とある原石の神造人形(エルキドゥ) 作:海鮮茶漬け
どこまで行けるのか作者も分かりませんが、書ける限りは書こうと思います。
布束をカエル顔の医者がいる病院に置いていったあとは、上条と
上条の傍に居れば間違いなく、事件があっちからやって来るのだが、今回は"上条がこの事件に関わるだろうから、あらかじめ事件を詳しく知っておく"という名目で動いている。
そのため、上条に自ら伝えることや察せられるようなことは、なるべくしないほうがいいだろう。アレイスターに違和感を持たれたら詰みだからな。
まあ、上条に言えば原作うんぬん関係なく、力になってくれるのは分かっているんだけど。
ミコっちゃんに会えればトントン拍子に進むのだが、さすがにそこまで都合良くは進まないらしい。ここ数日は外を歩き回ったのだが、セブンスミストにも居ないし佐天さん達と遊んでいるわけではないみたいだ。
常磐台でこの時期に何かイベントがあるわけでもないのに、どうして会わないのだろうか?その理由をしばらくしてから思い出した。
(そういや、実験の継続を知って
もし、そこまで進んでいるのなら、ミコっちゃんを見付けることは難しい。今彼女は隠密で動いているため、いつも通りのルートでは出会うことはないだろう。
うーん。もしかしたら戦いが終わったあとに、病院で上条に会うパターンではないだろうか?
「あなたは……」
「ん?」
半ば諦めていると突然前から声がかけられた。その人物は今考えていた計画の主要人物である。それも、その計画の
「やあ、君か。久しぶりだね」
「それは私ではなくミサカ9981号のミサカです、とミサカはあなたの言葉を訂正します」
まあ、ミサカネットワークに記憶されているだけで、話した本人ではないからな。そう言いたいのも分かるが。
訳ではない。
もしそうなら計画を知った上条はもちろん、ミコっちゃんにも何かしらの処置をしたはずだ。しなかったために、計画の関連施設をミコっちゃんにいくつも破壊されるのだから。
この事から、妹達は実験の秘密を知ってしまった者を、上に伝える義務はないのだろう。
そして、アレイスターは上条を手助けするために、俺が動いていること。そして、その結果すでにある程度の詳細を把握していることを、
「───上条当麻。彼を知っているね」
「はい。彼は昨日からミサカネットワークに記憶されていますと、ミサカは未だに名前すら知らない人の問いに、親切にも答えます」
……、
……、
…………え?
マジで?ホントに?適当に言っただけなのんですけど……。もうそこまで進んでんの?……これはマジで事件解決後パターンだわ。
ミコっちゃんに会ってないことで、もう介入するタイミングがないんだよなぁ。
まあ、上条が拳を握ることになればどうとでもなるし、あとはお若い人達に任せましょうかねぇー……。と、縁側に座り緑茶でも飲みながら、ぼけーっと寛ぎたい気分になっていると、彼女から声がかけられる。
「あなたは実験について尋ねないのですね」
「うん?」
「いえ、今までこの実験を知った人物はその理由を聞いてきましたと、ミサカは今までにないパターンに疑問を抱きます」
「僕はもう実験のことを知っているし、それに僕がどうこう言うことじゃないからね。君がそうしたいのなら今から殺されに行くのだとしても、僕は止めない。例え造られた体なのだとしても、心は君のものだ」
「
「なら、覚悟しておくといい。それを理解するのがもうすぐ君の役目となるだろうからね」
上条に助けられてなお、「心が未だに分かりません」なんて言ってみろ。どうせすぐにズブズブに沼に嵌まって、抜け出せなくなるに決まってる。原作でもほの字だぞお前。
「ですが、心というものを理解したとしても、ミサカの存在意義は
『───だとしても、君は使命感で殺されに行くだけだろう?造り出された理由が、その後の生きる存在意義に直結するなんてあり得ない。
君には自我がある。なら、自分の存在意義は自分自身で手に入れるべきだ』
「……ミサカには理解できません」
『
そう言って微笑んだあと、彼女は緑髪の長髪を風に靡かせながら去って行った。
「(……んあ?あれ?ここどこ?)」
なんと目が覚めたら、さっきまでとはぜんぜん違う場所に立っていた。
「(さっきまで御坂妹と話してなかったか?いつの間にこんなところに移動したんだ?)」
夢遊病というやつか?立ったまんま?
理由はさっぱりわからんが、河川敷に一人で立っており、御坂妹が近くにいないことから、原作に関わる可能性はゼロになったと考えていいだろう。
まあ、それについては半分諦めていたし別に構わない。で、あれば気持ちを切り替えて、病室での名台詞を聞き逃さないようにしなければ!と、すでにわくわくしながら意気込んでいると
後ろからザンッ!と地面を踏みしめる音が聞こえた。
慌てて振り返ると、決しているはずのない人物がそこに立っていた。目の前に何故いるのか理解できない。
「……そう……なのね…………アンタも、関わっていたってわけか……ッ!」
宿敵に会ったかのような、あるいは絶望の中で一筋の光を見つけたかのような、余裕のない表情をした常磐台のエースは、代名詞にもなっている
その少女は鬼気迫るような声音で宣言する。
「アンタの知ってることを全部話してもらう!!あの子達を助けるためにッッッ!!!!」
シリアス全開の御坂美琴を見て俺は思った。
……このストーリー俺知らないんですけど?
心がどうこう言っておきながら、意志を一瞬で奪われるオリ主ェ。
※アンケート結果を優先したいとは思いますが、これからの物語の進行しだいでは、作者がより物語に合った展開になるだろうと思うルートを、その時に独断で選ぶことにご留意ください。
上条に対するオリ主のこれからその2
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上やん病(上条に惚れる病気)発症
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上やん病発症なし