鷹の6本のツメ   作:ひとりのリク

140 / 140
1度きりの夜

『観客が驚きに叫び、どんでん返しに立ち上がる!

これが幕之内に憧れ、幕之内を倒すために磨き上げた今井の執念! 風前の灯が暴風を吹き飛ばした!』

 

5秒にも満たない攻防で、幕之内がリングに伏せている。京介の負けが目前だという認識だった観客らは、1秒経って現実に追いつき、ありったけの称賛を音にしてリングに届けた。

 

「わざと脇を空けてボディの構えを見せおった。横っ腹を叩くぞと合図をし、小僧は乗せられた!」

 

京介に降り注ぐソレらを背中に浴びながら、鴨川は悔しさにリングを叩いた。

まんまと乗せられたが、簡単に引っかかった訳ではない。あの鳩尾打ちは、まるで着地点が読めなかったのだ。意識を朦朧とさせながら打ち込んでいた。鴨川がそう判断したのは、京介の背中が意識を失いながら戦う誰かに似ていたためだ。

 

「ソーラープレキサスで肺の空気を吐き出させ、吸い込もうとしたところにすかさずアッパーカット。

顎をかち上げて、酸素が回らない脳みそにフルスイングを叩き込む…。見事としか言いようがない」

 

ハンマーナオとの試合でも鳩尾打ちを何度も浴びたが、幕之内は踏み止まって勝利を収めた。

それが今回は1度でダウンだ。その理由を鴨川は冷静に分析した。鳩尾打ちの弊害で耐える筋肉が働けない一瞬のうちに畳み掛け、横に薙ぎ払うことでリングに殴り倒したのだ。

 

「か、感心してる場合ですか!?!」

 

八木の焦り、篠田の慌てふためきは当然だ。

いつもの鴨川なら、必死にリングを叩いて幕之内を起こそうとする。いつにも増して冷静な鴨川に疑問の1つも言いたくなるものだろう。だが、鴨川は頷くばかりだった。

 

『さぁカウントか始まりま……あ、あぁ!?』

 

その理由は、分かっているからだ。

愛弟子の意識があり、間もなく復帰を果たせるから。

 

「……万全の体勢から打ったならば、小僧と言えども立ち上がるのは厳しかったじゃろう」

 

そして、京介はあまりにもダメージを背負いすぎたことを見抜いていた。

だからこそ鴨川は、幕之内をダウンさせる程に仕上げたコンビネーションに賛辞を送る。

 

『今井、コーナーに移動出来ずに崩れ落ちる‼︎

レフェリーがダウンを宣告‼︎ なんと、ここで世にも珍しいダブルノックダウンだ‼︎』

 

あそこにある差は経験値のみ。

数多の格上との死闘を乗り越えたか、否。

想像を絶する格上と致命的に巡り合えなかったボクサーが、死闘の境界線を踏み越える日となる。

 

 

 

 

 

▼

 

 

 

 

 

リングに叩きつけられた衝撃で幕之内は目を覚ました。珍しい体験だった、ダウンする程の一撃を浴びてしまえば、数秒は意識が彷徨うというのに。

散々なパンチを浴びてきたからだろうか。神経系が鈍って良くない兆候が現れ始めたのか。

そう疑問に思いながらレフェリーのカウントに耳を澄ませようとして。

 

「────────ぇ」

 

見上げずとも京介の瞳と視線が交わり、驚きに悲鳴のような音が喉から漏れていた。

両肘両膝をリングに着けて、息苦しく悶えている。まるでダメージを貰って倒れたかのように。

直前の記憶は飛んでいない筈だ。

あれはフェイントだったのに、打つ場所を見ることも、意識することも無い。殺気の無いフェイントだ、ずっと視線を合わせていたから気付けずに鳩尾打ちをもらった。

恐らくはハンマーナオから習ったものだ。やたら横の動きが増えたのは、八戸ジムで特訓したからだ。そこで鳩尾打ちからのコンビネーションを完成させてここまで漕ぎ着けた。それなのに倒されたのは自分だ、どうして?

疑問符が止まらないなか、レフェリーから怒号のような勢いでダブルノックダウンが宣告された。

 

「小僧、首捻りじゃ‼︎ 今井の首捻りは貴様の右を完全に躱せなんだ‼︎ 効いとるぞ、立って先達の意地を見せるんじゃ‼︎」

 

鴨川の言葉を聞いて状況を飲み込んだ。

全ての行動に合点がいき、まんまとしてみせた京介に畏敬の念を抱きながら跳ね起きる幕之内。

 

「うわーー! 幕之内が飛び起きたぞ!!」

「肩で息してるけど余裕そうだぜ!?」

「今井も立てー! チャンスだぞ!」

 

幕之内、カウント4で復帰を果たす。

その様子を見上げていた京介は、泥水のように重い汗を垂らしながら腕と足を起こしていく。

左頬には右拳の端くれのグローブ痕。直撃を避けただけの下手くそ極まる技術だ、当然の始末だ。

興奮して気づかなかっただけで、ダメージはこの時に爆発していた。まだダウンに不時着したことも、幕之内にダウンを与えたことも奇跡に等しい。ただ、貫き通せないところは自分らしいと自嘲して、先に復帰した幕之内から視線を外した。

 

(こう、立たれると、くるな……)

 

だが、不思議と焦慮の沼に落ちることはない。

 

最初から、勝機は無かった。

なかった、ではなく、無かった。無だ、見当たらないのではない、どこを探しても存在しない。今井京介が幕之内一歩に挑戦することは、勝利が無いことを意味した。

では、無意味なのかと問えば、否定する。試合することに意味を見出せば、少なくとも意味は有る。幕之内一歩との…憧れとの試合は、今井京介の生涯の傷として残り、これからの試合でこの傷を上塗りしないよう死に物狂いで戦える。

 

(プロになってから、実力差を如実に思い知った。いつからか、そんな考えが脳裏を過っていた)

 

だが、ハンマーナオに負けて。

幕之内に負けたボクサーに負けた男は、この先の結末を知った。本気で勝つつもりでは足りない。想いの強さだけじゃ、試合の成立すらしない。だって、試合をする意味は今井京介だけにしかないから。同じリングに立つことすら、今の自分では叶わない。

プロになる前の夢を抱いた男の残骸と拳を合わせて、世界で戦う男は何を思う?

更なる段階へと足を踏み入れるボクサーの足を引っ張って、正気を保てるのか?

 

(これで…終わって、いいものか……!)

 

記念日を残しに来た訳じゃない。

経験値の差を嘆いて終わりたくない。

 

(勝てよ、プロボクサーは勝ってなんぼだろ…!)

 

ガタつく身体に熱意を通し、無理を効かせて前線へと舞い戻る。

 

『立った、立ちました! カウント9で今井復帰‼︎

試合続行です! 然しダウン直後、決着は目前か⁉︎』

 

残り時間1分、意識の持ち越しは不可能。

吐く息、吸い込む酸素、身体を回す肺、勝機を探す脳。どれも不完全に活動し、悲鳴を上げる生存本能に蓋をする。

変わりに拳を握り、最後の攻撃を開始した。

 

「────シッ!」

 

頼りない足元を引き摺って、雄叫びにもならない気合いから左ボディで飛び込んだ。

そして、手応えのなさに感心した。

開かずの扉を殴ったような無力感に浸っていると、反対側から返す拳に顎をかち上げられてしまう。

 

「が、ぁ……」

 

鈍い音が脳裏に乱反射し、堪らず足が2歩退がる。だが、それ以上は許さない。どれだけガタがきても、5年間の集大成を怯えるような姿で迎えてなるものか、と意地で踏み止まった。そこへ、幕之内の追撃が容赦なく叩き込まれる。

その右拳は、十全の威力を発揮する直前に押し殺された。左拳を自らの顎に貼り付けて、手のひらで押さえ込む……体重を乗せたストッピングで、暴風の破壊力を反動としてお返しする。

すかさず左ボディのモーション。鳩尾打ちを警戒して、横っ腹から中心を隠すように中間地点にガードを建てた。賢明だ、堅実だ、然し確実を取るあまりに。

 

(触れただけ……下じゃない、上…!?)

 

小気味良いリズムでガードを駆け上がり、左拳は幕之内の右頬を横殴りにして一杯食わせた。

続けざまの右ボディは打てなかった。左拳が頬から離れない。右頬に吸い付くように減り込んでいるのは、幕之内が首の力で踏ん張っているせいで。

疲労困憊の身体を引き戻すよりも前に、幕之内の右拳が放たれた。無様な、と心の中で吐き捨てながら、顔面殴打の衝撃から意識を握り締める。

 

────今井君ならきっと、先輩の必殺技を浴びることになる。

 

ハンマーナオとの会話の一幕を思い出した。

鳩尾打ちは幕之内からダウンを奪うためのもの。そして八戸ジムを訪れた目的のもう1つが、デンプシー対策。出させてしまった時に、フックで対抗せざるを得ない。そこで八戸会長のフックを必要とした。

 

(幕之内一歩を、倒すなら、必ず、越えなければならない壁がある)

 

デンプシー・ロール。

そも、出る前に倒されるかもしれない。

最初は出させるまいと立ち回っていたのに、今は出ないことを懸念している。

どうかしている、試合前から自力で倒すのが不可能になった場面を想定していたなんて。

どうかしている、想定していた場面の分かれ道に辿り着いているなんて……!

 

(やる、んだ…。出させて、勝つ……)

 

まだ幕之内がコーナーを背負っている。脱出できる余白があってもしないのは、真っ向勝負を臨んでいるからだ。京介の両脚が限界に達しつつあるから動く必要がないんだ。

作戦が変わる前に、デンプシー・ロールを誘発させる。その最適の拳は、1つだけ。

あれほど避けてきた超接近戦に踏み込み、右ストレートを顔のど真ん中へ向けて打ち放つ。そうすれば空振った拳に腕が悲鳴を上げて、右腕の真下から突風が吹き荒れる。

 

(き、たッ! デンプシー・ロール!!)

 

いつもリングの下から見ていた人為災害。

ボクシングの回転力における最高峰、生まれる破壊力は世界級。真正面から見れば尚のこと、この技の恐ろしさを深く知ることになる。右へ左へ揺れ動き、瞬く間に消える振り子。あの球は鉄球の如く重く、回るだけ威力が跳ね上がる。

 

『ああぁここでッ‼︎ 2年弱振りの‼︎ 幕之内の代名詞、デンプシー・ロールが解き放たれたァァ‼︎』

 

この暴風に飲み込まれるか、或いは帆を立てて利用してみせるか。

右腕を引っ込めて、再び右腕を構える。

万全の状態でも、打ち破るのは簡単ではない。備えあってこそのデンプシー破り。突進によるデンプシー中断は出来ず、相打ちなんて一撃目で自分がリングに沈む。

放たれる直前、最後の遠心で溜めたパワーごとカウンターで打ち破るしか道は残されていない。

 

「────────────」

 

かつて沢村竜平はデンプシー・ロールを打破した。

デンプシー・ロール中の幕之内から距離を置き、リズムを読んで、振り子の中心点に拳を放つ。そこで顔面を捉えて振り子運動は停止。見事、無傷でのデンプシー・ロール破りは果たされた。

だが、今の京介は下がる余裕がない。これではカウンターの天才、沢村でさえデンプシー破りは果たせまい。

 

だが、京介の研究はそこを越えていた。

デンプシー破りに関しては、今の京介が上だ。

アンチスタイルは幕之内のボクシングを完封することに非ず。デンプシー破りこそが主題。幕之内のボクシングは研究過程の副産物なのだ。

 

「────集──────中────」

 

神経を視覚と触覚に総動員する。

剥き出しの競走車用タービンの前に立っている気分だった。とてもではないが万全ではない肉眼で委細を捉えることはできない。追うべきものを2つに絞る。

まずは軸。振り子の中心点、顔が必ず通る位置。

そして軌道。デンプシー・ロールの強みにして弱点。

まるで誰かの真似事のように無意識に漏れた言葉が、憧れの情報精査の終了を告げ、引き金に指を置いた。

狭い視界でさえ、京介はデンプシー・ロールの中心点が見えている。死角から死角へ移動する僅かな木漏れ日、視力が回復する一瞬一瞬だけに狙いを定めて。

 

「────────────────ここ」

 

リングに君臨する嵐の貌へと、右拳を解き放った。

迫り上がる幕之内の顔面。軌道に乗った嵐は横殴りの暴虐に耐えうる術を知らず、何度もこの一撃に膝を着いてきた。過去、何度も披露してきた必殺技とはいえ、リングの外とリングの上とでは最も別物と言える。それを1度目で標準を合わせ、寸分違わず右拳を打ち出した。

今井京介の研究は本物だ。アンチスタイルは完成した。……そう、ゴンザレス戦までなら言えたのに。

 

(だから編み出したんだ、新型を)

 

再び、夢と現実の交差点で行き違う。

京介の右拳の外側を新しい軌道に見立てて、新型の嵐は進路を変える。死角の更に深くへと。

 

「ばっ……か、な」

 

今井京介は1つだけ、見落としがあった。

リカルド・マルチネスと幕之内一歩の公開スパー、その内容を事細かに知る時間がなかったこと。

立ち会った記者らが記事に書き起こさなかった事象を知る映像は出回っていない。幕之内の成長を見届けるのは、自分の研究が瓦解していく瞬間だった。

 

(これが、幕之内…いっぽ────)

 

思考は、一撃目で遮断された。

速さをそのままに、京介の真正面から右横へと所在地を移した暴風が、明確な意思を持って拳を奮う。

迸る脅威は、電撃の如く熾烈に憧れを追う者を焼き尽くしていく。

 

(アナタの、背中を見て、目に焼き付けて)

 

断裂していく身体、思考、精神、そして意識。

右に左に、今度は自分も死角から死角へと踊り狂う。真似事か、それなら良かった。只事ではないから、こうして頭の先から脊髄を通って足先まで激痛に苛まれている。

 

(だ、から。のばす、手を、のば、せ…!)

 

右のブローを浴びた直後、信号が身体を駆け巡った。項垂れる身体が右腕を構えていたのは何故だ。分からないが、右拳を振るうことだけは分かる。肩を入れず、腰を入れず、ただ捻り出す。

デンプシー・ロールは、当てるだけでも大損害の諸刃の剣なのだから。

 

「あ、ぁ………」

 

────────────どさり。

 

幕之内の左のブローと、京介のノーモーション右ストレートが交差し、互いに衝突した。

 

左ブローは京介の頬に直撃して身体ごと吹き飛ばし、右ストレートは左側頭部を擦って打ち損じた。

 

続けざま、帰ってくる幕之内の右ブローが当たることはない。京介の身体はリングに倒れ、レフェリーの宣告を待たずにタオルが投入されたからだ。

京介の目蓋は落ちている。

無意識すら、彼を立たせる力は残っていなかった。

 

『い、息が詰まる攻防を繰り広げて、ついに試合が決着! 幕之内一歩、復帰二戦目も圧巻の勝利だ!』

 

世界戦の前座に相応しい激闘。

予想を裏切る接戦を経て勝利した幕之内は、肩で息をしつつも介抱される京介を見ていた。

ゴングは鳴っている。音羽会長がタンカーで運ばれる京介を励ましながらリングを去っていく。

それなのに、左側頭部に残る小さな痛みが信じられなかった。

 

「あのまま試合が続行していれば、と?」

「会長……」

 

鴨川の言葉に返すことはできない。

最後に京介が放った左は避けられなかった。

あれはただのノーモーションではない。幕之内の神経の隙まで突いたパンチだが、理屈を理解することも、自力で解明することも難しい。この難題が決着後も尾を引いているのだ。

 

「あれを打たれては、どんなボクサーでもガードは不可能じゃろう。究極のパンチというヤツよ」

「えっ、今井君が!?」

「狙っては打てん。こと切れながら打ったからこそ、今も貴様の記憶に焼きついておる。

…いずれ、使い熟す日が来たら。貴様とて負けるやもしれん」

 

と言うや、言葉を切る。

疑問符を浮かべる幕之内にコーナーを指差した。

 

「この先は話すだけ無駄だ。先ずは勝利を喜べ。

そして、ほれ、動けるならさっさと行ってこい」

「………あっ」

 

鴨川なりの気遣いだ。

千堂との約束をそれとなく話していた幕之内に、前座を務め上げた者として会いに行けと促す。

 

「あ、足は大丈夫です! 意識もハッキリしてます、付き添いは大丈夫です!」

「走るな、小走りじゃ!」

 

元気に返事をしながらそそくさと立ち去っていく。

やれやれと呆れて立ち去ろうとした鴨川へ。

 

「あのー、インタビューがまだなのですが…」

「………あっ」

 

インタビュアーの気まずい声が掛かるのだった。

 

 

 

 

 

▼

 

 

 

 

 

控え室に運ばれた直後、京介は目を覚ました。

 

「……かい、ちょう」

「お、起きたか! いま救急車を呼ぶ、もう少し横になってるんだ」

「だい、じょうぶ…」

 

タオルをどけながら、弱々しく右手を天井に掲げる。

幕之内に最後に届いた手応えが、まだ残っている。

 

「おれ、まだ、つよく…」

 

思い出すだけで喜びが満ち溢れてくる。

既に、新しい道は見えていた。なぜさっき見つけられなかったのか。負けがトリガーなら残酷なばかりだ。

それでも、いずれリベンジを果たすため。世界中の強者と戦い、この視界を押し広げなければならない。

早く次の試合をしたいと叫びたいのに、疲れに押し流されてしまうのが悔しくて。

 

「こんなに身体を青くて……。

お前は、本当に強いよ…! 俺が保証する! 絶対、絶対にもっと強くなる」

 

拳に込める想いが、ひとしずく。

京介の手を優しく握って、何度も何度も健闘を褒め称えていた。いずれ今井京介を世界王者にすると、固く胸に誓いながら。

 

 

 

 

 







最後に【次回予告】あります。ひとり言に興味がない読者さまは飛んでください。

ここまで読んでくださりありがとうございます。
幣作一歩の初試合が2019年11月です。
ほぼ7年間も書いていないってマジ?
てか、幕之内はやっと2試合目です。
140話近く書いて2試合だけなんて、引退前までの原作とはえらい違いだ!

皆さん、今回はこれまでと趣向を変えた展開で執筆したことにお気づきでしょうか。
それは試合中に新技を初披露、ですね。
ライトヘビー級では取り入れていましたが、あれはテンポ感を重視したものでした。
ネクスト編以降、ようにどこで誰と何をしたのか一切明かさなかったのは今回が初めてです。
とくに京介の新技は意図的に避けてきました。事前に、試合で出す実力の裏打ちや伏線は、可能な限り書いてしまいたいんですが、幕之内VS今井は、読者の皆さまの予想通り幕之内が勝つ訳でして。結果で驚きを与えることは難しいとなり、これまでの流れを変えてみることにしたんです。ハンマーナオとの特訓、駆け足気味だったのは申し訳ないです。あれこれと予定変更していたら書き足す時間がありませんでした。
本当にね、京介は書くのが難しいです。幕之内や宮田など、原作初期組のインフレにどう追いつかせるのか。はたまた一線を引くのか。悩みに悩んで、特化型の強化を入れていく方針にしました。今後も出番はありますが、次はずっと先です。気を長くしてお待ちください。

さて、原作はまだ休載中ですが、9月の先生のXにて5話分のストックがあることが発表されました。
先生の体調は快復に向かっているようでなによりですね。
連載再開は12月頃なのかな? 幣作リカルド千堂戦と同時進行する日がくるのかもしれません。

アンケート実施しました。
24/25票が幕之内て! そりゃそうだよな! ってなりました笑
京介に1票入れてくださった読者さま、読んでくださってますでしょうか。期待に沿った試合になっていれば幸いです。

駆け足で後書きを書いていきました。
これ投稿1時間前に書いています。原作休載中の穴埋めするぞ!と意気込んで投稿を早めたものの、遅筆の私には4月以降、ほぼ間を空けずの投稿は過酷が過ぎました。
こんな私でも無理が出来たのは、お気に入り登録、評価をして頂いた読者さまのお陰です。本当にありがとうございます!
そして、しおり機能、いいね機能のご活用で、読者の皆さまが読んでくださっていることを実感できて、モチベが維持できています。感謝しかありません!
次のリカルド千堂戦、11月末までアンケート実施しているので、今のうちに投票をお願いします!
この2ヶ月で最後の追い込み頑張ります。どうか次回もお越しください、それではまた!!



【次回予告】
試合後、千堂武士の控え室に向かった幕之内。
そこで、試合前の最後の言葉を交わす。

「こんままゴールするさかい、悪う思わんといてや」

お互いが包み隠さずに想いをぶつける。
2度を戦ったライバルたちが未来を語り合う。

「だから、無敗神話なんて打ち破ってください」

そして、中量級の今後を左右する試合が始まる。
リカルドが勝てば階級転向。
千堂が勝てば神話崩落。
何れにせよ、世界が轟く大一番だ。

(私以外の選択肢がないキミは今、夢から最も遠い場所に立っている)





リカルド・マルチネス


VS


千堂 武士



2026年12月1日 REVENGE



  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
一言
0文字 一言(必須:50文字~500文字)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

はじめの一歩RTA ブライアンホーク撃破チャート(作者:ヨンドゥ)(原作:はじめの一歩)

『はじめの一歩』の世界を舞台にした、ゲーム風RTA小説です。▼主人公を操作し、鴨川ジムに入門。▼育成、試合、イベント回収、場合によってはバグや仕様の悪用も駆使しながら、最速でブライアン・ホーク撃破を目指します。▼基本はRTA実況風。▼※淫夢要素、ゲーム的な独自設定、作中キャラ視点があります。▼※追記1 RTAです。走者本人はそう主張しています。


総合評価:6666/評価:8.83/連載:8話/更新日時:2026年10月07日(水) 00:00 小説情報

もしも薙切薊の性格がマイルドだったら(作者:作者さん)(原作:食戟のソーマ)

もうちょっと読者に親しみのあるラスボスになりそう▼設定改変部分あり。プロット以外大体AI利用。


総合評価:1584/評価:8.67/完結:22話/更新日時:2026年09月26日(土) 07:43 小説情報

メゾン・ド・チャンイチは事故物件(物理)(作者:黒兎可)(原作:BLEACH)

OSRの欠片もなく雨漏りに四苦八苦する、転生ニーチャンと知らないオッサンの話。なお最近、居候な姐さんとの間に子供が産まれた模様。▼ ▼※千年血戦篇相当の時系列で「蒼都になったけどバンビ(ry」と微妙にクロス予定(あちらはクロスなし)


総合評価:11270/評価:8.46/連載:100話/更新日時:2026年10月13日(火) 02:59 小説情報

デッキが全部いあいあしてる闇のカード(作者:いちごの入った大福)(原作:遊戯王)

二◯ル「我々をモチーフにした既存カードあるけど、なんか物足りへんなあ……せや!あいつらの写し身をカードに封じ込めた新カード作って配ろ!」▼決闘者「アバーッ!!」▼二◯ル「なんや脆いなあ……使ってもたかが1d100の正気度減少するだけなのに。せっかく作ったのに誰も使えへんのか」▼幼女「このカードすごーい!」▼二◯ル「おるやんけ!」▼正気度が減らないオリハルコン…


総合評価:3564/評価:8.62/連載:7話/更新日時:2026年10月06日(火) 12:34 小説情報

ヒカ碁の世界で緒方精次となったからには、打倒saiを掲げたい。(作者:くま子)(原作:ヒカルの碁)

週刊碁で、桑原本因坊と塔矢九段の総譜を見つけた時、ようやく理解した。▼ここが『ヒカルの碁』の世界なのだと。▼なるほど。同姓同名とばかり思っていたが、この幼い身体は、緒方精次その人らしい。▼神は囲碁に没頭できる第二の人生を与えてくれただけでなく、佐為と──本因坊秀策と打てる機会すら、用意してくれているようだ。▼ならば、目指すしかないな。▼ネット最強の棋士、sa…


総合評価:20734/評価:8.98/完結:14話/更新日時:2026年06月17日(水) 21:00 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>