・マルチネスにスパーリングのリベンジをやってきたけれど、あれは次がある戦いだ。

僕が負けた伊達さんも、ゴンザレスさんも、リカルドに倒されて引退していった。リングの上で果たす機会は永遠に訪れない。

 

「どないしたん、夜中やで。

会見は明日やし、早よ寝らんと…」

「今なら誰も居ませんから、腹を割ってくれると思いまして」

 

どうして黙っているのか。

なんで相談してくれないのか。

…分かっている。千堂さんだからだ。

千堂さんは強い。漢としての誇りがある。僕が暴こうとするのは、好敵手(ライバル)だとしても違う気がした。

 

「────ワイが隠し事しとるって?」

「隠せてません。でも、話してはくれませんよね」

 

なら、言ってもらう必要はない。

 

「なんや、話してほしそうに言っといて!

駆け引き上手かいな、喋りたくなってきたわ」

 

僕が千堂さんにボクシングで共感出来ないことがある。

それがリベンジマッチ。それだけが分かってあげられない。だから激励の言葉を探していた。言葉を尽くせないなら行動で示したかった。世界戦前の鷹村さんに、1ラウンドK.Oを誓ったように身勝手で、だけど自分に出来る何かを。

 

「いや、えっと。聞いても僕には解決出来ないと思うんです…」

「おちょくりに来たん?

冷やかしなら帰った帰った!」

 

リカルドと戦って気づいた。

心を揺さぶる言葉も発想も浮かばない、と悩んでいたが、悩むことが間違いだ。

そんなものは無い。無かった。千堂さんが熱望している本命たる人間が、よりにもよって縁遠い。どんな言葉を尽くしても、彼の心を引き戻すことは無理だ。

 

「あの! 色々と言いたいことあったんですけど、忘れちゃいました!!」

「えっ、あ、そか?」

 

嘘だ。言いたいことは沢山ある。

絶対に届かないガラクタの山だ。

そんなもの言っても、おちょくりになる。

 

「はいっ。ですので、今から千堂さんを殴りたいと思います。いいですね!」

「………………な、なんやて!?」

 

この結論に落ち着いた経緯は簡単だ。

千堂さんの覇気がない内側の原因について、『無根拠の自信だ!』と伊達さんは言った。

ただの敗北で千堂さんの自信は潰えない。幕之内に二度敗れたあとのリカルドに二度敗北。リベンジの失敗が二度目というのは、過去の出来事から何も学ばなかったということに脳内で変換されているはず。

『枯れるのを恐れてるんだ』と伊達さんが言ったのはこの事だ。

 

「だって、千堂さんイジイジしてて見てられないし」

「……………なんやて?」

「気丈に振る舞ってるけど、夜は天井を見上げて震えるなんて」

 

何かする必要はない。

気を遣った言葉は寧ろ逆効果だ。

思ったことをありのまま吐き出すことにした。

 

「イジメられてる時の僕みたいで」

 

グローブを2人分取ってリングに上がるや、胸ぐらを掴まれる。

 

「き、貴様……! さっきからゴチャゴチャ訳わからん! グローブなんか要るか! 今すぐに…」

「あーっ、では今から、マスボクシングを始める」

 

険悪な雰囲気になったところに夜中にあるまじき背筋が伸びる声が響く。伊達ジムの入り口から伊達さんの声が割って入った。こうなると思ったので予め待機してもらっていた。

 

「伊達はん!? なんで!?」

「ルールも決めさせてもらう。

まず、ハーフラウンドとする。1分半でブザー鳴らすから、終わったら幕之内はリングの外に出るように」

「ハーフやと!? 足りるかい!!

今からフルラウンド幕之内と殴らせぇっ!!!」

 

伊達さんは僕のやろうとしていることが分かっている。こんなやり方、どうかしているけれど。

千堂さんになら通じるはずだから。

 

 

 

 

 

───

 

──

 

 

 

 

 

 

ハーフラウンド、お互い1発も被弾せずに終わった。

我先に当てたいと相手のパンチをガードし、ガードの上からお構いなしに拳を打ち込んだ。実に大雑把で喧嘩然としたスパーだった。

 

「伊達はん、やっぱ納得いかん! こんな中途半端でリカルドと試合せえ言うんか!?

足らん、足らん足らん足らん足らん!!」

「お〜〜、雄二に来なかったイヤイヤ期だ」

 

リングを右足で踏み叩きながら、己の不満をありったけ表現している。千堂さんからしてみれば不完全燃焼も良いところだろう。

 

「ほれ、後ろ」

「あ″? …あ」

 

だけど、振り向いた千堂さんからは怒りの雰囲気が一気にひいていった。

赤コーナー側のリング下に現れた顔見知りの数々が、僕と同じ気持ち同じ表情で居るからだ。

ゴンザレスさん、速水さん、雄二君、そして伊達ジムの面々。皆んな2ヶ月の間、何かしてあげたくて何もしてあげられなかった。押しかけた身でありながら、人当たりの良さに惹かれた彼らが本心を打ち明けてくれない千堂に思うことは、言うまでもなく。

 

「千堂をぶん殴り(激励し)たいボクサーの列だ」

「………は。幕之内、お前の差し金か」

「僕たちの決着はココだと困ります。

観客の皆さんが知らないところで…というのは申し訳ないし、公式記録に残らない。鷹村さんたちにも見届けてほしいし、なによりも、セコンドが居ません」

「────────────────」

 

10人を超える集いに喉を詰まらせたのは、片手で足りる秒数だったが。

 

(良い顔になったじゃねえか)

 

少なくとも、千堂武士が見失っていた方角が彼らの先にあることを思い出してくれた。

…と、言葉にしてくれない心情を、朗らかな表情から想像する。間違いではないはずだ。

 

「んじゃ、1人1ラウンド! 1分半で後退だ、思いっきり千堂をぶん殴って会見に送り出してやれ!」

「しゃあ!!!」「殴られにいくぞ!!」

 

こうして、伊達ジムで最後の特訓という名の千堂武士激励会は幕を開けた。誰が次に行くかで揉めている最中、リングに上がったのは。

 

「んで、なんで二番バッターお前やねん!?」

「堅いこと言うなよ。

スパーの借りを返しにきただけだ」

 

今日まで伊達ジムには居なかった人物。

いまボクシング界で最も気高く、最も美しい漢!

 

「宮田くん!? まだ療養中じゃないの!」

「大したパンチもらってないんだ。とっくに疲れは取れてる。だからさ、準備は万端だぜ」

「ほーーーん、ライト級でえらい調子ええらしいからのお? 遠慮なく打たせてもらおうやないか!」

 

伊達に声をかけられた宮田は二つ返事で駆けつけた。ランディー戦前のスパーで千堂に押され、自分を見つめ直すきっかけを貰ったことのお礼に来たというわけだ。

全快の宮田、好転中の千堂。幸いにもケガに繋がるダメージは入らなかったが、宮田がカウンターを取ることはできなかった。振りの速さは上々。

 

「クク、どうだボケティグレ? 勝機あんのか?」

「やかましい。いま1割なったわい!!」

「スマッシュが当たらないのに?」

「当たる! 10発でダメなら100発打つ!」

 

次にゴンザレス。

溢れんばかりの活気を飛ばし、笑い合いながら空振りを連発。無我夢中だった毎日をなぞるような迫力あるスパーは、千堂が己の道を譲らない気概を示した。

 

「当たって死んだら流石に試合引き摺るで」

「この日のために練習してきましたから。いざとなれば伊達さんが割ってくれます。

どうぞ遠慮せず! 元日本ジュニア・フェザー級王者の激励も受け止めてください!」

 

敗北から這い上がることで速水の右に出る者はいない。だが、彼の激励は今なら千堂にも届き、右に並び立つことができる。間違いなくその資格があった。

 

「次はおれ!」「おれもだから!」

「僕だってやりますよ」

 

そうして彼らは、短い時間の中で、自らの拳を応援歌として奮い、ボロボロと落としてしまった千堂武士のプライドの穴に向けて打ち込んだ。穴を埋めるため、夢を叶える一助となるため、勇気を与えるために。

 

「千堂、お前に足りないもんを教えておく」

「…おう」

「悪あがき。あがき具合が足りん」

 

そして、トリの手前で伊達が上がる。

神に届かなかった拳を添えるために。

 

「神ってのは知ってる答えしか告げない。

神頼みしたって教えてくれないんなら、もうそりゃ、自力で出すしかないのよ」

「それが、あがくだけで出るゆーんか」

「積めるもん積んどけって話だ。技術じゃ到底敵わない相手だぞ? どうやって差を埋めるか、簡単だ。

負けた数と悪あがき! やり残し無く戦うコツだ」

「悔いやのうて、やり残し…か」

 

一聞して負けたあとの気持ちの付け方を説くように聞こえるが、今の言葉は勝敗の境界線で生き残るためのものだと誰もが理解した。気が遠くなり、勝利が遠退く時、彼らは自ずと過去を振り返った。あるボクサーは練習で身につけた技を、どこかのボクサーは戦う理由を思い出し、最後の力を捻り出してきた。

土壇場で何処を見つめ、何を手に出来るのか。この2ヶ月の特訓が、きっと勝利に繋がると信じるからこそ、伊達さんは悪あがきしろと伝えた。

 

「うっし。じゃあ最後に、幕之内!」

「はい!!」

 

漸く、2人は向き合えた。

幕之内の視線を真っ向から受け止めた。

リカルドの背中を見失わず、リベンジに漕ぎ着けた伊達の言葉が届いた。

ジムの面々、駆けつけたゴンザレスたちの熱意は千堂の過去に仕舞われている。それがやっと魂に伝播して、目標を捉えることが出来た。

古来の虎は諦めない。折れた牙を持って這い上がっている。その先が崖か頂点かは間もなく分かる。

 

 

 

 

 

───

 

──

 

 

 

 

 

 

あれから、スパー大会はなんの変哲もなく終わり、集まったボクサーたちは解散となった。

晴れ晴れとした顔で「あんがとさん!」と右手を挙げて感謝を伝える千堂の顔から、昨日まで裏に張り付いていた陰は極薄くなっている。誰も、もう何も言うまいと伊達ジムをあとにした。自分自身で折り合いを付けたからだ。

シャワーへと向かう千堂に、それでも、最後に挨拶をと思い幕之内は1人追いかけた。

 

(煽っちゃったし、2人だけで会うのは機嫌を損ねるかも……。う、やっぱり)

 

シャワー室の手前で数十分前のことを思い出し、回れ右をしたところで声が掛かる。

 

「ドアの開閉音でバレバレやで、幕之内」

「あ、あはは…。すみません、さっきは」

 

ガチャリと中に入り、椅子に座って待ち構えていた千堂と対面する。来ることは分かっていたと言わんばかりだ。腕を組み、閉じていた目蓋を開けると。天上を見上げながら、幕之内の『今なら誰も居ませんから、腹を割ってくれると思いまして』に対する返答を言葉にした。

 

「世間は、世界は、2ラウンドで完敗したワイより、幕之内。お前の初挑戦を望んどった。

我が儘にも程があるのは重々承知しとる。

けど、知らんもん尽くしじゃ嫌やった。幕之内がリカルドに勝ってしもうたら、何を持って幕之内に3度目の挑戦状を送れるよ?」

「千堂さん……」

「ワイはまだ知らん。リベンジで勝った時の景色を。

幕之内も知らん場所や。どうしても欲しかった。お前に勝つ中継地点が」

 

弱気な彼はもう居ない。

そこには、勝利に飢えた虎がいる。

リカルド・マルチネスですら埋められない空腹だ。眼の奥に迸る飢餓は、食欲の回復の証だ。

彼の眼差しに射抜かれて久しぶりに心臓が震えた。

 

「言いたいことは、僕の試合が終わってから言います。ただ、1つだけ。

タイトルマッチで真正面から見た千堂さんの目は、1番星を見つけたような輝きだった。

今の千堂さんの目が、まさに」

「────────フッ」

 

その飢餓感に応えずして特訓は終わらない。

突き出された右拳に右拳をゆっくりと合わせる。

 

「負けた時んこと考えるのはやめや。疲れるわ、つか疲れたさかい。今日はぐっすり眠れる。

感謝するで、幕之内」

 

力強く頷いて、「はい!」と返答。

これで幕之内の気合いも整い、千堂にしてあげられる事も無くなった。出し尽くしたのだ。

あとは試合当日、己の全てを出し切るのみ。

 

伊達ジムでの全日程、これにて終了。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「本当に、安眠出来るんですよ」

 

伊達ジムの外で幕之内を待っている速水は、同じく待っている伊達にポツリと伝える。

発言の源は8連敗の最中にあった自分自身。引退勧告を受けて、伊達に拾われて、ゆっくりと心身を癒した日々を過ごして、ある日。環境の変化、ダメージを抜き切り、数々の激励を浴びた速水はついに夜、不安を抱えて眠る地獄から解放された。

 

「ただ…」

「ただ?」

「不安の種は取り払えない。リングの中で植え付けられたものは、リングの中でしか触れられないからです」

 

どれだけ不安の芽を摘もうとも、更に下にある種だけは日常生活では取り払えない。

取り方は千差万別、トラウマの数だけある。非常に厄介な代物だ。

 

「リングに上がりさえすれば取り除ける。俺やお前がそうだったように。千堂は今日、その覚悟が出来た。あとは本番、千堂の頑張り次第だ」

 

幕之内一歩は千堂武士の可能性を切り拓いた。

千堂武士は背中を押される覚悟を思い出した。

 

2人は立ち直った。

千差万別の中から、奇跡的にも種を取り除けた。

 

千堂にだって出来るはずだ。そのために2ヶ月、種を掴む方法を模索し続けた。既に手中にあるソレをどうにか出来るかを確かめるために、幕之内の帰りを待っている。

きっと良い方に転がしてくれる。

幕之内の拳は、人に勇気を与える拳だと知っているから。

 

 

 

 

 




次回予告は最後にあります。
例の如く私の独り言に興味ない読者さまは【次回予告】までスクロールしてください。

ここまでお読みくださりありがとうございます。
今回、珍しく?1話1話の間が1週間近く空いてしまいました。投稿予定を前倒ししたため書き溜めが最初の2話程度で、あとはぶわっと書いてたためですね。(プロット有りの)1話だいたい1週間必要なんだこの人ってバレちゃいましたね。

予定では既に、然るべき舞台で新型デンプシー・ロールをお披露目している筈でした。
それが膨れ上がった執筆のため流れに流れて、あと3年近くは書けなさそうで。匂わせだけで引っ張り過ぎるのは良くないと思い、リカルドと幕之内のスパーが爆誕しました。新型は連載初期ほぼまんまですね、ゲバラのパンチをガード出来たのも防御強化した新型のおかげ。今度は世界の舞台でお披露目してもらいたいですね。

原作の方は残念ながら連載再開しておりません。先生の発信で、ある程度の話を描いてから再開する旨が分かったため、筆を折るような事態は回避出来そうでなにより。原作者様のご健康、早期連載を待ちつつ原作ファンの飢えを幣作でお茶を濁していただけるよう、次回投稿も可能な限り早めたい所存です。

さて、読者アンケートはもう投票を済ませましたか?
現在、127話から130話で『幕之内一歩VS今井京介、勝者は?』を。
131話から134話で『リカルド・マルチネスVS千堂 武士、勝者は?』を実施しています。
それぞれ、予想以上の投票数で驚きと感謝でいっぱいです。ありがとうございます! 今井戦は「あぁ〜」って感じの投票で、リカルド戦は「まじ?」って感想です。
この投票を見てモチベーションを上げていますので、応援の意味を込めて投票していただけると嬉しい限りです。あっですが! 試合結果が変わることはありませんので、ご了承ください。
投票の締め切りについてです。
今井戦については8()()()
リカルド戦については1()1()()()を予定しています。今後の執筆状況で前後しますので、早めの投票をお願いします!

幕之内、千堂の特訓編が終わりました。
4話予定と言いながら7話ですよ。いっつもこんな感じで増えるんですよね。私の予定はアテにならないことが証明されました。申し訳ない!
それでも!しおり機能をご活用くださった読者さまは、0時投稿した朝には最新話にしおり挟んでいることが多く、とても嬉しいです。当日に読んでくださって感無量。
最近は、ここすき機能を使ってくださる読者さまもいて、どんな文章、どんな流れが好きなのかが分かって楽しいね、本当に!!
これからも執筆に励んで参ります。宜しければ、しおり機能やここすき機能を未活用の読者さまも、私のモチベーション上昇効果がございますので、ビビっときたものがございましたらご活用くださいませ!
それではまた! 次回をお待ちください!



【次回予告】

今井京介VS幕之内一歩、開戦‼︎‼︎

千堂たちとの猛特訓を終えて準備万端の幕之内に、今井はどこまで通じるのか。
リカルドとのスパーを見れば誰もがそう思う。圧倒的に幕之内旋風が吹き荒れる最中で。

(淡々と狙っているのに想像がつかない。今井君は付け焼き刃の武器を手に取るボクサーじゃない。
だけど何か、新しい武器を手に入れている!)

真っ向から突き進み、かすかな光に手を伸ばす。苦境はあれども少なく、真摯さで世界に辿り着いた男。
今井京介の渇望が幕之内一歩の行く手を阻む。

(幕之内一歩を倒すなら、必ず越えなければならない壁がある)

幕之内の圧勝か、今井の大番狂せか。
熱気渦巻く世界前哨戦を見届けろ。

2026年9月4日(金)、挑戦‼︎


リカルド・マルチネスVS千堂 武士、勝者は?

  • リカルド・マルチネス
  • 千堂 武士
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