side 織斑一夏
……うっせえな。
「あれ? どこ行きますん?」
「ちょっとうるせえのを黙らせてくる」
「さいですか。うちの子たちも寝てますんで、できるだけ静かに頼んます」
「おー。憶えてたらな」
side 黒崎一護
嫌な予感がする。と言うかなぜか嫌な予感が止まらない。具体的にはあれだ、精神世界で上下を含めた全周囲から月牙ぶち込んでもびくともしないパンジャンドラムが編隊を組んで飛んできた感じの嫌な予感だ。そう、多分回避不能って意味でもな。
このまま全速力でここから離れたいが、そうするとここに仕込んだのが全部無駄に……いや、もしかしたら未来でいつか役に立つ時が来る可能性も無きにしも非ずか? 多分ないと思う、と言うか無い方がありがたいんだが織斑さんがいるからな……多分暴発したとしてもなんとかしてくれるだろ。
既に状況は変わった。藍染と剣八の戦いは一旦終わり、藍染とその部下である東仙は空から差し込まれた
『目を覚ませ!』
斬月のおっさんにひっぱたかれた。なんか嫌な予感がしたせいで一時的に発狂してしまったらしい。精神分析で何とかしたらしいが、俺が今みたいに発狂すると俺の心象世界に巨大なスターゲイジーパイが乱立して一つ一つが樹齢数百年近い樹木ほどもある魚の頭が星を眺めながら旧支配者のキャロルを唄いゼリーの泉を泳ぐ鰻が水音で歪んだ伴奏を付けるせいで中にいる斬月のおっさんや虚の俺も発狂しそうになるんだとか。
……なんか、わりい。
なんだかんだしている間に藍染が浮き上がり、ゆっくりと割れた空に吸い込まれていく。そして光の中で藍染は眼鏡を握り砕き、言った。
「私が天に「ハイ失礼」ブベェッ!?」
……光の中にピンク色のドアが現れたかと思うとそこからすっげえ見覚えのある顔が出てきて藍染の顔面を地面に叩きつけた。浮いていた足場が藍染の頭で砕かれ、藍染と織斑さんが地に落ちる。
「お前さ、うるせえんだよな。わかる? うるせえの。ギャリギャリギャリギャリと馬鹿みたいに雑音たてやがって何様のつもりだオラ言ってみろ。と言うかさっきのなんだよ私天ってあれか臓物の天ぷらか食わせてやろうかヤギの臓物にヤギの臓物と体液詰めてヤギの油で揚げた奴をよ」
「ブヘッ!ベベェッ!?」
「安心しろ下処理はやってやる。イギリス式の下処理だから生臭さはそのままだし味もよくねえけどな」
……なんつーか、流石織斑さんだわ。俺達があんだけ苦労した藍染をああも簡単に打ち伏せるとか……今もなんとか浮き上がろうとしてる藍染の身体を何度も叩きつけてるし、流石だわ。
いやその前になんで当たり前のようにあの中に入ってるんだ? なんか内側と外側は完全に隔絶されてるから無理だとか言って……ああいや剣八がぶち砕こうとしてたし完全に隔絶されているわけじゃないのか。それにそもそも内側と外側で会話が成立してるから完全な隔絶とは程遠い気もする。
まあ、音や光が通るんだったらその道を通って織斑さんなら十分入れるな。どうやって入るのかは正直なところ全く分かんねえけど。
まあきっとあれだぱんじゃんどらむだぱんじゃんどらむはすべてをかいけつするだってほらなんどもたたきつけられているあいぜんのあたまのきせきがぱんじゃんどらむのごとくえんをえがいているだからきっとあれはぱんじゃんどらむにちがいないぱんじゃんどらむならばなにがおきてもおかしくはないなぜならぱんじゃんどらむはぱんじゃんどらむでぱんじゃんどらむのぱんじゃんどらむにぱんじゃんどらむなぱんじゃんどらむゆえにぱんじゃんぱんじゃんぱんじゃんぱんじゃんぱんじゃんぱんじゃんぱんじゃんぱんじゃんぱんじゃんぱんじゃんぱんじゃんぱんじゃん
『目を覚ませ!』
斬月のおっさんにひっぱたかれた。
Q.完全に発狂していらっしゃるんですが
A.一護は発狂していると前にどっかに書いた気がするんで今更ですね。
Q.どのあたりがパンジャンなの?
A.回ってればパンジャン?
Q.区分けが雑ぅ……
A.マーマイト茜ちゃんが言ってたから間違いないと思うんですけどね……。