IS×DMC~赤と青の双子の物語~ 作:storyblade
※こんばんは。みなさま台風は大丈夫でしたか?
連休+台風のハプニングで時間ができましたため、一話だけ書き上げる事ができました。良ければご覧ください。
ビュビュビュビュンッ!
Mはサイレント・ゼフィルスのビットを繰り出してきた。
※以降、ゼフィルスと省略。
M
「織斑一夏!私はお前を倒す!」
そう言うとビットは一夏を中心として向かって行き、レーザーを撃ってきた。
ドドドドドンッ!
箒
「一夏!」
一夏
「くっ!本当に俺だけ狙いって訳かよ!」
一夏は瞬時加速で真横に避ける。しかし、
M
「…それで避けたつもりか?」
ギュンッ!
まっすぐ一夏を狙ってきたレーザーが突然曲がり、再び一夏の方へ向かってきた。
一夏
「! レーザーが曲がった!?」
セシリア
「あれは…偏光射撃!」
M
「見ての通りだ。こいつのレーザーは単純に避けられる様なものでは無いぞ?」
レーザーが逃げ続ける一夏に迫る。
一夏
「くっ!アラストル!トムボーイ!」
キィィィィィンッ!ドォンッ!!
トムボーイの効果で一夏の白式が大きくスピードアップし、レーザーを間一髪で避ける。
M
「!…なに?」
一夏
「ハァ、ハァ…。初めて合わせて使ったけど、ま、まさかこんな速くなるなんて。…あいつらと束さんに感謝しねぇと」
M
「…なんだ今の急加速は…?」
予想外の白式のスピードに驚くM。そこへ、
箒
「敵を前にして動きを止めるとは大した余裕だな!」
M
「!」
Mの一瞬の隙をついて横から箒がトムガールを使っての加速モードで雨月を繰り出してきた。
ガキィィィィィンッ!
Mはそれをギリギリ、ゼフィルスのショートソードで受け止める。
箒
「くっ!今の攻撃を受け止めるとは!」
M
「こいつも以前の時より速くなっている…?」
箒
「はあぁぁぁぁ!」
ガキンッ!キンッ!ガキンッ!
箒は連続で攻撃を繰り出す。Mは短い剣で全てを受け止めるのが難しいのか少し圧されている様に見える。
箒
「どうした!このままでは消耗するだけだぞ!」
M
「…それはどうかな?」
箒
「何!?……!」
箒は驚いた。背後からゼフィルスのビットが狙っていたからだ。そしてその隙をついてMが箒の剣を弾く。
ガキンッ!
箒
「キャア!」
一瞬怯んでしまう箒。
M
「まずいっぴ」
一夏
「箒ーーーー!」
M
「!」
ドドドドドンッ!
ビットから箒に向かってレーザーが放たれる。
……だが箒にレーザーは当たらなかった。直前に一夏が再度、アラストルとトムボーイによる瞬時加速で箒を回収し、ギリギリかわしたのだった。
一夏
「ハァ、大丈夫か箒?」
箒
「あ、ありがとう一夏。……って馬鹿者!なんという無茶を!」
一夏
「そう言うなって。確かに俺はちょっと当たっちまったけどお前は無傷じゃねぇか?俺にはお前やみんなが傷つかない方が大事だからよ」
箒
「…一夏」
その言葉の通り一夏は少し被弾ししたのかややダメージを受けている。
一夏
「しかし当たっちまったのはやっぱりカッコ悪いよな。火影と海之ならきっと当たらないだろうし。…って今はそんな事言ってる場合じゃねぇ。行くぜ!」
そう言うと一夏は向かって行った。
箒
「……誰がカッコ悪いものか。お前は昔も今も私の……。……私ももっと強くなりたい。火影と海之がみんなを守ってくれる様に、お前が私を守ってくれる様に、私も一夏、お前を…守りたいんだ!」
箒が一夏への気持ちを口にした……その瞬間、
………カッ!
紅椿がゆっくり光始めた。
箒
「!…これは………まさか!!」
…………
一夏が箒を助け出した時、Mはセシリアと交戦していた。
ドギュンッ!ドギュンッ!
ティアーズとゼフィルスの激しいライフルの撃ち合いが展開されていた。途中幾らかダメージを受けたセシリアと違い、Mは無傷だった。
セシリア
「くっ!流石はティアーズの上位機!威力もあちらの方が上ですわね!」
M
「そういえばゼフィルスは貴様の祖国のものと言ったな?どうだ?姉妹機にこれから撃ち落とされる気分は?」
セシリア
「そんなの最低の気分ですわ!それにまだ勝ちを断言するのは早いですわよ!」
そう言うとセシリアはライフルをしまい、ローハイドを剣で展開し、ゼフィルスに向かって行く。
セシリア
「はぁぁぁぁ!」
M
「正面から向かって来るとは死にたいようだな」チャキッ!
そう言って再びMはライフルを構える。
セシリア
「掛かりましたわね!」シュバァァ!
M
「!」
ガキンッ!…ドガァンッ!
セシリアはローハイドを鞭に変えてゼフィルスのライフルに絡ませ、破壊した。そして、
ガキィィンッ!
そしてそのまま剣に戻して再度斬りかかる。Mも自らのショートソードで受け止める。
M
「…成程。ふたつの形態に瞬時に切り替えられる武装か。…だが貴様、ゼフィルスの姉妹機に乗っているなら忘れていないか?」
セシリア
「!?…はっ!」
ドドドドドンッ!
その時真上からセシリアに向かってビットが襲ってきた。堪らず急遽Mから離れ、回避行動を取るセシリアだったがビットは追跡して来る。
セシリア
「くっ!困りましたわ。ティアーズはビットの攻撃機能を封印していますし、でも解除すれば機動力が落ちてしまう。どうすれば…」
M
「後ろだけ注意して良いのか?」
セシリア
「!」
ビュビュビュンッ!
すると何時の間にか前にもビットが展開され、セシリアの行く手を塞いだ。後ろからもビットが攻撃状態に入っている。
セシリア
「駄目!間に合わない!」
セシリアは被弾を覚悟した。……その時、
ドガン!ドガン!
セシリア
「!」
突然セシリアの前方向にあったビットが爆発、破壊された。それによって挟み撃ちを免れ、急速回避したセシリアは何とかダメージを免れていた。
セシリア
「い、今のは…?」
シュンッ!
一夏
「ハァ、ハァ。な、なんとか間に合った。大丈夫かセシリア?」
セシリア
「い、一夏さん!今のは一夏さんが!?」
一夏
「ああ。瞬時加速しながら白式の零落白夜でぶった斬ったんだ。間に合ってよかったぜ…」
セシリア
「一夏さん…」
一夏
「…さてセシリア、お前は下がっていろ。あいつはどうやら俺に用があるらしいからな。俺がやる!」
ドンッ!
そう言って一夏は再度Mに向かって行った。
セシリア
「あんな必死になってまで私を…。一夏さん…やはり貴方は素晴らしい紳士ですわ…。私負けません!火影さんや海之さんと同じく、私も貴方をお守り致します!」
…………
一夏
「おぉぉぉぉぉぉぉ!」
ガキィィィンッ!ガキンッ!キンッ!
セシリアと別れた一夏はそのままMと交戦していた。一夏は雪片で斬りかかるがMには通らない。
M
「剣の腕はまだまだだがスピードだけはあるようだな」
一夏
「褒めんのかけなすのかどっちかにしろ!」
M
「…しかし考えたな、ビットのエネルギー・アンブレラを断ち切るためにシールドを無効にする技を使うとは」
一夏
「何を言ってるのかわかんねぇけど、俺の仲間を傷つけるんなら俺が相手になってやらぁ!」
M
「こちらも元より貴様以外に用は無い。ここで私が終わらせてやる」
一夏
「上等だ!食らえ!荷電粒子砲!」
ヴィーーン!!
そして一夏はほぼ零距離で荷電粒子砲を発射しようとする。
M
「…愚かな。零距離なら当たると思ったか!」ドンッ!
一夏
「なに!?」
突然一夏の前からMが瞬時加速で消えた。そして、
ザンッ!
一夏
「ぐああ!…な、なに!?…!」
突如後ろから斬りかかられる感覚があった一夏。驚いて振り向くとそこにはゼフィルスがいた。
M
「……」
一夏
「お、お前今の動きは!?」
M
「瞬時加速で一度貴様から離れてまた近づいた。単にそれだけだ」
一夏
「くっ…火影や海之程じゃねぇがこいつまで」
M
「あの時の男か…。奴にも大きな借りがあるが今はどうでも良い。私の標的は貴様だからな」
一夏
「何故俺を狙う!?お前もあのオータムって奴と同じく白式が狙いか!?」
M
「…何度も言わせるな。標的は貴様だと言った筈だ。…最もその程度の腕ではその機体が泣くがな」
一夏
「!……俺は、…俺は負けられねぇんだ!」
そう言って一夏は雪片を構える。…しかし、
…キュゥゥゥゥン…
一夏
「!」
一夏は驚いた。白式のSEがほぼ0になりかけていたのだ。度重なる瞬時加速と先程ビット破壊のために零落白夜を使った事で気付かない内に消費していたらしい。
一夏
「しまった!白式のSEが!」
M
「…どうした?強がった割にはそんなものか?ではもう終わらせてもらおう」
そう言うとMはビットを一夏に向ける。
一夏
「くっ!」
撃墜を覚悟する一夏。…とその時、
ズダダダダダダダダッ!
一夏・M
「「!」」
ガキキキキキキンッ!
突然横からMに向かって砲撃があった。それをMはビットのシールドで防ぐ。
M
「…なんだ?」
楯無
「…惜しかったわねぇ、もうちょっとだったんだけど。大丈夫?一夏くん」
それはミステリアス・レイディを纏った楯無であった。
一夏
「た、楯無先輩!どうして!?」
楯無
「忘れたの?私もキャノンボール・ファーストの出場者よ?ならここにいるのは当たり前じゃない♪」
M
「……楯無。…そうか、貴様があの更識楯無か。貴様も私の邪魔をするのか?」
楯無
「可愛い後輩が目の前でやられそうなのを黙って見てるのは性に合わないのよね。ああでもあなたと最後まで戦う事はしないわよ?私は一夏くん復活までの足止めだから♪」
M
「…ふん、そいつは最早何もできん。邪魔するのならまず貴様から沈めてやる」
楯無
「上等ね!現役のロシア代表の腕を見せてあげるわ!」
ドンッ!
そう言うと楯無はMに向かって行く。
一夏
「楯無先輩!……くっそぉ…、復活っていったって白式のSEはもう殆ど尽きかけてるし…、どうすりゃ…」
殆ど満足に動くことさえできない一夏の白式。…するとそこに、
箒
「一夏―――!」
一夏
「箒、どうした!?……それは!」
…………
ガキンッ!キィィィィンッ!ドドドドドッ!
一方、楯無とMの戦いは一夏達よりも高速で激しいものだった。剣と槍がぶつかり、槍からの銃撃とビットの砲撃が交差する。だが多少とはいえダメージ、そして武装の差でMの方がやや不利であった。…暫くの後、互いに距離を取る。
ガキィィィィィンッ!……バッ!
M
「……ちっ、現役の国家代表だけの事はある。流石にきついか」
楯無
「あら、先程までの強がりは消えたの?ちょっと戦ってみて思ったけど…貴女もかなり強いみたいだけど火影くんや海之くんにはまだまだ敵わないわね」
M
「貴様も奴らを知っているのか…。答えろ、奴らは何者だ?」
楯無
「何者もなにも火影くんと海之くんよ。それ以外の何者でもないわ」
M
「ふざけるな!あれ程の力を持つ者が何故こんなところにいる!?」
楯無
「あら?ふたりが強いってこと自覚してるのね」
M
「! ちっ!……火影…海之…。まさか……奴らが主の…」
楯無
「…えっ?」
楯無が聞き返したその時、
一夏
「うおぉぉぉぉ!!」
M
「!!」
ガキキキンッ!
Mは剣で一夏のアラストルの一撃をかろうじて防いだ。
M
「織斑一夏!?貴様何故!?」
一夏
「そんな事お前に言う必要はねぇ!…けどまぁひとつ言えるとすりゃ仲間のお陰だ!」
…………
やや数刻前、
箒
「一夏―――!」
一夏
「箒、どうした!?……それは!」
一夏が見たのは光輝く紅椿に乗る箒だった。
箒
「ああ、紅椿の単一特殊能力「絢爛舞踏」だ!」
一夏
「だけどそれは使い方が分からなかったんじゃ…?」
箒
「ああ。でもなんとなく分かった気がする。こいつの使い方がな……」
…………
(回想)
楯無
(確か紅椿って篠ノ之博士が造ったのよね?聞いてみたりした?)
箒
(ええ一応…。そしたら一夏と一緒に戦えば良いって)
シャル
(一夏が関係しているって事?)
※Mission81をご覧ください。
…………
箒
(あの時の姉さんの言葉は……おそらくこういう事だったんだ。………感謝します……姉さん)
箒は心で束に礼を言った。
一夏
「箒?」
箒
「…なんでもない。さぁ急げ一夏!SEを補給しろ!」
一夏
「あっ、そうだな!すまねぇ!」
…………
こうして一夏と白式は復活したのであった。
M
「ちっ!」
思わぬ事態にとっさに対応できないM。とその時、
セシリア
「一夏さん!どいてくださいまし!」
一夏
「おう!」
セシリアの合図でその場を離れる一夏。すると、
ドドドドンッ!
一夏の背後から突然レーザーが飛んできた。それはティアーズのビットのレーザーであった。
M
「馬鹿め!直線の砲撃など!」ドンッ!
そういうとMは瞬時加速で避ける。しかし、
…ギュンッ!
ティアーズのビットからのレーザーが曲がった。それは先程のゼフィルスと同じものであった。
M
「! なに!」
ドドドドドドドンッ!
思わぬ攻撃に回避しきれなかったMは急遽ビットのシールドでそれを防御する。
M
「くっ…、まさか貴様も偏光射撃できるとはな」
セシリア
「…いいえ、今までの私にはできませんでしたわ。…でも私、先程一夏さんに助けられた時、強く願いましたの。一夏さんの力になりたいと!…そうしたらティアーズが私の想いに応えてくれましたわ!」
M
「戯言を!」
一夏
「おぉぉぉぉぉ!」
M
「!」
シュン!ドガァァァン!…シュンッ!ドガァン!
Mがセシリアの相手をしていた一瞬、一夏はトムボーイとアラストルによる高加速でブリンク・イグニッションし、もう片手に持った雪片による零落白夜でビットのシールドを斬り裂き、破壊した。
ガキィィィンッ!
M
「くっ!先程よりまた動きが速くなっている!?」
一夏
「……さっきお前が言った通りだよ。俺はまだまだ弱え。ひとりじゃお前にもとても敵わねぇ…。でも俺には仲間がいる!守りたいものがある!…そして追いつきたいやつらがいる!そしてそいつらは信じてくれてるんだ!俺がもっと強くなる事を!だからお前らなんかに負けねぇ!」
M
「ぐっ!こんな!」
ドガァァァァン!
M
「うわぁぁぁあ!!」
攻撃を受け続けてきたゼフィルスのショートソードが一夏の攻撃で耐えきれず、遂に破壊された。その衝撃でMが吹っ飛ぶ。
一夏
「とどめだ!零落白夜!」
一夏は雪片の零落白夜を起動し、Mに斬りかかろうと接近する。武装を全て失ったMはなす術が無かった。……とその時、
ヴゥン!!
一夏
「えっ!?」
一夏は目を疑った。目の前にいたMの周囲に突然、先程のグリフォン出現の様な空間の歪みが発生したのだ。そして気付いた時には……Mの姿は無かった。
一夏
「き、消えた!?瞬時加速?……いや違う!箒、セシリア、楯無さん!あいつは!?」
箒
「い、いや。こっちにも反応がない…」
セシリア
「こちらもですわ…」
楯無
「……私のレイディにも反応が無いわ。どうやら逃げた様ね」
箒
「に、逃げたってあんな一瞬で…?」
楯無
「だって近くにいないならそういう事でしょ?」
セシリア
「…一瞬で消えた…。まるで火影さんのエアトリックのようですわね…」
楯無
「…でも火影くんのとはおそらく違うわよ。もしあいつも使えたならとっくに使っていただろうし」
セシリア
「確かに…。しかし変でしたわね先程の。まるであの鳥が現れた時の様でしたわ…」
箒
「あの女とあの鳥が同じ様な事を…。そしてあの女はファントム・タスクの人間。…という事は…」
楯無
「ええ。箒ちゃんの言う通り、あの鳥もファントム・タスクのものと考えていいわね」
セシリア
「あの鳥も…。そして何故あの人は一夏さんを…。…………一夏さん?」
一夏
「………」
キュゥゥゥゥンッ…ドサッ!
一夏は突然白式を解除、その場に倒れてしまった。
箒・セシリア
「「一夏(さん)!!」」
ふたりは一夏に近づく。すると、
一夏
「ぐ~~!」
一夏は大きないびきをかいて寝ていた。
箒
「ね、寝てる?」
楯無
「どうやら体力を使い切った様ね。まぁ仕方ないわね。あれだけ頑張ったんだもの。…でもやっぱりガッツあるじゃない♪」
セシリア
「……ええ。本当に素敵でしたわ一夏さん」
箒
「……一夏」
三人は救援が来るまで一夏の傍を離れなかった。こうしてキャノンボール・ファーストは思いもよらない形で終わりを迎えたのであった…。
…………
その頃、別室で一夏達の無事を確認し、火影達との通信を終えた千冬は、
千冬
「……一夏。それに…箒もセシリアも、楯無も無事で良かった。……だがおそらくこのまま終わる事はないだろう。また先程の者も、そしてあの謎のISも、また何れ現れる可能性が高い。………早く開花してくれ、…………暮桜よ…」
おまけ
その頃、会場から突然消えたMはオータムやスコールの所へ戻って来ていた…。
スコール
「お帰りなさいM。無事で良かったわ」
M
「……」
オータム
「けっ!あんだけ調子こいて出てったわりにゃ無様な結果だなぁMゥ~?」
M
「……否定はしない」
スコール
「はいはいよしなさいオータム。M、戻ったらあの人が部屋に来てほしいって言ってたわよ」
M
「…わかった」
そう言うとMは出て行った…。
オータム
「……けっ」
スコール
「はいはい。……でも織斑一夏の事もあるけど、気になるのはもう片方の方ね。衛星で見てたけど…新型のグリフォンをあんなあっけなく倒すなんて…」
オータム
「あいつの新型も大した事ねぇなぁ~」
スコール
「…それにしても簡単に倒し過ぎるわね。…特にあのふたつのそっくりなISが中核ね」
オータム
「あの赤い野郎…、コアをまともに食らっても生きてやがったのか…」
スコール
「……あの赤色と青色のIS……一体…?」