ファイアーエムブレムif インビジブルキングダム 鏡界からの救世主達 作:異次元
前回までのあらすじ
フウガ率いる風の部族との戦いに勝ったカムイ、イクス一行はカムイの神刀『夜刀神』が神を滅ぼす刀となる事を知る。フウガからの援軍でツクヨミを加えたカムイ、イクス一行はフウガからの薦めで、イズモ公国の公王に会うためにイズモ公国へ行くことになるが…。
イズモ公国
カムイ「へえ、ここがイズモ公国の王宮…。なんだか神々しい雰囲気だね」
アクア「ええ。イズモ公国は古くから神々の国として知られているわ。他の国々が対立をしている時も、常に中立を守り続けているの。…とにかく、無事に到着して良かったわ。さっそく公王様を訪ねましょう」
イズモ公国の城内
イザナ「ボクは公王イザナ!以後、お見知りおきを~!
相当長旅だったんでしょ~?ささ、ゆっくりしていっちゃいなよ!何ならず~っといてくれてもいいんだけど…なんてね!」
カムイ「あ、ありがとうございます…」
イザナ「いや~!それにしても、よぉ~く来てくれちゃったねぇ!お客さんなんて久しぶりだから、ボク嬉しくなっちゃうな~!」
ツクヨミ「はぁ…。なんだ、この軽いノリは…。外の世界の王は皆、このような感じなのか?」
サクラ「いえ…違います。ちょっとこの人は特別…だと思います」
カーリャ「神聖な外見の割には頭軽そうですね…」
ミリーナ「カーリャ?」
カーリャ「あ、はい。お口チャックします」
ラピード「ガルルル…」
ユーリ「…」
カムイ「あの、実はイザナ公にお聞きしたいことがあるんです」
イザナ「なになに~? 何でも聞いてよ。ちなみにボクの好きな言葉は愛ね、愛!」
コーキス「いや、そう言う事じゃなくて…」
イクス「まあまあ」
カムイ「えっと…イザナ公は『炎の紋章』について何かご存知ですか?」
イザナ「え、『炎の紋章』?何それ?全然知らないな~!」
カムイ「…そうですか。せっかく手掛かりが掴めたと思ったのに…」
イザナ「まぁまぁ。そんなに肩を落とさないで。あっちに酒宴の用意してるしさ~!とりあえず食べて飲んで盛り上がっちゃえばいいさ~!」
アクア「待って…本当に、何も知らないの?とても重要なことなの」
イザナ「うーん、知らないものは知らないってば~!」
ギュンター「ああ…確かにお前は知らぬだろうな。偽者のイザナ公よ」
ユーリ「やっぱりな。てめえ、イザナ公じゃねえな」
ラピード「ワンワン!」
カムイ「えっ?偽者?」
ギュンター「甘く見てもらっては困る。この汚らわしい幻術…見覚えがあるぞ。さあ、正体を見せろ!」
ユーリ「ラピードの嗅覚を舐めるなよ。幻術程度でもばれるぜ!てめえ、何者だ!」
イザナ「くっ…私の術を見破るとは!ギュンターめ!それに犬に嗅覚で見破られるとは!」
イザナの変装が解ける
ゾーラ「ひょーっほほほほ!お久しぶりでございますね!」
ギュンター「やはり…貴様、ゾーラか!」
アクア「何者なの!?」
ギュンター「こやつは…幻影を見せるのが得意な、暗夜王国の魔道士です!」
イクス「まさか、その幻術で本物のイザナ公に成り済ましたのか!」
ミリーナ「私達を騙したのね…!」
カムイ「くっ…!本物のイザナ公はどうした!?」
ゾーラ「イザナ公王は牢屋にはいっちゃってまーすっ!さあ~。みなさん!こいつらを始末しちゃいなさい!ガロン王様から賜った氷の魔法具で、驚かせてさしあげますよ、ひょーっほほほ!」
一面が氷に覆われる。
カムイ「!! くるぞ、みんな!」
アスベル「本物のイザナ公王はゾーラによって牢屋に入れられていた。俺達は卑劣な手を使うゾーラと戦うことになる。
次回『5章 神の声 中編』
必ず、勝ってみせる!!」