開会宣言と共に流れ出すアナウンス
それに同調する様に盛り上がりを見せる会場
ファウンデーション対抗合同体育祭が今始まる
side 真也
『ついに始まった第37回全ファウンデーション対抗合同体育祭、今回はファウンデーションⅡステルヴィアを会場に熱いバトルが繰り広げられます。もはや学園内だけでは無く、全世界に注目を浴びている体育祭、各惑星から報道機関も多数参加、全太陽系に衛星中継されます』
さて、俺は第2種目・・・アストロボールは第9種目か、応援には間に合うな
ビアンカの整備も昨日やったが念のためもう一回チェックするか
しかし凄い熱気だな・・・まぁ各種目の優勝者にはグレートミッションの参加が考慮されるらしいから仕方ない事なのかも知れないが
っとそんな事考えている内に格納庫に着いた
さて、各種数値は問題なし・・・一応リミッター解除プログラムは入っているが今回は使う機会は無いだろう
「お!いたいた」
ビッグ4のケント先輩か
「君の友人に聞いたら此処じゃないかっていわれてね・・・早速本題なんだがナジーが体調不良でメンバーが足りないんだ、そこで初佳達と話合ってゴール前まで攻め込んで来た君が良いんじゃないかって話になったんだ」
ちょっと待て、いきなりそんな事言われても練習もしてない俺を使うのか!?さらに言うなら本科の人を使えば事足りるのでは?
「無理を承知で頼みたい」
「本科の他の先輩はどうなんですか」
「僕達としても一回、君の機動を見ての判断だ」
「そこまで言われてしまうと断れませんね」
「ありがとう!恩に着るよ」
そういって走り去るケント先輩、しかし・・・・本当に俺でいいのか・・・・
『第2種目参加者は指定のエリアに集合してください』
っと急いで行くか・・・まずは予選か・・・・よし!気合入れて行くか!!
俺はビアンカをスタート位置に着かせる
『それではルールを説明します・・・デブリベルト長距離走ではスタートからゴールまでのタイムを競います。上位五名が決勝に進みます・・・それでは予選を始めます』
しかし大半はケイティだな・・・それでも負けるつもりは無い!
『5・4・3・2・1・スタート』
スタートは上々、後は最短距離を算出し進むだけ、強化したセンサーのおかげで、周囲250mの障害物情報は取得できる
デブリベルトな訳だから傷害物は動く・・・・予選の内にその計算プログラムに必要な情報も収集しておくか・・・
しかし、ケイティは早いが小回りが利かないのが難点だな・・・・だが減速からの立ち上がりは早い・・・しっかり減速して避ける
効率がいいが勝ちを拾うのに減速はナンセンスだな
自機順位は4位かこのままのペースで行けば3位までもっていけるはず
・・・・よし!抜いた!
『ゴール!!各順位は電光掲示板で発表します。決勝は今から30分後に行います』
デブリベルト長距離決勝進出者
オデッセイ:ロバート・タリス 1:34:88
ステルヴィア:リアン・シュナイダー 1:35:15
ステルヴィア:狛江 真也 1:35:98
ビジョン:ヴォルグ・フールイ 1:36:67
ステルヴィア:ウルスラ・ブッフホルツ 1:40:15
トップとの差が1.1秒か・・・しかし良くステルヴィアは決勝に三人も行けたな・・・最悪でも三位は確定、上手く行けば独占か
しかし予選でもリタイアが出るとは・・・・まぁ運が悪かったんだなリタイアした人達は・・・・最初に障害物に接触した人の道連れだもんな
それに決勝ともなるとさらに厳しいコース・・・・リタイアだけは避けたい
『まもなく、デブリベルト長距離走決勝を始めます。決勝出場者はスタート位置に着いてください』
さて、障害物の移動速度は+1で設定して航行プログラムにて修正を掛ける
これで事実上減速をしなくても避けられる計算になる
『5・4・3・2・1・スタート』
最初からフルスロットルで加速する
前方に障害物57、回避経路を減速無しで選択・・・・最短距離を抜ける!
ゴールまでの距離22.5㎞か、今の所順位は2位トップとの差が0.87秒、抜けるか分からないな・・・限界まで加速して追いつけないとなると、相手がミスをしない限りキツイ
《警報!正面より飛来する物体あり》
なんだと!?しかし減速からの回避じゃ間に合わない!機体右側の圧力ガスで軌道修正で回避・・・それからレーダーで原因を探る!
・・・・・っく!厄介な事になったな・・・・隕石の様な物がデブリに浮遊してる物体にぶつかってビリヤードみたいに弾き飛んできたのか!
なんとかレーダーで捕捉できるが速度を抑えないと回避がキツイな・・・・仕方無いが此処は怪我をするりマシだ、減速しよう
順位は下がってしまったが・・・まぁ、仕方が無い
それにしてもステルヴィアのケイティは減速する気はないのか・・・ビアンカより小回りの利かないのにどうやって回避するつもりだ?
あ、あのケイティ詰んだな、前方を塞ぐ様にデブリ溜まりが流れてきてる
減速しても間に合わないな・・・・あのケイティはリタイアか・・・
オデッセイも減速を選択したか・・・・しかしこれはチャンスだ、デブリに浮いている障害物を影にして上手く気が付かれずに抜けるか・・・・レーダー上にはお誂え向きの障害物が有るが・・・抜くチャンスは此処しかない、此処で差を縮めて抜くしかない!
ここで加速!・・・・っ!気付かれたか、距離は100m稼げたけどゴールまで約10㎞・・・逃げ切れるか微妙な線だな
結果として1位を取ることが出来た、しかしケイティが減速をせずに障害物を避けていたら結果は逆だっただろう
なんせ俺のタイムに+0:74秒だ、なんとか勝てたというレベルだな
「一位おめでとう、やはり君に頼んでよかったよ」
ビアンカを降りてすぐにケント先輩に声を掛けられる
「いえ、ぎりぎりでしたよ」
「たとえぎりぎりだろうと勝ちは勝ちだ、それに咄嗟の判断力は敬意に値すレベルだ」
「ありがとうございます」
「それと、この後すぐにアストロボウルの最終ミーティングをするんだけど、時間は大丈夫かい」
「大丈夫です」
「よし!それなら善は急げだ、早速始めよう」
そう言って歩き出すケント先輩の後をついて行く
side out
side 志麻
これから最終ミーティングをすると言われて教室で待っている
ケント先輩は真也君を迎えに行っている
「それにしても狛江君も流石ね、剣が峰の勝利だけど良く持ちこたえたわね」
そうなんです!なんと真也君はケイティ相手にデブリベルト長距離走で一位を取ったんです
「凄いですよね、真也君」
「あぁ、これならアストロボウルの方も期待できるな」
笙人先輩もその結果に満足しているみたい
「・・・・・・」
え?町田先輩がいきなり暗くなったみたいだけど
「どうかしたんですか、町田先輩」
「いえ、なんでもないわ」
と何時もと変わらない様子で返事を返した・・・・気のせいだったのかな
《プシュー》
「お待たせ」
あ、ケント先輩が帰ってきた
「それじゃぁミーティングを始めようっとその前にナジーの変わりに出場してくれる狛江 真也くんだ」
「よろしくね、狛江くん、それと一位おめでとう」
「よろしく頼む、君達予科生には期待している」
「此方こそよろしくお願いします。ありがとうございます町田先輩、笙人先輩の期待に応えられるよう頑張ります」
「さて、各々の話はコレくらいにしてアストロボールの陣形を決めよう・・・狛江君にいきなりナジーのポジションは難しいと思うなので槍方陣形で行こうと思っている」
そうしてミーティングが始まった
それから1時間くらい話合い、私はゴールを守る事になった
「さて、こんなもんだろ、それでは各自アストロボウルまで英気を養ってくれ」
その言葉で皆部屋を出て行く
「片瀬さん、一緒に頑張ろう」
「えぇ、それでも私はマニュピレーターアートに出たかったな」
そういうと真也君は苦笑し、
「出たがってたもんな、片瀬さん・・・マニュピレーターアートが第8種目じゃなきゃ出られたかもね」
私はアストロボウルなんかよりそっちに出たかったよ
「さぁ、光太達と合流しようか」
「そうだね、アリサとピエール君は放送室だから別行動だけど」
「取り合えずカフェエリアに行こうか」
そう言って歩き出す
カフェエリアに着くと放送組み以外が席に座っていた
「真也御疲れ、大活躍じゃん」
「ぎりぎりだけどね」
「それでも勝ちよ、誇ってもいいと思うわ」
「晶ちゃんの言う通りよ」
「そういえばケント先輩が探していたのはなんだったんだ」
「俺、アストロボウルに出る事になったんだ」
「えー!スッゲーじゃん」
「確かにゴール手前まで攻め込んだものね」
そうやって話しをしている内にアストロボウルまでの時間を潰す
『さ~て途中経過を報告します、只今8種目を終えた所で我等がステルヴィア代表チームがトップをキープしていまーす』
アリサの元気な放送に耳を傾ける
『そして、本日のメインイベント、アストロボウルの一回戦が間もなく行われます・・・出場選手はゲートまでお集まり下さい』
「行こうか、片瀬さん」
そう言って歩き出す真也君の後を着いて行く
「時間ぴったりだね、それじゃぁ」
そういって円陣を組む
「ステルヴィアに」
「「「「「勝利を!!」」」」」
『ステルヴィア宇宙学園放送部では、この一回戦、ステルヴィアチーム対ビジョンチームの模様を只今から完全生中継します。司会は人気投票一位に輝いた脅威の新人、アリサ・グレンノースと』
『全女生徒の僕、ピエール・タキダです』
『なによそれ!!・・・っぁ、じゃなくて、解説は我が学園の甘辛ご意見番コンビ、リチャード・ジェームズ教授とカール・ヒュッター教官でお送りします、よろしくお願いします』
『誰が辛口なんだ、誰が』
『両チームの機体が競技フィールドに入って行きました』
ついに始まるんだ・・・・・どうしよう緊張してきた
『本競技はバリアで包まれたフィールドの中、双方五機のオーバビスマシン飛び、フィールド内に浮かぶ障害物をかわしつつ直径1mのボールを反重力スティックで相手方のゴールにシュートして得点を競う、非常に難易度の高いゲームです・・・・間もなく試合開始です』
『3トップでいっきに攻める、片瀬君はゴールを死守、狛江君はハーフライン際の遊撃だ』
『了解』『承知した』『分かりました』
『片瀬君』
「っはい!分かりました、ゴールを死守します。」
『片瀬君、リラックス、リラックス練習通りにやればいいんだ』
「はい、頑張ります」
『片瀬さん、一緒に頑張ろう』
真也君・・・・よーし、落ち着け私
《ピ・ピ・ピ・ポーン》
『ボールを取りに行くぞ!初佳はプレッシャーを掛けろ!笙人はバックアップ!』
『了解!』『承知!』
え?、は?なに?
『片瀬さん、ゴール守って!』
「はい!じゃない、了解」
あ、えっと、
『片瀬君!ボールが行ったぞ!』
「あ!はい・・・とー、りゃぁ!」
え?、え?
《警報、障害物接近》
今度は一体なに?
《片瀬機退場 片瀬機退場》
え?退・・・場・・・・
side out
side 真也
片瀬さんが退場してから俺がゴールを守る事になった
ステルヴィアチームは勝利し次戦いはオデッセイ
皆の提案でお好み焼きを食べに行く事になった
「そんなに落ち込むなって」
「しーぽん居なくても試合には勝てたし」
ピエールはいいが、大よ、その言い方無いぞ
「そうそう、それに開始三十秒で退場って記録よ記録」
「ほ~め~て~な~いぃ~」
「その恨めしそうな声やめて・・・怖いから」
栢山さん、激しく同意しよう
「だいたい、なんでちょっと接触したくらいで一発退場なのよ」
「それはもともとアストロボールが、障害物の多い宙域で船外作業率を競うことから始まったスポーツだからじゃない」
ジョジョがまともな説明だと
「知恵熱でも出てるんじゃない」
「お前らな」
さて、光太よ、なにか気の利いた事を言おうか
「次の試合で頑張ればいいのさ、真也君もそう思うでしょ」
「あぁ、今日の失敗は明日の成功、光太の言う通り次があるんだ、一緒に頑張ろう」
「光太君、真也君」
それにしても大きいお好み焼きだ・・・直径50㎝ぐらいありそうだ
「さぁ出来上がり、さぁ食べて元気出して、明日も頑張ろうしーぽん」
「うん、ありがとうやよいちゃん、ありがとう皆・・・片瀬 志麻頑張ります」
さて、いやな客が来たな
「お!退場娘がいるぞ」
次の対戦相手のオデッセイの奴らか
「まぁ、アカプスも相当手ごたえ無かったけど、ステルヴィアも余裕って感じかな」
「アストロボウルは5人でやるもんだ、そこの退場娘みたいに早々にいなくなっちゃ試合にならないだろう」
「今日は勝ちました」
「そうだ!いってやれしーぽん」
「ガチガチにゴール固めて1−0でな」
「サッカーじゃないっての」
「俺らにそんなの通用しないぜ」
この野郎・・・言いたい放題だな
「そんな事ないもん」
「レベルの低い奴らの相手にするな、オースチン達に言っておけ、ビッグ4などと持ち上げられて調子に乗リ過ぎるな、とな」
「調子に乗っているのはあなた達でしょう」
だれだ、あのコは?
「どういう意味かな、お嬢ちゃん」
「彼女は時速300kmのボールをトラップもしないでジャストミートで打ち返したのよ、しかも練習機のビアンカで・・・あなた達にそんな芸当が出来る人がいるの」
やろうと思えば出来なくも無い、だがタイミングが難しいな・・・
「っく、遊ぶ気がうせた、行くぞ」
「そういうあなたは?」
「私は風祭 リンナ、よろしくね」
そうして知合った風祭さんと皆でグラウンドに行った
「風祭さんは、ウルティマから来たんだ」
「こわくない?あそこ未完成なのにセカンドウェーブの一番近くにあるんでしょう」
ウルティマか、たしか親父が今そこにいるんだよな
「そ、人類存続の最前線基地、だから燃えるんじゃない」
燃えるか・・・
「なにやってんだお前らこんな時間に!!」
やばいな、白銀教官か・・・・・逃げれないな
「今更逃げても無駄だ!!」
レイラ教官まで
「まぁまぁ、今回は大目に見てあげる、ちょめ」
蓮花保健医もか・・・・ジョジョはあの怒られ方で喜んでいるようだがレイラ教官を忘れていないか
「私も叱ろうか・・・」
ドスのきいた声で言うレイラ教官にすかさず返事を返すジョジョ・・・・言わんこっちゃ無い
「おう、片瀬・・・今日は派手にやったな」
「すみません」
「講義じゃないんだ、謝らなくていい、明日は挽回しろよ」
「はぁ」
「頼りない返事だな・・・・なぁ、片瀬・・・・お前は何でパイロットになりたいんだ・・・お前らは人類の宇宙進出を担う、選ばれた存在なんだ・・・全ての人間を代表してここに居るんだという事を忘れるな」
「は、はぃ」
「良し!明日はしっかりプレイするんだぞ、お前なら出来る、オデッセイの連中に目に物みしてやれ!いいな!」
そういうと歌いながら白銀教官は去っていった
「うわー気合はいってんな~」
「あなた達がうらやましいのよ」
「白銀教官ってステルヴィアの時期幹部候補だとか」
「本当はパイロット志望だったのよ」
「そういう事だから期待に応えてあげてよね、教え子諸君」
そういいレイラ教官と蓮華保険医は笑い声を上げながら白銀教官の後を追う
「ステルヴィアの先生って面白い人達ね」
まぁ否定はしないぞ風祭さん
「俺らより青春してるって感じ」
アレかジョジョ、白銀教官のテンションを見ていっているのか
「どーしよう、やっぱ自信ないよ」
「片瀬さんは片瀬さんなりに頑張ればいいと思うぞ」
「そうだよね、ありがとう真也君」
「取り合えず今回の目標は試合終了まで退場しないことかな」
「アリサったらすぐそういう事言う」
「でも一歩ずつ前進するのも大切よ、あ!そうだ、しーぽんプログラム得意なんだから全部の運動計算しちゃえば良いんじゃない」
「やよいちゃんまで~」
確かにそれなら確実だが・・・・色々難しいぞ・・・・情報収集が間に合えば出来なくは無いが
そうして夜は更けていった
そしてアストロボウル二回戦
『さぁフィールドがバリアで囲われました、いよいよ試合開始です』
いよいよ二回戦だ、あの感じの悪いオデッセイの奴らには負けたくないな
『フォーメイションは初佳と笙人が先に突出、僕と狛江君が零れ玉をカバー、片瀬君はゴールを守ってくれ、落ち着いていこう』
「片瀬さん、聞こえてる?」
『うん、大丈夫だよ真也君・・・今日こそゴールを死守するから』
これなら大丈夫かな・・・昨日は俺も緊張してて片瀬さんに気を回せ無かったけど
っ!始まったな・・・先行は俺達か・・・ボールは町田先輩か・・・・でもオデッセイの奴ら、二機で挟みこんで・・・あの状態じゃパスは難しいな・・・壁を使ってもインターセプトされそうだ
『笙人!パス』
『承知!』
く!取られたか・・・だけど、オデッセイの奴らの陣形は、町田先輩達のインターセプトを回避し、ボールをゴール前まで持っていくつもりだろう・・・・笙人先輩が取りに行ったな・・・
よし!案の定パスをしてきた!このボールはもらった!
なんとかインターセプトできたな・・・パスは・・・・無理そうだな、前方から二機、進路を塞ぐ様に攻めてくるが
直前で右側の高圧力ガスを噴射、その勢いで平行移動し回避しゴール付近まで持っていく
っ!ここで町田先輩に使って来た挟み込み戦術か・・・・でも
ここで急制動を掛け二機を先行させる、相手が旋回している間に足を進める
よし!これなら!
「いけ!」
っ!ブロックされたか・・・・
『ナイス!狛江君この調子で頑張ろう、さぁカウンターをされる前にポジションに戻ろうか』
そうだ、早く持ち場に戻らなきゃ・・・相手が長距離パスをしようとしているのは分かる
分かるのだが距離が遠すぎる・・・相手のパスが通ってしまって町田先輩もかわされた
このままじゃぁ・・・!オデッセイの奴らシュートを放つ気か!!
「片瀬さん!」
『大丈夫!』
ってそのまま撃ち返すしちゃリバウンドがって、障害物のリバウンドを利用して機体の前に・・・・移動物体情報を全部網羅したのか
まぁ・・・・あんだけフリーにされれば情報収集とプログラムを組む時間はあるか
それにしても、お嬢の言う事本当にやるか・・・片瀬さん本領発揮だな
side out
side 志麻
うーん、敵さん誰も着かないから情報収集とか楽にできるし言う事無いんだけど
「よーしこうなったら移動物体全部トレースしちゃうもんね」
『片瀬さん!」
「大丈夫」
これでプログラムは組み終わったから
良し!計算通り
「残念でしたぁ!」
リバウンドなんてさせてあげないよ
「えーと、パスは・・・・無理か・・・・それじゃぁ、いっくよぉ」
あっと、周りに着かれちゃった
『笙人!狛江君!片瀬さんの援護を』
『承知』『了解』
『片瀬さん、安心してゴールまで行ってくれ、援護するよ』
笙人先輩・・・真也君・・・・よぉーーし
ゴールまで720m・・・この距離ならこの経路で
「いっけーーーーー!」
いろんな障害物にボールを当て私の思い描いた通りの軌道
ゴールだ・・・私、一点取ったよ
「やったよ・・・みんな」
『やったな片瀬君、よーし、初佳と片瀬君の2トップで行く、笙人!狛江君!片瀬君にボールを集めるんだ」
『了解』『承知』
よーし!頑張るぞ
side out
こうしてファウンデーション合同体育祭はステルヴィアの優勝で幕を閉じた
そして予科生達は平時の授業へと戻って行く
次は本科生を交えた合同演習が待ち構えている