アズリールになったので自分に正直に生きます   作:ミレニア

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なんにも思いつかなかったのでタイトルはお気になさらず。
あと本当にちょっとしたものです。


ちょっとした準備

「んにゃ〜」

 

「どうしたんです、アズ」

 

エルキア大図書館内にあるテーブルにぐで〜っと怠けている一人の少女。

 

「いやぁ、ちょっとばかしやっておこうかなって事を考えてたら色々面倒くさくなっちゃってにゃー」

 

「やっておく事ですか?何です?それ」

 

「『エルキア連邦』に天翼種を加盟される為にあの子達を説得しないとにゃーって」

 

「それも、『本』にあった事ですか?」

 

「そうだにゃ〜」

 

「…まぁそうですね、正直私を含め他の先輩方もアズの事を信用してますし大丈夫では?

それに『十八翼議会』にはいないと思いますが、アズがそうだと言ったなら絶対そう!って何も考えずに絶対的に信じてる先輩も居ますから」

 

「そこまで盲目的に信用されるのも、結構困りものな気がするんだけどにゃ…?」

 

「もう手遅れだと思います」

 

「……そう、ですか…」

 

「その、仕方ないと思いますよ…アズのせいでは、無いですよきっと…」

 

意外な天翼種の事実に、それはそれで困る気がする。

頭が痛いと言いたげな空気感に、実際ジブリールは頭を抑える。

 

「まぁ、色々言っても意味無いしにゃー。

あ、それとなんだけど、もうそろそろ空に呼ばれると思うにゃ?」

 

「えっ?あっ、本当ですね。

では、私は呼ばれましたので行きますね。

アズ。行ってきます」

 

「行ってらっしゃいませにゃ〜」

 

手を振りジブリールが空間転移で居なくなりその場にはアズリールだけが残される。

ただ、その後も何もせずに時間だけが過ぎる。

 

「はぁ、まっ考えても仕方ないにゃ。

取り敢えずは今後の為にやる事しようかにゃー」

 

 

 

 

 

 

 

──エルキア王城──隠し書斎内──

 

前王の部屋に隠されていた書斎内に空間転移し、この後の為に色々準備して置いてあげよう、というアズリールの粋な計らいを実行すべくおバカな人魚さん攻略に助けになる本を探し出す。

 

「どこかにゃ〜?」

 

ガサゴソガサゴソ。

 

「あ、これかにゃ?…違ったにゃ」

 

ガサゴソガサゴソ。

 

「ん?なんにゃこれ?

…もしかしてこれって前王の見せられない本とやらでは…本棚の裏に一つだけ隠されてたにゃ。

でもこんなのに興味は無いにゃ」

 

ガサゴソガサゴソ。

 

「お、これじゃないかにゃ?えーっと、タイトルは…」

 

『ごうまんお姫さまのたからもの』

 

「よし、これにゃこれ!

取り敢えず分かりやすくテーブルの上にでも置いとくとするにゃ。

…さて、お次はどうしよっかにゃ〜」

 

正直に申すなら、今アズリールが行っていることは暇つぶしに近いと言っていい。

今後の為に楽できてたらいいなというのも少しは混じってもいるが。

とはいえ他にやる事などあったかと考えると特に思いつきもしなかったので大人しく図書館へと帰ることにした。

アズリールは今頃巫女とのゲームを終わらせエルキア連邦を設立。

いづなの家でプラムでも見つけてる頃かと考えた。

 

「まぁ、取り敢えず暇だしステフのとこでも行ってみるかにゃ。

ジブちゃんに連れ去られて王城に居るはずだし」

 

そんな訳でまたまたエルキア王城内に空間転移する。

するとちょうど真下にステフといのがうつ伏せになっている。

 

「あ〜…お疲れ様にゃ?」

 

「ア、アズリールさん…」

 

知ってはいたけどそれでもお疲れ様と言いたかった。

何せその場の雰囲気がとても悲しいものだったのだ。

 

「…改めて、君って大変だにゃ」

 

「お分かり頂けますか…」

 

「まぁ…その、少しは手伝ってあげるから元気だそうにゃ」

 

「えっ、あなた手伝えるんですの?」

 

素で答えてしまうステフはそう言っても仕方ないと思っている。

ステフのアズリールに対するイメージなど好き勝手にやって過ごす、とエルキアの王二人と大体似て少しマシ程度のイメージを浮かばせているのだから。

 

「こんなでも天翼種の長って事になってるし手伝い位は出来るんだけど?」

 

「意外ですわ…」

 

その後アズリールは色々手伝ってあげてステフとしては結構助かっていた。

それに対してアズリールは手伝いをこなして思うことはこれらをずっと対応していたあの一人の人類種を二割の敬意と八割の哀れみを感じていた。

因みにいのに関しては特に何も無かった。

お互い不干渉というより別段話さなくともよいという状態に近い。

そしてまぁ、案の定と言うべきかステフはぶっ倒れ、そこにいのにキレ散らかした空達が帰ってきた。

無論空達をここに送ったジブリールは即座にアズリールの隣に移動してたが。

そのまま話は続き、空がステフに対して「さんきゅ」と感謝の言葉を言い、涙を含んだ目をしたステフをよしよしとするアズリール。

だがまぁ結局水着の裁縫という仕事が増えた為に気絶したステフが居るわけだが。




久々トーク編

はいどうもトーク編というなの文字数稼ぎです。
久しぶりに出したのに本編が短かったと思うので尺稼ぎ的な。

「マジで久しぶりだにゃ?作者」

正直こんなのあったなってなりましたはい。
というか思ったんですよ。

「何をにゃ?」

日常回ってやってないなって。

「確かに本編のうちらの日常知らないにゃ」

「そうですね、そこらへんはどうなってるんです?」

うお、びっくりした、久しぶりです。

「ええ、本当に。いい度胸してますね。
本編の私達とは違いここに居る私達はここだけなんですよ?
そこ分かっているのですか?天撃食らわせますよ?」

「そーにゃそーにゃ!もっと言ってやれにゃー!」

誠に申し訳ないです、反省してるのでそれ収めて貰ってもいいですか。

「はぁ、まあいいでしょう。今後もなるべく出してくださいよ?」

ネタ無いですけど頑張ります。

「やっぱちょろくない?」

ちょろいよね。

「聞こえてるんですが??」

やっべ逃げろ!

「あっ!ちょっと待ってください!今回は逃がしませんからね!?」

「…なーんかいつもこんなオチな気がするにゃ〜…?」



日常回はまぁ用意出来次第一応出しときます。
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