トランスライブ!ラブフォーマーサンシャイン!!   作:セレブロス

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第4話

 

 私の名前は、松浦果南♪

 

 おじいと2人、淡島でダイビングショップを営んでいるの。

 

 両親とは、どうしたのかって?

 

 おじいの話だと、私が小さかった頃に海難事故で亡くなったらしい。

 

 何だか淡泊だって?

 

 だってさぁ、写真でしか知らないし。

 

 記憶に無いんだもん。

 

 何の感情も湧かないよっ……。

 

 「果南、一寸出てくる」

 

 「おじい、あ……お客さん?」

 

 今日、予約あったけ?……。

 

 「なんだ、ギルマー。お前さん、おじいなんて呼ばさせてるのか?」

 

 「この身体(エクセルスーツ)の設定年齢ではな……オクトパンチこそ、随分と若作りじゃないか?」

 

 おじい? 

 

 お客さんも声が小さくて聞き取れなかったよ……。

 

 ~~~~~ 

 

 「鞠莉お嬢様」

 

 「何? スターブライト。って、近くに誰もいなくてよかったぁ……」

 

 ママの故郷の日本に連れて来られて……住まいのある島(淡島)の海岸沿いを散歩してたら、一緒に来てくれた愛馬であるスターブライトが私に話しかけてきた。

 

 もう、人間の言葉を話せるのは秘密なのに……。

 

 「私と同じ匂いがします、お気を付けを」 

 

 「あら、サイバトロニアンの?」

 

 「ダディ以外は私も知りませんが……この匂いは間違いないかと」

 

 あら?

 

 あれは、お店?

 

 イルカさんが描いてあるから、観賞用のペットショップかしら?

 

 「兎に角行ってみましょ。Go、Starbright♪」

 

 「もう! 私の話聞いてましたか? マリー?」

 

 ふふ♪ 

 

 騎乗してるのは、私よ♪

 

 それっ!

 

 手綱を握り直して、揮うえば言うことを聞く様に教えているんだからね♪

 

 ~~~~~

 

 守護者様からの言付けを伝えるべく。

 

 果南さんの家でもある、ドルフィンショップに向かっていましたわ。

 

 「ダイヤお嬢様!」

 

 「何ですか? 夜鳥(よどり)さん」

 

 私の護衛である……古くから内浦を守護してきた一族でもある、サイバトロニアンのナイトバードさん……人間体の時は、夜鳥さんと呼んでいる女の人……が私の前に移動しながら言ってきました。

 

 「複数のサイバトロニアンの気配がしますっ!」

 

 「果南さんの、お祖父さま以外のですか?」

 

 「はい!」

 

 「なら急ぎましょう! 果南さんは知らないのですから……」

 

 「心得ました、ダイヤお嬢様」

 

 2人で、急ぎ足からさらに駆けだしまたわっ!

 

 ~~~~~

 

 あれ?

 

 あの馬に乗ってるのて、転校してきた小原さんじゃない?

 

 すっご~い!

 

 流石は、あのホテルオハラのお嬢様だね!

 

 それに、桟橋から駆けてくるのってダイヤじゃん!

 

 さらに夜鳥さん迄……あの人護衛なんでしょ?

 

 ダイヤ、体力無いんだから……ほら、もう息が上がってるし……。

 

 置いてきぼりにしちゃダメだよね~。

 

 ~~~~~

 

 な~んだ。

 

 表にボンベとシュノーケルが列べてあるじゃない!

 

 スキューバダイビングのショップなのね。

 

 あら?

 

 あそこに居るのって、今日話しかけてくれた松浦さんじゃないの♪

 

 此所って彼女のお家がやっているのね♪

 

 「Hello、松浦さん♪」

 

 「小原さん! 凄いね、馬に乗れるなんてさぁ♪」

 

 「うふふ、この子は大人しいもの、私の誕生日のお祝いなの♪ 小さい頃から一緒にいるのよ♪」

 

 「ちょ、一寸待ちなさい、貴女……小原さんでは、ありませんか!」 

 

 あら、そのパッツンオデコは、黒澤さんじゃない。

 

 という事は、そっちの黒服さんがかしら?

 

 「スターブライト」

 

 「黒服から匂いが……間違いありません」

 

 小声でやりとりするのは、慣れているもの♪

 

 「ダイヤどうしたの? そんなに慌ててさ。 夜鳥さんも?」

 

 「夜鳥さん!」

 

 「お嬢様、果南さんと家の中にお早く!」

 

 「金髪だからってそんなに警戒することないよ、彼女は転校してきた小原鞠莉さんだよ。 ダイヤからも言ってよ」

 

 「はぁ~、果南さんは……全く……」

 

 黒澤さんはサイバトロニアンの事を知ってるってこと?

 

 ~~~~~

 

 夜鳥さんに目配せすると……。

 

 「小原様ですか、失礼致しました。 私、黒澤家に仕えております夜鳥と申します。 ダイヤお嬢様共々お見知りおきを」

 

 そう言うと、小原さんに手を伸ばして、馬上から下ろしていましたわ。

 

 「お見知りおき?」

 

 小原さん……帰国子女には古い言い回しは分かりずらかったみたいですわね……。

 

 「宜しくという意味ですわ、小原さん」

 

 「えっと、黒澤さん……だっけ」

 

 「黒澤ダイヤですわ、宜しく……って、教室でも挨拶しましたよね?」

 

 「では、お馬の方は私が……お嬢様」

 

 成る程、そつがないですわね。

 

 「2人共、こっちこっち~♪」

 

 果南さん……。 

 

 「松浦さん、待って……スターブライトは大人しいですけど……」

 

 「私、馬の扱い方も、心得ておりますので」

 

 「小原さんも心配いりませんわ。 果南さん待って下さいな」

 

 「ところで、ダイヤはどうして家に?」

 

 「それもお話しますから……」

 

 ふう!

 

 何とか、小原さん達を分けられましたわね。

 

 後は頼みますわ、夜鳥さん。

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