side 朱音
とうとう真也君が宇宙に上がる日が来た
『ナスカ発ファウンデーションⅡステルヴィア行きは定刻通り運行致します。当機ご利用のお客様は搭乗手続きを済まし第三ゲートにお進みください』
「そろそろね、じゃぁ真也君・・・短い間だったけど私もいい勉強になったわ
地球に帰って来たら、宇宙での話しとか聞かせてね、休みの時とかも基本的に研究所にいるから遊びに来てね」
「ええ、では朱音さん・・・・行ってきます」
「では豪徳寺君、私が居ない間、研究局の管理は頼むぞ」
「お任せ下さい、局長」
さぁ、これから大変になるわよ・・・
局長が指揮を執ってたストラーダのオプションパーツ
完成の目途は来年の11月あたり、これは研究所に缶詰めね・・・・頑張りますか
side out
side真也
『当機は間もなく、ファウンデーションⅡステルヴィアに到着致します。
指定座席に御戻りになり、今しばらくお待ちください』
アナウンスが聞こえ座席に戻る
今まで見上げるだけの宇宙に・・・・今俺はそこにいる
そして、これからの数ヶ月をこの宇宙で過ごす
・・・・・・・不安と期待が入り混じるこの高揚感
「これからが本番だ」
さて、これから教えを請うレイラ・バルト教官はいったいどんな人なのだろうか
まぁ気にしても仕方がない
そうこう考えている内にステルヴィアに着いた
「さて、真也これからリチャード教授に挨拶に行くぞ」
急に親父が話しかけてきたが・・・・・
親父・・・・・存在感が無いぞ
「ん?どうした真也、鳩が豆鉄砲食らったような顔をして」
みなまで言う必要は無いだろう
「いや、なんでもない」
「そうか、挨拶に行こうか。
けして失礼の無いようにな」
「分かってるよ」
side out
side リチャード
さてそろそろですかな
「おや、もうこんな時間ですか」
ヒュッター先生も気がついたようですな
「そうですな、そろそろ見えるころでしょう」
「では、今回は私の勝ちで締めくくるとしましょうか・・・・・では、チェックメイト」
「ふむ、これはやられましたな」
ヒュッター先生もなかなかやるようになってきたようですな
「では台を片付けけますかな」
「ええ」
ちょうど片付け終えた所でベルが鳴る
『リチャード教授、狛江です』
ふむ、ちょうどいいですな
「あいていますよ、どうぞお入り下さい」
「失礼します、どうも教授、この度はこちらの我侭を押し通してしまい申し訳ありません」
「いえいえ、それにしても立派なお子さんをお持ちで、親として誇らしいでしょう、狛江局長」
「そういって頂くと私も喜びを隠せませんな」
「自分の意思を折ってまで協力する、それを行動に移す人極わずかだ」
ヒュッター先生の言うとおりこの年頃の子は自分の我を通し続ける傾向にある
さらに言うなら大人になるにつれてその傾向は強くなる・・・・まぁ一般論なのですがね
「さて、狛江 慎也君、君はこの宇宙に何を思い着たのかね」
さてこの少年はどう答えるかな
「自分は、この宇宙の、広大な宇宙の幾重に連なる一本の道の一つを目指したいと思っています」
なるほど、出来た子だ
「子は親を追い、親は子を思う」
ヒュッター先生は何を・・・・・ふむ、狛江局長のオーバビスマシンのことか
「確か、狛江局長・・・・あなたの研究局のオーバビスマシンの名前はストラーダでしたな」
「ストラーダ、イタリア語で道の意味」
「ふむ、なるほど、真也君・・・・星の道のりは長く険しい、ステルヴィアでその術を学びその思いを胸にがんばって欲しい
私は君の面接を担当する筈だったんだが、君には必要ないようだね、後は筆記試験のみを頑張りなさい。
学園長には話しを通してくよ、それにこれからレイラ教官が来ることになっているからこれからの事を聞いてみてはどうかな」
「はい、そうさせて頂きます」
『失礼します、レイラ・バルトです』
「丁度いいですな、では狛江君、頑張りたまえ、それと彼女が君に宇宙でのオーバビスマシンの教導してくれるレイラ・バルト教官です」
「レイラ・バルトだ、よろしく」
「よろしくお願いします。狛江 真也です」
「早速だが場所を変えてこれからのプログラムを説明する。着いてきなさい・・・・では、失礼します」
「分かりました、では失礼します」
ふむ、さて狛江局長を待たせ過ぎてしまったかな
「では狛江局長、ストラーダの調整やデータ取りの場所へ案内します、場所は一般学生立ち入り禁止区域・・・・シークレットルームです」
「ほう、確かあそこにはギガンティック・アクティモ・ソーマ試作1号機、インフィニティが置いてあるはずでは?」
「やはりご存知でしたか、しかしあの場所程に適当は無いのでね」
「ご存知もなにもあれのレーザ砲は内の局も一枚噛んでいますからな・・・・・それにストラーダのオプションパーツにはそれの小型版もコンテナに入っているのですよ」
「確かバッテリー内蔵型でしたな・・・・しかし何でまた?」
「備えあれば憂いなしとも言いますし、何より・・・・・これから何が起こるか分からない、それが必要な時にこんな事もあろうかとっと出してみたくなるのが研究者の性ですよ」
「なるほど、えてして研究者はそういうものですか」
「「はっははははは」」
side out
side 真也
親父に連れられて
リチャード教授の部屋に行った
親父とリチャード教授が話しをしていると急に此方に話しかけてきた
「さて、狛江 慎也君、君はこの宇宙に何を思い着たのかね」
この質問は俺の夢を言えば大丈夫だな
「自分は、この宇宙の、広大な宇宙の幾重に連なる一本の道の一つを目指したいと思っています」
「子は親を追い、親は子を思う」
俺の言った事になにかあったのか?
「確か、狛江局長・・・・あなたの研究局のオーバビスマシンの名前はストラーダでしたな」
ん?ストラーダがどうしたんだ?
「ストラーダ、イタリア語で道の意味」
「ふむ、なるほど、真也君・・・・星の道のりは長く険しい、ステルヴィアでその術を学びその思いを胸にがんばって欲しい
私は君の面接を担当する筈だったんだが、君には必要ないようだね、後は筆記試験のみを頑張りなさい。
学園長には話しを通してくよ、それにこれからレイラ教官が来ることになっているからこれからの事を聞いてみてはどうかな」
え!今ので面接試験はいいのか!?確かに面接で同じ事を聞かれたらそういうふうに答えるが
後話しの最後の方に言ってたレイラって人が俺にオーバビスマシン教導を担当してくれるのか
とりあえず返事をしなくては
「はい、そうさせて頂きます」
『失礼します、レイラ・バルトです』
「丁度いいですな、では狛江君、頑張りたまえ、それと彼女が君に宇宙でのオーバビスマシンの教導してくれるレイラ・バルト教官です」
「レイラ・バルトだ、よろしく」
この人が教えてくれるのか・・・
「よろしくお願いします。狛江 真也です」
「早速だが場所を変えてこれからのプログラムを説明する。着いてきなさい・・・・では、失礼します」
とりあえず着いていきますか
「分かりました、では失礼します」
「簡単にだが、今後のプログラムを説明する。
私は学生の実機校外演習を担当している、その都合上君に教えられるのは授業が終わった後になる・・・・なので君は私の手が空くまではシュミレーターで訓練していて欲しい
そして、ある程度慣れてきたら、授業を見学し私の判断でそれに参加させる・・・・・以上で何か質問は?」
なるほど、学生を教えているのではしょうがないよな・・・・でもそしたらレイラ教官は何時休みをとるのだろうか
「しかしレイラ教官は何時お休みを?」
「問題ない・・・これも仕事の内だ」
「そうですか、ではこれからよろしくお願いします」
「ああ、こちらこそよろしく
では、早速明日から始めたいと思う、今日はゆっくり休んで明日に備えて欲しい、」
「分かりました、では明日は何処に行けばよろしいですか?」
「すまない、言ってなかったな・・・・とりあえず案内版を見てくれれば分かると思うが演習を行う時は格納庫に来て欲しい
シュミレーターは案内版を見て分からなければ、聞いてくれ、後君の部屋なのだが学生寮になる・・・・君は学生では無いのだが特例処置だな。
普通は二人部屋なのだが、今回は君一人になる、これがその部屋の鍵だ、学生寮はこのまま真直ぐ行けば着君の部屋は一番端だ」
なるほど、しかし親父は何処で寝るんだ?部屋は俺一人らしいが
「分かりました、それで親父は何処で?」
「君のお父さんは、研究機材があるシークレットルームで寝泊りするらしいが」
「そうですか、分かりました」
さて、親父の事はいいとして明日の為に今日は早く休むかな・・・・
「それではレイラ教官、今日はこの辺りで失礼します」
「ああ、ゆっくり休んでくれ」
side out