宇宙のステルヴィア〜星の軌跡〜   作:九龍

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第4話 ~退学!?~

 

 

 

 

真也達予科生の宇宙演習を終え早数週間

毎日の講義を受け、その結果を出すべき試練が今立ちはだかる・・・・・

学生の試練・・・・所謂テストだ・・・・そのテストを来週に控えた予科生達は白銀教官の授業を受けている

 

 

 

 

side 真也

 

 

「少々難しいかったが、君達ならば出来るはずだ・・・・・いや、出来るように努力して欲しい」

 

そう白銀教官が言い切るとチャイムの音が鳴る

 

「よし、今日はここまで・・・・来週はいよいよ前期中間テストだ、気合入れて勉強しておくように」

 

そして教官が教室を出て行くと周りからため息が聞こえる

 

「あーヤダヤダヤダ!補習なんてヤダー!!迅雷のやつ、こんなもんどうやって解けっていうのよ!」

 

とまぁクラスの声を代表して言うが如くグレンノースが叫ぶが・・・

まぁ俺はこの後の各ファウンデーションの総会中継を見るべく足早に自室に戻りテレビをつける

 

「なんとか間に合ったな・・・・」

 

サイフォンに火を入れ、ソファーに座る

 

 

 

『それでは、ファウンデーションⅥ、セルゲイ・ロスコフ君、お願いします』

 

『はい、それではモニターをご覧ください、みずへび座ベータ星の超新星爆発・・・・所謂ハイドラスブラストですが、純粋な電磁エネルギーだったファーストウェーブとは違い、セカンドウェーブは質量を持っています。速度こそ1/10ですが、破壊力はファーストウェーブを凌駕するやも知れません、現在太陽より7光日の距離まで接近中』

 

7光日っていうと約70日後か・・・・・丁度クリスマス前ぐらいか

お!コーヒーが出来たな・・・・コーヒーを淹れ、ソファーに座りなおす

 

『セカンドウェーブは黄道面にたいしほぼ垂直に進行していますから第Ⅵ以外の各ファウンデーションの作戦実行時刻はほぼ同時になります』

 

『ファウンデーションⅣ、エルサント指令プルト・ワーグナー君』

 

『ファウンデーションⅥは、まだ二割未完成ということですが・・・お尋ねしたい、それでグレートウォールの先行テストは実施出来るのですかな』

 

『はい、ファウンデーションⅥウルティマは地球の狛江研究局より狛江局長を召喚しており、狛江局長の協力により、セカンドウェーブ接触の20日前にはバリア展開設備完璧に稼動できます・・・・・ウルティマの備えは万全です』

 

 

まさか、ここで親父の名前を聞くことになるとは・・・・確かにウルティマに行っている事は知っているが

それにしても緊張感の無い会議だ、ブラボーとか言ってるし・・・・拍手喝采だな           

             

《キーンコーン》

 

誰か来たな、といっても俺の部屋に来るのは光太くらいか

 

「やぁ」

 

やはり光太だったか

 

「どうした光太、コーヒー飲んで行くか」

 

「うん、じゃぁ貰おうかな、これ飲みおわったら来て欲しいだけど時間平気?」

 

まぁ予定は無いが・・・

 

「いいぞ、とりあえずブレイクタイムが終わってからな」

 

そういってコーヒーに口をつける

うん、美味い

 

 

 

 

 

 

 

side out

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side しーぽん

 

 

 

「少々難しいかったが、君達ならば出来るはずだ・・・・・いや、出来るように努力して欲しい」

 

さて、集中してやりますか

 

「よし、今日はここまで・・・・来週はいよいよ前期中間テストだ、気合入れて勉強しておくように」

 

 

なんか隣でアリサがわめいてるな~

 

「今日のランチはしーぽんの奢り・・・」

 

さっきから同じ相槌しかしてなかったら凄いこと言ってるし

 

「やだよ」

 

とりあえずわめいてるアリサの為に説明しますか

 

「これが授業に出たプログラム、これを先生のプログラムに変数足してもうちょっとリアルなシュミレーションにしてみたんだ・・・・だめ?やっぱり?」

 

「しーぽん・・・・・勉強教えて」

 

「「「教えてくださーい」」」

 

なんか男子が増えてるし・・・・・

あ、狛江君は帰っちゃった・・・・フジヤマのゲートでハンカチを貸してくれた人

なんか返す機会が見つからないよ・・・・

 

「それじゃぁ私達の部屋で勉強会ね」

 

「わかった」

 

あれ?なんか考え事してたら勉強会やる流れに・・・

 

「しーぽんは部屋片付けてね・・・・じゃぁ私買出し行ってくるね」

 

「え、ちょっとアリサ!」

 

 

とりあえず部屋に戻ろう

 

 

 

 

大体こんな散かった部屋を一人で片付けるのなんて無理だよ~

とりあえずクローゼットの中に入れて・・・・その前にアリサの私物を分けなきゃ

 

 

「あ~もう!どこをどう掃除すればいいの~!!アリサは買出し行っちゃうし・・・・」

 

 

               《キンコーン》

 

あ、アリサかな

 

「もう、なんで私一人で片付けなきゃいけないの!?大体勉強会するって言ったのアリサじゃない!」

 

ドアを開けて

 

「アーリーサー!」

 

あれ?アリサじゃない・・・・・え?え!?

 

「アリサッサー・・・・・・こんにちは」

 

恥ずかしいよ~間違えちゃったよ~

 

「勉強会、ここでいいんだよね」

 

えっと誰だっけ

 

「音山 光太です」

 

「片瀬 志麻です」

 

「アリサッサーって何の歌?」

 

アレは歌じゃなくて・・・・えーっと

あ!みんな来た!!

 

「たっだいまー」

 

「あれ?光太」

 

「やぁ」

 

「あの子は?」

 

「いつももう一人と一緒なんだけど、今日は一人だったから僕が誘ったんだ」

 

「それならもう一人呼んでいいかな?」

 

「ん?光太は誰を呼ぶんだ」

 

「もう一人、先生を呼ぼうかと思ってね、ちょっと待ってて」

 

「分かった」

 

 

誰だろう、もう一人って

とりあえず、みんな中に入って貰おうかな

 

「じゃぁとりあえず中に入ろう・・・しーぽん、お皿と飲み物用意して」

 

そうね、何か食べながら待ってよう

 

《キンコーン》

 

 

あ、光太くん帰って着たみたい

アリサがドアを開けに行く

 

「ただいま」

 

「もう一人ってこの人?」

 

「そうだよ」

 

ここからじゃ顔が見えないよ

あ、入ってきた・・・・

 

え!あの人は・・・・

 

 

「狛江 真也だ、よろしく」

 

ハンカチの人でした

どうしよう・・・ハンカチはクローゼットの中に入れたままで出したら中身があふれ出すし

とりあえずお礼を言わなきゃ・・・・・いままで言えなかったけど・・・忘れちゃったかな

 

「あの!」

 

「ん?どうした片瀬さん」

 

「フジヤマの時、ハンカチありがとうございました!」

 

やっと言えたよ・・・・

 

「あぁ、あの時の・・・・・別にお礼はいらないよ」

 

「あの・・・・それでハンカチを返そうと思いまして」

 

「それあげるよ、まぁいらなければ捨てていいから」

 

そんな捨てるなんて!内緒だけど私の宝物に入ってるんだから

 

「えっとありがとう、大切にするね」

 

「さてさて、しーぽんの用事も終わった事だし勉強を始めましょうか」

 

アリサがそう言って勉強を始める

後でアリサになんか言われそうだな~

 

少し経つとアリサが口を開きだした

 

「もう!なんでこんな難しいプログラム組まなきゃいけないのよ!」

 

「これグレートウォールのシュミレーションでしょう?僕らが使う訳じゃないんだよね」

 

「でも太陽系の命運が掛かった作戦だから、基本くらい知っておかないと」

 

「優等生的な発言の割りには、辛いね・・・・・狛江君は?」

 

「ん?ほれ」

 

「うわ!すご!しーぽん並みに凄いじゃん」

 

「プログラムは得意だからな」

 

狛江君プログラム得意なんだ~私も得意だから親近感沸くな~

 

「光太、教えてやろうか?片瀬さんも手伝ってくれる」

 

「あ!はい!」

 

狛江君の頼みだもの・・・・頑張れ片瀬 志麻

 

「わー助かるな~、二人ともよろしく」

 

そう言って狛江君はプログラムを組み始め説明する

 

「これは電磁バリアと反重力斥力場を重ね合わせるのがポイントなのは分かるな」

 

「うん、でもどうしてバリアが二層なんだっけ?」

 

大ちゃん、ナイス質問

 

「それはね、電磁バリアが荷電粒子とか磁気を帯びた粒子とかを弾いて」

 

「斥力場はもっと大きな質量を持った物を跳ね返す為だ」

 

「もう、しーぽんも狛江君も頭良い!」

 

あはは、なんかアリサが言ってるよ

 

「さてそれでは問題!バリアは何層あるでしょう?」

 

たしか120層だったかな

 

「120層」

 

「ピンポーン」

 

あピエール君凄い、ちゃんと勉強してるんだ

 

 

「なぁ、これウサ子の縫い包みだろ、でっけーなぁ、見せて見せて」

 

え!ウサ子の縫い包みはクローゼットの中!!開けたら雪崩が!詰め込んだのばれちゃう!!

狛江君達が居るのにそれはダメ!!

 

 

「おいジョジョ、仮にも女の子の部屋なんだ・・・・勝手に開けたりするなよ」

 

さすが狛江君!言うことが違うわ

 

「わっわかってるよ」

 

「開けるにしても本人達の許可を取らないとな」

  

   《pi》

 

あぁ!ジョジョ君の肘が開閉スイッチに・・・・・・・雪崩が・・・・・

 

 

「お前ら!クローゼットの中に何でもかんでも突っ込むなよ!きちんとしろ!!」

 

そんな事言ったって片付かないよ

 

「その前にジョジョ、わざとじゃないにしても、まず謝ろうか」

 

狛江くん・・・・狛江君ってなんかお兄さんみたいだな・・・・

 

「ごめん」

 

「とりあえず片付けましょう」

 

「そうだね・・・・あ、スパッツ」

 

「っ!ばか!!」

 

 

 

もう勉強する状況じゃないよ・・・・・

 

「はぁ、まったくとりあえず片瀬さん、光太・・・勉強の続きをしようか」

 

しばらくしたら

もうみんな歌とか歌い始めちゃって

アリサ達試験がどうなっても知らないよ

とりあえず、光太君に勉強を教えないと

 

そうだ!ステルヴィアのメインサーバーにアクセスして本物のデータを使えばもっとリアルに出来るかも

 

「とりあえず詳しく説明するね」

 

「三人とも何してるの?」

 

びっくりした被り物してるけど・・・・大ちゃん?

 

「見て見て凄いんだよ」

 

えへへ、そういえば狛江君は難しい顔してるけど・・・

 

「片瀬さん、流石にメインサーバーにハッキングは不味いでしょ」

 

「大丈夫だよ、別に書き換えてる訳じゃないし」

 

「まぁ、あまり褒められた手段じゃないが「うるせーって言ってんだろうが!!!」ん?」

 

びっくりした・・・・あ

 

「栢山さんご来場~」

 

「わーい晶ちゃんだ~」

 

「あーびっくりした」

   

   《Pi》

え、え!?え!!

大ちゃんの手・・・・・

「あぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

 

「ステルヴィアのデータ書き換えちゃった・・・・・」

 

「しーぽん早く戻して!!」

 

「データは戻したけど、アクセスログは消せないよ」

 

「マシン室に行けばアクセスログも消せるかも」

 

「それだ!」

 

そういってマシン室を目指して移動する

 

途中ビック4のケント先輩や忍者の人に助けて貰い

ステルヴィアの外周を回り、

やっとの思いでマシン室に着いた

 

「でもステルヴィアの警備システムはどうなってんだろう」

 

「システムなら切っちゃった」

 

「しーぽん大泥棒になれるよ」

 

扉が開いて

 

「しーぽん急いで!」

 

アクセスログの場所を探さなきゃ

 

「あなた達!!」

 

「みんな・・・・・」

 

「破壊工作!?どうなの!?答えなさい!!」

 

      《pi》

 

へ?大ちゃんの手が・・・・・また・・・・・

 

「なんかとっても嫌予感」

 

「いやそれもう予感じゃないだろう」

 

 

「退学だ~逮捕だ~」

 

 

 

side out

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side レイラ

 

まったく今年の予科生は!!優秀なのは分かったから問題を起こさないでくれ!!!!

あの、狛江までこんな事に首を突っ込むとは!!!!

とりあえず耐G訓練機に放りこんで反省して貰う!!体罰上等だ!!

 

「こぉら!!まだまだ先は長いぞ!!ちゃんとしろ!!!」

 

《ダン!!》

机を割る勢いで叩く

 

「お前らみたいな危険な連中を誰が退学にするか!!!」

 

 

 

 

side out

 

 

 

 

 

この後真也達は耐G訓練機を30分続けられた

 

その最中しーぽんの叫びが聞こえたとか

 

 

 

 

 

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