BLEACH~ほんとはただ寝たいだけ~   作:真暇 日間

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この話の投稿を以て今回のアンケートは終了となります。夜一さんですね……書き直し部分が少なめでよかったですわ。


BLEACH~20

 

 side 織斑一夏

 

 原作とは変わったいかれた仲間の紹介をしよう。

 まずは藍染惣右介。原作では五番隊の副隊長及び隊長をやっていたが、何が起きたのか十一番隊で三席をやっている。毎日楽しそうに俺に挑みかかり、ぼっこぼこにされては笑みを噛み殺しきれずに笑ってる。ただし、裏でこそこそ後ろ暗いこともやっている模様。大丈夫、対象はみんな虚だから責められない。

 次に市丸ギン。そもそも護廷に居ない!だって藍染ってば非人道的な実験は虚相手にしかやってないからな!なんか最近祝言上げるとか言ってたからいつも通り個人の畑と家を建ててプレゼントしてやったよ!税として全体の一割を貰ってるけどな!なお、この貰った一割は時間を止めて飢饉などの非常時に使われることになっている。今まで旱魃も大雨も一度もなったこと無いし、飢饉もそこまで酷いことにはなってないけどな。

 松本乱菊。ギンと祝言を上げて仲良く暮らしていらっしゃいます。良かったな。なお持つこともないと思うので灰猫は頂いておいた。ついでに神槍も。

 更木剣八。二百人以上の集まる中で前十一番隊の隊長を見事に倒してのけたので現在隊長になっている。ただ、俺を見かける度に突然斬りかかってくるのは非常に面倒なのでやめてください殴り倒しましたよ(過去完了形)。

 草鹿やちる。更木剣八と同時に十一番隊に就任。第二副隊長としていつでも剣八にくっついている。たまに悪戯が過ぎると俺が殴りに行くことになるからほんともう少しおとなしくしてほしい。

 

 とりあえずこの五名が原作と大きく立ち位置の違う者たちだろう。

 さてそんなわけで五名のうち戦える三名と一緒にやってきました見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)

 

「瀞霊廷にこんな場所があったとは……よくご存じでしたね副隊長」

「六百年……七百年か? まあそのくらい前に滅却師がここに逃げ込むのを見逃してやってな。そろそろ回復して強いのも出てくるころだろうと思って連れてきた」

「……お前最高だな、一夏」

「はいはいそいつはどうも。ただどいつもこいつも強いわけじゃない。ピンからキリまでいるし、能力の相性が悪い奴も多分いるから油断はすんなよ。俺も一部の奴相手だと真正面からやったんじゃ勝てないと思うし」

「ハッ!楽しくなってきやがった!」

「なるほど……それでは私も行ってきます」

「おう。負けても構わんが死にはするなよ」

「負けねえよ!」

「死にませんよ」

「剣ちゃんは負けないよ!」

 

 三者三様の回答になかなか面白いものを感じつつ、とりあえずこいつらがいないことを誤魔化せる時間はいいとこ三日くらいなのでそれまでに戻ってくるように言っておく。ちなみに誤魔化し方は気合と変身だ。俺より背の高い剣八は色々と無理があるし、藍染もあの雰囲気を真似るのが辛いがなによりやちるの真似が辛い。具体的には背が辛い。いや、一応真似てはいるけどな? 真似られるけどな? でも辛い。

 さて、俺も色々と斬っておこうか。可能ならユーハーヴェーハーを霊子にまで分解して虚に組み替えて二度と滅却師の力を取り戻せないように加工してやりたいところだが、それをやると更木にキレられそうなんだよな……でもやる。だって危ないもの。

 まあとりあえず、無銘の斬魄刀を賊刀・鎧と炎刀・銃に変えて近付いてきた滅却師を片っ端から撃ち落としておく。無銘の斬魄刀についてまた色々と調べてみたところ、死神の力以外にも色々と混ぜ込めることに気付いた。絶刀は虚寄りの死神の力、斬刀は完全に死神、千刀も同じく完全に死神だが鬼道系、薄刀は完全に滅却師、賊刀は死神寄りの虚、双刀は完現術と虚、悪刀は完全に虚の超速回復、微刀は完現術、誠刀は何も無し、王刀は全部を持っているがそれらすべてを相克し続けて消していき、毒刀も同じく全部あるがこちらは全てを増大させていく。ちなみにこれを滅却師が持つと多分虚の力に負けて死ぬ。そして炎刀は滅却師の能力で、まあ滅却師の矢を撃てる。物理の弾丸も同じく撃てるが滅却師の矢が一番威力高いから他のをやる意味はあまりないというね。

 ちなみにやろうとすれば全部の刀に全部乗っけられなくもないんだが、適正と言うべきものがそれぞれの刀にあるようで、頑丈さが必要なら虚の鋼皮、まともな刀なら死神、技量を要するなら滅却師といった傾向がある。例外と言うべきかは知らんが完現術はよくわからんのと、誠刀はそもそも刀身が無いから武器じゃない。なんか自分の心を量る刀らしいが……一遍更木に持たせてみるか。なんかあるかもしれん。

 

 まあそんな俺は未だ死にっぱなしのユーハーヴェーハーの顔を拝みに行く。そこに行く時に色々と邪魔も入るが、立ち塞がるなら容赦なく殺しておく。時々静止の銀を心臓の中に直接出して滅却師としての能力を完全に封じ込めながら一方的に殺していくが、やっぱり態々真正面からやるよりこうやって嵌め殺した方が楽だよな。

 ……霊子について多少知識ができたおかげかこういうのも普通に作れるようになったし、霊子体の金属も爆発物に変えられるようになった。やっぱり知識と慣れは大切だわ。

 あと、いつでも殺せるようにユーハーヴェーハーの名前も覚えておかんといかん。ユーハバッハだったはずだ。ユーハーヴェーハーと呼ぶことの方が多くなるだろうが。

 




Q.……ん? え? こんなんアリ!?
A.アリです。

Q.と言うかこれだとバンビちゃん出てこれないんじゃ……?
A.だからバンビちゃん選ばれてたら書き直しが必要になるんですよ?

Q.これ千年血戦篇どうなるの……?
A.そもそも起きないか起きたとしても規模がかなり小さくなる感じですね。多分。

Q.もしもバンビちゃんがヒロインに選ばれてたらどんな感じになってた?
A.まず、この時点で突撃しないで原作が始まってからの突撃になります。そして黒崎が死神の力を失ってる頃に一人で潜入してたでしょう。
 それからバンビちゃんがイライラしている時に部屋に呼ばれて殺されそうになる(殺されるとは言ってない)けど生き延び、眠りながら起きているのと変わらない行動ができる体質と言うか性質を利用して霊子を抑え込みながらバンビちゃんのバスター(隠語)をバインバイン(隠語)し続けてたでしょうね。
 そこからちょいと関係を広めてまあ色々。流石にそれ以上は考えてないです。

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