ちょっと短い。
ねぼけながら書いたからいろいろおかしいかもしれない。
前回のあらすじ。
なんかISの世界にヒロインの一人として転生したっぽいんだけど主人公と年齢が違うかもしれなかったり実家が国家が解体された後の世界を統治してそうな社名の財団だったり緑色の粒子を吐き出してそうな兵器を作ってたりちょっと訳分かんない上にめっちゃ物騒だった。
あ、誤字修正ありがとうございました。(素で間違えてたとか言えない。)
私がこの世界に生を受けてから早いことでもう12年が経った。ISに本格的に関わるようになった8歳のあの日からは4年になる。
両親の経営する会社、BFFが開発したAC型のIS、ネクスト「047AN」は大成功し、ラファール・リヴァイヴと並ぶシェアを──その特性から、競技用ではなく事実上の軍事用として──獲得し、ACも数を揃えればISをも墜とすことができると軍人方々、主に男性たちに大人気。先月には新型ネクスト「063AN」の先行試作機も開発が完了し、各種データ取りや調整の後、問題がなければ正式にロールアウトとなるだろう。そんなこんなでわが社が絶賛事業規模を拡大している最中、世界初の男性IS操縦者が見つかったというニュースが飛び込んできた。
ウチの会社はどちらかというとACに力を入れているため、ISに関してはそこまで熱心に研究はしていなかったのだが、さすがに世界初の男性IS操縦者という一大ニュースともあれば食いつかざるを得なかったらしい。
まあ、要するに何が言いたいかといいますと。
私は今、IS学園にいます。
…………なんで???
入学式を視線に晒されながらも恙無く……私の精神は恙ありまくりだが、大多数にとっては恙無く終え、私たち新入生はそれぞれ割り当てられた教室へ向かった。
教室の座席は特に決まっているわけではなく早い者順に好きなところに座って良い、いわゆる自由席とのことだったので、私はいち早く窓際中央ちょっと後ろあたりというベストポジションを確保した。
大して荷物の入っていない鞄を机横のラックにかけ、他のクラスメイトのように最前列中央に居る
「はぁ……」
思わずため息が溢れた。まったくもって入学初日から気が重いことこの上ない。
察しのいい人ならもうお気づきであろう。ここはIS学園が1年1組であり、しかも学園にただ1人の男子の居るクラスである。そう、我らが超鈍感朴念仁難聴系ハーレムイケメンクソ野郎もとい織斑一夏の居るクラスなのである。おっと失礼、お口が悪くなってしまいまいましたわ、ごめんあそばせ。おほほ。
「はぁ…………」
まあつまりこのクラスはライトノベル「インフィニット・ストラトス」の
15歳の高校生たちの中に1人紛れ込む12歳小学生女児。しかも金髪碧眼の白人の少女である。目立つことこの上ない。最前列の男子ほどではないにしろ、視線が刺さるのもなんというか居心地がわるい。つらい。
絶望した!年齢が違っても結局巻き込まれたという現実に絶望した!
事の発端は先月のことだ。
初の男性IS操縦者が発見されたというニュースが世界中を騒がせている中、政府のIS管理局――正式名称は何か違ったと思うけれど忘れた――の偉い人が唐突に家にやって来てこう言ったのである。セシリアさん4月からIS学園に行って下さいお金だしますから!(意訳)と。そう、宣ったのである。
勿論私は全力で拒否した。そもそもまだ
そしたら何と政府のお偉い様、特例で飛び級で卒業して行けるようにしとくよ、IS学園はグローバル対応で飛び級でも入学できるからへーきへーき!(意訳)などとほざきやがったのである。
それでもイヤイヤの嫌ー!とだだを捏ねてみたのだが、いかんせん両親ともいい経験になるだろうとか何とか言って乗り気だったので、結局私はIS学園へと輸出されることになったのである。拒否権はなかった。うぼあー。
これから何度もイベントと言う名の襲撃事件やら暴走事件やらが発生しまくり、そして当然のように巻き込まれる未来を想像し、また気が重くなった。そのうち胃に穴でも開くんじゃなかろうか。小学生で胃に穴とか誰得。
まあ、そんなこんなで絶賛絶望中の私の目は、打ち上げられ1週間経過したマンボウのつぶらな瞳のごとく濁りきっているのだろう。ハイライトとか消えてるに違いない。ロリっ娘のレイプ目だぞ!喜べよ!……喜んでるんじゃねーよこのロリコンどもが!ははははは!ははは……
「はぁ………………」
これはヤバい。ヤバい感じに情緒不安定になってる。本格的に精神がヤバい。
もう、帰っていいかな。
うあ゛あ゛ー。
「やっぱり辞退するっていう選択肢は……」
「認めん」
「……じゃあ、それで良いです」
どこかへ旅立っていた意識が戻ってきて最初に耳に入ってきたのは、いつの間にか教室にいた織斑先生と織斑一夏のやり取り。ここまでの会話が完全に記憶にないあたりそうとうキテるようだが、とりあえず今は織斑先生の話に集中しなければ。聞いてなかったとか言ったらコロコロされちゃうかもしれない。
とりあえず、今の短いやり取りと原作の流れから察するに織斑一夏がクラス代表を押し付けられる流れの所だろう。
「ウォルコットも異存ないな」
え。
「え」
「ないな?」
ひぇっ。
小学生相手に殺気飛ばすとか止めてください死んでしまいます。乙女の尊厳が決壊してしまいます。というかちょっと漏れたかもしれない。
え、まってまって。何、何の話。何が起きているの。何で私に話が振られたの。
よく分かんないけど取り敢えず返事しとかないとあの殺人出席簿アタックが飛んで来るかもしれない!それはイヤだ!私はまだ死にたくない!
「はい、異存ありません!」
「うむ」
私の威勢のいい返事に満足したのか、織斑先生は一つ頷き、話を続けた。
「では、クラス代表は織斑とウォルコットの試合の結果で決めることとする。試合は来週土曜、第3アリーナで行う。以上でHRを終わる」
ほぇ?
クラス代表……試合?
なんで?!?!
うっ、お腹が……。
よーし、原作突入したしもうゴールってことでいいよね!
ね!
仮に続くとしても次はこんなに早くないので。
ので。
◇どうでもいい豆知識
病気や災難、心配事などのこと。
恙無い
恙(病気や災難、心配事など)がない状態のこと。