報告します。黒崎一護は……   作:虹捜索隊

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女たらしの可能性あり

 

 

 

俺の名は白河二勒(しらかわにろく)

 

隠密機動入ったばかりだが、もうすでに十七席。

 

自分で言うのもなんだが、、、まぁエリートと言えるだろう。

 

 

今回俺はなんと諜報活動に抜擢された。

 

チャンスだ!上手くやれば将来三席、副隊長、いや、、隊長も夢ではないかもしれない!

 

おっと、興奮しすぎたようだ。

 

 

今回の任務は死神代行黒崎一護、滅却師の石田雨竜を監視すること。

 

俺たち死神としては死神代行にいい思い出がない。

 

そのため今回の任務が必要となった。

重要な任務だ。

 

 

大半が藍染隊長の反乱で黒崎一護にも功績があったと認めているが、俺は違う。

 

正直ポッと出のやつがチヤホヤされて目障りだ。

 

 

まぁ厳しく監視してやるから覚悟しとけよ。

 

「、、河、、、白河!」

 

「は、はい!」

 

俺は突然名前を呼ばれ立ち上がってしまった。

 

 

「早く答えんか。何をぼーっとしてるんだ?」

 

「あ、えっと、、、えー、、、」

 

「おいおい、ただの因数分解だぞ?夏休みで全部忘れたか?」

 

クラスに笑いが起こる。俺はそれどころではないというのに。

 

 

「白河くん、さっきの問題と数字入れ替えるだけでいいんだよ。」

 

井上さん!

容姿端麗、頭脳明晰、そしてスタイルまでも良いと来ている。

左隣に座る女神だ。

 

 

そんな女性に顔を近づけられ、ひそひそ話なんかされて意識しない男がいようか?

 

 

 

「(x−2)(x−3)です。」

 

 

「そうだな。では次の問題を、、、黒崎。」

 

 

黒崎、、、!

俺の前に座り居眠りをしている派手な頭の男。

 

「黒崎もか!黒崎!起きろ!授業中だぞ!」

 

「うるせぇなぁ。」

 

なんて態度だ。相手は年上で講師だぞ?

 

 

メモだ!

 

《授業態度が悪い》

《口のききかたがなっていない》

 

 

「一護、大問6の3番だよ。」

 

俺を飛び越え、後ろの小島が黒崎に小声で教えた。余計なことを!

 

「サンキュー。えーっと、、、」

 

 

「(x−5)(x +8)です。」

 

「せ、正解だ、、、。」

 

 

腹の立つことに奴は中々に頭がいい。

 

 

だが一番気に入らないのは、、、、

 

 

「黒崎くん 、、、」

 

井上さんが黒崎に好意を寄せていることだ。

 

 

 

 

キーンコーンカーンコーン

 

 

 

「一護あんた起きときなさいよ。」

 

「うるせぇなぁ、こっちはなにかと疲れてんだよ。」

 

あれは有沢、、、と井上さん!

 

 

「黒崎くん疲れてるの?」

 

 

 

黒崎の奴、井上さんだけにとどまらず他の女学生とも!

 

 

よし、

《女たらし》っと。

 

 

 

「君は寝すぎだよ。その度に授業が止まると迷惑なんだが。」

 

「おめぇは授業止まっても余裕だろ。」

 

対象の1人、石田雨竜。

 

奴は学年1位の学力を誇る。

 

 

「いっちごーーーーー!カラオケ行、、ボフッ!!」

 

「今日も良いやられっぷりですね、浅野さん。」

 

 

浅野に小島。

 

 

なぜああにも黒崎の周りには人が集まる。

監視しにくいだろ!

 

 

 

なぜ奴には人が集まるんだ、、、、、

 

 

 

《人たらし》

 

 

 

 

「おい!白河!ちょっと来い!」

 

なんだ?

 

「お前このままだと進級危ないぞ?」

 

「はぁ、、」

 

「前期試験の再テストお前何回目だ?」

 

「5回目、、、です。」

 

「5回目っておかしいだろ!同じ問題だぞ?」

 

「答え覚えろよ!」

 

「僕には誇りと矜持があるのでそれはできません。」

 

我々死神に不正など、答えを覚えるなどということができるはずがない。

 

「何言ってんだ、それどころじゃないだろ!」

 

 

 

現世の勉強は死神のそれとは全く違う。

 

主要な5つは

数学、英語、国語、理科、社会。

 

しかしこれも細かく細分化されている。

 

国語は今の言葉と、昔の言葉。

 

英語とは別の国の言葉。

 

英とはイギリスだ。

これは少し現世学で学んだことがある。

 

 

一番苦手なのは数学、、、、。

 

かれこれ160年近く生きたが、一度も因数分解とやらを使うことはなかった。

 

 

これも四月から始めていれば理解が深まっていたのかもしれないが、俺が来たのは夏休み明けからだ。

 

二番隊の監視対策部隊に学校関係者の記憶をいじってもらい、俺は四月からいることになっているのだ。

 

 

再試験は任務に支障が出る。できれば避けたい。

 

「学年一位の石田、三位の井上がいるんだ。上手く使え。」

 

 

そうだ!井上さんに聞けば!

 

いや、これはあくまで再試験を突破するためで邪な気持ちはないぞ。

 

 

「明日頼んでみます。」

 

「おう、先生からも言っといてやるから。」

 

 

 

翌日。

 

「白河くん、先生から君に勉強を教えるように言われたんだけど。」

 

石田かーーーーーい!

 

 

「今日は予定があるから、すまない。」

 

石田と2人なんてごめんだ。

 

《お節介》

 

 

「そうなの?私も先生に言われて来たんだけど、、、。」

 

井上さん!!!

 

「なくなった!予定!」

 

 

「そうなの?じゃあ放課後にね!」

 

 

《頭脳明晰》

《優しい女神》

《まばゆい笑顔》

 

 

 

 

「そうそう、ここがマイナスだから分解するとプラスとマイナスになるの。」

 

井上さん、机に乗ってるよ。

 

「聞いてる?」

 

「あ、ああ。わかりやすいよ。」

 

 

 

 

ーー!!

 

虚の霊圧。

 

「僕は用事があるから失礼するよ。」

 

「石田くん、、、、。」

 

「井上さん、心配しないで、行かないよ。僕にできることはないからね。」

 

涅隊長との戦いで滅却師の力を失ったと聞いたが本当だったか。

 

 

 

にしてもいいタイミングだ、石田!

 

井上さんと2人きりじゃないか!

 

「じゃあ次の問題ね。」

 

 

ガラガラ

 

 

「おー、織姫ちゃんやないの!何やってんのー?」

 

 

平子、、!

 

こいつもなにかと妙な動きがある奴だが、、、。

 

それよりも邪魔するな!!パラダイスを!!

 

「白河くんに勉強教えてるの!」

 

「あぁ、この新入りな。」

 

新入りだと!?

これでも一応記憶上では四月からいるんだぞ!?

 

転入してきたお前の方が新入りだろ!

 

 

「まぁ、ほな頑張ってなぁ!」

 

早く帰れ!

 

よし、これでやっと井上さんと、、

 

 

ガラガラッ

 

「井上!石田は!?」

 

「黒崎くん!」

 

「あいつこの前虚と戦ったらしいんだ!」

 

「そんな!もしかして今回も!?」

 

 

黒崎、お前人間の前でも虚の話をしているのか?

 

 

《守秘義務違反》

 

 

 

だが石田が戦っているというのは、、、?探りを入れてみるか。

 

「石田がどうかしたの?」

 

「えっと、、、他校の人とケンカしに行ってるから止めないと!」

 

流石だ井上さん。

黒崎へのフォローも完璧だ。

 

《フォロー◯》

 

 

「だからごめん、白河くん!ちょっと石田くん探さなきゃ!」

 

「え?」

 

「行こう黒崎くん!」

 

待て待て待て待て!!

 

「ああ!」

 

黒崎!あぁ!じゃないだろ、!!

 

せっかくの井上さんとの時間が!!

 

 

ガラガラッ

バタバタバタ

 

 

 

黒崎のやつーーーーーーー!!!

 

 

 

 

To be continued......

 




本日の簡易報告

黒崎一護
《授業態度が悪い》
《口のききかたがなっていない》
《女たらし》
《人たらし》
《守秘義務違反》


石田雨竜
《お節介》


〜参考〜
井上織姫
《頭脳明晰》
《優しい女神》
《まばゆい笑顔》
《フォロー◯》
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