パカラッパカラッパカラッ…
エレン「(…なんでジークは俺の事を出せと)」
マスター(それは私が説明するよ!)
エレン「(…久しぶりだな)」
マスター(うん!それでね?ジークはエレンの兄。でしょ?)
エレン「(ああ…それの何が関係…っ!!そういう事か!)」
マスター(うん…ジークはエレンを取り返すつもりだよ…)
エレン「(…よし、俺が奴を討伐する)」
マスター(それでいいんだね?)
エレン「(ああ、俺には兄が居てもいなくても関係ないからな)」
マスター(ふふっ、さすがエレン)
リヴァイ「おい、エレン…余所見はするな」
エレン「…すまねぇ」
アルミン「っ!シガンシナだ!」
エルヴィン「総員!立体機動に移り!壁の上に登れ!」
総員「はっ!!」
パシュー!!シュー!!!
エレン「ふぅ…」
アルミン「……僕達の故郷をまた壊されてたまるか!」
ミカサ「ええ…アルミンの言う通り」
カベ カベ
--------- ---------
|エレンタチ|→→→→→→ |ジーク|
--------- シガンシナク ---------
エレン「ジークの野郎…向こう側にいるのか…」
ライナー「くそっ!アイツなんかにエレンを渡してたまるか!!」
ベルトルト「エレンは僕達の恩人なんだ!!」
アニ「ここで手放す訳にはいかない…」
エレン「お前ら…」
クリスタ「私も嫌!エレンと離れるなんて嫌!」ギュッ!!!
エレン「クリスタ…大丈夫だ…俺はどこにも行かん…」ナデナデ
リヴァイ「おい…エレン…アイツをどうするつもりだ?」
エレン「奴は…俺がやります」
リヴァイ「……わかった」
ペトラ「エレン!私達は何も出来ないかもしれないけど!!」
エルド「お前が危なくなったら俺達が助けるからな!!」
オルオ「だから負けんじゃねぇぞ!ガkングっ?!?!」←舌噛んだ
グンタ「最後まで閉まらないやつだな……まぁ!そういう事だ!」
ハンジ「エレン…君にはみんながついている…安心して戦いたまえ」
エレン「はぁ…わかったよ、俺が危なくなったらお前らに任せる…いいな?」
リヴァイ「ふっ…ようやく素直になったな」
エルヴィン「では……これより!獣の巨人及びジーク・イェーガーの捕獲を開始する!」
リヴァイ「お前ら…今回は壁外調査よりも重要な任務だ…奴から来たんだ…これはチャンスだと思え…」
エレン「…俺が奴の気を失わせる…その瞬間、お前らは奴を捕獲してくれ」
104期&リヴァイ班「ハッ!!!!」ザッ!!!!
エレン「よし…俺の力を思い知れ…!!!」
バシュッ!!!パシューン!!!!
~向こうの壁の上~
ジーク「…ん?やっと来たか…待ちくたびれたよ」スクッ
エレン「」パシューン!!!!
ジーク「1人だけか…しかもエレン…調査兵団は何を考えているのかさっぱりだ…」ポリポリ
エレン「よっ!」スタッ!!
エレン「よぉ…ジーク…お前を捕獲しに来た…」
ジーク「お前は…俺の弟だ…そして親父の被害者であり、お前の理解者だ!!!」
エレン「……は?被害者?理解者?何言ってんだお前…」
ジーク「……わからないならいい」
エレン「なんだよ」
ジーク「ここで俺がお前を捕らえるからな!!!!」ダッ!!!
エレン「チッ…対人格闘かよ…!!」ダッ!!!
シュンッ!!!!………バキィッ!!!!!
ジーク「がはっ!!!」ガクッ
エレン「こんなものかよ…俺の兄弟ならもう少し鍛えろ」ギロッ
ジーク「くそっ!!!」スッ
エレン「?…っ?!まずい!!!離れないと!!」ダッ!!!
ジーク「っ!!」ガリッ!!!
ピカッ!!!!ゴロゴロゴロゴロ……ズドーン!!!!!
獣の巨人「ふぅ…危なかった」
エレン「チッ…巨人化しやがった…」
獣の巨人「ウオォォォォォォォ!!!!」
エレン「は…?何をして…っ!!!巨人を呼んだのか!!!」
~離れている壁の上~
アルミン「なに…この声…」
ミカサ「これは…」
リヴァイ「巨人の声だ…」
ハンジ「しかも獣の巨人…」
ジャン「厄介なことになったな…」
~エレンside~
エレン「チッ……1匹ずつ討伐するか…!!!」パシューン!!!!
~調査兵団side~
リヴァイ「エレンが動き出した…お前ら!!エレンを援護するんだ!!」
みんな「はっ!!」
パシューン!!!!パシューン!!!!
~エレンside~
ジャキッ!!!ザクッ!!!
エレン「チッ…減らねぇ…」
巨人「アァァァァ」
エレン「っ!!(まずい!!油断した!!!)」
ゴンッ!!!
エレン「くそっ!落ちる!!」
ドシーン!!
エレン「チッ…立体機動が壊れちまった…」
ダイナ巨人「」ドシーンドシーン
エレン「…気味悪い顔しやがって」
ダイナ巨人「」スッ…
エレン「俺のパンチをくらえぇぇぇ!!!!」ガンッ!!!
ダイナ巨人「?」パシッ
アルミン「あれは…っ!!エレン!!!」
リヴァイ「なにっ?!」
ダイナ巨人「」ニタァ
エレン「っ?!」ビリッ!!!
ライナー「っ!!」
ベルトルト「っ!!」
アニ「っ!!」
ユミル「っ!!」
ビリビリビリ
エレン「うあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!ラァ!!!!」ブンッ!!!
巨人×30体「」ズォン!!!
ダイナ巨人「」ドシーン!!
クリスタ「きょ…巨人が…共食いしてる…」
ペトラ「む、むごい…」
リヴァイ「なんだあれは…」
ハンジ「何あれ?!」キラキラ
ライベルアニユミ「あれは…もしかして!!」
アルミン「どうしたの?」
ライナー「ああ…あれは…あれこそが!!」
『座標だ!!!』
ライベルアニユミ以外「座標…??」
エレン「…俺が説明する」
クリスタ「エレン!!!無事なのね!!」
エレン「ああ…それで座標はどうやら俺の記憶では、王家の巨人に触れると発動するらしい…」
ユミル「は?じゃああいつは王家なのか?」
エレン「ああ…間違いない…」
獣の巨人「お話の途中で悪いんだけど…殺すよ?」
エレン「チッ…話は後だ!!今はこいつを捕獲するぞ!!」
~次回予告~
ついに始まった調査兵団VS獣の巨人…勝つのはどちらか…そして…王家と座標の真実とは…次回…
『過ち』
すみません!この投稿で最後です!その代わり違う話を作る予定なのでお願いします!!是非見てください!