二人の転生鬼殺隊士と三人の鬼になった転生者   作:是非

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更新遅くなってしまい申し訳ありません。
ですが、冬になると仕事が忙しくなってしまうためにこれからも不定期更新になってしまうかもしれません。
それでもどうかこれからも宜しくお願いします。


柱合会議の後に和星が知り合い達に交渉に行く話。



頼りになる仲間と師範達

柱合会議の後………

 

産屋敷に和星と義勇は共に呼び出された。

前々から林の持っている医術(未来の)のおかげで産屋敷の体調が良くなっていた。その医術は医者でさえも舌を巻く程に凄いと言われた。

その為に他の柱達には、

 

「いつもと同じでお館様の検査と治療」と言った為にそのまま何事もなかった。

検査と治療が終わった後に林は包み隠さず鬼になった妹が人である兄を庇った、その時の状況を他の柱達には秘密で話した後に産屋敷に

 

「和星と義勇がそう言うなら私も二年程様子を見よう。

お目付役として錆兎と真菰に頼んでおくとしよう。」

 

産屋敷は容認してくれた。

更に

「それと和星が前々から提案してくれた例の案件、柱を補助及び助けるための部隊''暁''を採用することに決まったんだ。

その為の''全集中・常中の呼吸''を成し遂げた対象者に対しての説明を頼みたい。」

 

「御意!!」

 

 '''暁''

和星が柱に就任した後に酷い育手達を逮捕した後に和星が自分の屋敷を学校とした後に提出していた人事案。

和星の鬼殺隊の養成学校でのカリキュラムによって順調に鍛錬を積んで''全集中・常中の呼吸''習得した強者達やそれに準ずる強さと技術を持っている甲と乙と丙の階級の隊員達で構成された部隊。

 

それが遂に採用されたとあって和星が気分が高揚した。

 

 

そして、帰り道に胡蝶カナエと会って

 

「カナエ、少しいいかい?」

と言うとカナエは微笑んでから心配する様に言う。

 

「ええ、いいわよ。でも和星。貴方の顔色が悪いわよ?ちゃんと寝てる?」

和星は苦笑して

 

「すまない。ここのところ忙しくてね、それよりここじゃなんだからね、しのぶと一緒に大事な話があるんだ。」

そう言うとカナエはキョトンとしながらも頷いた。

 

ーーーーー

 

そして、場所変わって 鬼殺隊治療院の一つ。

 屋敷の主人の名前と、敷地内を色とりどりの蝶が舞い遊ぶ光景から『蝶屋敷』と親しまれその場所に向かう……………

 

其処に栗花落カナヲが蝶と戯れており、その横で神崎アオイと時透お菊とその手伝いをしているなほ、きよ、すみが一緒に布団を干していた。

 

和星はその光景を見ていて、みんなが蝶屋敷に初めて来たことを思い出していた。

あの時からずいぶん変わったなぁと思いつつカナエと共に挨拶した。

 

「お久しぶり。アオイちゃん、カナヲちゃん、お菊さん、なほちゃん、きよちゃん、すみちゃん。」

「みんな!!ただいま。」

 

和星とカナエが挨拶するとそれに気づいたアオイは元気よく

「はい!!お帰りなさいカナエ様。お久しぶりです!!林さん。」

 

お菊もゆっくりと挨拶した。

「お帰りなさいカナエさん。お久しぶりね。林さん。」

 

更になほ、きよ、すみも元気よく挨拶した。

「「「お帰りなさいませ、カナエ様!!お久しぶりです、林さん!!」」」

 

その後にカナヲは硬貨をぴんと弾いて、掌の上に落とした。そこに出たのは、表。

「お帰りなさいませ、カナエ様。お久しぶりです。林さん。」

 

と言うカナヲに思わず和星は苦笑した。

その後にしのぶも出てきた後に

 

「お帰りなさい姉さん。それにお久しぶりですね。林さん。」

「ただいましのぶ」

 

と言うカナエに続いて和星も

 

「お久しぶり、しのぶ。………実は折いって二人に大事な話があるんだ。」

そう言うと和星の様子を察したカナエとしのぶは、

神妙な顔つきになり、部屋に案内した。

 

その後に蝶屋敷のしのぶの部屋にて和星はカナエとしのぶに産屋敷に話した事を話したが、

 

「はぁ?!鬼を庇った?!」

 

しのぶの驚いた声に和星は「静かに」と言うが、

 

「何考えてるんですか!!立派な隊律違反ですよ!!」

怒って言うしのぶと対象的にカナエは

 

「仲良くなれそう?」

と言うカナエにしのぶが

 

「姉さん!!何言ってるの!!」

注意する様に言う。

 

「いやいや、でも、重度の飢餓状態にもかかわらずに人である兄を守ろうとしていたんだよ!!」

 

そう言うとしのぶは信じられないという表情でカナエは興味深々の顔をして

 

「仲良くなれそう?」

「姉さん?!」

 

和星は頷いて淡々と応えた。

 

「仲良くなれる。まずは、二年程鱗滝さんの所で様子を見ておこうと思うんだ。そしたら、その後にその子を見て欲しい。」

 

と言うとカナエは嬉しそうに

「良かった、良い鬼もいたのね。」

 

しのぶは、尚も

「何を言っているんですか?鬼ですよ!!隊律違反までしてそんな馬鹿な事をするなんて………」

 

其処へ和星は

「安心してくれ。お館様にはちゃんと話して、容認してくれた。だから、隊律違反にはならない。」

 

応えるとしのぶは驚いて

「なっ?!」

「何より今まで影も形も見せなかった鬼舞辻がわざわざ自分から出向いて炭治郎君の家族を皆殺すなんて事をしたぐらいだ。何らかの理由があるんだと思うんだ。

炭治郎の妹の禰豆子を殺せば、鬼舞辻を殺す機会が、潰えることになる・・・そうなれば、また今まで通りに人が死ぬ。でも彼らを許容すれば・・・」

「鬼舞辻を殺す機会ができて被害が減ると言う訳ですか?」

 

和星が頷くのを見て、しのぶは諦めた様にため息をはいた。そしてしのぶは真剣な表情をして

 

「分かりました。皆には黙っておきます。ですが条件があります。……………何が起こっても姉さんを「いいえ、しのぶ」って?!」

 

しのぶの言葉を遮ったのは、カナエだった。

其処には、いつものニコニコとした表情ではなく、真剣な顔をしたカナエがいた。

 

「私にも見せてあげて欲しいの。その兄を庇ったっていう鬼を………お願い。」

 

その静かな圧を放つカナエに和星は重々しく頷いた。

「分かった。それと………………」

 

和星は懐から血の入った試験管と肉片の入った試験管をそれぞれ十本程をしのぶに渡した。

 

「なんですか?これは?」

 

訝しむしのぶに和星は

「鬼舞辻との戦いで奴の腕を斬った時に手に入れた''血と肉片''」

「えっ!!!」

 

それを聞いたしのぶは驚愕した。

そして和星は淡々と

 

「それを君に託す。」

 

と言い頭を下げた。

それを見たしのぶも先程とは違い和星の意思を汲み取り頭を下げて

 

「はい、分かりました!!」

 

そうして胡蝶姉妹との話はついた。

因みにその後に義勇と合流してその後に

 

「なっ?!鬼になった妹を庇っただと?!」

「ど、どう言うこと?!」

 

錆兎と真菰に炭治郎との事を話した。

最初二人は驚いたものの義勇と和星の説得に応じて

 

「仕方ない!!

それ程の覚悟なら、男として引き受けよう!!」

「うん!!私も錆兎の意見に賛成!!」

人を襲わないことを信じて秘密にしてくれた。

 

ここまではいいが、和星にとってはここからが試練であり、必ず話さなくてはいけないが一歩間違えば大変な事態になるが、それでも行くと決めて震える足を引きずって歩き出した。

 

「………ここからが大変だぞ………正直殴られるんだろうなぁ………でも、行かなければ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、着いたのは煉獄家の屋敷。

其処で

 

「くぅぅおのおおお馬鹿者ーー!!!」

 

と言う槇寿郎の大声が響いた後に部屋から殴り飛ばされた和星が庭に飛び出した。

 

「何故そんな事をした和星!!」

と杏寿郎からも叱り飛ばされた。

 

「説明なさい!!」

瑠火からも叱り飛ばされた後に和星は

 

「はい………詳しく説明します……」

 

その後に産屋敷としのぶ達に言った事を言い、鬼舞辻を倒せる可能性のことも話した後に槇寿郎から険しい表情で

 

「要するにお前は打算で助けたのか?」

 

「えっ?!」

 

槇寿郎の突然の言葉に和星は絶句した。

 

その後に槇寿郎から木刀を投げつけられ、

 

「表に出ろ。」

 

ーーーーー

 

その後に庭で槇寿郎との決闘して、槇寿郎から

 

「お前は確かに柱として才能がある。

私と杏寿郎との稽古と鍛錬によって強くなった。

だが、鬼舞辻に遭遇という幸運にも恵まれていたと調子に乗っているだけだろう!!」

と言う言葉と共に木刀で来た槇寿郎に反発する様に返すようにすると

 

「更に人を喰わずに人を庇った鬼を助けた!?

ふざけるな!!

そんな理由でか!!」

それに和星は大声で張り上げた。

 

「ふざけてない!!

調子に乗るはずがないだろう!!

俺がどんだけ自分の無力さに打ちひしがれていると思っているんだーーー!!」

と同時に和星は

 

雷の呼吸 肆ノ型 遠雷

 

で一気に槇寿郎の間合いに遠間から強烈な踏み込みで切ろうとするが

それに槇寿郎が

 

炎の呼吸 壱ノ型 不知火

で返した。

「くっ!!」

「それで終わりか?

和星!!」

 

途端に槇寿郎は肩に刀を担ぎ奥義の構えを取ると和星も対抗する様に刀を鞘に納め居合抜きの構えを取った。

 

そして次の瞬間に槇寿郎と和星は激突した。

 

炎の呼吸 奥義 玖ノ型 煉獄!!

 

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ーーーーー

 

その後、数時間後……………

そして槇寿郎と和星ともに地面に倒れていた。

 

そして和星は泣きながら

「俺は……………妹を思う兄の炭治郎君と鬼になっても兄を守ろうとした禰豆子ちゃんを………………助けたいんです。」

 

それを聞いた槇寿郎はため息を吐いて

「最初からそう言え、馬鹿弟子。」

 

それを聞いた和星は気づいた。

槇寿郎は和星がどういった意図で兄妹を助けたのかを確認したかったということを………………

 

ーーーーー

 

その夜に……………

槇寿郎は杏寿郎を部屋に呼び出して、この事は内密にすることと更に

 

「二年後の最終選別でその炭治郎なるものが突破して隊員として任務に就く時は気づかれぬ様に監視しろ。

お館様には私から話しておく。

その鬼になった禰豆子が人に襲いかかった時には、隊律に則りその禰豆子の頸を斬れ!!」

 

それに杏寿郎は頭を下げて

「はいっ!父上っ!」

槇寿郎はそれからと言い

 

「だが、その鬼の禰豆子が人を襲わずに人を守ったなら……………その隊員を継子として迎え入れろ!!無論お目付役としてもだ!!」

「はいっ!父上っ!」

 

その後に空に目を向けて

(……………悪く思うなよ、和星。)

 

……………それは鬼殺隊での新たな始まり。

 




柱合裁判では鬼と一緒に炭治郎を斬首する事を言いましたが、炭治郎の''鬼舞辻無惨を倒す''という言葉を聞いて、柱みんなが笑う中、ただ一人だけ
「良い心がけだ!」
と言った時にちゃんと話せば分かってくれるだろうと思い、この話にしました。
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