お楽しみ頂けたらと思います
時間軸としては初佳と付き合う前の段階です
バレンタイン
それは女子も男子も浮かれる日
そんな日の話
side 志麻
えーと、明日がバレンタインだから皆でチョコを作ろうって事で
「私達の部屋で手作りチョコを作ろう!大作戦を展開してまーす」
「アリサいきなり叫ばないでよ」
「さ~てここでインタビュー!さてさて誰に渡すのか!最初にしーぽん!は置いといて晶!」
「え?ちょっとアリサ、何で私をとばすの?」
「だってあんたは光太で決まってるでしょ」
「え!そんな、確かにそうだけど、でもどんなの作るとか色々・・・そして渡したその後、やだ何考えてるの私」
「長くなりそうなので、てな訳で晶!」
「えっと、言わなきゃダメなのか」
「もち」
「私は、その・・・ジョジョに・・・」
「いやーしかし晶がジョジョと、ってのはもうビックリしたよ」
ほんと晶ちゃんがジョジョとって聞いた時はビックリしたよ
「っ!!どうだっていいでしょ」
「おおっとそれでは次!りんなちゃん」
「もっちろん真也だよ!」
「最近町田先輩が押し気味だが逆転なるか!そして噂のビック4町田 初佳!」
「勿論狛江君ね、負けないわよ」
りんなちゃんも町田先輩も真也くんかぁ
確かに真也くんは優しいしカッコイイけど私には光太くんがいるし
あーでもどっちを応援しよう・・・もう両方頑張れ
「大人の余裕か、はたまたもう勝利が確定しているのか、そして今回みんなの先生役お嬢!」
「私は特にそういうのはないかな」
「という訳ではりきってつくりましょー!!」
でもみんなに聞いといてアリサはどうなんだろう
「そういうアリサはいないの?」
「私はパス」
みんな作業を始めてるし・・・よーし頑張るぞ!
side out
side 初佳
ここが勝負所よ
明らかに風祭さんは狛江君狙い
絶対に負けられない
狛江君はコーヒー党でブラック派
御茶請けでチョコレートもいいけどこの間の喫茶店での時は御茶請け無しで飲んでいたから、甘い物は余り好みで無いはず
その線で考えるなら風祭さんは失敗ね
明らかに甘いホワイトチョコにピンクのデコレーションチョコ
確かに可愛く作るならそれもありだと思うけど
私はシンプルにビターチョコで凝ったデコレーションなんてしない方向で行くわ
ふふふ、明日が楽しみね
side out
side 真也
今日はバレンタイン
俺には余り関係ない日だ
しかし今日、何故か片瀬さんの部屋に男性陣が呼ばれた
「こんにちわ」
「おぉー、よくきたね」
「まぁ俺が最後みたいだがな」
「うむ、もうみんな来てるよ」
とりあえず部屋に入る
「それでは早速お嬢から」
「普段お世話になってるからね、義理だけどどうぞ」
「ありがとう」
ピエールは・・・・男泣きしていた、そんなに嬉しいのか
「後は個人なので適当にやって」
そう言って一番に来たのはりんなちゃんだった
「真也ー!コレ頑張って作ったんだよ」
「ありがとう」
「食べたら感想聞かせてね」
「分かった」
りんなちゃんのチョコは可愛くラッピングしてあった
「あ、あの狛江君、ちょっといいかしら」
「はい、どうしました町田先輩」
「コレ・・・・よかったら食べて」
そうして渡されたのは綺麗に包装された
「ありがとうございます」
「そ、それだけだから」
そういうとお嬢の所にいってしまった
辺りに目を配ると栢山さんがジョジョに渡して
片瀬さんが光太に
「嬉しいよ、ありがとう志麻ちゃん」
「えへへ、頑張って作ったんだ、そうだ!食べさせてあげるね」
「うん、美味しいよ志麻ちゃん」
「よかったぁ」
うん、仲がいいのは分かったから見えない所でやってくれ
ピエールがさっきと別の意味で泣いてるから
こうしてバレンタインは終わった
side out
バレンタインはそれぞれに思いを残し過ぎて行く