それなのに、お気に入り39、UA9103にしてくださりありがとうございます。
これからもより一層執筆活動に励みますのでよろしくお願いします。
ここからようやく原作開始です。
竈門家の悲劇
ーーーーーそこは雪深い山の中
雪が降り積もり、足取りが悪い日だった。
その日にも、炭治郎は、正月にみんなに腹一杯食べさせてやりたいと母に止められるも町に炭を売る為に出かけて行こうとすると花子と茂は兄である炭治郎について里に下りたがっていたが、足取りが悪く危なく、帰りは、荷車引いて行かない為に乗せてもらい、休むことは出来ないという母の一言により家で留守をすることとなった。
その後には、炭治郎は幼い花子と茂に帰ったら、美味いものを買って帰ると言い、弟の竹雄に薪割りをやってほしいと頼んでいた。
竹雄は炭治郎が一緒に薪割りを手伝ってくれると思ったらしく拗ねていた。
妹の禰豆子は、まだ幼い六太を寝かしつけていた。
父が死んでまだ間もない竈門家は父を求めるかのように炭治郎に毎日引っ付いて悪戯と称して甘えていた。長男である炭治郎は余程の事でなければ怒ったりせず当たり前のように幸せを噛み締めながら毎日を過ごしていた。
家族を愛し支えにして頑張ってきたのだから。
そして、炭治郎は何故か鼻の利く少年だった。他の家族はそうでもなく、ただ炭治郎だけがだけが持っていた特技だった。それもあり、周りの人々に頼られることも多々あった。
そうして、今日も炭治郎は、その鼻で持って、皿を割ったのが猫だと言って無実の人を助けたり、炭を売ったり、障子を張り替えたりとしていた。
そうして炭は売れたが時間がかかってしまい、気づけば日が傾いていた。
ーーーーー
(遅くなってしまった……」
その後に炭治郎は、帰路に着こうとして山に登ると
「こら!炭治郎、山に帰るつもりか?」
「えっあっはい。」
三郎爺さんが炭治郎を引き止めていた。
「危ねえからやめろ……」
心配する三郎に炭治郎は
「俺は鼻が利くから平気だよ。」
と言うが、三郎はなおも
「うちに泊めてやる、来い。戻れ。」
「でも………」
「いいから来い!!………鬼が出るぞ!!」
と言う切羽詰まった声に炭治郎は渋々ながらも、三郎の家に泊めてもらった。
そして、その後に夜も更けていき炭治郎が三郎から出された食事をしながらも三郎は鬼について話した。
「昔から人食い鬼は日が暮れるとうろつき出す。だから夜は歩き回るもんじゃねぇ。食ったら寝ろ。」
明日早起きして帰りゃいい」
それを聞いて炭治郎は、
「………鬼は家の中には入ってこないのか?」
三郎はしんみりとして
「………いや、入って来る。」
炭治郎は心配になり、
「じゃあ、みんな鬼に………」
三郎はキセルを吹かしながら、
「いや、大丈夫だ。
鬼は鬼狩り様が斬ってくれるんだよ。昔から………
炭治郎、お前も前に会っただろう?」
と言われた炭治郎は、内心何のことだろうと頭に疑問符を浮かべていると、
その時に外から雪の中を歩く足跡の音がした。
そして、家の戸に向かってきた。
突然、三郎は、血相を変えて炭治郎を引っ張って
「炭治郎!!押入れの中に入れ!!それとこれを持ってろ!!」
とそのまま炭治郎を押入れの中に無理やり、隠れさせて、藤の花の香り袋を持たせた。
炭治郎も先程の話を聞いたからか、素直に従った。
三郎が、近くに置いてある斧を持って戸の前に出て、更に胸元に藤の花の香り袋を持って、場の空気が緊張感に包まれた。
???「
だが、外から聞こえた声と戸を叩き、馴染みのある声で空気が和らいだ。
「ごめんください!道に迷ったので、泊めてくれませんか?」
三郎と炭治郎は、安心して、その戸を開けると
雪に当たり積もらせながらも黒い詰襟の上から白地に雷を象ったデザインの羽織を着用した。
雷のような形の鍔、黒い柄と鞘を持つ。茶髪の短髪の青年、和星が居た。
こちらを見て和星が驚いていた。
「あっ!お久しぶりです。三郎爺さん!!………ん?………あっ!炭治郎君!!」
元気よく挨拶する和星が居た。
「はい!和星さん!!お久しぶりです!!」
「テメェ!!和星!!びっくりさせるなよ!」
炭治郎がそれに元気よく返し、三郎は、憎まれ口の叩きながらも、顔には嬉しさがあった。
そうして、和星も中に入り、そこで少し話込んだ………
「今回は、ある事情により友と一緒に来たんですが、効率を考え、私が西、もう一人が東から回ることになったんです。」
和星が言うと三郎は、キセルを吹かしながら楽しそうに聞いていた。
「そうかい、元気そうで良かった。」
と和星は、不思議そうに炭治郎の方を見ると、
「そう言えば、珍しいねぇ、炭治郎君が三郎爺さんの家にいるなんて………」
和星が疑問を口にすると炭治郎は、ハキハキと喋った。
「はい、今日は、正月に家族みんなに腹一杯飯を食わせてあげようと炭を町に売りに来ていて、それが終わったので、山に帰ろうとしたんですが………」
そこへ三郎は、
「夜には鬼が出るって言って俺が泊めたんだよ。」
「成る程………ん?………しまった!!」
話を聞いた和星は何かを思い出して、血相を変えて瞬時に席を立ち、戸を開けて出て行こうとする。
それを見た三郎と炭治郎は、慌てて、引き止めた。
「おい!どうしたんだ和星?!」「何かあったんですか?!和星さん?!」
それでも和星は止まらずに叫んだ。
「
「「えっ?!!」」
それを聞いて三郎と炭治郎は、一瞬にして、和星の様子で理解して
三郎は顔面蒼白になり、
「まさか……そのある事情って【鬼】の事なのか?!しかも、葵枝達にも関係が?!」
それを聞いて和星は、重々しく頷いた。
まさか、前世で知っていたとは言えずに、和星が前から自分が作った学校で育て上げた偵察部隊の情報と、この土地に詳しい自分とこの地域の管轄権を持っている義勇と共にお館様から受けた命をそのまま言った。
「はい、実はとある情報でこの近辺で鬼の目撃談が多く出たんです。それもこの山の近くから……それも何人もの死者が出ると言う事態になっていると………」
それを聞いた三郎は放心して
「なんて事だ………」
言い、それを見た和星は、三郎の肩を掴んで
「だからこそ俺が来たんですよ!!!だから、大丈夫だ!!」
と和星が力強く言い放つと三郎は、目に力を込めて
「頼む!!和星!!」
三郎は、精一杯頭を下げて頼むと和星は
「承知!!」
と返すと炭治郎が
「待って下さい!!」
炭治郎は叫んだ
「俺も行きます!!」
それを聞いて和星と三郎は
「駄目だ!炭治郎君!!」
「何を言っている炭治郎!!危険だ!!お前はこのままここにいろ!!」
と炭治郎に和星が制止する様に言うが、炭治郎は、引かずに
「家族が危ない目にあっているかもしれないのに俺だけがただ待つなんて出来ません!!!」
炭治郎の曇りなき真っ直ぐな目と頑固な性格を知っている和星と三郎は、何を言っても無駄だと思い、和星は覚悟を決めて条件付きで一緒に行くことにした。
「分かった。だが、約束して欲しい!!必ず俺の側を離れない事を!!」
和星がそう言うと炭治郎は大きく頷いた。
「はい!!」
それを見た三郎も覚悟を決めて和星に、
「和星………炭治郎を頼む!!」
「承知!!」
そして、和星は炭治郎を背負いそのまま走り出し、それを三郎は心配そうに見送った。
ーーーーー
その後にそのまま夜の中をひた走った。
和星は、内心自分の事を毒づいていた。
(くそ!!俺は惚けていた!!)
数週間前の柱合会議で、不死川実弥が、柱に昇格した後にお館様に対しての物言いに驚いた。
でも、その後にお館様が、
''私も君達と共に戦いたかった''
と言う言葉を皮切りに自身の葛藤と傷ついた隊士達、死んでしまった隊士達の事を覚えてくれたと知った時には、不死川はもちろん俺達柱全員はお館様に対して新たに忠誠心を強固にした。
更に下弦の壱との戦いで
………その時の戦いで片腕を無くしてしまったが………
不死川曰く俺が提案・創設した鬼狩りを育てる学校での呼吸法の鍛錬と鬼に遭遇した場合の時の対処法、その他の現在分かっている上弦の鬼の壱、参、肆の情報など更にそこでの鍛錬により全集中・常中の呼吸を会得したことが、生き残ることが出来た理由だと、お見舞いに行った時にそう言われて粂野と不死川が俺にお礼を言ってくれて嬉しかった。
更に、年々隊士の質が落ちている原因が育手の何十人かが横領・弟子に修行と称しての酷い虐待と適当な修行を施していたことが判明した。
挙句の果てに鬼を残滅する事を諦めてきった奴もいて、弟子の分の食費なりを産屋敷家に負担してもらっていた資金を弟子の数を過大報告してちょろまかしたり、弟子に特に飯をやらずに適当な修行をして半端な強さの子供を藤の山に放り込んだ酷い育手もいることも分かった。
それを柱合会議で確かな証拠と一緒に報告したら、他の柱のみんなは怒っていた。
………何よりお館様も、いつも笑っていた分いつになく怒っていた。
………俺を含めた柱みんなが恐怖する程に!!
………凄い怖かった(恐怖)!!
その後にその横領・弟子を虐待した愚かな酷い育手達は、辞めさせられ、罪に問われ、牢屋行きとなって、その被害にあった元弟子達も俺の創設した学校で引き取り育てることとなった。
そうして、年々、俺の学校からの最終選別の合格者数が出てきた。
更に隊士達にあったら、その時の検分役兼指導したりして、多くの隊士達を育てたり、柱合会議の後に柱と同期達での手合わせによりみんながメキメキと力をつけていった。
それもあり、年々落ち始めていた隊士の質が高くなったとお館様と柱のみんなから褒めて貰えて嬉しかった。
そんないい事づくめがあった。
だから、油断していた。早くあの人達の元へ!!
ーーーーー
炭治郎は、和星に背負われながら言った。
「和星さん、みんなは大丈夫ですよね?」
「………大丈夫すぐに着くから。」
炭治郎は尚も言った、自身を落ち着かせる様に、
「父さんが亡くなった後には父さんの意思を継いで家族みんなと一緒にこれから頑張っていこうと母さんと、弟の茂と妹の花子には、帰ったら、本を読んで上げてお土産に美味しい物を持って帰ってあげるって約束したんです。」
それを黙って和星は聞いていると炭治郎は話を続けて
「弟の竹雄は、少し生意気になったけど、頭を撫でると照れる癖があって、六太も前よりも大きくなって、禰豆子も前に和星さんから''ヒノカミ神楽''を見せてもらったお礼にと頂いた新しい着物を気に入ってまだ着ているんです。それに大きくなっていて、大きい着物も着れる様になりました。」
確かに和星は炭十郎の''ヒノカミ神楽''を見せてもらったお礼にと竈門家の家族みんなに新しい着物を差し上げたこともあった。
「和星さんに見てもらいたいんです。」
それを黙って聞いていた和星は静かに頷いて
「ああ、是非とも。」
そうしている内に、竈門家にもう少しで着くという時に
???「
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その悲鳴が響き渡ると同時に炭治郎は
「禰豆子!!」
途端に炭治郎は叫び、和星も速度を上げた。
そして急いで家に着く直前、炭治郎は鼻で和星は異質な気配を感じ取った。
「血の……匂い?」
「くっ!!」
瞬間に和星は鞘から日輪刀を抜きその家に駆け出した。
そして其処には、竈門家が目に入ったのは末っ子の六太を庇い、
それを見た和星は瞬時に鬼だと確信して
雷の呼吸 肆ノ型
でその鬼に遠間から強烈な踏み込みで接近し、横一文字に斬りつけた。
だが、その鬼は、瞬時に上に飛び上がり、避けていた。
???「
そのナニカを月明かりで照らされてよく見れば、その姿は!!
その姿を見て和星は瞬間に確信・理解してある言葉を言った。
「
和星が呟くと目の前の人物は、目を血走らせ、そのまま和星に腕を変容させて襲って来た。
すぐに和星は、避けてなるべく竈門家から遠くの方にその鬼を移動・誘い出した。
その後にもその鬼は、怒り狂い殺気を放ちながらも呟いた。
「私の
私の顔は
そう言うと腕を醜く肥大化・変容させて襲って来た。
それを見た和星は避けながら言い放つ。
「ええ!
目に数字が刻まれていないから其処らの雑魚鬼か?
名前は?
名乗れないならこちらで勝手に青白鬼と呼ばせてもらう!!」
それを聞いた鬼はそんな名前で呼ばれる事に我慢出来ずに怒り狂い、怒鳴った。
「ふざけるな!!
私は、私こそが鬼の始祖にして誰より進化した生物の頂点!!
そして、和星は、表情では驚きと恐怖を出したものの、内心では、
(遂に!遂に!見つけたぞ!!鬼舞辻 無惨!!!)
そして、鬼の始祖に和星は悠然と立ち向かった。
ここまでお読みくださりありがとうございました!!
冒頭でかなりのオリジナルの部分を導入することをお許しください。
これからも原作沿いの中にオリジナル展開をしていきますのでよろしくお願いします。
最後に鬼滅の刃の映画化はとても嬉しいです!!!
………でも、無限列車編ですから嬉しさ半分心配半分ですね。