IS×DMC~赤と青の双子の物語~   作:storyblade

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Mission12 テュポン…そして

魔界の異変の究明と行方不明の火影救出のために魔界に侵入した海之や一夏達の前に突如現れた光の巨人。怒涛の攻撃から離れ、息を整える彼らに海之はこう答えた。

 

「あれは悪魔であって悪魔ではない。ある人の曰く…その名を「テュポン」。魔界に静寂を与えるもの」

 

「…テュポン?」

 

「大きさはあれだけどムンドゥスやアルゴサクスと違ってなんか迫力に欠ける名前ね」

 

「またの名を虚ろなる神、「虚神(きょしん)」とも呼ばれている」

 

「虚神…」

 

「この際呼び方等はどうでもいいだろう。それであれはどういう悪魔なのだ?」

 

「あと魔界に静寂ってのはどういう意味だ海之?」

 

マドカや一夏の質問に海之は答える。

 

「俺も親父が持っていた魔界の書の内容でしかわからないが…もし奴が嘗ての俺や火影がいた世界のそれと似た存在だとしたら…奴は三千年に一度、魔界に降り立つ存在…」

 

「さ、三千年に一度!?」

 

「そうだ。奴はただひとつの目的で魔界に現れる」

 

「さっきみーくんが言ってた「魔界に静寂を」って事だね。…もし文字通り受け取るとすればもしかしてあいつは」

 

何かに気づいたらしい束に海之は頷きながら皆に答える。

 

「魔界に静寂を…奴の目的はつまり、「魔界の初期化」だ」

 

「…魔界の」

 

「初期化…?」

 

「言葉の通りだ。初期化とは魔界を白に帰す。テュポンは云わば魔界の初期化プログラムだ」

 

「「「!!」」」

 

その言葉に一夏達は驚きの表情を見せる。驚いていないのは束だけだ。

 

「三千年に一度、十の間、テュポンは魔界の文明と悪魔達を滅ぼすために降臨する。まぁ奴の目にもかからない、虫にも等しい様な悪魔ならば生き残るかもしれんがな」

 

「滅ぼすためって…なんのためにそんな」

 

「さぁな。だがムンドゥスやアルゴサクスという奴らはアレを知っていた様だ。魔界を支配しようとしたのも、実はいつか訪れるテュポンに備えるためだったと言われている」

 

「そんな存在がいるとはな…。十っていうのはなんだ?日数か?」

 

「そうだ。地上の時間の流れで十日間、それが過ぎれば奴はまた眠りにつく。そう記されていた」(…十日?…まさか)

 

「ちょっとまって!じゃあ私達、そいつが来るタイミングで魔界に来ちゃったって事!?」

 

「それに…もしかして今魔界で起こっているっていう異変って…!」

 

シャルロットの言葉に海之は頷く。嵐の如き魔力の波。荒廃した魔界の大地。そして悪魔の著しい減少。これらはテュポンの仕業であるというのは彼の中で容易に想像できた。するとマドカが、

 

「…それで対策は?」

 

「ちょ、ちょっとマドカ、まさかアレと戦うつもり!?無茶よ私達だけで!」

 

「そうだよ!それより火影を探さないと!僕達には時間が無いんだよ!」

 

「どちらにしろアレを無視して目的は果たせんだろう。倒すまでは至らずとも弱らせるか、若しくは逃げきれればいいのだ」

 

確かに時間的には海之以外が戻るまでもうあまり時間が無い。だがマドカの言う通りあの巨大なテュポンを避けながら火影と伊邪薙を探すのは非常に難しそうだ。

 

「奴が本当にテュポンだとすると…わかっている事がある。まず、奴には如何なる魔力も効かん」

 

「魔力が効かない!?」

 

「成程ね…。それがあのくそ野郎共が備える必要があった理由か…」

 

「ええ。さっき蒼羽々斬で斬った時、手ごたえがまるで無かった。まるで何も斬っていないかの様に。恐らくこいつのリベリオンと閻魔刀の魔力が拒絶されたのだろう。恐らくは幻影剣やベオウルフも奴には無力…」

 

「それって海之の攻撃殆どじゃない!」

 

「…そして奴にはもうひとつ、ある能力がある。それが「魔吸(まきゅう)」」

 

「…まきゅう?」

 

「お前達、気づかなかったか?奴の是迄の攻撃を見て」

 

「攻撃?…う〜んなんだろう」

 

すると束が、

 

「…似ているね。馬鹿ドゥスの野郎の技に」

 

「!そう言えば…あの隕石みたいな攻撃や火の龍みたいな攻撃って確かによく似てる様な…」

 

「似ているのではない。全く同じ技だ。魔吸、つまり魔を取り込む力だ」

 

「魔を取り込む?」

 

「そうだ。奴は自らに倒した者の魔力を取り込むことができる。そして取り込んだ悪魔の技や力を自らのものにすることもな」

 

「な、何だって!?」

 

「ちょっと待って!じゃああいつは…!」

 

そこまで聞いて誰もが同じ想像をした。海之は頷く。

 

「…ああ。恐らく、この魔界にもムンドゥスやアルゴサクスの様な悪魔が嘗て存在したのだろう。だが奴はそれを全て滅ぼし、自らのものとした」

 

「つまり、あのデカブツはあいつら以上の力を持っている、とも言える訳だね」

 

確かにこちらにも無いと思われていた魔界があるなら大悪魔や魔王といった強力な個体がいても何ら不思議ではない。しかしテュポンはそれらを倒し、自らに吸収したとすれば少なくとも大悪魔達を超える力を持っている事は間違いない。こちらの悪魔の標準の強さがどれ位かはわからないが。

 

「マジかよ…そんな奴無視して火影を探せないぞ……って!」

 

「も、もしかして火影は…!」

 

 

ズドォォォォォォォンッ!!

 

 

「!避けろ!!」

 

 

ドゴォォォォォォォンッ!!

 

 

「……」

 

 

「危なかった…」

 

「素直に逃がしてくれるつもりは全く無さそうだね。人気者はつらいね~」

 

 

ズドドドドドドドドッ!!!

 

 

突如こちらに襲い掛かる光線。いち早く気づいた海之の言葉に全員が散開する。一方のテュポンは完全に狙いを定めたらしく、表情が読めないその顔を海之達に向ける。続けざまに激しい攻撃が襲い掛かる。その攻撃には一切容赦がない。

 

「本当にめちゃくちゃな奴ね!」

 

「おのれ!」ズドンッ!ズドンッ!

 

ヴゥンッ!!

ヴゥンッ!!ズバババババババッ!!

 

マドカが再び攻撃を仕掛けるがそれを瞬間移動の如き神速で避けられる。

 

「ちぃっ!」

 

「あんな攻撃と動きから逃げ切れないよ!」

 

「海之!あいつに弱点とかないのか!」

 

一夏の質問に海之は少し考え、

 

「……ひとつあるかもしれん」

 

「本当!?」

 

「あくまでも仮説だが…それが正しいならば」

 

「ゴアァァァァァァァ!!」ズドンッ!!

 

「説明中邪魔しない!」ザンッ!!「いっくん!」

 

「はい!零落白夜ぁぁ!!」ザシュゥゥゥッ!!

 

再び襲い掛かる魔界の龍による攻撃。しかしそれをヴァイオレットのレーザーブレードが断ち切り、隙をついて一夏が雪片・参型による秘技「零落白夜」で龍を一刀両断した。しかしそれでもテュポンの攻撃は止まず、続けざまに隕石による攻撃を繰り出す。

 

 

ドォォォンッ!!ドンッ!!ズドドドドン!!

 

 

「ちっ!」

 

「このままじゃただただジリ貧だわ!」

 

「早く教えて海之!」

 

「…奴には魔力、つまり「魔界に存在するもの」による攻撃が効かん。ならば「本来魔界に存在しもの」でならば或いは…」

 

「魔界に無いものって、そんなのどこに…」

 

すると束が再び分かったかの様に、

 

「ちっちっち!皆何言ってるのさ〜。魔界に無いものなら皆もうとっくに見てんじゃ〜ん♪」

 

「…え!そ、それって何ですか!?」

 

そんな一夏にマドカもわかったのか、

 

「…お前、今自分が何を使っていると思うのだ?」

 

「え?……あっ!」

 

そして鈴とシャルもわかったらしかった。この魔界に本来無いモノを。

 

「そうか!ISなら!」

 

「そうだ。インフィニットストラトス、若しくはこの魔界に存在しない武器ならば…」

 

 

ズドンッ!!

 

 

「くっ!満足に話をさせてくれる暇も無い!」

 

「まず俺が確かめる!お前達はそれまで攻撃を躱し続けろ!」

 

「確かめるってアンタの攻撃は通じないんでしょ!?」

 

「…いや、手はまだある」

 

そう言って海之はテュポンの攻撃を避けながら向かっていく。それに対し、引き続き激しい攻撃を隙逃さず繰り出してくる。

 

ドドンッ!ドンッ!

 

「きゃあ!」

 

「うわっ!」

 

「お前達!大丈夫か!」

 

「え、ええ大丈夫よ」

 

「ISに慣れてないんだから無茶したら駄目だよ~?束さんらがサポートに回るからね~」

 

「頼むぜ海之!」

 

万一の望みをかけ、一夏達は攻撃を止め続ける。そして、

 

「幻影剣も次元斬も効かんとなれば…こいつに頼るしかない」

 

 

…………

 

それは千冬が自首する前日の事。千冬は海之を例の隔離室に呼び出していた。

 

(千冬先生、俺に用とは?)

 

(お前にこいつを返そうと思ってな)

 

すると千冬は自らの拡張領域からあるものを取り出す。

 

(!…先生…)

 

コク(…そうだ。私は明日、警察に自首する。そのために事は色々済ませておいた。麻耶にもこれからの事は頼んである)

 

(…やはり一夏には何も?)

 

(当然だ。アイツが知れば必ず止める。伝えるべきではない)

 

(…荒れますね)

 

(ふふ、だろうな。悪いが頼んだぞ。止まらなければゲンコツで構わんからな)

 

海之は静かに頷く。止められない事はわかっていた。

 

(ですが、これを返すのは?)

 

(私はもう使わないからな。…私はもう二度とISに乗らない。ならば本来の持ち主に返すのが妥当だろう?)

 

(ですが…)

 

(ならばこいつをお前にやろう。そして私の代わりに、アイツらを、生徒達を守れ)

 

(…俺も一応生徒ですが?)

 

(ははは!お前でもそんな事を言う様になったか!)

 

(一夏達の影響かもしれませんね)

 

ふたりの間に一瞬の緩やかな時間が流れた後、

 

(…有り難くお受けします)

 

(…頼んだぞ)

 

 

…………

 

「あの剣は千冬姉の!」

 

「いや元は海之のだったけどね」

 

「私もあいつを持った千冬に敵わなかったな…」

 

「使わせて頂きます、千冬先生。…そして、再び力を貸してもらうぞ」

 

ドゥルルルルルンッ!!ゴォォォォォォォ!!

 

そう言う海之の手には嘗ての自分の、そして少し前まで千冬のものであった大剣「レッドクイーン」があった。グリップを引き、剣の斬撃・威力を強化するこの剣だけの機能、推進剤噴射機構「イクシード」を起動させる。剣が赤く輝き、炎に纏われる。

 

 

「…!」

 

 

ガキィィィィィィィィッ!ガガガガガガガ……!!

 

攻撃をすり抜けた海之のレッドクイーンとテュポンの結界が激しい音を立ててぶつかる。

 

「この結界の強度…これまでの倒した悪魔共の力で強化している様だな。並の悪魔、恐らく大悪魔でも歯が立たぬだろう」

 

ドゥルンッ!ドゥルルルンッ!!

 

「だが」

 

グリップを重ねて引く海之。するとレッドクイーンの赤が一層輝きだす。

 

「この感覚…やはり蒼羽々斬の時とは違う。どうやら予測は間違いで無かった様だ。ならば単純な問題」

 

ガガガガガガガッ!!!

 

「おおおおおおおおおお!!」

 

ズバァァァァァァッ!!

 

 

「…!!」

 

 

「盾を矛が貫けば良いだけの事だ」

 

ズバババババババッ!!

 

「どうやらこちら側の悪魔共は嘗ての俺達のそれ程ではないらしいな。ならば沈めさせてもらうぞ」

 

海之のレッドクイーンの赤き一閃がテュポンの結界を砕き、斬りつける。巨体故に傷は浅いがその一撃に海之は確かな手ごたえを感じていた。効果ありと判断した海之は結界が再生する前に斬撃の連打を繰り出す。これらも浅いが確実に効いている様だ。

 

「海之が凄い勢いで攻撃してる!」

 

「効いてるか!?」

 

「間違いなく効いたね♪」

 

「どうやらあいつの言う通りISならば奴に対抗できる様だな」

 

「なら一気に行くわよ!早くアイツを」

 

とその時、

 

 

 

「グアァァァァァァァァァァァァァ!!!」

 

 

 

今まで何をしても何も発さず起こさなかったテュポンから突然凄まじい声が聞こえた。表情に変化は無く口も開けていない。しかし明らかに声である。衝撃波の如く海之達に襲い掛かり、直ぐ近くにいた海之はじめ全員が吹き飛ばされる。

 

「…!」

 

「な、何だ!?」

 

「雄叫び!?」

 

「アイツ声なんて出せたの!?」

 

 

ズドドドドドドドドドドドッ!!!

 

 

再び繰り出される凄まじい光弾による攻撃。怒りを含んでいるのか闇雲に撃っている様に思える。

 

 

「ギイィィィィィィアァァァァァァ!!!」

 

 

「だ~うるさーい!もうちょっと小さい声でしゃべれってーの!」

 

「何だ様子がおかしいぞ!」

 

 

「ミイイイイイズウウウウウゲエエエエエダアアアアゾオオオオ!!!」

 

 

それは激しい怒りを含む「言葉」であった。先程までの様な雄叫びでも、単なる声でも決して無い。凄まじい憎悪を含んでいる様に聞こえた。

 

「お、おい今!」

 

「…言葉、だよね?」

 

「…見つけた、とか言ってないアイツ?」

 

(声だけでなく言葉もだと…?アレにそんな概念などある筈が…)

 

 

「ギイザアマアダゲアアアアアアアアア!!」シュンッ!

 

 

「!!」ガキィィィィンッ!!

 

転移の転移によって気がそがれた海之の背後に現れ、剛腕を振りかざす。海之はネロを纏わせたレッドクイーンによってそれを受け止める。そんな海之に執拗に攻撃を繰り出すテュポン。海之はそれを躱し捌きながらも攻撃は止むことはない。

 

「海之!」

 

 

「ギザマガイナゲレバアアアアアア!!」

 

 

(…!?)

 

「なんかアイツ、急に海之ばかり狙いだしてない!?」

 

「訳はわからんが今のうちに攻撃するぞ!」

 

「一気に行くぜ!これだけデカけりゃロックオンし放題だしな!」

 

「みーくん上手く避けてね!」

 

 

ズドドドドドドドッ!!

ズドンッ!ズドンッ!

ズバババババババッ!!

 

 

一夏の氷雪、鈴のソードライフル、シャルとマドカのビット、そして束のゴーレム達による一斉攻撃がテュポンに向かい、

 

 

「!!」

 

 

ドガガガァァァァァァァァァンッ!!!

 

 

それら全てがテュポンに命中。海之は着弾ギリギリまで引き付け、

 

シュンッ!!

 

瞬間自らはブリンクイグニッションで脱出した。

 

「流石みーくんギリギリ回避はお手の物だね♪」

 

「大丈夫か海之!」

 

「問題無い」

 

「当たった…わよね?」

 

「そう見えるが…」

 

「……!見て!」

 

 

「………」

 

 

激しい爆炎の先には…未だ立ったままのテュポンがいた。

 

「ちっ、効いているのかさえわからんな…」

 

「…いや、効いている」

 

「本当?」

 

「…確かになんて言うかちょっと大人しくなった感じだね。今ので頭の血が減ったかな?」

 

「あ、頭の血って人間じゃないんですから…」

 

「油断するな。まだ」

 

 

「……」ゴゴゴゴ…

 

 

「…!動いたぞ!皆気をつけろ!」

 

再びテュポンがゆっくりと動き出す。

 

 

「………フ」

 

 

「…!?」

 

「…え?」

 

 

「フ…フフ…クフフフフフフフ…」

 

 

すると突如、辺りに不気味な笑いが響いた。

 

 

「クフフフフフ…フハハハハハ…アハハハハハハハハハ!アハハハハハハハハハハ!!」

 

 

大気中に響く笑い声。それと同じくテュポンは身体を大きく揺らし、震えだす。まるで魔界全体に届くほどの凄まじい衝撃波である。

 

「!!」

 

「わ、笑ってる!?」

 

「だーうるさい!何が言いたいんだよアイツ!」

 

「全くだぜ!」

 

「私達にはこんな奴を相手にしてる時間なんて無いのに!」

 

 

「ハハハハハハハ………」

 

 

暫くしてテュポンは笑いを止めた。暫し静寂となり、今度は、

 

 

「………ナツカシイ」

 

 

それははっきりと「懐かしい」と聞こえた。

 

 

「ナツカシイ……ナツカシイゾ」

 

 

「…え、懐かしい…?」

 

「懐かしいって何よ!」

 

 

「この世に生れ落ちて幾年…。この身体に飲み込まれて以来、三千年等という下らぬ呪縛に囚われてしまったが…」

 

 

「生れ落ちた…だって?」

 

「それに飲み込まれたって…」

 

やがて言葉は鮮明に聞き取れる程になっていた。そして次にテュポンが発した言葉は衝撃の内容だった。

 

 

「まさか「ダンテ」だけでなく、貴様にも出会う事になるとはな…」

 

 

「…!!」

 

「え!?」

 

「今…ダンテって言った!?」

 

「どういう事?アンタ、火影を知ってるの!?」

 

 

「姿は違う様だが…その剣…覚えているぞ。運命とは…残酷であり、そして本当に面白いものだ…」

 

 

テュポンから飛び出したダンテの名前に鈴やシャルは動揺し質問を返すが、テュポンはそれを無視して更に驚きの言葉を響かせた。

 

 

「そう思わぬか……「ネロ」」

 

 

「…!!」

 

「お、おい海之!今あいつ…ネロって!」

 

「ネロとは誰だ?」

 

「前のみーくんの子供だよ。なんでアイツがそれ知ってんだろ?」

 

「…貴様…何者だ?なぜその名を知っている?」

 

海之は動揺を悟られない様に尋ねる。

 

 

「フフフ…流石にこの姿では気付かぬか。…良かろう、教えてやろう」

 

 

そう言うとテュポンは、

 

 

「我が名は…魔界の神「テュポン」。そして」

 

 

最後にこう言い放った。

 

 

「嘗ての人間界の神……「サンクトゥス」である」




Mission13

「因縁と怨念宿る者」

殆ど進行していないですがやっと新話を出せました…。仕事とプライベートの問題もあり、中々進行スピードが上がらない事、重ねて申し訳ありません。引き続き投稿は遅いですが頑張って書いていきますので、改めて宜しくお願い致します。
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