このすば カズマが冷静で少し大人な対応ができていたら。   作:如月空

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前回のリッチーのウィズが大分加筆されています。
それを読んでない方には話がつながらないかもしれません。
お手数ですが、加筆された前話を見てない方はご覧ください。


神獣

 

 

「…では、共同墓地の魂が供養されていないことが原因だったということですか?」

 

嘘は言ってない…供養されていればウィズが来る必要なく、騒ぎにもならなかったはずだ。

 

「ええ、それで当面の浄化は俺とアクアで行います。それで騒ぎは収まると思いますが。」

 

共同墓地の管理者がその辺りをやってくれると助かるんだけどな。

 

「当面…ですか。……そうですね、それだけでもありがたいです…。」

 

ルナさんは何か言い淀んでいるみたいだ。

 

「あの、こういうのは共同墓地の管理者の仕事ではないのですか?」

 

俺の疑問にルナさんは暫く顔を俯かせて、顔を上げると俺に寄るように手招きをする。

 

「その、あそこの管理は領主様なので…お噂を聞いたことは?」

 

ルナさんが小声で、領主の事を聞いてくる。黒い噂しか聞かないが、噂なんてそんな物だろう。

 

「よくない話しか聞きませんが…」

 

俺もルナさんにつられて小声で話す。

 

「その、おそらく…事実だと思います。」

 

「…それならなぜ、領主を続けられているんです?」

 

「…今まで何度も取り調べられているのですが、今まで一度も証拠が挙がったことがないんです。」

 

何度も取り調べられているのなら、それだけ怪しいって事だよな?

なのに、今まで一度も証拠が挙がってないってどういうことだ?

 

「カズマ。まだですかー?」

 

めぐみんがやってくる。

 

「あ、ではサトウさん!申し訳ありませんが、引き続きお願い致します!」

 

「え、ええ!わかりました。」

 

ルナさんとの会話を慌てて終わらせると…

 

「カズマ…」

 

不安で泣き出しそうなめぐみんが…

 

「ご、ごめん!めぐみん!すぐ行くから!!」

 

「いいですよ…まだ、お話の途中だったのでしょう?」

 

えっと、これ…浮気してると勘違いされたか!?

そりゃ、ルナさんはめぐみんにないモノを持っているけど…今更それくらいじゃ…

 

「いや、もう話は終わったから!行こうぜ!」

 

俺が無理やり手を引こうとすると

 

「嫌です!!行きません!!もう私のことは放っておいてください!!」

 

めぐみんは瞳を赤く輝かせて、俺の手を振りほどこうとしている。

マズイ…本当に怒らせてしまった…今までこんなにも強く、めぐみんに拒否されたことはなかった。凹んでる場合じゃない!誤解を解かないと…言葉でダメなら…

 

「カ、カズマ!?」

 

ギルドの中でめぐみんを強く抱き寄せた。

 

「後でワケは話すから…今だけは俺を信じてくれないか…?」

 

めぐみんの耳元でそう囁くと、無言で頷いてくれた。

その様子に安堵して、俺はため息を漏らす…そして、ふと顔を上げると

周囲から痛い程に好奇の視線が寄せられている事に気づいた。

 

「い、行くぞ!」

 

俺は慌ててめぐみんの手を引き、ギルドを後にした。

 

 

 

――――――――…

 

 

 

「だから、あまり大声で話せなくてな…」

 

いつもの湖畔に訪れて、湖を見ながらめぐみんに事情を説明した。

 

「そうでしたか…その、勘違いしてしまってごめんなさいです。」

 

「ああ、いいけど…あれってさ、妬いてくれたってことだよな?」

 

俺はニヤける表情を止められずに、めぐみんに聞き出す。

 

「そ、そんなんじゃないですよ!大体ですね!!カズマは女性の胸ばかり見すぎなのです!!」

 

「え、いや…それは男の本能っつうか…」

 

仕方ないだろ?俺は悪くないはずだ!

 

「アクアにしろ、ダクネスにしろ!…ゆんゆんはどうかわかりませんが…

女性はそういう視線に敏感なのですよ。多分、二人は気づいてますよ!」

 

ええ!?

 

「マジで?」

 

「マジです!」

 

マジか…今後は気をつけよう!…出来る限り。

 

「…さて、爆裂魔法撃ちに行くか。」

 

「そうですね…何か撃つ前から疲れてしまいましたが…このイライラを発散させましょう!!」

 

二人で10分ほど掛けて移動し、手ごろな目標を見つける。

 

「『エクスプロージョン!!』」

 

「おお!今日は一段と爆裂の衝撃波と熱量がすごいな!

…ただ、爆炎のまとまりがなくて見た目はいまいちだな。85点って所か。」

 

何時ものように、俺の腕の中にいるめぐみんは

 

「そうでしょうね。今日はイライラをぶつけたので制御が疎かでしたからね。

……撃ったら、少しは気が晴れましたよ。」

 

「お?機嫌直してくれたか?」

 

「まだですね…カズマこのまま抱きかかえてください!」

 

え?抱きかかえるって…もしかして

 

「えっと、こうか?」

 

めぐみんを抱きかかえて持ち上げる…所謂お姫様抱っこの状態になる。

すごく恥かしいんだけど…

 

「はあああ…!これいいですねー。今日はこれで…いや、これからはコレでいきましょう!!」

 

お姫様抱っこに、ご満悦の表情をしているめぐみんは無茶なことを言い出す。

 

「いや、クエスト中はコレだと両手が使えねーじゃねーか!」

 

「むう…ですが、今日はこのまま部屋まで連れて行ってくれますよね?」

 

それも遠慮したいんだが…

 

「俺に拒否権は?」

 

「ありません!」

 

クスクスと笑うめぐみん…どうやら機嫌は直ったようだ。

 

「しょうがねえな!今日だけだぞ!」

 

 

 

――――――――…

 

 

 

≪めぐみん視点≫

 

 

私は至福の時間を過ごしている。

 

「な、なあ、めぐみん?そんなにマジマジと見られると、流石にちょっと恥かしいんだけど。」

 

カズマは照れたように言ってくる。そんなカズマに私が微笑むと、カズマは顔を逸らせて

 

「…そ、そんなに俺のこと好きなのかよ?」

 

そんなの決まっているじゃないですか…

 

「好きですよ。」

 

「ふぁ!」

 

私がはっきりというとカズマは面白いようにうろたえて…

その様子が可笑しくて愛おしくて、私はクスクスと笑った。

 

「あ!お前!!」

 

カズマが何か言おうとする前に、私はカズマの胸元に顔を埋める。

 

「ん、むう…」

 

それっきり、カズマは黙ってしまった。

宿について部屋に戻ると、私はカズマのベッドに下ろされたので自分のベッドに移動した。

 

「あ、あれ?一緒に寝るんじゃないのか!?」

 

「今日はこちらで寝ることにします。」

 

「あれ?まださっきの事、怒っているのか?」

 

「いえ、そういうわけではないです。個人的な問題です。」

 

私がそういうとカズマは不満そうに

 

「なんだよ、個人的な問題って…」

 

「その、私も出来ればカズマと一緒に寝たいですよ?」

 

一緒に寝たいという言葉を聞いたカズマは嬉しそうに

 

「じゃあ、一緒に!」

 

「だから、ダメですって!」

 

うーん、この男は説明しないと理解してくれないのでしょうか?

 

「その、カズマと一緒に寝たら、寝るだけでは済まない気がするので…」

 

そう言うとカズマは目を泳がせながら

 

「え!あ、いや…その…ダメか?」

 

この男は!昨夜したばかりだというのに、なんでこうも我慢が出来ないのでしょうか!?

 

「……まだ痛むんですよ…」

 

私がそう言うとカズマはベッドの上で綺麗な土下座をした。

 

 

――――――――…

 

 

 

 

 

 

 

 

≪カズマ視点≫

 

 

「ウィズ、この瓶の中身はなんだ?」

 

翌日、ウィズの店に訪れていた俺とめぐみんは、店内の品物を物色していた。

 

「それは、衝撃を与えると爆発するポーションですね。」

 

あぶね!爆薬かよ!?

 

「その隣の瓶はなんですか?」

 

「そっちは蓋を開けると爆発するポーションですね。」

 

俺とめぐみんは顔を見合わせる。

 

「なんで、物騒なものしか置いてないんだよ!」

 

「い、いえ!その棚がそういう物でして…他はそんな危険はないんですよ?」

 

ウィズは色んな商品を説明してくれるが、どれもこれも使えそうにないガラクタばかりだった。

 

「客がいないわけだ…」

 

「うう…」

 

俺達がウィズを哀れみの表情で見ていると

 

『緊急クエスト!緊急クエスト!街の中にいる冒険者各員は、至急冒険者ギルドに集まってください!繰り返します。街の中にいる冒険者各員は、至急冒険者ギルドに集まってください!

……………………冒険者の皆さんっ!!』

 

「ん?なんだ?」

 

俺達はアナウンスの続きを待っていると

 

『宝島ですっ!!』

 

「「!!」」

 

「ん?何だ?宝島って。」

 

ドタン!と音がして、そちらを見ると血相を変えたウィズが大きめのリュックとツルハシを持って

 

「今日はもう閉店です!!」

 

あまりの迫力に気圧されていると

 

「カズマ!!早くギルドに行きましょう!!」

 

めぐみんに腕を引っ張られた。

 

「え?ちょっと待てよ!めぐみん、ウィズ。宝島ってなんだよ!?」

 

めぐみんに引っ張られて店を出ると、ウィズが町の外に駆け出していった。

 

「行きますよ!カズマ!…!速度の支援魔法をお願いします!」

 

「え?ああ。『スピードアゲイン!』」

 

わけの分からないまま、俺とめぐみんに支援を掛けてギルド向かって走る。

 

「な、なあ?そろそろ教えてくれないか?」

 

「宝島は玄武の俗称です!街の外に、玄武と呼ばれる、巨大なモンスターが現れたのですよ!」

 

「巨大なモンスター!?」

 

「そうです。その玄武はですね。10年に一度甲羅を干すために地上に出てくるそうです。

この行為は、普段地中に生息している為に甲羅に繁殖したカビやキノコ、害虫などを

日干しにする為だと言われていますが、それは定かではありません!

分かっている事は玄武が日没まで甲羅を干している事。そしてここからが本題です。」

 

「お、おう?」

 

とりあえず、甲羅干しする為だけに出てくるのなら危険はないのか?

 

「玄武は鉱脈の地下に住み、希少な鉱石類を餌にする為…

その甲羅には希少な鉱石が地層の様に付着しています。

つまり、それらの鉱石を手に入れるチャンスなのです!!」

 

「そうなのか?あーでも、そんなことをして玄武は攻撃してこないのか?

それに甲羅に傷を付けたら、怒るんじゃないのか?」

 

俺の質問にめぐみんは首を振る

 

「宝島はとても、温厚な性格なのです。それに加えて

宝島の甲羅は爆裂魔法ですら、傷が付くかわからないと言われています。」

 

「それ、もう生き物なのかわからねーな!」

 

「ええ、一説では神獣と呼ばれることもあります。」

 

「カズマー!めぐみーん!遅いわよ!!」

 

ギルドの外で待機していたアクア達3人はみんなリュックとツルハシを持っていた。

アクアの足元には同じセットが二つ用意してあった。

 

「カズマさん、めぐみん急いでください!」

 

「二人とも早く準備をしてくれ、かなり出遅れているようだ。」

 

ゆんゆんとダクネスからも促されて、俺達はリュックを背負いツルハシを持つ。

まだ、十全には理解してはいないが…指揮は取らないと

 

「よし!アクア全員に速度支援を!」

 

「わかったわ!」

 

「向かおう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「……………………ありえねえ…マジかよ…」

 

町を出ると、小さな山があった。

うん、これは山だろう、そうであるべきだ。

そこには小さな山かと見間違えてしまいそうな、巨大な生物が居た。

その大きさは、小さい頃に両親と行った東京ドームと比べても遜色はない。

その生物の側にはそこから出てきたであろう、巨大な穴がぽっかりと開いていた。

成程、これは確かに神獣だ。

 

宝島は、巨大なヒレを地面に投げ出し、首を地に伸ばして寝そべっている。

既にかなりの数の冒険者達が、宝島の背に上って岩石の塊にツルハシを打ち付けていた。

背中を掘られている宝島は、怒ることもなくむしろ気持ちよさそうに伸びていた。

危険は無さそうだ…それならやるしかない。

 

「アクア、力の支援魔法を!」

 

「わかったわ!『パワード!!』」

 

「…!あ、ゆんゆん、あの岩石の塊はライトオブセイバーで切れるか?」

 

「あ、はい!大丈夫です!いけると思います!」

 

よし、それならそれをメインで俺達は回収に専念するべきだ。

 

「よし!それじゃ俺たちも向かおう。」

 

 

既に走り続けて、大荷物まで持って大分へばっていためぐみんは俺に捕まり、宝島の背に乗る。

 

「よし、やってくれ、ゆんゆん!」

 

「はい!『ライトオブセイバー!』」

 

ゆんゆんが綺麗な切り口をつけて鉱石をどんどん落としていく。

 

「よし!めぐみん!アクア!ダクネス!回収していくぞ!」

 

「「「おー!」」」

 

 

 

――――――――…

 

 

 

ゆんゆんの活躍のお陰で、然程時間が掛からずに俺達のリュックはパンパンに膨れ上がり

目利き出来るめぐみんによって、選別が行われている。

ダクネスはめぐみんを手伝い選別された物を確保し、俺とアクアは新たな鉱石の塊を運んでくる。

そんな中、誰かの声が轟いた…

 

「だあああああーっ!やっちまった!鉱石モドキを掘り当てちまったっ!」

 

突然の悲鳴にそちらを見れば、一人の冒険者がツルハシを手に、タコの様なグニャグニャした生き物と対峙していた。

 

「うお!?なんだありゃ!?」

 

「鉱石モドキね。その名の通り鉱石に擬態するモンスターよ。」

 

冒険者しかいないのはそういう事か!あんなのがいるんじゃ一般の労働者じゃとても無理だ。

 

「た、助けてくれえええっ!!」

 

鉱石モドキに襲われている冒険者が助けを求めている。

その声を聞いた、ゆんゆんは立ち止まり

 

「カズマさん、あの人を助けても?」

 

「ああ、頼んだ!」

 

「『ライトオブセイバー!』」

 

ゆんゆんの一撃で真っ二つになる鉱石モドキ。ライトオブセイバーはやっぱり強力だな、制御が難しいが…

 

「お疲れ、ゆんゆん。戻ろうぜ!」

 

「はい!」

 

 

 

 

 

 

 

日が暮れて来る頃には、宝島の背中は既に巨大な岩盤の塊はなくなり、

所々に本来の甲羅が見えていた。流石に他の冒険者達も満足いくまで掘れたんだろう。

今は甲羅干しをしている宝島を遠巻きに見守っている。

宝島はチラリと俺達冒険者のほうを見る。まるで、もう満足したのか?と言いたげに。

俺は一つだけ心残りがあった。宝島の背中にはまだ、一際大きな鉱石の塊が付いたままになっている。アレを剥がせば、きっと宝島の甲羅は実に綺麗に黒く光り輝くのではないだろうか?

 

「…めぐみん、ちょっといいか?」

 

俺は掃除を中途半端に終えてしまうような、すっきりとしない気分にどうにも落ち着かず、めぐみんに耳打ちをする。

 

「ええ!?本気なんですか?確かに当てることは出来るでしょうけど…

いいんですか?宝島は温厚ですけど、流石に襲ってくる可能性もありますよ?

それに、暗黙の了解で宝島への攻撃は止めておこうという事になっているのですが…」

 

めぐみんは渋っているが、問題はない気がする。

 

「俺の勘だけど…多分、宝島は怒らないよ。むしろ喜ぶかも?大丈夫だ、めぐみんやってくれ。」

 

そう言って、俺はめぐみんの手を握る。

 

「う…、知りませんからね!どうなっても!」

 

遠巻きに見ていた冒険者達は、突然の恵みをもたらしてくれた宝島に感謝を込める様に見守る中、めぐみんの詠唱が響き渡った。

 

「え!?ちょ!何してんの!?」「ちょ!めぐみん!?」「カズマ止めるんだ!」

 

アクア達を筆頭にざわめきが起きる中、めぐみんの詠唱が終わる。

 

「参ります!『エクスプロージョン!!』」

 

爆裂魔法の大爆発が、宝島の背中に最後まで張り付いていた岩盤を粉砕した。

その衝撃により他にも所々にこびり付いてた鉱石類がひび割れたりして砕けて落ちた。

めぐみんの狙いが正確だったのか宝島が噂通りに硬いのか、宝島の甲羅には傷一つ付いていない。

 

「あの爆裂コンビ何してくれてるんだ!」

 

どよめく冒険者を尻目に宝島は爆裂魔法を放った俺達をチラリと見る。

 

「!?」

 

めぐみんが怯える様に抱きついてきているが、俺は大丈夫だとめぐみんと自分に言い聞かせ、その場で宝島を見守った。

 

今日一日ずっと動かなかった宝島はむくりと立ち上がると、

まるで昼寝を終えた後のように気持ち良さそうに伸びをした。

そしてそのまま、ぽっかりと開いた穴に戻っていく。

 

宝島は10年に一度、地上に出て甲羅を干すという。きっと、その話は間違ってはいないだろう。

だけど、それだけが目的であるのなら町の近くに態々現れなくてもいいのではないだろうか?

聞いた話では、宝島は必ず町の近くに現れて甲羅を干すという。まるで、背中の鉱石類を人間に掘らせるための様に。

 

宝島の最大の目的は、背中にこびり付いた老廃物。

つまりあの鉱石類を人間達に掃除してもらうことではないのだろうか?

背中の鉱石類を粗方取り除かれた宝島は、まだ日没前だというのに穴の中へと向かっていく。

そして、宝島はもう一度俺達をチラリと見て、その巨大な体をブルリと大きく震わせた。

その振動で、僅かに背中に残っていた鉱石類が宙を舞う。

そして、宝島はさっぱりとした様に…満足気に再び穴へと潜って行った。

 

どうやら、この神にも等しい巨大な獣は最後にお土産をくれたらしい。

 

「な!大丈夫だったろ?」

 

「それでも肝を冷やしましたよ。」

 

俺とめぐみんはそう言いながら笑い合った。

 

「所で今日の爆裂魔法はどうでしたか?」

 

「そうだな…120点!」

 

めぐみんは最高の笑顔を見せてくれた。

 




というわけで宝島でした。キャベツからの期間が短いですがうちのペースだとかなり先になってしまいそうなので…

めぐみんが本気で怒ったのはうちだと初めてですね。
カズマさんは気が多いですからね…一途ではあるのですが。
まあ周りがあんなに美女美少女ばかりでは仕方ないのかもしれませんね。

みんな大好き?アルダープのおっさんの話をチラっと出してみました。
彼をどう対処するかはまだ未定です。

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