アズリールになったので自分に正直に生きます   作:ミレニア

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行動開始

書斎で見つけた先王の本を読み、その意思を継いだ空達が東部連合を飲み込む為に作戦会議をする。

 

「あ、うちやる事があるから作戦会議は君たちで頑張ってにゃ」

 

「そうか、分かった」

 

「どこに行かれるのですか?」

 

「んー、ちょっとしたお仕事かにゃ」

 

 

 

 

 

 

 

───エルキア大使館前───

 

「…あんまり興味無かったけど、無駄にでかいにゃ。

あ、首痛」

 

何回かは見たが目の前には来たことが無かった為、つい呟いてしまった。

 

すると、中から一人の獣人種の爺さんが。

 

「よくぞいらっしゃいました。

ところで、何故本に埋もれてるだけの欠陥品殿がこのような場所に?」

 

「別にうちは君らみたいに沸点低くないから煽るのは気にしにゃいけど。

うちはただ要件を伝えに来ただけにゃ」

 

少し顔がピキついて。

 

「…なるほど、要件とは?」

 

「明日、人類種の王がここにくることを伝えに来ただけにゃ。

アポったのは書簡を受け取ってないだろうからにゃ」

 

アズリールが出した訳では無い。

ただ、知ってるだけ。

 

「確かに出しておられる。

恐らく下のものが勝手に処理していたのでしょう。

論外の対応です。

以降は初瀬いの宛にお送りください」

 

心は読めてないようで。

 

「まぁ、気にしてないにゃ。

取り敢えずうちは伝えたからにゃー、よろしくにゃー」

 

「わかりました。

お待ちしております」

 

と言ってお辞儀をする爺さん。

 

「あ、それとにゃ。

このままだと少し不公平かなと思って一つ教えてあげるにゃ」

 

「…なんですかな?」

 

ニヤニヤとした顔で。

 

 

 

 

 

 

「心、読めてないでしょ」

 

「………」

 

「それじゃ、またにゃ〜♪」

 

そう言い残して消える。

 

 

 

 

───エルキア王城──旧王の寝室───

 

大使館から帰ってきて、まだ残っていると思い部屋に行く。

 

「ただいまにゃー」

 

「おかえりなさい、アズ。

あの、何をしに行ったのですか?」

 

「大使館に行って明日行くよって伝えてきただけにゃ」

 

「お、さんきゅー、手間が省けた」

 

「どーいたまして。

うち珍しく眠いからさっさと寝るにゃ。

あ、ジブちゃん一緒に寝よー♡」

 

「えぇ、いいですよ♪

という訳ですので、失礼致しますマスター」

 

仲良く腕を組んで出ていく二人。

 

「…羨ましい」

 

(いい、なぁ)

 

 

 

───エルキア大図書館──寝室───

 

「にゃはー、ベッドにゃー」

 

ダイブして大の字になる。

 

「アズ、これでは寝れません」

 

「あ、ごめん。

空いたよ、ほら、よこよこ」

 

普通の二人用ベッドで横になり。

 

「…こうして寝るのも久しぶりでしょうか。

最近は色々ありましたね」

 

「と言っても、まだまだこれからいっぱいおきるよ。

そういえば、うちらが初めてあった時もベッドでは無かったけど二人で寝たよね」

 

「懐かしいですね。

その頃のアズはすごくめんどくさかったですよ♪」

 

「ごはぁ」

 

にこやかに。

 

「それに、とてもうざかったでございます♪」

 

「ぐふぅ」

 

反応が思ったより面白かったそうで。

 

「それとアホっぽかったです♪

あ、今もですけど♪」

 

「やめて、うちのライフは0を通り越してる、心折れそう」

 

しくしくと口で言ってる辺りまだ余裕そうなアズリール。

 

「それでもアズはこんな私に色んなものをいっぱいくれましたね。

本や感情、大事な人。

本当に感謝しています」

 

「…それはこっちのセリフだよ」

 

「いえ、絶対にこちらのセリフです!

なので…少しお返しです♪」

 

「え──」

 

ジブリールがアズリールの顔を横に向け、口を合わせる。

 

「──んん!?──ジ、ジブちゃん!?」

 

驚きを隠せず顔を赤くする。

 

「ん──はぁ…前にちゃんと出来なかったので今してみました♡」

 

小悪魔的笑みを浮かべて。




どうもです。
やる気が全く起きなかったです。
取り敢えず出せる時に出しますので時間はかかるかもですがお待ちして頂けたら。
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