二人の転生鬼殺隊士と三人の鬼になった転生者   作:是非

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連続投稿です。

二人目の鬼になってしまった転生者です。
そして鬼に堕ちてしまった者の物語です。

この話は鬱展開が続いておりますのでご注意下さい。

ちなみにこの話には原作でも出ていた鬼舞辻無惨と上弦はもちろん、下弦の鬼達も出て来ます。








幕間
とある転生者の悪鬼の始まり


ーーーーー父親と母親からは蔑まれてきた。

弟だけを可愛がり、俺はいないもの扱いされてきた。

少しでも近づいていこうとすると暴力を振るわれてきた。それからは、心を閉ざした日々を過ごしていた。

 

ある時に親から人買いに売られた。

その後に俺は親から捨てられたということに気がついた瞬間に心の中が無になっていた。

でもある時、ある夫婦が俺を人買いから買いたいと言った。

 

最初は怖かったが、その夫婦は俺に優しくしてくれた。

これから私達は家族になるんだと、言ってくれて嬉しかった………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だが、それは奴らの演技だった。

 

ーーーーー

 

俺の育手達は酷い奴らだった。

夫婦仲は良く父親の方が溝口 海奈(みぞぐち かいね)で母親の方は保音(やすね)という。

 

ただし他の者に関しては全くの無関心というまさしく「毒親」そのもの。

 

身寄りのない俺達を引き取った時には良い人達だと思ったがその実、弟子を多く取ったのはその方がより鬼殺隊から多くの金が入ってくるだけという理由。

しかもその金も自分達が独占して俺達には粗末な腐りかけの食べ物しか与えなかった。

 

修行だのなんだの言って俺達を水責めや自分のストレス発散のためにひたすら木刀で殴られた。

朝会うだけでため息を吐かれ殴られた。

 

奴らの口癖は……「普通の生活が一番!」

「なんで俺はただ幸せな生活をしたいだけなのに鬼殺隊に入って柱にされてからはきつい任務ばっかりだ!」

「もういいじゃないの貴方………これからは普通に暮らせるんだから。」

 

 

どうやら普通の生活をしている自分達こそが偉いと思っている様だった。その鬱憤晴らしとして俺達弟子を引き取って日々拷問していた。

そのために兄弟や新しく入って来た妹達は何人も死んでいった。

 

 

俺も恐怖に震え、最も仲良くしていつかここを出て一緒に暮らそうと言ってくれた妹の亡骸を抱きしめて泣いてばかりいたが、それをうるさがった奴らに頭を殴られた瞬間に、

 

()()()()()()()()()()()

 

前世の私は、両親が既に死んでからもあるブラック企業で働いていたが、その時の交通事故によりそのまま亡くなった記憶を思い出した瞬間。その時から俺否、私はある決意をした。

 

その日から、死なないように奴らに媚びへつらい奴らの目を盗んで密かに倉庫の本を読み鍛錬に励み全集中の呼吸「光の呼吸」を会得した。

 

その後には最終選別に行き見事に突破した。その後にも奴らからの無関心の日々が続いたが遂に私の日輪刀が届いた。

もっとも持って来た刀鍛冶すらも私を無視して育手の方にしか話さずに帰っていった。………

 

その後には、鬼殺隊に入って鬼を倒して回り遂には私は階級が「光柱」となった。

そしてその道中の鬼退治と鍛錬に励み、その道中に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上弦の参(じょうげんのさん)猗窩座(あかざ)が現れた!

そして私に攻撃を仕掛けて来た。

 

「光の呼吸 一の型 閃尽」

俺が技を出して奴の拳を両断すると、一瞬で腕を再生して

「いい刀だ。俺の名は猗窩座。お前の名は?」

「私の名は我動(がどう)。」

 

「そうか、では我動、素晴らしい提案をしよう………鬼にならないか?」

 

「………………何故私なのだ?」

「見れば解るお前の強さ。素晴らしい程に闘気を練り上げられている。()()()()()()()()()

 

「だが、我動、何故お前が至高の領域に踏み入れないのか教えてやろう。

人間だからだ。

老いるからだ。

だが鬼になれば百年でも二百年でも鍛錬し続けることができる!強くなれる!

さあ、共に武を極めよう!」

 

その爽やかに誘う姿を見て私は笑い、決断した。

「………ふふふ…ははははーー!面白い!いいだろう!お前が私に勝てば鬼になろう。」

「そうか!よし!戦おう!」

 

そして数時間後………

私は全ての技と力を出して猗窩座を幾度も斬り刻んだが、一瞬で再生してすぐに向かって来た。

「光の呼吸 奥義、瞬光刃!」

「破壊殺・滅式!」

奥義で猗窩座を幾重にもバラバラに斬ろうとしたが、拳で防がれ斬れずに目の前に猗窩座の拳が迫って来た。

そして今俺は猗窩座に腹に腕を貫かれた。

 

「我動!死ぬ!死んでしまうぞ!鬼になれ!鬼になると言え!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ガハッゴホッ………………ふふふ………分かった………………鬼になろう!」

 

 

瞬間に猗窩座に貫かれた腕から流れた血が私に入って来て私の体を鬼の体に変異させようとした。

そして、腹の傷が治った。

「おお!遂にだ!共に武を極めよう!」

 

ーーーーー

 

そして、俺は猗窩座に連れられて広い座敷に案内された。

その方はそれは青年のようにも、妙齢の女性のようにも、子供にも老人にも見えた。

 帽子の下から覗く整った顔立ちはどこか作り物のようで、柔和な笑顔を浮かべながらもその内から滲み出る威圧感はまるで隠せていないその出で立ち。まさしく鬼の始祖にして鬼の王。

 

鬼舞辻 無惨様!!!

 

「ご報告に参りました、無惨様」

「ほう、猗窩座。ようやくお前が認める者を連れて来たか。」

「はい!彼は肝も座り、尚且つ私との戦いで素晴らしい強さを見せてくれました。この先きっと強くなり貴方様のお役に立ちましょう!」

「……………ふむ。よかろう。」

瞬間に俺の頭に無惨様の指が突き立てられ、血が入って来た。

 

ーーーーー

 

その後に十日ほど経ち完全に鬼になった後に憎き育手の元に来た。

俺があの時に前世を思い出してここが「鬼滅の刃」の世界だと気づいた時から決意したのは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

''極限まで強くなり俺から優しかった兄弟と妹達を奪った憎きこいつらに復讐すること''。

 

「やあ、溝口夫妻………と刀鍛冶殿も一緒か、好都合だな」

と俺が言い殺意を向けるとその時に奴らは俺が鬼だと気づいた様で日輪刀で斬りつけようとしたが奴らの動きは手に取る様に分かるので刀で奴ら全員の足を少し斬った。

簡単には殺さない。

そして奴らに今までの恨みを全てぶつけた。

 

「お前、なんのつもりぎぎゃああー!やめろ!助けてくれよー!ぎいやあああ!!!」

男が刀で襲いかかって来たが、何年もの間に見て覚えたこいつの動きには対応して両腕両足ともに折った。

「あんだけ世話してあげたじゃないかグブグブ……嫌!止めて!グブグブ……………」

耳障りな声を出す女両手両足を折って前にやられた水責めをこの女に対しやり、そして息を吸わせてからまた水責めというのを繰り返した。

「お前!俺の刀を受け取っておきながらよくも!うぎゃああ!やめてくれー!俺の腕だけはー!」

俺をいない者扱いした刀鍛冶は何度も殴り骨をも折った。

特にこいつが大事だと言ってる腕を念入りにして………

 

その後にも何日も何日も奴らを拷問して奴らが死を懇願した時にも無視して拷問しての日々を過ごして来た。

最後には私が死んだという嘘の情報をそこらに居た鬼狩りを使って与えて奴らが喜び自由になったと希望に塗れた奴らの前に現れて、「先程の情報は嘘だ!」と言い奴らがこれ以上ないほど絶望感に落ちている時に命乞いした奴らを惨殺し食った。

 

その後には私を捨てた両親を探し出した。

奴らは、まだあの家に住んでいたので、簡単に見つかった。

 

そして奴らに会い、にこやかな笑顔で話して「あの時は捨ててくれたよな」と言うと途中で私が昔捨てた子供だとわかった後に奴らの前で私を両親共と一緒に虐めて来た弟を全身の骨を折って殺して食った。

そして、奴らが泣き叫んだ後に改めて復讐をした。

殴って悲鳴を上げさせて両手両足の指の骨を折ってやると奴らは実の母親だぞ!だの俺はお前の父親だぞと言ったふざけたことを言って来たので

 

「何が両親だ!都合のいいことをいうな!」

その後にも拷問をした。

奴らが悲鳴を上げなくなって来た頃合いに食ってやった。

 

ーーーーー

 

そして、その後に私は復讐が終わった時の最高の達成感と共に眠った。

起きてからは

(復讐は終わった。もうこんなことはやめよう)と思いむやみやたらに人を喰わない決心した。

 

それからは犯罪者や時には、子供を人買いに売った親達だけを喰らい続けた。

だが、当然鬼殺隊との戦闘にもなった時には、せめてもの慈悲として苦しまずに斬った。だが、明らかに復讐鬼と化した隊士達だけ(女を除いて)を殺して食った。

 

更に当時の柱の中で鬼をいたぶり殺すことを愉しんでいる奴を見つけて殺し食った。

 

ーーーーー

 

その後に大正時代に入った道中に偶然に短髪ツリ目で顔中傷だらけの男。下弦の参に遭遇したので手合わせしたが、血鬼術と無惨様の血の力に溺れていたので余裕で倒した。

 

その後に突然視界が変わり。代わりに現れたのは和風の屋敷だった。360度全てが木造で、瞬間移動よりさらに異常なことに、まるで空間がねじくれたかのように床と壁と天井が縦横無尽に入り乱れているのだ。その上を、俺の視点では壁や天井にあたる部分に立ったり歩いたりしている人影がチラホラ。遠くには無表情で琵琶をべべンベンべべンと鳴らす妙に独特の雰囲気を醸し出す前髪で顔を隠した女がおり、他の数人は怯え、一人は困惑している。平静な顔をしているのは髪の長い男一人だけだ。見た目イケメン風味の優男なのに随分と肝が座っていた。

 

更に突然俺の目の前に現れたのは、鬼舞辻様。

俺はすぐにその方に跪ついた。

俺を含めた全員が頭を下げたのを見てから、鬼舞辻様が口を開いた。

 

「下弦の参!なんだそのざまは!せっかく十二鬼月に入れたというのにあっさり負けおって!」

「も、申し訳ありません!油断してしまいました。」

「言い訳するな!」

という無惨様と下弦の参とのやり取りに俺が

下弦の参のそのなんとも言えない醜態に俺の口から大きなため息が漏れた。

鬼舞辻様が横目でこちらを睨みつけてくる。

 (申し訳ございません。少しばかり発言の許可を)と思うと

 

「許す。なんだ」

「はい、彼の血鬼術は貴方様が精鋭にお選びになるほどに優れていますが十二鬼月に選ばれたことと貴方様の血を頂いたことに慢心し、自身の血鬼術の開発がおざなりであるように見受けられます。

人を食らうことにのみ執着した結果、どうにも自身の研鑽に目が行っていない。ですが、その反面今から彼を教育しなおせば必ずや貴方様のお役に立ちましょう。何故ならば貴方様がお選びなった者ですから。」

 

鬼舞辻様はしばし考え込んでから

「よかろう!此奴の教育をお前に任せよう。そして………」

 

鬼舞辻様は俺の左目を指差してた。それだけで左目に熱がこもる。眼球を形成する細胞がひとりでに動き回る感覚。これか数字を刻まれるということか。

更に鬼舞辻様は俺に

「両手を広げよ。」

言ってくださり、俺がその通りにすると、ポタリポタッと鬼舞辻様の神聖なる血が俺の両手に落とされた。

「飲め。」

と言い、俺がその通りに飲むと、飲んだ瞬間、今までとは、桁違いに強くなるのを感じた。

 

次に下弦の参にも指差した、ひとりでに彼の左目に刻まれた「下参」の数字にバツ印が刻まれた。

うぐぅと呻き左目を痛そうに抑えている彼に目もくれずに

 

「今日から彼を新たに下弦の参とする」

と下弦の鬼達に宣言した。

 

こうして俺は現下弦の参と入れ替わりした。

 

無惨様は納得した様にそのまま去っていった。

その後には俺は琵琶の音を最後に、元いた森に落とされた。

足元に突然現れた襖が開き、そのまま重力に引かれて腐葉土の香り漂う地面に着地した。

 

その後に元下弦の参が俺を睨みつけて

「貴様…よくも…俺から数字を奪ったな…いつか必ずお前を殺し必ず十二鬼月に返り咲いてやる!」

という鬼らしい言葉が出てきたので、嬉しくなり

「面白い。いいね。その憎悪!素晴らしいね、好感が持てるよ。」

 

と笑って言うと元下弦の参こと病葉(わくらば)は一瞬で怯えた表情になった。面白くないと思いつつあえて生かしてそのまま連れて行った。

 

道中に他の下弦の鬼達と出会って手合わせしての彼らが慢心してせっかく血鬼術を疎かにしているので指摘したりとした。

更に上弦の壱の黒死牟殿、上弦の弐の童磨殿、更に私を鬼にしてくださった上弦の参の猗窩座殿との入れ替わりの血戦を申し込んだ。

 

それでも、後一歩というところで負け続けた。それ以降は自分の血鬼術と武術を鍛え直した。

 

 

 

ーーーーー

 

時が過ぎ………

そこは森深くにある古びた屋敷。

そこには肩・腹・脚に鼓が埋め込まれた異形の姿をしており、元十二鬼月の下陸であり今はそのの数字にバツ印の付けられ右目に宿しながらも十二鬼月に返り咲こうとする響凱と言う鬼がいた。

 

「希血…希血を五十人、百人食えば小生は…」

響凱がブツブツ言っていると

 

突如

「ごめん下さい。」

という声が聞こえてきた。

 

内心、何奴だと思うも玄関に向かい、匂いからして同類の鬼だと分かり

「何奴だ?」と聞くと

 

「すいません。ここに響凱さんという人物に会いに来ました。私は下弦の参の逢蠱(おうこ)という者です。」

途端に響凱は驚いた。何故現十二鬼月の者が来ているのかと。

だが、響凱はある事を考え思い付いた。

 

「入ってもいいぞ。」

入ることを許すとゆっくりと戸が開けられて、目にした鬼の姿は

 

軍服を着てトンビと呼ばれる黒いコートに身を包み、手には包帯を巻いている黒髪の前髪を切り揃えた左目に下参の数字が刻まれている青年と

左目に下参にバツ印を付けられている短髪ツリ目で顔中傷だらけの男の二人組みの鬼がいた。

 

「何の用だ?」響凱が聞くと

「貴方の血鬼術を見たいのです。」

と言った逢蠱に面食らう響凱に対し逢蠱は続けて

 

「それで貴方と手合わせして頂きたくここに馳せ参じました。」

突然の言葉に驚いたが、好都合だと思い

「いいだろう。だが、そのかわりにお前に''入れ替わりの血戦''を申し込ませてもらう。」

「分かりました。」

 

 

 

ーーーーー

そして、数時間後………

 

響凱が倒れていたが、逢蠱は丁寧に部屋に散らばる紙を拾い響凱に

「血鬼術。見せて貰いました。凄かった!」

 

と言った時に響凱は

「小生の血鬼術は凄いか?」

「はい、凄いです!それで貴方を見込んで私の群れの一員になっていただきたいのです。」

 

「………いや、だが小生はまだここで………」

 

「強くなる為に希血を食って十二鬼月に返り咲く為ですね。」

「!!!」

 

驚愕する響凱に逢蠱は続けて

「そんな貴方に朗報です。

これをお食べください。」

 

血鬼術 改造印

 

逢蠱は自分の手のひらを切り裂き、血が出てくると、それが固まった。

 

「これは?」

「我が血鬼術で作ったものです。

これを食った鬼はあの方の忠誠心をより強く、何より今までとは桁違いに強くなります。………激痛が伴いますが………」

 

それを聞いて響凱は、悩みながらも、それを食った瞬間

 

「うぐああああーーー!」と叫んでいた。

 

「大丈夫ですよ。貴方は今までより強くなります。あの方の元で返り咲きます。」

その後には、叫び声を上げる響凱が意識を失い、そのままその家で過ごした。

 

ーーーーーー

 

その後には、逢蠱達は、橋の上で女の子を縄で連れている男と二人組の女の人が揉めて、その後には、その人買いらしき男に妹らしき女が多くのお金を投げつけていた。

 

だが、逢蠱は、女の方に目もくれずに人買いの男が金を拾い上げるのを待ち、それが終わったのを見て、

 

「すいませんちょっといいですか?」

「ん?なんだよ」

 

男は、先程の事があったのか不機嫌そうだったが、

 

「実は私は買いたいものがありまして………」

そう言い逢蠱が、男の目の前に大枚がぎっしり入った巾着袋を見せると男の顔色が変わり、

「おっ!それじゃ詳しい話はそこでしねぇか?」

「はい!」

 

ーーーーーー

 

その夜に

「ここで間違いないか?」

「はい…そうでさぁ。ここであのガキを………」

 

そこはボロボロの長屋だった。

その前には、逢蠱が先程の男の頭を鷲掴み、他に病葉と響凱とまだ幼い少女がいた。

 

「喋りましたから助けて……」

「ああいいぞ。」

「いぎゃああーー!」

とそのまま男の頭ごと握りつぶした。

 

「ああ!なんだ!」

と長屋の戸が開いて、みすぼらしい男が出ると、逢蠱はそのまま男に

 

「貴方達が人買いに女の子を売った夫婦ですね。」

 

「はあ!それがどうした!」

と叫んでた男に逢蠱は無表情のままに男の胸ぐら掴んで殴り続けた。

更に男が

「テメェ何しやがイギャアアー!!」

文句を言う男の腕を握りつぶした。

それを見た家の中いた女の方は逃げて行くが、逢蠱が目にも止まらない速さで追いついて女の頸を掴んだ。

 

「いやあああーーー!助けてーー!」

と叫ぶ女に逢蠱はその女の髪の毛を引きちぎり耳元で囁いた。

 

「お前達が子供達に与えた痛みを教えてやる。」

その後にその家から悲鳴が響き渡った………

 

ーーーーー

 

「助けて………」

「いで……よ……助け………」

 

其処には夫婦共に体中を青あざだらけになって、男の方は両腕を引きちぎられ動けなくなり、両足ともに折られた体中の皮を剥がされた姿と、女の方は顔を切り裂かれ、無理やり顔の皮膚を剥がされ、両腕両足ともに折られ水の中に何回も入れられて、その度に命乞いする無惨な姿だった。

 

そしてそのまま地面に叩きつけられた瞬間

「うぎゃああーーー!!」

「いやあああーー!!」

夫婦共に背骨を粉砕され金きり声を上げた後に逢蠱の持つ刀により夫婦共に両断された。

 

「さてと、他の三人は順調に周囲の奴らを食っていますね。」

 

長屋を出て其処らの家から火の手が上がる様子見上げて、無表情のままに呟いた。




ここまでお読みくださりありがとうございます。

鬱描写満載で申し訳ありません。
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