宇宙のステルヴィア〜星の軌跡〜   作:九龍

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第3話 ~頑張ります~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真也達予科生は、今日始めての演習を行う

各自注意事項を聞く為に、レイラ教官より話を聞いている

 

 

 

side 真也

 

 

「さて、いよいよ予科生初めての宇宙演習だ・・・諸君は地上でのシュミレータ経験は十分に有ると思うが、オーバビスマシンの操縦は従来のそれとは、かなり異なるものだ・・・・・・パイロットスーツもこれまた異なる、まずはマニュアルを熟読し、10分後格納庫に集合!!」

 

 

久しぶりにレイラ教官に会ったが・・・・相変わらず勇ましい人だ・・・・

きっと姉御肌なんだろう

後で声をかけるか・・・・さて、着替えて格納庫に向かいますか

 

「狛江」

 

っと、レイラ教官か・・・・なんだろう、先に声を掛けられたが

 

「何でしょうか」

 

「確かお前はビアンカは初めてだったな」

 

確かにストラーダしか乗った事ないよな、俺

 

「はい」

 

「そうか、お前も知っていると思うがストラーダとビアンカでは性能、操縦性共々違うからな・・・・今日の演習で感覚を掴むように」

 

なるほど、一応注意を促しにきたのか

 

「分かりました」

 

「それでは遅れないようにな」

 

「はい」

 

とりあえず更衣室にいくとみんな着替え始めていた

そして着替え始めようと思ったら

 

「おい、ジョーンズ・・・・・それは何だ、お前は風呂でも行く気か?」

 

 

「ちっ違うよ!・・・・・ただ、ちょっと恥ずかしくてな・・・・」

 

なにを言っているんだ、他の奴はそんなそぶりも見せてないぞ

 

 

「しかし、まぁ・・・・止めやしないが、回りを見ろジョーンズ・・・・誰も着けてないぞ」

 

「確かに・・・・でも、今回は見逃してくれ!」

 

見逃すも何も・・・・

 

「俺は教官じゃないからな、まぁ、忠告はしたぞ」

 

「あぁ、ありがと・・・・それと俺はジョジョでいいよ・・・・・なんかくすぐったくてな」

 

「そうか、分かった・・・俺も真也でいいぞ、それじゃな、ジョジョ」

 

といって離れる、光太は・・・着替え終わってるな

 

「光太、そろそろ時間じゃないか」

 

「そうだね真也君・・・・けっこう落ち着いてるね、初めての演習なのに」

 

まぁ俺は宇宙は初めてじゃないからな・・・・・ビアンカは初めてだが

 

「そうか?ビアンカは初めてなんだが・・・・・そういう光太も落ち着いてるじゃないか」

 

「そうかな・・・・・まぁ、そろそろ行こうか」

 

「そうだな」

 

 

そして格納庫に向かった

暫くしてレイラ教官が来た

 

「片瀬、てるてる坊主じゃビアンカは操縦できんぞ・・・・・これは君達パイロット生命の安全を守る為のもだ、恥ずかしがる必要は無い、他のみんなもそう・・・・・取りなさい!!」

 

慌てて取る3人

何をやってんだか

 

「宇宙船のコクピットは風呂でも温泉でもない!・・・・まずは、スーツの機能性を実感して貰う・・・・・格納庫を大きく回って10週!」

 

半分くらい走った所で声を掛ける

 

「各自、自分の脈拍と血圧をチェックして・・・・どんな状況でも自分の状態を常に把握しておきなさい」

 

さて、チェックしますか・・・・うん問題なし

そうこうしてる内に走り終わり移動する

 

 

「本来なら0Gで搭乗するがしばらくはG有りで行う・・・・・まずはシートの感触を実感しなさい・・・・セット」

 

よし!それじゃ行きますか・・・・・

 

「セット」

 

 

『どうだ、各人固定できたか?君達のIDはそれぞれのビアンカに登録された、これからそいつらは君達の相棒という訳だ・・・・・・身長、体重、脈拍、血圧、その他の各種データはビアンカを通じて管制センターでモニタリングされている・・・・・最初は出力もバッテリーも抑え目にしてある・・・・・各所のチェック、後に待機』

 

まぁそうだろうな、チェックも終わったしそろそろかな

 

『これより格納庫並びにコクピットは0Gになる、スタンディングポジションはその際に調整するように・・・・・・・・・・重力制御オフ!!』

 

『これよりB-1クラスオーバビスマシンビアンカ発進します・・・・・・・エアー放出、ゲートが開きます』

 

『第1団、テイクオフ』

 

おっと、ストラーダと違ってビアンカは下に落とされるのか

まずは、姿勢制御して、第2、第3団の邪魔にならないところで静止しますか、

 

『各機、自分の位置を確認、まずは、各データのチェック、スタンディングポジションの調節・・・・・どう、初めての宇宙飛行は』

 

俺は初めてじゃないが・・・・まぁ、出力やバッテリー辺りを調べますか・・・・

出力は25パーセント、バッテリー40パーセントか・・・・

ストラーダで考えると出力は16パーセントくらいかな、他はどうかな

 

『それじゃ、私のビアンカを目印に集合』

 

おっと、それじゃあまず、レイラ教官の位置を確認、障害物は・・・・周りのビアンカのみ

まぁ、周りを避けながら行きますか

 

 

 

side out

 

 

 

 

 

 

 

side レイラ

 

 

 

 

「それじゃぁ私のビアンカを目印に集合」

 

ふふ、みんな四苦八苦して飛んでるな

お、もう二機着いたか

 

「うん、流石だな」

 

やはり藤沢、狛江は余裕だな

他のみんなももう少し経験を積めば、まともになるだろ

 

「よーし、良くやった、立って操縦ってうのは最初の内は馴染まないと思うが、追々これがベストなスタイルと分かって来るはずだ、さて」

 

『レイラ教官』

 

「ん、なんだ」

 

『片瀬さんが、まだ・・・・』

 

なんだと、とりあえず周囲を調べて・・・・・居た!

馬鹿な!なんであんな所に・・・・

 

「片瀬!なにをやっている!片瀬!!」

 

聞こえて無いのか・・・・しょうがない、強制制御・・・・・・

え!なんでアクセスできないの!

 

『御手伝いします』

 

町田か・・・・・バッテリーの残量から考えると

 

「そろそろだな」

 

『え?』

 

「町田、悪いがステルヴィアまで牽引してやってくれ」

 

『分かりました』

 

 

さて、どうしたものか

 

 

 

 

side out

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side 志麻

 

 

落ち着いて落ち着いて落ち着いて、

 

『片・・・・なに・・・・・瀬!」

 

ここのプログラムはいらないし、この制御系の数値はこんなにいらない

 

「大丈夫、私は、上手くやってる、深呼吸して・・・・落ち着いて落ち着いて落ち着いて」

 

《エンプティ・・・・エンプティ・・・・》

 

あ・・・・これで、終わりなのかな

 

 

「片瀬、どうしてこうなったんだ」

 

どうしてなんだろ、もう無我夢中で

 

「えっと、もう無我夢中で操作していたらあんな事になっちゃって」

 

「とりあえず、操縦中に航行プログラムは弄らない様に・・・・それから・・・・・」

 

 

やっと終わった・・・・アリサ達が待ってるから早く行かなきゃ

 

「宇宙って外の景色を見ないで飛ぶんだね・・・・そんな事は分かってたつもりなんだけど、実際飛んでみると違和感たっぷり」

 

「たっぷり過ぎたかも」

 

アリサの言う通りかも・・・・でも

 

「ここ、いいかしら」

 

え!町田さん!?

 

「ど、どうぞ!」

 

「片瀬さん・・・だっけ、大丈夫だった?」

 

「はい・・・・・レイラ教官には絞られました・・・30分程・・・」

 

「単刀直入に聞くわ・・・・どうしてあぁなっちゃったの?」

 

「はぁ、とにかく何とかしなきゃと思って、色々邪魔なものを取っ払って行っちゃったらああなってしまって」

 

うんあの時は無我夢中だったから、ほんとに邪魔だと思ったもの全部書き換えちゃったし・・・・

 

「普通、教官機からのコントロールプログラムなんか、解除できないだろう」

 

うぅ、晶ちゃんまで・・・・でもあの時は無我夢中だったし・・・・

 

「まぁしーぽん、明日があるよ」

 

「しーぽん?なにそれ」

 

アリサはいったい何を言っているの?

 

「あなたのニックネームよ・・・あなたのビアンカ、ぽんぽん飛んでたじゃない・・・・だからしーぽんこれ決定」

 

「え!やめてよ~」

 

「可愛くていいじゃない」

 

やよいちゃんまで・・・・・

 

「まぁそんな事気にしないでカラオケでも行きましょ」

 

「アリサ・・・・・」

 

「そうね、カラオケで気分を変えて、また明日から頑張りましょう・・・・晶ちゃんも行くわよね」

 

「やよいちゃん・・・・」

 

うん、気分を変えて、また明日・・・頑張ります!

 

 

 

 

side out

 

 

 

 

 

 

 

それぞれの道は何処へ向かうか

 

そして時は流れ、来週・・・・真也達に前期中間試験が襲いかかる

 

 

 

 

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