「ウルセーぞオマエら!!!」
なんだ?
廊下が騒がしいな。
「騒ぎにしたくねえならまず静かに歩け!!」
「へーい」
「へーい」
近づいて来てるな。
「着いたぞ!この部屋だ!!ホラ開けろ!」
ガラッ
「おーす!元気か一護!」
阿散井副隊長!!
だけじゃない!?
日番谷隊長、松本副隊長、斑目三席、綾瀬川五席!!
こんなの聞いてないぞ!?
隊長格にお近づきになれる機会なんてそうないのに、、、
身分を明かしたい、、、!!
けど明かせば出世コースからは外される、、、。
「・・・久し振りだな、一護!」
あれは、、、?
朽木ルキア!!
「つーかあの赤髪とスキンは何だよ、、、?」
そりゃざわめくだろうな。
「何だそのフヌケた顔は!?」
「ちょっと来い!!!」
黒崎が連れていかれた!!
尸魂界も破面対策で隊長格を派遣したのか。
しかもこんな実力者ばかり。本気みたいだな。
「、、ッパ、、、」
「巨乳、、、」
「ハゲ、、、」
待て、ハゲってまさか、斑目三席のことを、、、!?
「おい、、、今ハゲっつった二人順番に出てこい、、、」
まぁそうなるだろうな。
「おい、白河!次の化学、俺たち当番だろ?今日実験だから準備しに行こうぜ。」
「え?あ、あぁ。」
こんな時に限って当番か!!
全く、遠いんだよな。実験室。わざわざ渡り廊下を通らないと、、
ん?
あれは黒崎と朽木ルキアと、、、、井上さん?
「弱くてすいませんでしたっ!!」
「次は絶対オマエを護るから!」
クソっ!黒崎のやつめ、カッコつけやがって!
お前のガスバーナーだけ火炎放射器にしといてやろうか!
そして三限目。
「じゃあさっき分けた2人ずつで道具を持って行ってくれ。」
「今日はカルメ焼きを作る。上手く作れよ〜?」
井上さんとペアだ!!
「おれがやるよ。」
ここは男らしく俺がリードして、、、
「いや!私も料理得意だからやりたいの!」
「でもその怪我じゃぁ、、!」
昨日の破面との戦いで井上さんは怪我を負っていた。
頭と左腕は包帯でグルグル巻きだ。
黒崎、、、
なぜお前がいながら、、、!!
井上さんはこんな、、、、
何を呑気にガスバーナー調節してるんだ!
なかなか青にならないじゃないか!下手くそか!
って、ん?
「井上さん、、、?それは?」
「わさびだよ!カルメ焼きわさび味!」
黒崎!!
井上さん、頭に相当ダメージが残ってしまってるじゃないか!!
「わさびだなんて本気かい?」
「本気だよ!食べたら美味しくて卒倒しちゃうから!!」
卒倒って。
いや、、、、。待てよ。
昨日の今日だ。
他班の一斉報告では今井上さんの攻撃手段である椿鬼は使えないはずだ。
そしてこのタイミングでわさび。
わさびの辛味成分は蒸気に混ざれば催涙にも使用できる。
唐辛子のカプサイシンには劣るかもしれないが、ここは日本だ。
チューブわさびを持っていたとしても何ら不思議ではない。
つまりこれは破面に対する携帯武器の開発!
井上さんは諦めていないんだ。
「よし!わさびを使おう!」
そして理科室は涙に包まれた。
キーンコーンカーンコーン
「白河と井上はやってくれたよなぁ。まだ目痛えよ。」
やかましい!これは対破面武器なのだ、痛くて当たり前だ。
それよりも片付けがあるから早く帰れよ!
みんな出て行くの遅いから結局あと5分しかないじゃないか!
次は苦手な数学なのに、、、
予習完璧にできてないし、、、
「白河くん!手伝うよ!」
「い、井上さん!!」
「もう一人の当番は?」
「あいつ数学の準備がー、とか言って先に行ったよ。」
「白河くんは偉いね!」
「いやそんなことない、井上さんに比べたら、、、、」
「ううん、あたしは大したことないの。」
「元気付けたい人も元気付けられないで、、、」
「他の人がその人を元気付けて、、、」
「その人は元気になったのに、元気付けた人に嫉妬して、、、」
「性格悪いよ!あたし!」
井上さん、、、
「そんなことはない!俺だって、好きな人の好きな人が憎い!」
「井上さんで悪いなら、俺なんて極悪だ。」
「そんな完璧な人間いないよ。」
「そうかな、、、。でも元気になればそれだけでいいよね、、、。」
「ありがとう、すこしだけ楽になった、、、かな、、?」
かな?かよ!
チャンスだったのに!
「じゃあ行こっか!白河くん!」
まぁでも完璧じゃなくていいよな。
人も、、、、
予習も、、、
To be continued.....
本日の簡易報告
黒崎一護
《ガスバーナーの調節が下手》
〜参考〜
井上織姫
《対破面の意思あり》
《対破面武器の製造》