更に短いとです...すいまえんでした(土下座)
紅く染まった空の下、飛んでいる紅白巫女と白黒魔法使いの後ろを、気付かれないようこそこそとついてきている男がいた。
来た!ついに来た!待ちに待った原作の開始!え?旧作?ちょっと何言ってるのかわからないですね。
そう、居酒屋店主の皇甫である。
うっひゃー!ドキがムネムネだぜ!東方紅魔郷を間近で見られるなんて!やっべ、キャラが......よし、それではじっくりねっとり見学させていただくとしましょうかね。
まずは頼むぞ、ルーミア!
視点変わりまして、プレイヤー。
「もう、いきなり何すんのよ。しかもなんか寒いし...」
「だって異変だぜ?霊夢の仕事だし、何より私の好奇心が抑えられないぜっ!寒いのは夜だからだな。所で、進むのは博麗神社の方で合ってるか?」
「んー、合ってるわ」
そうこめかみに人差し指を当て答えた霊夢。魔理沙が彼女に質問した理由はただ一つ、彼女は生まれつき勘が鋭かった。たかが勘と侮るなかれ、この勘は今まで外れた事がございません。
「霊夢が言うなら合ってるぜ」
魔理沙も霊夢の勘を信頼しており、真っ直ぐうだうだと喋りながら進む。
「本当にワクワクするな!」
「....起こした側だったくせに」
「おっと、それは言わない約束だぜ」
「そんな約束した覚えはないわ」
「うーん、相変わらず冷たい奴だぜ...」
「はぁー、皇甫ともっと喋りたかったのに...」
「愛変わらず熱い奴だぜ...」
「誰が上手い事言えって言ったのよ」
「誰も言ってないぜ?っと、博麗神社が見えて...なんだありゃ」
「ん?...何よあれ」
二人が漫才をしながら飛んでいると、遠くに黒い球体がふよふよと飛んでいることに気がついた。
「.....黒い...毛玉?」
「珍しい毛玉だな!なぁ霊夢捕まえようぜっ!」ビューン
「ちょっと!待ちなさいよ!」
魔理沙が急にスピードを上げ、文句を言いながらも霊夢がついて来る。
ぐんぐんと近づく黒い球体。魔理沙は途中、あれは毛玉ではない事に気が付いたが珍しい事は確かなので近づいてそのナニカを捕まえるつもりであった。
しかし、黒い球体は二人が近くと急に萎み
「貴女達は取って食べれる人類?」
「こいつは食べていいわよ」
「霊夢っ!?」
「そーなのかー」
中からは両手を広げた可愛らしい少女が現れた。
「って、なんだお前」
「夜にしか活動しない妖怪よ」
「変な奴だな」
「変なやつって誰の事よ」
「手を広げているあんただよ、なんだ?十進法でも採用したのか?」
「残念、十字架に磔られた聖者のマネよ」
「それは考えてもみなかったぜ」
「何よあんた、魔理沙の知り合い?」
「へー、貴女魔理沙って言うのね。私はルーミア」
「魔理沙と申しますわ」
「そっちは?」
「別にどうで「霊夢だぜ」...」
「霊夢と魔理沙ね?...ところで貴女達、気持ちいい夜だと思わない?」
(紅白の巫女と白黒の魔法使いで、名前は霊夢と魔理沙。皇甫が言っていたのはこの二人で間違いないわね。二人と弾幕ごっこするだけで一週間食べ放題飲み放題...ふふ、店を潰してやるんだから)
「まぁ、気持ちいいわね。夜に出る事はあまりなかったけど...でも、考えが変わったわ。夜の散歩はロマンティックね(←のんき)」
「わたしは夜が嫌いだけどな。変な奴しかいないし」
「夜はいいものよ?夜雀は歌い、花妖怪が踊り出す。貴女達を宵闇に突き落とすには最高の時間よね?」
「「!!」」
ルーミアと名乗る妖怪の少女は一枚のカードを掲げ、ニヤリと笑った。
「月符 ムーンライトレイ!」
STAGE 1 夢幻夜行絵巻 〜 Mystic Flier
皇甫君はルーミアさんを買収済みのようです。
花妖怪は最近コサックダンスにハマっている模様...想像したら凄いシュール。