宇宙のステルヴィア〜星の軌跡〜   作:九龍

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第2話 ~始まり~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side 真也

 

 

 

 

 

さて、入学式の・・・・まぁ良くある学長の長い話、眠気を抑えながら聞いている

まぁなんだ、これが終われば各クラスに戻って授業の話を聞いて・・・・・っと学長の話が始まったな

 

「今年は取り分け、記念すべき年になります。君達は、グレートミッションを間近で見ることが出来る訳ですから、それだけでも非常に幸運だとおもいます。189年前、地球は滅亡寸前まで行きましたが、我々の祖先から今の我々に連なる人々の力でここまで来ました。これはけして幸運ではありません。知恵と努力を惜しむことなく繰り出してきたからです。かつて人類は御互いの信ずる者の為に争い、戦争してきた歴史がありました。しかし、ファーストウェーブの猛威を受け、新たなる道を歩んでいます。セカンドウェーブは後数ヶ月で太陽系にやってきます。しかし、今回は必ず、人類の英知と勇気によってこれを防ぐでありましょう、そして君達はこれを足がかりに太陽系の外へ、星の道のりを伸ばしていって欲しい・・・・・入学おめでとう、ようこそステルヴィアに」

 

なるほど、俺らが参加するわけでは無いだろうが見て学べ・・・・とそういうことか、

さて、クラスに戻るとするか

 

「やぁ、狛江君」

 

聞いた事ある声に振り返る

 

「あぁ・・・・音山・・・・だったか?」

 

確か音山 光太って言っていた気がする。

 

「ひどいな~、もう忘れちゃったのかい・・・・ほら、フジヤマのラウンジで話した」

 

うんそれは覚えている

 

「いやいや、ちゃんと覚えているよ、ここに居るって事は同じクラスか」

 

「そうだね、とりあえずフジヤマでも言ったけど、これからよろしく」

 

「あぁ、よろしく」

 

 

 

 

そうこうしている内にクラスに戻って迅雷教官の話を聞く

 

 

「俺からも言わせてもらおう、ようこそステルヴィアに・・・・これから約一年の間、君達は本科生になる為の準備をする、第一語学、第二語学、人間学、実験科学そして宇宙船実技・・・・・君達は君達の最善と思われる授業を選択し、単位を取得していかなければならない」

 

話に聞いていたが授業は自分で選択する・・・・自分の得意科目だけじゃなく幅広く知識を得る必要があるのか

 

「それに加えて三つの課題をクリアしなければならない・・・・一つは知識の実践、創造性、並びに様々な活動、最後に論文、これら三つだ・・・・これらは出席率や暗記では到底単位はとれない、まぁ他の授業も同じ様なものなのだが・・・・・ここは教わる場ではない、学び考える所だ、君達の進むべき道は君達で切り開け!」

 

なるほど、まぁこの後掲示板に選択できる講義が表示されるからそれを見て判断するか

 

 

 

 

「狛江君」

 

あぁ音山か・・・・

 

「どうかしたか、音山」

 

「いや、講義の選択をどうするのかなって思ってね」

 

まだ掲示板を見ていないからどうにも言えないが・・・・

 

「どうするもこうするもまだ掲示板を見ていないからな・・・・・音山もまだだろう」

 

「そうだね、どう?一緒に見に行かない」

 

「別にかまわない」

 

そうして音山と歩いていく

 

「そうそう狛江君、この後暇?良かったら僕の部屋に来ない?」

 

とりあえず講義が終われば暇だが

 

「それは講義を終えた後だよな・・・・・それならいいが」

 

「じゃぁきまり・・・・それじゃ講義終えたら此処に集合で」

 

「あぁ、ちょっといいか・・・・ルームメイトが気を使っちゃ何だ、俺の部屋にしないか」

 

いまさらだが俺の部屋は前回ステルヴィアに居た時と同じ部屋だ、何でもその方が都合がいいらしい

何より一人部屋、他人に気を使う心配もない・・・・それに前からそのままだからちゃんと片付いている

 

「別にいいけど、ルームメイトに悪くない?」

 

「いや、俺は一人部屋だ、それを心配する必要は無いさ」

 

「そうなんだ、じゃぁ御邪魔させてもらうね」

 

「あぁ、それじゃぁまた後でな」

 

 

 

とりあえず講義はプログラムを選択した

正直これくらいは余裕、まぁ、体験だからだと思うが

 

「うわー!間に合わない!!・・・・あぁ!」

 

っと叫び声が聞こえるがこんなのテトリスと変わらない

もともと組まれたプログラムパーツを組み立てて行くだけ・・・・・まぁ速さを要求されるだけ

本来は一から作り形にしていく・・・・・まぁテトリス・・・・楽しいよな、あれ・・・・・昔8時間位やってた記憶がある

とまぁそうこうしている内に講義が終わった、

さて、この後音山と合流しなきゃならないからな・・・掲示板に行くか

 

 

「よお、音山」

 

待たせちまったかな・・・・

 

「やぁ、狛江君とりあえず君の部屋に行こうか」

 

「あぁ、こっちだ」

 

 

 

 

まぁ部屋について俺はサイフォンに火を入れる

 

 

「良いにおいだね、これはなんて言うの」

 

サイフォンを指す音山、しらないのか・・・・

 

「これは・・・・まぁ簡単に言うとコーヒーを淹れる物だな、サイフォンって言うんだけど知らないよな」

 

まぁコーヒーメイカーが主流だからな・・・・・こんな骨董品を使ってる俺が珍しいのか・・・・だがこれで入れた方が味もいいし匂いもいい

 

「うん、初めて見たよ・・・・・・あ、これ持ってきたんだけど飲んでみない」

 

と言って取り出すのはコーラと麦茶・・・・・・おい、音山・・・・・どんだけお前はそれを俺に飲ませたいんだ

てかそれを広める気か!?

 

「飲んでもいいが、一つ条件がある」

 

ここは音山にもコーヒーを勧めよう・・・・・確か苦味が苦手といっていたが今入れてるコーヒーは俺が良く行く喫茶店のマスターに調合表を頼み込んで貰って作ったオリジナルブレンド

酸味と苦味の調和の取れた最高の一品だ

 

「なんだい、その条件は」  

 

 

「お前もコーヒーを飲んでくれ」

 

「・・・・分かった、それじゃコップ借りるよ」

 

そういって麦茶をコーラで割る音山

それを俺に差し出す

 

「はい、どうぞ」

 

「あぁ、ありがとう」

 

一口飲む、あのコーラの甘ったるさが麦茶の後味で見事に消されている

だが・・・・うん・・・・不味くは無い・・・・・だが、美味くも無い

可もなく不可もない味だ

っと考察している内にコーヒーが出来た

 

「なかなか興味深い味だったよ、さて今度は俺の番だな・・・・」

 

と言い席を立つ

コーヒーカップを二つ取りサイフォンから取り出し淹れる

 

「さて、どうぞ」

 

「良い匂いだね、じゃぁ頂きます」

 

そういって一口飲む音山

それを確認し俺も飲む

うん、美味い

 

「あ・・・・美味しい」

 

と音山が言う・・・・俺は心の中でガッツポーズを取る

 

「どうだ、音山・・・コーヒーの味は」

 

「うん、凄く美味しいよ」

 

「そうかそうか・・・・音山、また飲みたくなったら来いよ」

 

「ありがとう」

 

「後、俺の事は真也で構わないぞ」

 

「じゃぁ僕の事も光太でいいよ、真也君・・・・・そろそろ帰るよ」

 

「そうか、じゃぁまたな、光太」

 

「うん、また」

 

 

そう言って光太は帰って行った

うん、苦いの苦手と言っていたが多分、酸味の低い物を飲んだのだろう

あれを味わえば光太もコーヒーの道に目覚めるだろう

しかし入学早々仲良くなったもんだ

さて今日はもういい時間だし寝るとするか

 

 

 

 

 

 

said out

 

 

 

 

 

 

 

 

said 志麻

 

 

今日は入学式、これが終わったらクラスに戻るんだけど・・・・

なんと、フジヤマで知合ったアリサとルームメイト、そしてクラスも一緒。

そうこう考えている内に学長の話が始まった。

集中しなきゃ

 

「今年は取り分け、記念すべき年になります。君達は、グレートミッションを間近で見ることが出来る訳ですから、それだけでも非常に幸運だとおもいます。189年前、地球は滅亡寸前まで行きましたが、我々の祖先から今の我々に連なる人々の力で」

 

「でも良かったね、同じクラスで」

 

え!アリサ?

今、学長が話してる最中だよ!?

 

 

「新しいクラスで親友作るのもいいけど、親友と新しいクラスが同じになるっていうのもい~よね、親友度合いは先行逃げ切りで、こっちの勝ちって感じ」

 

「え?なにそれ」

 

「ちょっと、静かにしてくれる」

 

「す、すみません」

 

「こえ~」

 

もう、アリサのせいで怒られちゃったじゃない

 

 

 

「しかし、ファーストウェーブの猛威を受け、新たなる道を歩んでいます。セカンドウェーブは後数ヶ月で太陽系にやってきます。しかし、今回は必ず、人類の英知と勇気によってこれを防ぐでありましょう、そして君達はこれを足がかりに太陽系の外へ、星の道のりを伸ばしていって欲しい・・・・・入学おめでとう、ようこそステルヴィアに」

 

 

 

学長先生の話も終わり、クラスに戻る

 

 

あ!あの人同じクラスだったんだ・・・・・今日はハンカチもって来ていないし・・・・それにいざ会うと緊張するな・・・・・

 

 

「俺からも言わせてもらおう、ようこそステルヴィアに・・・・これから約一年の間、君達は本科生になる為の準備をする、第一語学、第二語学、人間学、実験科学そして宇宙船実技・・・・・君達は君達の最善と思われる授業を選択し、単位を取得していかなければならない」

 

気がついたら迅雷教官の話が始まってる・・・・

 

「それに加えて三つの課題をクリアしなければならない・・・・一つは知識の実践、創造性、並びに様々な活動、最後に論文、これら三つだ・・・・これらは出席率や暗記では到底単位はとれない、まぁ他の授業も同じ様なものなのだが・・・・・ここは教わる場ではない、学び考える所だ、君達の進むべき道は君達で切り開け!」

 

とりあえず、ハンカチの人がこのクラスに居る事が分かっただけでも良かったな・・・・・

 

「志麻~掲示板行こー」

 

あ、もう・・・・アリサは慌しいな~

 

「おいてっちゃうよ~」

 

「今行く~!」

 

 

こうして掲示板で体験講義を選んで回ってきたけど結構疲れたよ・・・・・

あ~ソファーがある・・・・少し、休もうかな

 

「はい、これ」

 

アリサが飲み物を持ってきてくれた

 

「あ、サンキュ~」

 

あれ、もう一人歩いてきた

 

「もう知っているでしょ?我がクラスの藤沢 やよいちゃんで~す」

 

それは知っているけど

 

「こんにちわ」

 

「この子、私の大親友~、じつは私達、今さっき友情の誓いをたてたので~す。今なら友情のサービスプライス・・・・と、いうわけで大親友の称号があなたに!いや~新しいクラスで親友を作る・・・・何より旬な感じでいいよ~ね」

 

あれ?でもアリサは入学式の時には

 

「先行逃げ切りの方がいいって・・・・・」

 

「なにそれ」

 

え?もう、いいや・・・・・

 

「あぁ!安心して、志麻にもちゃんと友情のボーナスポイントが付いて来るから、あ、な、た、も・・・・なんと大親友に繰上げで~す」

 

もう笑いしかないよ・・・

 

「面白いわね・・・・アリサちゃん、自販機の前で絡まれていた私を助けてくれたの」

 

「絡まれて?」

 

 

自販機の前に女の子二人と子犬がいるけど、一定の間隔で黄色い声がする

 

「ああやって可愛がりの無限地獄に陥っていた所を、アリサちゃんに助けて貰ったの」

 

「無限地獄って・・・・確かにきりが無いよね・・・・ワンちゃん」

 

「さぁさぁ、講義のお試し期間も今日で終わりな訳ですから、作戦会議といきましょう」

 

「作戦?」

 

「何の講義を選ぼうか・・・・その傾向と対策よ」

 

なるほど、アリサも考えているんだ

私もちゃんとしなきゃ

 

「それなら私のルームメイトも一緒にいいかな?」

 

うん、みんなでやった方がいいよね

・・・・・ちょっとして藤沢さんが連れて来たのは・・・・入学式の!!

 

「こちら、栢山 晶ちゃん・・・・って同じクラスだから知ってるわよね」

 

「結構怖そうだよね」

 

ちょっと!アリサ!なに言ってるの!!

 

「そうね、いつも晶ちゃん怖そうな顔してるわよね、生真面目なのよね」

 

「ふん」

 

 

アリサ達と作戦会議?をして講義を決めた

得意な科目、ちょっと得意な科目・・・・苦手な科目

でも、大丈夫だよね、だって明日はいよいよ・・・・・

 

 

 

side out

 

 

 

 

 

 

真也達予科生は、明日・・・初めての実機演習をする

真也はストラーダでの実績があるが、ビアンカでは初めてだ

 

予科生達との演習で何を掴むか・・・・それは明日の演習次第だ

 

 

 

次回、宇宙のステルヴィア~星の奇跡~ 第3話 ~頑張ります~

 




本日の再アップ作業はここまでにしておきます
明日仕事から戻ってから再開したいと思います

誤字脱字、感想等ありましたら、よろしくお願いします
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