その後『人類種の駒』を賭け東部連合は逃げ道を無くされ空のゲームを受けざる負えなくなり空、白、ステフ、ジブリール、アズリールの五人対いづなの一人の勝負となった。
そして城に戻り開幕ステフが。
「な、な、な、な、な、なんて事してくれたんですのぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
城に鳴り響く声に耳を塞ぐ。
「言えば反対するだろ?」
「当たり前じゃないですの!
何をしたか分かってるんですの!?」
「ん?人類種三百万の命で退路を塞いだだけだが」
何か問題でも?と言わんばかりの空。
「あなた、負けたらどう責任を…」
「責任?何言ってんだ。
負けたら終わり、責任もありゃしねぇよ」
面白い、と笑顔を浮かべ。
「負ければ道ずれゲームオーバー。
勝てば国土が二倍に獣耳大量ゲットさ。
こんな楽しいゲーム滅多にないぜ?
なー、白ー」
にこにこしながら頷く。
それをステフはただ、ゾッと。
「何をそんなに焦る必要があるにゃ?
そもそも空達が負けるなんて思ってるのかにゃ?
なんだか、うちも楽しくなってきたにゃ♪
こんな面白い事を間近で見れるなんてにゃ♪」
「異常ですわ、狂ってますわ…!」
「異常?狂ってる?何言ってんだか、これはゲームだぞ?」
「そうにゃ、ただのゲームにゃ。
誰も死なない平和なゲームにゃ〜♪」
「えっ?」
何か噛み合ってない、と空は違和感に気づく。
「あー、なるほど、やっとわかった。
なんかこの世界、ゲームで全てが決まるのにギスギスしてんなと思ったら、ステフだけ分かってなかったのか」
はぁ、とため息を一つ。
「そりゃ神様も暇するわ。
安心しろ、俺達は世界征服するし、万に一つも負けはない」
アズリールは知っている為、ジブリールもアズリールと過ごし、何となく分かった為、ただ一人答えを見つけることが出来ていなかった。
───一週間後───
空が人類種の駒を賭けた、という噂はどこからか立ち所に広まった。
森精種を破り天翼種を破ったことで、「空こそが他国の間者ではないか」という気運が高まり。
ただでさえ空に対して反感を持っていた貴族達がデモを発生させ、エルキア王城は多くの人に包囲され、連日罵倒の言葉を浴びせられる。
「空〜、もう抑えられないですわよ〜」
疲れた足取りで玉座の間にあらわれ床にへたりと座り込む。
「おつかれステフ。
ってアズリール!お前その害悪行為やめてくんね!?」
「ごめんにゃごめんにゃ、わざとだけど許してにゃ」
p○pのモン○ンを借りて操作などを知ってはいたが教えて貰い狩りにて裸縛り、初期武器縛りなど色んな縛りを重ねる空に爆弾を置いたりあえて攻撃して邪魔するなりの害悪行為を楽しんでいた。
「お前本当にこのゲームやった事ねぇのか!?
ぜってぇやった事あるだろ!
あぶねぇ!」
「何を言ってるにゃ?
うちはこの世界の住人にゃ、君らのゲームなんて初めてにゃ」
なんて言いながら慣れた手つきで操作する。
そんな言い合いをしてる二人にステフが。
「…で、空はこの一週間何をしてるか聞いてもいいですの?」
「待ってる」
「…東部連合からの返事…ですの?」
「いんや、それはまだ困るな」
謎めいた返事に空は続ける。
「その前に来て欲しい『ピース』があんだよ、つかおせぇな」
ふと、側に控えていたジブリールが。
「マスター、これは…」
だが、空は手で遮り言う。
「やっと来てくれたか。
待たせすぎじゃね?」
その視線の先に。
何もいない先に。
ジブリールとアズリールは気配だけは感じ。
ステフと白にすら見えないものと、空は会話する。
「あぁ、用件は分かってる。
いつでもいいぜ」
膝の上に座る白を下ろし。
空は言う。
白、俺はお前を信じてる。
白、俺らは、いつも二人で一人だ。
白、俺らは、約束で結ばれてる。
白、俺らは、少年漫画の主人公じゃない。
白、俺らは、常にゲームを始める前に勝っている。
淡々と、意味の汲み取れない言葉を重ねる空に。
何かとてつもなく、嫌な予感が込み上げ。
そんな白を空は撫でて。
「東部連合を飲み込む為の最後のピースを手に入れようぜ」
見えないナニカに向かって、笑って言った。
「さぁ、ゲームを始めようか?」
いやー、書くやる気が出ないですけど考えるのは楽しいな、と作者です。
正直東部連合とのゲームどうしよっかなーって絶賛お悩み中です。
それと最近別の小説買ってそれが読みたかったりするので遅れるかもです。
なので、ごめんにゃ☆