寄生した奴が主人公だった   作:ボルグ

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色々説明してたりしたらクソ読みにくい文になってしまった。
申し訳ない。


第2話

はい。とりあえずこの世界の説明ね。

公共語は種族関係無く、テリカ語。

テリカっていう学問の神様がいるらしくて、その人の名前から取ったらしい。

因みに転生者はその世界の言葉に自動対応してるから問題ない。で、種族は人に似ているもので人(特徴:特になし)、エルフ(特徴:耳長)、獣人(特徴:獣耳、毛深い)、ドワーフ(特徴:背が低い)、ダークエルフ(特徴:耳長、褐色)、魔人(特徴:角か牙)といる。

それぞれ種族専用の国があり、多くの人々はそこで暮らしている。

そして怪物に似ているもので怪物(オークやゴブリンなど、完全に人型でない)、魔族(上半身のみ人型)と分けられる。

これらは世界に散らばっており特に国などはなく、個々で群れて行動するのが一般的。

そして通常理性を持たず、人を襲う。

人型の方は特に種族別に能力値の差はないが、怪物型の方は怪物よりも魔族の方が平均して5倍ほどの力を持つ。

中にはテリカ語を完全に理解する魔族もいるらしい。

ただ、魔族全てが襲って来るのではなく、テリカ語を理解する魔族の一部は人型に化けて生活する者達もいるらしい。

「穏健派」と呼ばれ、独自の方法で連絡を取っているとのことだ。

そして食べ物。結構発達している。ハンバーガーとかある。肉は豚、牛、鶏など、野菜も色々。主食はパンか米。

厳密には違うのだろうが、自動対応の言葉でそうなったのだから恐らく近い物だと思う。

福祉とか、教育は思ってたよりしっかりしている。一部分を魔法に任せることができるからなのだろう。

因みに魔法に属性などは存在するが、別に属性ごとに使える人が限られているというわけでもない。

使えないとすれば、それは魔力が足りないだけなのだ。因みに足りない場合、体内の全ての魔力を使って爆発する。爆発の規模は魔力の量によって変わる。

魔力が切れても死にはしないが、数時間気絶したままになる。あと、魔法には込められる魔力の量は決まっており、上限値以上の魔力を込めると爆発する。

この世界の神は爆発が好きなのか?爆発は芸術だとか言っちゃう方々なのか?まあいいけど。

長ったるい詠唱などはその魔法を最初に使うとき以外は必要なく、ただその魔法の名前を言うだけで発動できる。

魔法騎士団の幹部にもなるとそれさえも必要なく、ただ「思うだけ」で発動できる、らしい。

聞いた話によると自分の魔力の流れを感じとれるようになればできるらしいが、俺はそこまで極めなくてもいいかなと思う。

話が脱線したな。日数の数え方などは太陽暦と一緒だ。というか数字の単位等も一緒だ。こっちの世界の人からしたらボルトやニュートンは神様って感じに認識されているらしい。

ここら辺は多分生前博士とかだった転生者がまだ文明も出来ていないころに来て教えたんじゃないかな。

法則とかっていうのは魔法があるからそんなに意味を為さないものになりそうだけど。

という感じのところで話を切って、次は俺の話だ。

人の国「リルラ」で世界歴1211年、12月14日に生まれ、現在15歳と3ヶ月。階級は平民。

「リルラ」とは人族を生み出したとして信仰されている神様の名前だ。

4月からは受験に失敗しない限り上から10番目に頭がいい(偏差値とやらに例えれば60ちょっと)魔法科高校に入学することが決まっている。

因みに中学までは貴族と平民で学校が分けられているが、高校からは合同になる。

ただ、貴族側は金さえ払えば貴族専用の学校に通うことも可能である。

因みに金は紙幣で、1ベルク~1万ベルクまである。

因みにベルクとは金銭を司る神様である。そして肝心の特殊能力だが、まず神の世界で学んだ護身術も使えなければ意味がないと思い、幼少期から体をある程度動かしていたり10歳頃からは筋肉もつけたりした。

結果、現在15歳だが見事神様時代と同じ程度には動けるようになった。

14歳辺りから本格的に神様時代の動きを再現する特訓をし始めたせいか、今では更に応用の形を取れるように特訓するまで至っている。

と、これが何で特殊能力に関係するのかというと、「所有者の基礎能力によって変動する」と、ここだ。

つまりはある程度体を鍛えていた俺は、結構な値が最初より+されているのである。

そりゃあ多分ではあるけど常人の3~5倍位にはなったんじゃなかろうか。

あと、最初は酔いそうだとか言ってたけど実際そんなことなかった。

だって急にグーンって伸びる訳じゃないし。毎日少しずつ上がっていくんだから、そんなに違和感はなかった。

そこら辺の脳の限界値とかも成長するみたいだから、頭おかしくなるってこともない。

ということで思ってたよりもイージーモードで人生が進めそうである。

だが疑問があるだろう。記憶容量が増えているなら、もっと上の学校を目指せるのではないのか、と。

実際はトップの学校に行けるレベルの学力はある。ここでは内申点というものはないので、当日のテストの点数だけで決まる。

なのでそこまで普段成績がよくない俺も当日に点数さえ取れれば一番偉い学校に行くことができる。

なら、なぜ行かないのかというと、そこには、目立ちたくないという理由以上に俺の親友の存在がある。

名前をニルと言い、俺の小学校時代からの大親友である。

最初はそんなに特別ではなかった。

元来そこまで人と接することが得意ではない俺が入学してからすぐ、これだけは勇気を出して頑張ろうと決めたこと。

それは「現時点で一人だけど面白そうな人を探して仲良くなる」だ。

まだ完全に純粋な心を持つ小学校。それも不安のある入学直後。クラスの皆と馴染めるか不安な時、「友達になろう」と言われるのを想像してみよう。

絶対仲良くなれる(筈)だ。

という感じにぐるっとクラス内を見渡して選んだのが、ニルだった、というわけだ。

実際とても面白い奴だ。ここら辺は元神の力だろうか。まともに話してたのアマテラスとオーディンしかいないけど。

で、そのあと何だかんだでクラスの皆と仲良くなることもできたんだけど、結局はニルと一緒にいる時間が一番多かった。

中学入ってからも1ヶ月に1回はお泊まり会してたし。今年は受験だから毎週日曜日に勉強会開いてたし。

普通に遊ぶ分は他の人も交えてするけど、そういう会は2人でしかやっていない。

それほど仲が良いのだ。信頼しあっていると胸を張って言える程度には。

そしてそのニルが確実に通る学校、というのがそこであるから、レベルを下げただけのことだ。

俺はこのくらい当然だと思っているし、ニルにも確認した。

俺はニルと生涯仲良くしていくつもりなのだ。それは俺に妻が出来たとしてもそうであるし、子供が出来たとしてもそうである。本当に、それくらい大切に思っている。

さて、それじゃあ勉強しますかね。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

 

 

受かった。ニルも受かった。見事志望した高校だ。

国立センディ高等学校。

初代校長センディ・ピーターは初めて魔族を討伐した人間であり、しかも単身討伐であったという。

その事から、ここで学べる魔法の多くは攻撃魔法であり、将来魔法騎士団に就職したりする者が多い。

ただ、攻撃魔法は補助魔法よりも使用魔力が多いため、元々の魔力値がある程度なければ難しい。

因みに俺も魔力値は結構多めだったため、ここに来ることができた。

しかし、ニルはそこまで魔力値が多くないため、実技試験ではなく筆記試験でそこをカバーした。

なら、なぜ魔力値が多くないニルがここに来たのか。それは、1年の1学期が終わった頃にある、コース選択である。

コースは2つのみ。先程言ったような魔法コース、そしてもうひとつは格闘コースである。

格闘コースとは、実戦で使われる陸軍の格闘術を学べるコースである。

これも校長の親友が陸軍の名誉元帥であったことがきっかけで、ある日酒を飲み交わした時に約束して、それが100年以上経った今でも守られているということらしい。

レベルは高く、ここから引き抜かれて王都へ行く人も毎年一定数いるとのことだ。

俺とニルは、そちらのコースの魅力に惹かれ、この高校に入ったのだ。

大体この世界は魔法至上主義。強力な魔法が使える、又魔力値が高い者こそが強者として崇められる社会である。

「そんな社会を変える」とニルは言っていた。その直後に「いややっぱ1ミリくらい動かすに変えとく」とか言っていたが。

正直ニルには何だろうな。そういう皆を納得させるような、いわゆる「こいつが言うなら」みたいなところがあるので、その場では「もうちょっと上目指せよ」とか言っておきながら本心では「こいつなら国くらい変えれるんじゃないか」とか思ってたりもした。

いや、身内補正がないではないけど、それでも俺はニルに何かを感じて止まないのだ。

まあ、大丈夫だろう。この神の目(笑)が狂うはずがないのだから。

…フラグじゃないよな?

まあ、とりあえずはそんな感じで。

俺とニルの高校生活が幕を開けたのだった。

 

 

 

 

ーそして、同時に始まったのだろう。

俺、エドガーとニルの長い長い波乱の人生が。

 




次回からはちゃんと会話とかも入ります。
6/5 魔法に関する説明を追加
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