このすば カズマが冷静で少し大人な対応ができていたら。   作:如月空

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風邪でダウンしてました。
長くなったので分けます。


魔王軍幹部の首無し騎士。前編

 

アクセルに戻った俺達は、廃城周辺で沸いたアンデッド達の事をギルドに報告した。

 

「サトウ君、それから皆にも聞いて欲しい事があるんだ。」

 

「ん?何の話だ?ミツルギ。」

 

俺に続いて、皆がミツルギに注目する。

 

「…あくまで仮説の話ではあるんだけど、あの城に居たのは魔王軍の幹部かもしれない。」

 

「魔王軍の幹部!!」

 

ミツルギの言葉に、その場に居た全員が驚く。

 

「ミツルギ、貴方は先程、何かに気づいたようですが、それと関係がありますか?」

 

めぐみんがミツルギに問いかけると、ミツルギは目を瞑り、思い出すように語り始める。

 

「僕がアクア様と再会する前、僕がまだ王都に居た時の話なんだけど…

魔王軍に幹部の中に、アンデッドであるのにも関わらず、浄化魔法が効かない奴がいる…

そんな話を聞いたんだ。そして実際に王都に襲撃して来た魔王軍の中にそいつは居たんだ。」

 

「その者は、先程のアンデッドと同様に浄化魔法を?」

 

ダクネスが確認をするようにミツルギに問う。

 

「ああ、その時も、腕利きのアークプリースト達が放った浄化魔法を、弾いた奴が居たんだ。

…そいつの名前は”ベルディア”魔王軍の幹部のデュラハンだよ。」

 

デュラハン…死の宣告を使うという、首無しのアンデッド騎士か。

ゲームでも創作でも難敵とされるような、大物が出てくるとは…

 

「あの時は、僕らの”先輩”達の奮闘でなんとか、退けたようだけど…

もし、あの城にいるのがそのベルディアだったとしたら、ここが大変な事になる!」

 

おいマジか!先輩達って、俺達より先に転生した連中の事だろう?

そんな連中でも退けるのがやっとなんて、無理ゲーにも程があるだろ!

 

「ミツルギさん!!今の話は本当ですか!?」

 

俺達の話を聞いていたルナさんが、青い顔をしてミツルギに確認を取る。

 

「ええ、確証があるわけではないですが、状況的に可能性が高いと思います。」

 

「!!すぐ、王都に連絡を致します!!」

 

ルナさんは慌てて、奥に引っ込んでいく。

 

「魔王軍の幹部とか冗談じゃないぜ!」

 

「何で、そんな奴がこんな所に来ているんだよ!!」

 

皆に動揺が走る。当然だ、ここは駆け出しの町なのだから。

 

「…でも、何でこの町の近くに来たのかな…?」

 

ゆんゆんはそう言って首を傾ける。

 

「やはり、ここが狙いなのだろう…アクセルを落とせば王都を挟撃できるからな。」

 

「そうなのか!?ダクネス!」

 

「ああ、それに此処を足がかりに出来れば、他の町にも容易に攻める事が出来るだろう。」

 

「…そうなると、敵の狙いはアクセルが濃厚ですね。どうしましょう?カズマ!」

 

どうしましょう?って言われても…

 

「ルナさんが王都に連絡を取りに行っただろ?アクアの浄化魔法が利かなかったワケだし、

俺達が無理に出張る必要はないんじゃないのか?」

 

俺の意見にミツルギは首を振りながら答える。

 

「王都で人を手配してくれたとしても、此方に来るのは1,2週間は掛かると考えた方が良い、

あまり当てにしない方がいいよ。」

 

「そんなに掛かるのかよ!?…最悪、俺達だけでこの町を守らないといけないのか!?」

 

「そういう事になるね。しかも、その場合は町での防衛戦だ。大きな被害が出るかもしれない。

でもね、サトウ君。僕の話はそれだけじゃないんだ。」

 

「これ以上悪い話は聞きたくないんだが?」

 

これ以上、無理ゲーを押し付けられたくない…

そう思って俺はミツルギから顔を背ける。

 

「悪い話じゃないよ。むしろ良い話だと思うよ。」

 

「……どう言う事だ?」

 

ミツルギの方を見ると、何かを取り出している。

 

「これは、さっきのアンデッド達が身に着けていた物だよ。」

 

ミツルギが皆に見えるように其れを見せる。

俺にも見覚えがある。アクアの浄化魔法を食らった奴が、

魔法を打ち消した時に似たような物が光っていたはずだ。

 

「…それは、魔道具のようですね…。!…それがアクアの魔法を弾いたんですかっ!?」

 

「……え?何々?それの所為で私の魔法が弾かれたって言うの!?」

 

アンデッド達に浄化魔法が効かなかった事で、先程まで凹んでいたアクアが急に復活した。

 

「アクア様も見てください。…どうですか?何か分かりませんか?」

 

アクアがソレをまじまじと確認している。

 

「…随分厄介な物じゃない!これ、浄化魔法を軽減する魔道具よ!」

 

ん?軽減する?

 

「俺には打ち消されたように見えたんだが…もしかして、上位の浄化魔法なら通るのか?」

 

「そうね、一定以下の効力では無効化されてしまうけど、上位魔法なら通るはずよ。」

 

アクアの言葉に、その場に居た全員が顔を見合わせる。

 

「あの、アクアさん!もしかすると倒せますか!?」

 

ゆんゆんの表情がぱあっと晴れていく。

 

「その魔道具さえ無ければ、幹部だろうと倒してみせるわよ!!だから、安心してゆんゆん!」

 

「あ、アクアさん!私も頑張りますから!一緒に頑張りましょうね!!」

 

ゆんゆんはアクアの手を取って、瞳を潤ませている。

アクアはそんなゆんゆんに照れながらも、ゆんゆんの目を真っ直ぐに見つめて頷いた。

 

そんな百合展開を尻目に、めぐみんが何かを思い出したように手をポンっと叩いた。

 

「あ!カズマのスティールがあるじゃないですか!

あれなら、魔道具を奪えるのではないですか!?」

 

「その手があったか!カズマ!どうだ、やれるか?」

 

めぐみんの提案にテイラーが乗ってきた。

 

「…出来ない事はないと思うけどよ…。え、何?この流れ…まさか倒しに行こうとか言わないよな?」

 

「襲撃を受ければ、どれだけの被害が出るか分からない…

可能であれば、僕は倒したいと思う。けど、僕だけでは無理だ…。」

 

そう言って、ミツルギは真っ直ぐ俺を見つめてくる。

それに釣られて皆も俺に注目してきた。

おいおい!マジかよ!!幹部なんて相手に出来るわけ……!

…本当にそうなのか?

 

「…少し、考えてみるよ。何か良い方法が見つかれば…、とにかく今は情報が少なすぎる。」

 

「分かった。この判断はキミに任せておくよ。

ただ、打って出た方が被害は確実に抑えられると思う。

これだけは覚えておいてくれないか?」

 

無茶を言う。…だけど、実際はどうするべきなのか…。

 

「カズマ、一旦休みましょう。顔色が悪いですよ…。」

 

ん?そんなに顔色が悪かったか?…めぐみんの事だから気を使ってくれたのかもな。

 

「そうだな、悪い…皆、先に帰るよ。今回の事は明日まで時間をくれ。」

 

皆に別れを告げて、俺とめぐみんはギルドを後にした。

 

 

―――――――――――…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

屋敷へと帰るわけでもなく、俺達は二人とも黙ったまま、暫く街の中を歩き続けた。

 

「ふう…、本当にどうするかね?」

 

先程までの緊張感を引っ張らないように、軽い口調でめぐみんに話しかける。

 

「そうですね…。幹部の方は実際に戦ってみない事にはなんとも言えませんが…

配下の方は十分に戦える相手だったと思います。」

 

そこは俺も同意見だ。実際は神聖魔法が通り難いと言うだけで、倒せないような相手じゃない。

 

「…問題はその幹部…ベルディアだったか。こいつ次第なんだよな。」

 

「ミツルギの話を信じるのなら、ベルディアも何かしらの魔道具を持っているはずです。

後は、それを奪うか破壊するかすれば、アクアの浄化魔法で倒せるのでは?」

 

「一応それも考えたけど、そう上手く行くかどうかだ。

魔道具の破壊自体は、めぐみんの爆裂魔法を当てれば壊せるだろうけど…」

 

「私が当てられるか、ですか。」

 

「それもあるけど、最悪城の中で戦う事になるぞ?そうなったらどうする?」

 

「そうなると、私は完全に機能しませんね…。何とか外で戦いたいものですが…。」

 

外におびき出す方法か…派手に気を引くのなら

 

「いっそ、城に爆裂魔法を当ててやるか?…いや、悪手か。」

 

「そうですね、撃った後に囲まれでもしたら悲惨です。

あ、カズマ。私はもう一つ気になる点があるのです。」

 

「何だ?気になる点って。」

 

「敵の総戦力です!アンデッドなので再召喚が可能かもしれませんが、

魔道具には、限りがあるんじゃないでしょうか?」

 

成程、魔道具さえ壊してしまえば、再召喚されてもアクアが即浄化出来る。

 

「となると、徐々に敵戦力を減らしていく作戦は有効か?

それに手勢がいなくなれば、出てくるかもしれないな。」

 

「その場合、問題となるのは途中で出て来てしまった場合でしょうか?」

 

「…それ、人数居れば解決出来ないか?…いや、不意討ちがないとも限らないもんな。」

 

戦えそうなイメージは沸いて来たが、如何せん、ベルディアの情報が少なすぎる。

 

「そのベルディアとやらの情報をもっと欲しいですね。」

 

せめて、どんな奴か分かれば…知っている奴はいないだろうか?

 

「ん?」

 

ふと、ウィズの店が目に留まる。

 

「ウィズか…。」

 

リッチーとデュラハン。もしかしたらウィズはベルディアの事を知っていたりしないか?

 

「カズマ、ウィズに尋ねるのですか?…それは、いくらなんでも短絡的では?」

 

「短絡的で悪かったな。でも、こういうのはダメ元だろ?」

 

「それは、そうですが…。」

 

くぅ…これでウィズが情報持ってたら、後ですごいことしてやる!

お互いにジト目を送り合いながら、俺達はウィズの店に入った。

 

「あ、いらっしゃいませー!」

 

俺達が中に入るとウィズは穏やかな笑顔を見せてくれた。

 

「よう、ウィズ。」

 

「こんにちわです。」

 

「はい、こんにちわです。今日はどうされましたか?」

 

さて、早速聞いてみよう。

 

「ウィズ、ベルディアって知っているか?魔王軍の幹部らしいんだけど。」

 

「ベルディアさんですか?あの、ベルディアさんがどうかされたんですか?」

 

ベルディア”さん”?

 

「え?ウィズはベルディアを、知っているのですか!?」

 

めぐみんは驚愕した様子でウィズに聞き返していた。

 

「え?ええ。?デュラハンのベルディアさんですよね?」

 

やっぱり不死者同士という事もあって、知っていたようだ。

俺は勝ち誇った顔でめぐみんを見る。するとめぐみんはぷいっと顔を逸らせた。

 

「あ、あの?どうかされたんですか?」

 

「いや、なんでもないよ。それよりもベルディアの事を聞きたいんだけど、いいかな?」

 

「えっと、答えられる範囲でよろしければ…」

 

何から聞くべきか…

 

「ベルディアって、どんな奴なんだ?それと何か弱点があったりする?」

 

「えっと、弱点はお答え出来ませんが、人となりなら話せますよ?」

 

え?なんで答えられないんだろ?…まあ、とりあえずは置いておこう。

 

「じゃあ、どんな奴なんだ?」

 

「えーとですね…ベルディアさんは、実直で正々堂々とした勝負を好む方ですね。」

 

実直で正々堂々とした勝負を好むか…それなら不意討ちや横槍の心配はなさそうだ。

 

「騎士道精神って奴か?卑怯な事とか嫌っていたりする?」

 

「そうですね。ベルディアさんは元々人間の騎士だったそうなので、そういう所はありますね。」

 

あれ?もしかして知り合いなのかな?さっきからさん付けで呼んでいるし…

 

「あの?ウィズ…先程から聞いていると、何か知り合いのように聞こえるのですが…?」

 

ウィズは一瞬キョトンとした顔をすると、何かを思い出したような表情をした。

 

「ああ、言ってませんでしたっけ?私も魔王軍の幹部の一人なんですよ。」

 

「「っ!?」」

 

魔王軍の幹部!?

俺はめぐみんを守るように前に立ち、すぐにテレポートが出来るように集中する。

そして、めぐみんは俺のマントを掴みながら、ウィズの様子を伺っていた。

 

ウィズはそんな俺達の様子を見ると、慌てて弁解をし始めた。

 

「あ!ご、誤解です!!私幹部とは言っても、結界を維持しているだけのなんちゃって幹部なんですからー!!」

 

弁明しているウィズは涙目になっていた。その姿は元々リッチーに見えないという事もあり、まったく幹部らしくはなかった。

 

「カズマ…?」

 

アクアが不在な今、俺達に勝ち目は皆無だ。ウィズの事を信じるしかないな。

 

「…わかったよ、ウィズ。その……ウィズは魔王軍に加担して人を襲ったりはしないよな?」

 

「はい、それは勿論!!…ただ、魔王軍と戦っている人にも、私は手を貸す事が出来ません。」

 

ああ、それで弱点は答えられないって言ったのか。

弱点を俺達に教えたら、手を貸した事になってしまうから…。

 

「わかったよ。じゃあ、答えられる範囲だけでいい。

ベルディアについて、出来るだけ詳しく教えてくれないか?」

 

「わかりました。」

 

「それではウィズ、先程までの話は本当ですか?実直な騎士で正々堂々と戦う事を好み、卑怯な事を嫌うというのは…」

 

「はい、ベルディアさんは戦いそのものを楽しみますので、騙し討ちの類は嫌います。

あ、こちらからもお聞きしてもよろしいですか?」

 

「ああ、答えられるようなことなら…」

 

めぐみんと顔を見合わせる。ウィズは一体何を聞くつもりなんだろう?

 

「先程から気になっていたのですが、何故ベルディアさんのことを聞いてきたんですか?」

 

あれ?ウィズは知らないのか?…なんちゃって幹部だから情報が来ていないだけか?

それとも、あの廃城にいるのはベルディアではないのか?

 

「ウィズ、この町の傍にある廃城はご存知ですか?」

 

「はい、知っていますよ!確か、かなり昔に打ち捨てられた城ですよね?」

 

「今日、その城の周辺でアンデッドの騎士みたいな連中に襲われたんだ。

しかも、その連中はアクアの浄化魔法に耐えちまって…後で調べたら、

そいつらは浄化魔法を軽減する魔道具を持っていたんだ。」

 

「…成程、それはベルディアさんの配下で間違い無さそうですね。

でも、どうしてあの人が来たんでしょうね?」

 

ウィズはそう言いながら、首を傾げている。

 

「ウィズは何も聞いていないのか?」

 

「ええ、元々魔王軍の情報は殆ど入ってきませんから…。」

 

ウィズの言葉通りなら、なんちゃって幹部には情報が入って来なくても可笑しくは無いか。

もう一つ気になることがある。ベルディアと知り合いっぽいし、倒してしまうとウィズが敵対とかしないか?

 

「えっと、ウィズ?仮に俺達がベルディアを討ったらどうする?」

 

ウィズと敵対するのは、正直避けたいところだ。

 

「え?どうするとは?」

 

ウィズはキョトンとした顔で聞き返してきた。

あれ?予想した反応と違うんだけど…

 

「えーっと、ほら仇討ちとか考えないかなーと…」

 

「えっと、そういうのは特にありませんよ?

魔王軍なんて冒険者に討たれるのが当たり前じゃないですか。」

 

えー?そういうモノなのー!?

 

「あの、ウィズはベルディアと知り合いではないのですか?」

 

「はい、確かに知り合いではありますけど、あまり交流の無い方ですし…

それに、ベルディアさんは会うたびに、『手が滑ったー』と仰って、

ご自分の頭を私の足元に転がしたりしてくる人なんですよ?」

 

「「は?」」

 

思わず、俺達は間抜けな声を出した。

 

「え?何が目的で、そんなことを??」

 

「その、私は御覧の通りロングスカートを穿く事が多いのですが…

ベルディアさんは、それを覗こうとするんですよ…。他には、『ああ!うっかり転んでしまった!』と仰りながら、私の胸元に頭を投げてきたり…」

 

「「………」」

 

「魔王城の女子トイレの便器の中や、女湯に『ああ!頭を置き忘れてしまった!!』と言って堂々と覗いたり…色々問題がある人なんですよ…」

 

なんだ、そいつ!うら…いやいや、どうしようもない変態だな!!うん!!

 

「…ただの変態ですね…カズマ?真似をしないでくださいよ?」

 

変な事を考えていたのがバレたか? っていうか!

 

「んなもん!真似出来る訳がねーだろ!」

 

「…潜伏スキルを使って、ライト・オブ・リフレクションとか…

カズマはやろうと思えば出来るじゃないですか…」

 

!!?その手があったか!!あ、やべえ…めぐみんの目が冷たくなってきた。

 

「…やる訳ないだろ?俺は紳士を心掛けているんだ。めぐみんは俺の事を何だと思っているんだよ。」

 

「底無しの助兵衛だと思っていますが?私にどれだけの事をしているかは覚えていますか?」

 

…やばい、反論出来ねえ……

この話題はやめよう!話を変えなくては!

 

「なあ、ウィズ。そんな変態が本当に騎士道精神を持っているのか?

正直、さっきまでの話が信じられなくなってきたんだが。」

 

「信じられないかもしれませんけど、戦いになると立派な武人になるんですよ。」

 

本当かよ…でも、ウィズがここまで言い切るのならそうなのかもな。

さっきはびびったけど、今までの付き合いでウィズが善良なのは、分かっているんだ。

 

「なら、ウィズ。例えば俺達がベルディアの城に攻め込んだら、ベルディアはどう出るか分かるか?」

 

「そうですねぇ、ベルディアさんの性格からして…先ずは配下の者に迎撃させると思います。」

 

…今日受けた襲撃もそれだったのか?

そういえば、俺達が城に近づくまでは手を出してこなかったな。

 

「私達が配下を相手にしている時はベルディアは出てきませんか?」

 

「前にベルディアさんが『ボスは最後に戦うものだ!』って仰ってましたし、出てこないと思いますよ?」

 

それが本当なら少しずつ戦力を削っていくという方法は使えそうだな。

ベルディアには、何か拘りがあるみたいだけど、そうなると問題は、配下を全部倒しても出てこない場合だ。なんとか外に引っ張り出して、めぐみんの一撃を入れたい所だが…、

ウィズに聞けそうなことは此処までかな。

 

「ありがとう、ウィズ。参考になったよ。」

 

「いえいえ、もし戦うのでしたら気をつけてくださいね?

ベルディアさんの剣の腕は相当なモノですから。」

 

「わかった。本当にありがとうな、ウィズ。またな!」

 

「はい、またです。頑張ってくださいね!」

 

ウィズに別れを告げ、店を出る。

さて、明日までに作戦を練らないと…

 

「カズマ、どうですか?何か思いつけそうですか?」

 

「何とか考えてみるよ。イメージは沸いてきたからな!」

 

「流石カズマです!頼りにしていますよ!!我が相棒!!」

 

「ああ!」

 

とりあえず、切り札は一つ考えついた。後はアイツが合わせられるかどうかだ。

参加メンバーは…今日のメンバーは全員必要か…ダストとか嫌がりそうだが…

12人体制じゃないと、今日と同等以上の襲撃が遭ったら抑えきれない。

後は明日、皆に話してみよう。

 

 




ベルディアって、ガチで戦うと相当強そうですよね。
原作だと、めぐみんの爆裂魔法を耐えていますし、耐久面ではバニルより上ですよね。

次話は早めにあげます。
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