ファイアーエムブレムif インビジブルキングダム 鏡界からの救世主達 作:異次元
前回までのあらすじ
カムイ、イクス一行とフウガ、ツクヨミ率いる風の部族との戦いが始まった。一行は風の部族の猛攻に苦しめられるも、仲間になったラタトスク達の活躍でツクヨミを倒し、大将、兵法者のフウガも打ち破る。その後、フウガはカムイ、イクス一行にある重大な手掛かりを与え…。
カムイ「あの…これで認めてもらえたでしょうか。風の部族に攻撃をしたこと、本当に申し訳なく思っています。ですが、僕たちは…」
フウガ「ああ、わかっている。今の闘いで確かに感じた。お前に宿っている澄んだ心と戦士の魂を。…部族の者たちの誤解は、私が解いておくと約束しよう」
カムイ「ありがとうございます…フウガ様」
コーキス「ふぅ…。なんとかなったな」
フウガ「…スメラギよ、喜ぶがいい。お前の息子は立派に成長しているぞ」
アラン「スメラギ?」
ラタトスク「誰だよ、そいつ」
カムイ「えっ?父上をご存じなのですか?」
イクス「父上!?」
ミリーナ「カムイ王子のお父さんってこと!?」
フウガ「そうだな…私はかつての白夜王、スメラギの親友であったのだ。若き日のあいつとは、共に闘い、背中を預け合ったものだ。…それにしても、先程は見事な闘いであった。さすがは、神刀『夜刀神』を持つ者だ。その刀の話は、スメラギより聞いたことがある」
カムイ「父上から…」
フウガ「良いか…。お前の持つ神刀『夜刀神』は、『炎の紋章』を繋ぐ鍵となるもの。炎の紋章は、絶対的な力を持ち…創造主である神さえも、滅ぼせると言われている」
クレス「神を滅ぼす!?」
カムイ「! 神さえも滅ぼせる力…?それならもしかして…あいつも…」
アクア「ええ…僅かな希望が見えてきたわね」
フウガ「イズモ公国のイザナが伝承に詳しいはずだ。炎の紋章について聞いてみるといい。我が部族もお前たちの旅に力を貸そう。誰か腕の立つ者を…」
ツクヨミ「仕方ないな…私が行こう」
カムイ「君は、さっきの…でも、大丈夫なのかい?君はまだ子供のようだし…」
ツクヨミ「子供ではない!私はもう立派な大人だ!先程だって、お前たちに負けはしたが立派に戦ってみせた。文句はないだろう?フウガ様」
フウガ「ああ、もちろんだ。お前は類まれな秘術の才能を持っている。きっとカムイたちの助けになるだろう。…だが、くれぐれも気をつけるのだぞ」
ツクヨミ「うむ。…カムイ、そういうわけだ。特別に力を貸してやるから、感謝しろ」
カムイ「ありがとう。ツクヨミ。これからよろしく頼むよ」
ツクヨミ「ふっ…まあ、存分に頼るが良い」
ユーリ「随分、尊大だな」
ミリーナ「でもそういう所が子供っぽくて可愛い♪」
ツクヨミ「なに〜っ!?だから私は子供ではないと言っているだろう!!」
カムイ「よし…それじゃあみんな。早速、イズモ公国を目指そう。『炎の紋章』のことも…なにかわかるかもしれない」
イクス「そうだね。行こう!」
エミル「うん!」
カムイ「え?性格が変わってる…?」
イクス「そっか。カムイは知らないんだった…」
マルタ「エミルにはエミルの人格があるけど、ラタトスクの人格もあるの」
アクア「所謂、二重人格ね」
カムイ「でも、頼りにしてるよ。エミル」
エミル「任せて下さい!カムイ様!」
カムイ「さあ!行こう!」
ユーリ「風の部族達への誤解も解けた俺達はその炎の紋章の手掛かりを探す為に、イズモ公国へ行く。そこで出迎えてくれたのは公王様なんだが…
次回『5章 神の声 前編』
誰が相手だろうと、叩き斬ってやるぜ!!」