side 黒崎一護
色々とやっべえモノ見ちまった。見なかったことにして全部忘れたいところではあるが残念なことに色々と使える技術もあるから忘れられねえのが本当に嫌だ。
『ガチホモ鬼畜攻め一護とか誰得だよ……』
ほんとそれな。
『しかも相手が私達と言うのがな……』
ほんとそれな。
『割と元居た世界に近い世界だったというのもダメージが大きいね。なにしろ君の性的対象が男だったという現状においてはそこまで大きな差異が出ないだろう世界だ。流石に君が子を作るようになれば変わってくるのだろうが』
ほんとそれな。
そのくせ霊圧による外装系の身体保護とか強化とか、あと霊絡を使った戦闘術とか思いもよらない方法で戦ってたりもしたからマジで記憶から消したら後悔する類のアレだから困る。相手から発する霊絡そのものを使った拘束術とか追跡術とか、霊絡が相手の霊圧であることを利用した呪詛とか、マジで勉強にはなった。そこの俺は自分の中で斬月のオッサンとか虚の俺とかを拘束してナニするために使ってなければマジで尊敬できたし、霊圧の外骨格みたいな強化法を他人にやることで保護と身体能力強化、もしくは相手の動きを一瞬邪魔するための拘束服みたいにするのは便利だし発想の勝利だと思ったのにな。使ってる内容がマジでよ……ケツに入れる時のスキンの代わりとか馬鹿じゃねえのかそこの俺はよ……。
『まあ、ほら、あれだ、織斑隊長も人間は戦争とエロのために技術を進歩させてきた種族だと言っていたし、そういうこともあるんじゃないかな。実際彼はそこそこ以上に強かっただろう?』
強かったな。藍染とガチで戦った時に藍染の莫大な霊圧で編まれた霊絡を拘束具にすることで拘束を成功させてたし。まあ屈服させる方法がアレだったけどな。
『┌(┌^o^)┐ホモォ・・・・』
やめろ。マジでやめろ。あとそれ使い方間違ってるらしいぞ。詳しくは知らねえけど。
『……それに過去を挟めばわかるくね?』
ふざけた案を出してんじゃねえよマジでぶっ殺すぞボケコラカス。
人の心とかねえのか? ……そういえばお前虚だったな。ねえか。
『まあ人の心を失ったからこその虚だな。しかも心がなるはずの仮面も持ってねえし、これがほんとの『♰心を失いし者♰』ってヤツだな』
十字架つけんなそれで死ぬ奴もいるんだぞ。
『タタカイノトコダケオボエトイテホカハケセバイインジャナイノ?』
それができるような便利な能力じゃねえんだよ『
『マダナイヨ。マダ』
まだか。
『ジイシキテニイレタトオモッタライウカラマッテテネ』
わかった。楽しみにしてる。
……さてそろそろ真面目な話に戻ろうか。俺がこの世界で手に入れたのは、結構な数の滅却師の能力と聖文字と呼ばれる特有の能力の与え方。そしてその能力は俺自身に与えることもできなくはないが、そもそも与えることができるということは自分がそれを持っていないと与えるなんてことはできないわけだから聖文字なんてものは無くても俺自身にもできるはずなんだよな。なんか概念的なそれに近いみたいで大分やりづらいけど確かにできなくはなさそうな物ばっかりだし。
難しい、と言うか、理屈がよくわからないのも無くは無いが、できるはずなんだよな。実力的には。
実際にEとかHとかは簡単にできるし、Iもまあできる。自己改造が必要な奴とか、自分以外を強化するとかそういうのはあまりやりたくないができないことは無いが不可能という訳ではない。理屈がわかるかわからないかってのは結構でかいんだよな。ただ、初見殺し系の能力だけは対応策と一緒にちゃんと考えておかないといけないからな。俺だって死ぬときは死ぬし。
……死ぬよな?
まずA。上から抑え込めるから問題ない。
次にB。これに関しては全く問題ない。蟻の身に受けた不幸と象の身に受けた不幸が全く同じになるわけがない。100gの石を受けたという全く同じ不幸でも、蟻には致命傷になるかもしれないが象にとっては文字通り小石を受けた程度。要するに、存在としての格が違う相手には通らないということだ。
C。これは能力と言うよりその存在が面倒な相手だが、Bと同じような理由で向こうから俺に干渉するには力不足だから問題ない。何より霊王の欠片に対しては俺は強いぞ?
D。これがある意味一番面倒かもしれない。なので俺は同じ能力を自分で再現して相手が下げた分致死量を上げて対応することにした。
E。そもそも霊子の弾丸が俺の霊圧の鎧を越えて来れないから接触しない。接触しないから爆弾にもならないし被害もない。
F。もう殺した。あれ復活はさせねえだろ。
G。俺を噛み切れるほどの力はないし、俺食ったら腹壊させるぞ。一寸法師気分で。
H。再現可能だしそもそも俺には通らない。Eと同じだな。
I。固くなるだけなので最悪関節決めてやればいい。まあ普通に斬れるだろうが。
J。滅却師としての能力であればかなり強いが対応可能だし、聖文字も再現可能かつ俺は滅却師でもあるから意味が無い。それにもう死んでる。
K。自己改造する気はないし、これは俺に干渉してくる系統ではないので普通に殺せる。
L。殺した。
M。こいつを殺せば殺すだけ、傷を与えれば与えるだけ強くなるそうだしなんか剣に損傷を与えるとその傷を俺に返してくるそうだが、霊王の欠片であれば問題なく奪えるので強さは関係ない。
N。特筆することが無い。普通に戦えば負けないし普通に戦うしかない相手だから問題なく勝てる。
O。殺した。
P。力が強くなるそうだがそれ俺に勝てるか? 多分無理だろ?
Q。剣八が殺してた。
R。同上。
S。殺した。声援で強化回復とか面倒臭そうだったので霊圧でファンもろとも擂り潰してやった。
T。EやHと同じく俺には通らん。
U。殺した。
V。……こいつがある意味一番問題かもしれない。想像を具現化してくる奴を相手にするとかマジで面倒臭いことこの上ない。まあ本体や正体はわかってるから察知する前に殺せばいいな。
W。空間を歪曲させるそうだが、歪曲した空間ごと滅ぼせば問題なく通る。藍染がやっていたが、黒棺で時空間を歪めて崩壊寸前までやっていたから俺もできるだろう。実際できた。
X。影の空間を通して跳ね返してやればいい。普通に返せるのは確認済みだ。
Y。総隊長の爺さんと剣八が一人ずつ殺してた。
Z。直接戦闘なら負ける気はしないし何なら滅却師である俺なら死なない限りは対象にならないが、死体を用意されたり生きてる奴に使われて敵が増えたりってのは面倒臭いし、ついでにこいつ自身がゾンビみたいなものだから霊子にまで解体して矢として撃ち出してやれば死ぬか死なないかは知らんがそう簡単に戻ってこないはずだ。多分な。
……あ、そういえばもう一人いた。ϛ 。周囲の霊子を取り込んで無限に復活するそうだが、是非とも殺気石の結界の箱に入れられて欲しい。延々と分解吸収再生を繰り返すだけの肉の塊になれることだろう。
これでよし。滅却師相手はこれでどうとでもなるな。
本編完結後にこの話の外伝的な物を書こうかなと思うのですが、大雑把な内容をアンケートします。なお、ちくわ大明神が頑張ることでこれらの話は実現されますので無理だろとか思わないで大丈夫です。
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