トランスライブ!ラブフォーマーサンシャイン!!   作:セレブロス

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出会い
7話


 

 『トーチベアレーズ推参!』

 

 鉄火場にマシンボイスが、響く。

 

 「待っていたぞ、メガエンプレス!」

 

 「桜内隊長!手早く指示を!」

 

 私が檄を飛ばすと、人間の青年は慌てて指示を出すべく動き出す。

 

 「ヘリ姉妹は上空から!車組は避難誘導道の確保!姐さんは梯子目一杯伸ばして消化急げ!」

 

 「あいよ!皆ふんじまるよ!」

 

 「了解!姐さん!」

 

 ムーンハートとルナクロバーはトランスフォームして、上空から。

 

 トリックダイヤは不承不承とフロウスペードは嬉々と退避誘導を。

 

 私はボディにオートで消化作業させ、桜内隊長を追いかける。

 

 「桜内隊長大丈夫か!その奥に要救助者が居る!」

 

 「俺は大丈夫だ!姐さん頼む!」

 

 私はパンチ一閃。

 

 壁を壊し、手早く支える。

 

 「隊長!」

 

 「任せろ! 居た! 要救助者2名確保!」

 

 助け出されたのは母娘だった。

 

 しかし、母親の方は……。

 

 「ゴッホゴッホ……」

 

 「煙を吸いすぎたわね。これは……」

 

 「ゴッホ……この娘だけは……お願い……します……」

 

 「おい!確りしろ!」

 

 母親の方は事切れた。

 

 然し、娘は助けなければ。

 

 「フロウスペード私の場所は判る?」

 

 「何ですか?親方様」

 

 「ビークルモードで突っ込んで来なさい!手早く!」

 

 「了解!」

 

 ~~~~~

 

 結果から言えば、娘の方は助けられた。

 

 然し親族は誰も居ないらしい。

 

 

 「桜内隊長は如何するって?」

 

 「何でも養子縁組するらしいわよ」

 

 「あいつ、彼女なんていたっけ?」

 

 「男手一人で?無理でしょそれ! 絶対グレるわよそれ」

 

 待機所でフォーガードが話をしている。

 

 其れを聞き、あの時の映像を出して。

 

 『スキャン』

 

 「へ?姐さん!?」

 

 フロウスペードの慌てた声が聞こえるが。

 

 「此でよしっと」

 

 「良くないですよ姐さん!」

 

 ~~~~~

 

 私の名前は桜内梨子。

 

 幼い頃に火事に遭い、本当の親は死んでしまったの事。

 

 養子になったのは、小学交に入学する前。

 

 今は、養父が家事をして、養母が仕事をしている。

 

 父さんは昔、消防士をしていたらしい。

 

 母さんが誇らしげによく話してくれたわ。

 

 「梨子は女の子なんだぞ?」

 

 「女だからって非力だと困るでしょ?色々」

 

 母さんからは筋肉トレーニングを見てくれる。

 

 お父さんは気乗りしてないみたいだけどね。

 

 お母さんの知り合いの音波さんに、ピアノを習わせてくれたしね。

 

 女の子らしい事も確り教えてもらっているの♪

 

 ~~~~~

 

 「あれ? 守護者様如何したの?」

 

 「おおっ、高海の末っ子か……なに、妹が帰ってくるんだ、わははっ♪」

 

 「守護者の妹さん? どんな人?」

 

 大きな瞳を見開いてワシに聞いて来る。

 

 「そうさの~。強くて美しいな。」

 

 「何時来るの?」

 

 「4月に成ったらと言っていたの……おぬしと同じ年の娘もいるからの~」

 

 「わぁ~楽しみだよぉ~♪」

 

 

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