数える程度の敗北は積んだが、無駄な負けは1つもない。
尊敬するフィリピン王者たちは敗北から多くを学び、謙虚かつ堅実なボクサーとして名を馳せてきた。それが誇らしく、彼らに恥じないよう、負けたときこそ己を見つめ直してきた。
そうして国内王者となり日も浅い頃、とある島国で試合を行なった。
結果はドロー。前半追い詰めていたものの、たった1つのボディを受けてしまいダウンした。そして、弱点をさらけ出した私は後半手が出せずにリングの上を降りた。
母国に帰ると、待っていたのはため息を文字に落とした記事だった。
「気を落とすなエレキ。またやり直せば良い」
そこから鍛えた。
どうしようもなく鍛えるのが憂鬱だったボディを、ただガムシャラに使い続けた。
スピードに自信があった当時、徹底したアウトボクシングを貫く私の懐に潜り込める相手は少なかった。パンチ力に欠けるため磨き上げてきたカウンターは、ボディに届かせることなく相手を沈めてきた。
これで学んだ、次は勝てる。
そう確信し、国内王座を防衛し続け、私の株は上がっていた。ときには世界ランカーと試合をして勝った。王者の名として、歴史に泥を塗らないための努力が見えてきた。
その頃に、再び島国での試合の話が持ちかけられた。相手は同じだ、断る理由がなかった。
「どっちつかずなど、ただ苦しいだけだ。
今度こそ…」
だが、再びドローに終わる。
鍛え上げたボディは貫かれず、ゆえに勝ちを確信して慎重さを見失ってしまったのだ。
顔面へのブローによって、再びダウンした。のちに、ドラゴンフィッシュブローという名を持ち、かつて東洋太平洋チャンピオンとなった男を追い詰めたものと知る。
母国に帰ると、世界に挑むことなど自惚れだという記事に囲まれた。
歯を、食いしばった。
あの男にさえ勝てれば必ず、間違いなく世界に通用すると分かり、悔しさが全身を包んだからだ。1つめのドローは、そのことを意味していた。私は、気づくまでに2つめのドローを刻んだ。
「やり直すわけでもない、この焦燥感…。もう嫌だ、2度とドローなどしない」
───
──
─
『顔面がらリングへと崩れ落ちた木村。表情は伺えませんが、間違いなく効いている。審判が駆け寄ります、どう判断する!?』
木村 タツヤとの相性だけは最悪だ。
ドラゴンフィッシュブローを受けてから、その一撃を受けたくないためにスイッチの練習を始めた。
登りつめた拳に倒されないために練習したに過ぎない。
距離感を狂わせ、空振りさせ、カウンターを叩き込むために辿り着いた答えだった。
(心の奥底から安堵した。最高の一撃が決まった。タツヤの心を折ったと確信できる)
望んだ形で努力が実りはしなかった。しかし、そのことに心の底から安堵した自分がいる。コーナーに戻る足が震えているのが分かり、次にその原因が頭の中に浮かんだ。恐怖だ、これはダメージなど微塵もない、一か八かの賭けに勝利したあとの余韻だ。
ドラゴンフィッシュブローが来ると思った。カウンターを合わせる直前、距離が違うと思った。さっきの囮は伏線で、ここで打つのだと。
まさか、スイッチをしていたなんて思いもしない。
偶然……たまたま……それが、この逆転劇の正体。
このことを口にだすことは無いだろう。
この1敗が、タツヤの誇りとなってほしいから。
▼
「スイッチ、だとぉぉ!!??」
「木村の初出しのスイッチに、エレキもスイッチで対応してきおったッ…狙っていたのか、これを!?」
篠田、鴨川は共に驚愕していた。
木村のダウンによって、エレキの軸足が入れ替わっていることを知った。
エレキの足さばきが読めないほどに何気なく、しかし咄嗟に動いている。
「狙っていたボディを、逆に狙われた。これはマズいどころじゃねぇ。警戒してないところに一撃、立てるか怪しいぞ」
控え室、目を細める鷹村。
駆け寄ったレフェリーにカウントをしろと言わんばかりに、木村の拳はリングを叩いた。死にかけの瞳が訴えることは1つ。
引退するなら、悔いのないように。
それに応えるかのように、レフェリーはカウントを開始した。
『無慈悲のカウントが始まる。ガラ空きのところにボディブロー、これでリングの底から這い上がれなかった選手を我々は数多見てきました。木村も、3度目の試合にして屈してしまうのか!?』
(最後の情け…ありが、てぇ)
″1″度でいいと願っている。俺が欲しいモンを手にできるなら、苦痛を噛み砕かなければいけない。
どれだけ惨めだろうと、這って掴みに行けと言う。その1度が、目の前に現れない。
「綿密に積み上げてきたものを壊された。身体だけではない。心のほうを折られてもおかしくはない…!」
あの日、青木が次の敗北で引退を決意した日。そこから俺も腹を括った。もう分かっていたからだ。次に負ければチャンピオンベルトはもう″2″度と巻けない。
「私の、情報収集不足だ……サウスポーを相手にした試合がなかった。いいや、私が雑誌を読めていればこんなことには…ッ」
己への戒めを濃く思い出すのが、練習中でも減量中でもなく、ボディブローで悶絶しているとき、とは。
しかもよ、これはエレキの弱点だったところじゃねぇか。
″3″度目の試合がこのありさま。
(空気、吸うのが、キツい)
格段と成長しやがってる。ただ打ち合いすりゃ勝てる相手じゃなくなった。コイツずっと待っていやがった、俺から流れを奪う一瞬を。それをモノにするだけの技術を、淡々と磨き上げたやつの拳だ。
俺が初めてみせたカウンター対策のスイッチに、スイッチを被せて来やがった。偶然じゃない、必然的に起こることだったんだ。
「タツヤ……タツヤぁぁぁあ!!!」
呼吸することが億劫になる。積み重ねた努力の土台が音を立てて崩れていく。
もう、″
分かっていた。
間柴とのタイトルマッチで、俺は全てを出し切っていた。
───
──
─
間柴 了とのタイトルマッチ。試合前から、負ければ引退すると宣言していた。
そして、俺は引退した。
「木村 達也は引退しました。これからは、木村 タツヤに改名して1からやり直します!」
そこからは、自分でも呆れるような生き様だ。
誰かが負ければ引退を考え、自分が負けたら誰かを連れてボクサー生命を終えようとしていた。
引退をチラつかせる度に、視界に一瞬だけ割り込む影がある。
そいつは土手に寝転がり、夕焼け空を見ている。呑気でいいな、と思いながら。気になるくせに誰なのかを考えることなく、また同じことを繰り返す。
減量したくない。
その言葉を呑み込んで、青木の背中を見ていた。
伊賀 忍という倒したい相手を見つけた、とはしゃぐ姿に水を差せなかった。
だから、それにのんびり付き合っていこう。ぐだぐだと、誰かのためにでもなくいつの間にか時間を浪費していた。
そんなある日、1本のDVDを見た。
引退したあとに見ようと大事に仕舞っていた、自分のタイトルマッチ。負けたからこそ、振り向かずにチャンピオンになってやる。なんて考えていたが、モチベーションのない自分にはそれを守ることすら忘れていた。
気づけば、2時間。同じ試合、同じシーンを何度も。自分が間柴にボロボロにされる姿を見続けていた。
画面にかじりついて、震える両拳を握りしめたとき。部屋に差し込む夕日を見て、走り出していた。
─
──
───
(また、夕焼けが見える)
身も心も、宙に放り出せば楽になる。それなのに俺は、昔の光景を思い出して顔を上げていた。
(違、う)
やつのボディ打ちより、夕焼けを見て歯をくいしばる自分がいる。
夕焼けが見える。もどかしく、辛い気分に襲われる土手に座り込み、夕焼け空に当たる1人の男の背中。その男のことを、DVDを見て思い出した。
(おれ、だ)
木村 達也の涙が焼き付いて離れない。
もう、木村 達也はやりきったと言う。
背中は、そう語っているはずなのに。
俺はまだ、リングの上に立っている。
あと3センチの差が、リングに舞い戻るきっかけだった。
負けたら引退、ならば。俺はとっくの前に負けている。誰に負けたわけでもない、自分自身に負け続けてきた。1人だけしか知らない戦いの、1人だけしか知らない引退試合。何度続ける、もう何度、自分を欺けば気がすむのか。
(立てる…だから、)
因縁の相手がいない?そんなもの、俺がチャンピオンになれない理由にはならない。″半″年だろうと、何年かかろうと構わない。
自己満足するまで戦って、打って、走って。
″七″転″八″倒しながら憧れに着いていきたいんだ。
ここで起き上がれなくちゃ、もう自分の試合を見ることもできなくなる。木村 達也が押してくれた道は、ここで終わりにできない!!!
「嘘じゃねぇぞ、達也ぁぁ!!」
『木村が雄叫びとともに立ち上がった!さぁ、審判の判断は!?』
次負けたら引退。
それは誰にも曲げさせない誓いだ。曲げさせないくらい強くなる。間柴や沢村のような怪物と渡り合えなかったことを悔やむくらい、この道を駆け上がる。
木村 達也、お前の涙を無駄にさせない。
涙でぐちゃぐちゃになった視界で、それでも俺を見てほしい。いまリングにいるのは、夢の途中だけれど。
もう1度、タイトルマッチへ。
あの日の涙を連れて、今度は2人で行くんだ。
「ボックス!」
『試合続行の宣言とともに、上半身が猫背になる木村。やはりボディブローの被害は甚大っ!』
ホールは解説の声に耳を傾け、同じ意見だと押し黙るほかになかった。
もはや、2ラウンドまでを圧倒していた影はどこにもない。空元気、これ以上の例えはない状態。
反撃できるのかすら疑問の選手の背中を、それでも押す声が1つ。
「〜〜〜ッ!まだなんだな、立ち向かうんだな木村!なら止めん!最後まで俺はお前を信じる!」
篠田の声によって、ゆっくりと前に進み始める。
(勝ちを確信するには、自分を過大評価しすぎた)
(回復……無理、だ、体力が…)
出来ることは、エレキが100とすれば、木村は1つか2つ。
100というありったけの全力を、たったの60秒に満たない時間のなかに注ぎ込む。驕りのない、細心かつ誇り高い姿勢。
『残り1分で勝負を決めるためにエレキが飛び出します!ここを凌げるのか、それとも夢が潰えるのか!?』
この差を覆すなど傲慢で、都合の良い夢を見ているにすぎない。
ぐらつく身体、迫りくる脅威。
近寄らせまいと放つ左が、冷静な判断に欠けていると語る。左を潜ればボロボロの身体が、サンドバッグのごとく隙を見せている。
(もらった!)
尖った右拳が振り抜かれる。
完璧なカウンターが炸裂。折れ曲がる木村 タツヤを見届けようと向けた視線は、90度左へ。
(は、んげきだと!?)
木村は諦めなかった。
飛燕がエレキのボディ打ちの勢いをわずかに殺し、辛うじて痛み分けにもっていく。
至近距離で視線が交差する。ここにきて後退などあり得ない。あと1発決まれば意識を断てる確信が、拳を持ち上げた。
(カウンターのモーションを見ている訳ではない。これまでの研究が、私のカウンターに反応するよう身体に染み込ませているッ)
(最後、まで…あがくぜ)
木村の瞳に宿る熱量が、エレキにそう思わせる。身体が倒れてもリングに沈まない理由は、見えないところにあると確信させた。
(その拳は私を倒せる。恐らく、心で打っているのだ。ならばこそ、私はそこを砕きに行く)
瀕死の身体が放つのはワン・ツー。練習で磨き上げたそれは、手負いであろうと躱すのは困難。1、2ラウンドでの恐怖がしつこく身に染みている。
負けじと、ツーを被弾しながら右拳を構えるエレキに、再び右拳の直線を放つ──────。
『なんとこの土壇場でフェイント、エレキ釣られてボディがガラ空きだ!』
放つ、振りをした。
(ッ───!)
(もう、俺がやれることは分かってる)
連続の右が教えることは、流れを一気に掻っ攫うという残虐性。警戒心に震える身体は、無意識に顔面の守りを固めていた。
(倒れるまで、打ち続けろ)
土壇場、間に合わないはずのガードは、着弾の直前に拳の軌道へと割り込んできた。
エレキとて、これまでを無駄に過ごしてきたわけではない。あと1発で貫かれると分かっている弱点を、易々と打たせるはずがないのだ。
『あぁーッ!これをエレキ難なく防ぐ!そこに待っているのは』
続けざまに放たれるジャブをかわし、再び潜り込んだ。
待ち構えるのは飛燕。先刻から知っていて構える右は、ガードのためではない。大きく
「飛燕にカウンターを合わせ心ごと折りに来おった!」
「木村ァッ〜〜〜〜ッ‼︎」
飛燕が着弾しようとも、右フックのカウンターが勝つ。飛燕が着弾する瞬間、エレキはヘッドスリップを実行する。
木村の側頭部へ迫り来る大砲に、誰もが息を飲んだ瞬間。
『あ、あぁぁ!!
───1羽の燕が、鮮やかに舞い上がった。
『か、顔が打ち上げられるッ────!』
最悪の一撃を空から見下ろし、悠々と飛び回る姿に、誰もが目を奪われていた。
『なんとショートアッパーがエレキの顎を跳ね上げたぁぁッ!ボディが再びガラ空きだ!!!』
前のめりの身体、ダラリと下がったガード。
対するは、地に足を着け、最後のチャンスを狙う大砲。
「上下、上下と揺さぶってきたエレキの意識を見逃さなかった。ガムシャラに動いて、一瞬の盲点をこじ開けたんです!」
「その
脳を揺らした。
エレキの世界が泥濘にハマったように不安定になる。
「数度だけ見せた飛燕、そのフックをここでショートアッパーに切り替えやがった。しかも、相手が
息が切れ、スタミナが無くなった。瀕死の身体で呼び込んだ、決死の勝負。
「あとは、あいつの想いに拳が応えるのみ」
石のように固い関節を動かし、鉛のように重い指先を握りしめ、いまにも崩れ落ちる身体を、意識だけで立たせる。
(なぜ、私は照明を見ている。まだ、試合は終わっていない…勝って、いないだろう)
(うごく、うごけ、動けよ───)
身体が沈む。
渾身、最後の一撃のために力を溜める。一歩誤れば、そのまま力尽きる足腰を、前へと踏み出した。勝利を掴むために。
(あ、ぁぁ!違う、アッパーを食らったのだ。私の右は、空振った)
意識が回復する。状況を把握するや、たまらずバックステップを選び、足先の神経からの信号がないと気づいた。負けたくないと立っているだけで、脳が敗北を認めたとき、これは瓦解する。
上半身だけで凌ぐ必要があり、足先に信号が送れないと自覚した1秒後、これが優先的に回復すると分かった。
(さ、曝け出したボディが狙われるッ…畳み掛けられたら、負けるッ…!)
精神が身体を動かしたのは、こちらも同じだった。
電撃を浴びたかのように左腕が騒ぎ、ボディへの経路を断った。
真ん中を打ち抜く勝利宣言を破るために。
『即座にボディをガード!ここにきて弱点を死守する!木村間に合わなかったかぁぁぁぁーッ!?』
否、こと勝利の宣言を掲げるには、木村の姿勢は低すぎる。ボディ打ちに耐えきれず、背筋が伸びきっていない。
それでは誰も、彼の勝利に気づくことはないだろう。
(まだ終わりじゃねぇ!!!!)
振り掲げるものは、勝利の旗。
天へ向けて高く、観客へと向けて大っぴらに、己を奮い立たせるために前へと。心の赴くままに掲げる、旗の名前は。
(届けぇえええええ!!!!)
標準が合わさったとき、赤い拳は眼前に迫っていた。
他の拳が割り込む隙間など、1ミリたりともない。
弧を描き大空を振り上げる、必殺ブロー。
『ドラゴンフィッシュブロー炸裂!』
ボディへの警戒と恐怖が、必殺ブローの直撃を実現した。
吹き飛んだエレキの身体は、倒れることなくコーナーにしがみつく。
『この試合初のテンプル!エレキ再びコーナーに釘付けェーーーーッ!』
勢いに身を任せ、大きく歩み寄る。
まだ相手の意識はある。戦意もあり、構える拳が両者を迎えた。打ったほうも、打たれたほうも満身創痍。肩で息をする姿を見て、同時に拳が放たれる。
(ありったけ、俺のありったけぶつけろ!打て、まわせ、もう後はねぇ!燃料残すな、出し切れ!!ここだ、ここで決める!!!)
右、左、直線、ボディ、アッパー。
殴り、殴り、打って、打って、守りを忘れて打ち合い。
どこから血が流れているのかも分からずに。相手が倒れるか、自分が死ぬまで打つ覚悟で拳を動かし、そのときはきた。
(そ、うか)
右が、エレキの頬を直撃。
次いで聞こえる音は、膝から崩れ落ちる身体。
ここに、勝負は決した。
『レフェリーが割って入る!両手を振りあげて、ついに』
木村 タツヤと戦えば、世界へ行けると…なぜ確信したのか。
キミの拳には、負けた者が知る意志が込められている。
(私に足りないものは、きっと)
確信を持って言おう。
過去の負けをただ乗り越えただけではない。
負けた自分を連れて、リングに上がってきていたのだ。
『三度の因縁に決着!!!木村 タツヤ、ついに強敵エレキ・バッテリーを撃破!!!!』
逆転劇で試合を終え、両拳を振り上げる木村に、会場中が応えた。
木村 タツヤ。
4R2分59秒KO勝利!!!
どうも、ひとりのリクです。
元々、エレキ・バッテリーとの試合を書こうと思ったのは、原作で3度目も引き分けになると思ったからです。もうやらないだろう…とも。同じ選手とは、2度目で締めるところは締めているので。
これからも、できるだけ原作ではマッチングしないだろうというものを書いていくつもりです。
感想、お気軽にしてください。喜びます!
では、次回予告とオマケをどうぞ!
【タイトルマッチ嘘予告】
木村 タツヤ、ボクサー生命最後のリングへ。
「先日、4度目の防衛成功を最後にジュニアライト級チャンピオンが引退した。
そこで、次のジュニアライト級タイトル決定戦に、お主が選ばれた」
「あと1勝する手間が省けたか。ってお得な気分になれるな」
再び辿り着いた最終到達地点。
「同級1位の選手は数日前の試合で、同級7位の選手に敗れて引退した。もう知っておるじゃろうが、そやつのトレーナーは小僧と試合をしてもいる。因縁は無きにしもあらず、といったところか」
木村は知っている。
「沢村の教え子、
間柴 了、沢村 竜平に次ぐ悪魔が同じ地を歩いていることを。
「板垣と似た天才肌で、沢村が見つけて見事育て上げたカウンタータイプ。ベテランボクサーを次々とKOし、最短でジュニアライト級1位に躍り出てきた。
当時の間柴とは比べものにならん強敵だ」
「最後は笑いたい。心から出し切った、なんてもんじゃない。王者になって、ベルト巻くのが夢だ。
夢に挫けずに来たって、最後はそうやって笑いてえんだ」
頂きへ、狂い上がれ。
番外編『Next Champion』を待て。
【番外編嘘予告】
青木 勝が引退した後のIFストーリー。
2度目のタイトルマッチ、青木 勝は伊賀 忍に辛くも敗北。これで悔いはないと引退、ジムを去っていった友の背中を、木村は見送った。
手を振らず、涙もなく、ただ一本の道へ向けて歩き出す。
「篠田さん、話があります………」
-こっちが本当の!-
【次回予告】
青木 勝VSパパイヤ・ダウチ。
『ど、どういうことだこれは!?』
リングに上がる両者を見て、会場が困惑する!
『両者、リング中央で向かい合うもコートを脱がない!しかも、頑なに顔を見せようとしません!』
素顔を見せる両者。衝撃が会場に走り、ゴングが打ち鳴らされた。
超絶曲者同士、攻略の糸を先に見つけるのは果たして…?
8/24、リングイン。
青木とパパイヤがコートを頭から被る理由は?
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髪型を変えた
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眉毛全剃り
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顔面整形
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どっちも曲者すぎて予測不能