ナイフとチョコと幻想郷   作:ロッキード

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書きたいから書く。
ふと、突然書きたくなりました。
主人公はCharaです。


第1話 見知らぬ土地

目が覚める。

手にはナイフがある。

塵は付いていないし、血も付いていない。

ここは地上…か?

いや、あの世かもしれないな。

だが、死んだとは思えないような感覚だ。

周りを見渡すと、そこは森に見えた。

とりあえず森を抜けたいな。

ここじゃ、何も分からない。

案外、木々の隙間から見える空は地下世界の天井とかで、地下世界の隠された場所で目が覚めたということも有り得なくはない。

森を進んでいく。

何も無い。

すると、妙な格好の女がいた。

大きな帽子に箒。

アレが魔女とかいうやつか?

私に気が付くと、魔女は私に話しかける。

「ん?子供か?こんな所で何やってんだ?

…でも、変わった服だからな。

そうか、幻想入りした奴か?」

「幻想入り?どういう事だ?

まぁ、簡単に言えば

「目が覚めたらここにいた」ってことだ。

それと、見た目は子供かもしれないが、

中身はお前より年上だぞ。」

魔女は幻想入りに関して説明をするから、

とりあえず自分の家に来るように言った。

私はとりあえず着いていく。

特にそれ以外選択肢が無いからな。

「幻想入りってのは、簡単に言えば幻想郷に来てしまうってことだな。原因は色々あるんだけど。」

ふむ、つまりはここは別世界ということか。

地下世界でも、地上でもない。

「とりあえず霊夢の所か、紫の所に行くか。そこに行けば帰れるかもな。」

そんなふうに帰る方法を提案する。

なるほど、「霊夢」と「紫」か。

ふと、魔女の方の名前が気になり、名前を聞いてみた。

「私は霧雨魔理沙。魔理沙でいいぜ。」

「私はCharaだ。」

そうして握手する。

手にブーブークッションを持ち。

ブゥゥゥゥゥっという音がする。

「ははは、どうだ?」

「酷い冗談だな…。まぁ、私はいいと思うぜ!」

気前よく受け入れてくれた。

人によっては激動するんだけどな。

「それで、霊夢とか紫とやらの場所は分かるか?教えてくれれば、そこに自分で行くつもりだが。」

「私が送ってくぜ?道中はどっちも妖怪だらけで危ないしな。」

「ヨウカイ」とは確か、モンスターに似たようなものだと本で見た気がする。

なら、最悪の場合、殺せばいいだけだ。

「私は大丈夫なんだが…」

「いいや、私が送っていく!…暇だからな。」

そっちが本心だな。

まぁ、私は別に構わないから断りはしないでおく。

「だけど、今日はもう遅いな。とりあえず家で泊まっていくといいぜ。朝になったら行こうな。」

案外、森を長いこと歩いていたのか、すっかり夜になってしまっていたらしい。

魔理沙は簡単に夕食をくれた。

自分にはベッドで寝かせて、魔理沙は床で毛布に包まり寝た。

私は何度も断ったのだが。

なんか変に優しいな、こいつは。

それに幻想入りした者に慣れているように見えた。

私以外にも来るやつが居たのだろうか。

知り合いがいたら困るな。

特に地下世界でのだ。

話がこじれる上に、最悪の場合殺し合いだ。

 

知らない所に迷い込んで、誰かに優しくしてもらう。

そんな事が妙に懐かしく感じた。

ずっと昔のことだろうか。

それはきっと地下世界に来たばかりのことだろう。

ニンゲンである自分を助けてくれた。

そして、家族のように迎え入れてくれた。

……この話はやめておこう。

嫌なことまで思い出してしまう。

そうして、魔理沙の家のベッドで一夜は過ぎていく。




そこまでシリアスなストーリーでは無いですが、
Charaちゃんの話はシリアスになりがちです。
あと、今作ではCharaは女の子として扱います。
じゃないと、ちょっと不都合だったりしますし。
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