アズリールになったので自分に正直に生きます   作:ミレニア

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ディスボード編
プロローグ


──都市伝説。

それは一種の願望。

 

数多の都市伝説がある中、その一つにこんな話があるのを聞いたことはあるだろうか。

ただ一度も敗北はなく、空前絶後の記録を刻み。

あらゆるゲームで頂点に君臨する、正体不明のプレイヤー。

アカウント名がいつも空欄ゆえに、通称『 』(くうはく)

勝つことは不可能とまで言われたプレイヤー。

だが、ある日どのゲームからも『 』が消えた。

 

 

 

こんな噂を聞いたことがあるだろうか。

あまりにゲームが上手すぎる者には、ある日メールが届くという。

本文のURLを踏むとゲームが始まり、そのゲームをクリアすると異世界へ誘われるという。

そんな『都市伝説』。

 

だが、実際にそれはあり、『 』はクリアした。

そして、全てがゲームで決まる世界『ディスボード』にやって来た。

『 』…いや、空と白はとある宿屋で一人の人類種(イマニティ)、ステファニー・ドーラと出会い、王宮で情報を集め、国王選定戦で無敗の記録を持った一人の人類種と森精種を下し、三日が過ぎて新しい二人の王が出来た。

 

その二人の王がベランダから出て、何十万の人類種に対し声を上げる。

 

それを誰もいない道から見ている、フードを被った少女。

そこからちらりと見える、緑から紫へと変わっている髪色。

 

「にゃは、もう来てたのかにゃ。

…ようこそ、最強のゲーマーさん」

 

少女…アズリールはそう呟いた。

 

「まぁ、それより早く帰るにゃ」

 

 

 

───国立エルキア大図書館───

 

ここは数十年前に愚王と罵られる一人の人類種と二人の天翼種がゲームをし、天翼種が勝ち手に入れた場所。

そこの扉に手をかけ開き。

 

「たっだいまにゃ〜」

 

帰ってきたアズリール。

 

「あ、おかえりなさい、アズ」

 

彼女の帰りを待っていた少女。

長く、美しく、桃色の髪をし、風のない屋内でもなびき、光の反射でプリズムのように見える。

少女の名はジブリール。

ジブリールは料理を手に持ち、テーブルに置いて。

 

「アズは最近料理に興味が出たと言ってましたので、作ってみました」

 

それを聞いたアズリールは某奇妙な冒険のような顔になり。

 

「な、何ィィィ!

ジブちゃんの手料理だとぉぉぉ!?

ベネ(よし)!」

 

「そんな大袈裟に反応しなくてもよいではありませんか」

 

「だって、ジブちゃんの手料理にゃ?

作ってもらうだけでも信じられない位にゃ」

 

「それを言ったら私と付き合ってる事の方が信じられないのでは?」

 

「た、確かに!

なら手料理はまだ信じられるかにゃ。

よし、早速食べるにゃ」

 

椅子に座り、テーブルに置いてある料理を食べ始める。

 

「いつ、もぐもぐ、食べても、もぐもぐ、美味しい、もぐもぐ、にゃ、もぐもぐ」

 

「よかったです。

今度はアズの料理を食べてみたいでございますね♪」

 

アズリールの手が止まる。

 

「にゃ、えーと…あの…ま、任せる…にゃ(料理の本ってあったかにゃ…)」

 

「はい、楽しみにしております♪」

 

料理を食べ終わり、片付けてから話す。

 

「そういえば、新しい人間が王になったにゃ」

 

「確かに広場はそれで盛り上がってましたが…人間ですか?」

 

「そう、人間、ジブちゃんなら意味は分かるよね」

 

「彼らも転生者、異世界人という事ですか」

 

「そーにゃ、まぁ、これも本にあったからにゃ〜」

 

「本当にアズはチートですね…」

 

「ジブちゃんがその言葉を使うとは…。

それより…料理の本ってどこにあったかにゃ…?」

 

「それでしたらこちらにありますよ♪(最近は私を頼ってくださり嬉しいですね♪)」

 

 

 

これは大戦を終わらせた二人の天翼種による神話の物語の続きである。

 




トーク編




どうも、作者です。
本当はあのまま終わっておこうかと思ってましたが何となく再開する事にしました。
続き出るの遅くなるかもですし、なんならいなくなってる可能性ありますがまたよろしくお願いします。
因みにジブリールの先輩→アズ呼びはアズリールが恋人らしくそう呼んで欲しいと言ったからです。

「みんなの主人公アズリールさんにゃ。
また、ジブちゃんといちゃいちゃしてくからよろしくにゃ!」

「どうも、皆さん、ジブリールです。
先輩のわがままなどにまた付き合わされるので本当に勘弁したいのですが、どうしてもというので来てしまいました。
またよろしくお願いします」

「ねぇ!作者!やっぱりここのジブちゃん違うよね!?泣いていいよね!?」

どうせ内心は好きに決まってるでしょ。

「…♪」

やっべ逃げよ。
それでは、またよろしくです。

「おなしゃすにゃ…しくしく」

「お願いします」
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