BLEACH~ほんとはただ寝たいだけ~   作:真暇 日間

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BLEACH~48

 

 side 織斑一夏

 

 瀞霊廷内にて戦闘が多数勃発。死神達は手痛く負け、旅禍は無傷と言ってもいい状況で一日目が終了した。そして二日目に事態は移り変わっていく。あとなんか十一番隊が大分損耗したのと、一部の上位席官がボコられていたので多分大きな騒ぎになるだろう。上位席官は俺は大体五席以上って認識で、隊長格と言うと副隊長以上って認識だ。まあ十一番隊の五席と三席、六番隊の副隊長、七番隊の四席などなど、被害は甚大だな。

 あと、俺が休み取ってるにも拘らず呼び戻そうとしていたが、集落に入れる入れないは俺の意思によるので俺を呼びに来る奴は入れないようにすればそれで済むわな。

 

 二日目。五番隊の副隊長が朝っぱらから悲鳴を上げる。多分藍染の死体を見つけたんだろうが、残念ながら俺にはわからない。なぜなら俺にはそもそも鏡花水月が効かないせいで藍染が見せようとしている幻覚にかからないからだ。

 それもあって藍染は俺に長期休暇を取らせるために早目に四十六室を壊滅させて成り代わってたんだろうが、策としてはかなり優秀だと思うぞ。早めの行動は大切だ。

 

 ここまでは大体原作と同じなんだが、ここから色々と変わってきている。なにしろ怪しまれていた三番隊の隊長はギンじゃなくて俺になっているし、十番隊の副隊長も変わっているからな。と言うかはっきり言って俺が初日で外にいる時点で色々と原作がぶっ壊れていないはずがないんだよ。なにしろ俺も一応隊長格なもんで。

 怪しまれたのは俺ではないし、三番隊でもない。と言うか殺されたのはまず確実だったとしても誰に殺されたのかはわからない状態だ。旅禍が怪しいと言う者もいたようだが、それはまずありえないと言うお墨付きがある。黒い猫を膝に乗せて撫で続けている二番隊の隊長からの発言だが、少なくとも瀞霊廷の中央部に旅禍が侵入した形跡はないとのこと。実際には膝に乗ってる黒猫は旅禍扱いされている猫一なんだが、まあ気にしてはいけない。

 まあそんなこんなで戦時特例により斬魄刀の常時帯刀と解放が許されたわけなんだが、正直心底どうでもいい。現状俺にはほとんど関係ないし、猫一によって二番隊が丸々手に入ったような状況にあるからある程度自由に動き回ることができるようになっているだろう。二番隊の警邏をやっているのは副隊長が率いる警邏隊だが、基本的に探し物がとても上手な奴らで構成されている。そんな奴らに見つかったとしても積極的に手を出されることがないと言うのは侵入者としては幸運なことだろう。

 

 ここから一体どうなるか。色々と原作がぶち砕かれているから原作通りになることはまずありえないと思っていいが、それでもある程度は踏襲することになるだろう。猫一が主人公を助けに行けるかどうかはわからないがな。だって砕蝶がいるし。抱き着かれてるし。振りほどけないようだし。

 霊圧は瀞霊廷を囲む壁によって阻まれているからわからんが、気配の方は普通にわかるんたよな。命の気配じゃなくて霊的な気配だから感知方法が少し違うんだが、できないわけじゃない。これでもそれなりに霊とか神とか悪魔とかがいる世界を渡り歩いているからな。

 

 ここからどうなるのかを楽しみにしつつ、とりあえず俺は五度寝をすることにした。

 

「……あ、また寝た。あの人ほんま飯より寝るのが好きなんやな」

「霊力はあるはずなのにどうして食べないでやっていけるのかしらね?」

「あー、確か……霊圧と言う形で外に放出するから腹が減るんだから霊圧を出さないようにすれば腹は減らないとか何とかいっとった気がする。真似ようとして見たけど無理やった」

「ギン、あんたね……無理な物は無理なんだから無茶したら駄目よ? 子供たちも真似するんだから」

「あらら、怒られてもうた」

 

 いちゃいちゃしやがって。これはあれだな、こいつらが末永く爆発するように立派なパンジャンドラムを作って爆破させるしかないな。

 そうだな、まずは中心に火薬玉を仕込んだ黒曜石を大量に用意し、それを本体の爆弾の周囲に配置していく。この状態で本体の爆弾が爆発したら周囲に黒曜石の球が飛び散るようになるわけだが、このままだと本体の爆弾が爆発した時に黒曜石の方の火薬玉も一緒に爆発して被害半径はあまり大きくならなさそうだからそのあたりにも改造が必要だろう。

 理想は爆弾で黒曜石の球体を周囲にある程度飛ばしてからそこで火薬玉で爆破する、いわば打ち上げ花火みたいのになってくれるのが一番なんだが、あれはある意味芸術品だからな。純粋な火薬玉だけであんなのは俺にはちょっと無理。なのでいつもの通りに『そう言う物』として出してしまう。そうすればちゃんとした爆弾と火薬玉でなくても花火のように良い感じになるだろう。

 そしてそのままだとクラスター爆弾のように破片を周囲に撒き散らすものになるので、ちゃんと燃焼もするようにしたい。そう言う訳でナパームを用意して火薬玉の周囲にくっつけておく。上手いこと爆発すれば黒曜石の破片がクラスター爆弾の破片として飛び散り、砕けながらナパームによって燃焼するようになるはずだ。

 

「……ギン。なんかやばいものが作り上げられている気がするんだけど」

「あァ、こらあかん、サーキュラーソー式オブシディアンクラスターパンジャンやな。逃げるで」

「なんだかよくわからないけどとりあえず危ないってことだけはわかったわ」

 

 この後無茶苦茶パンジャンフォー。

 




Q.どうして今回の一夏はよくパンジャンドラムを作るのですか?
A.『今回のギャグに使うネタはそれにしようぜ』という天啓と、とある動画との出会いが原因です。

Q.どういう事やねん。
A.気になった方はニコニコ動画で『マーマイト茜』で検索検索ゥ!その結果何が起きても自己責任でお願いします。
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