このすば カズマが冷静で少し大人な対応ができていたら。   作:如月空

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今回はかずめぐは出ません。


女神の旅立ちと”友達”

≪アクア視点≫

 

天界、アクアの執務室

 

「あー!もう!!なんでこんなに仕事が多いのよ!!」

 

私は今仕事に追われている…それもこれも先日異世界に送ったあの男の所為だ。

あの男は複数の特典にあたる内容を言葉巧みに伝え、こちらに了承させた。

更に、あの男は、女神である私に脅しを掛けたのだ!

特典の方は、能力の力を加減する方向で規定違反にはならなかったが、

複合特典ということで報告書の作成と、他の神を協力させて特典を作成したので仕事を押し付けられてしまった。

そんな理由から私の機嫌はすごく悪い。

 

「あ、アクア様?アクア様はお部屋に戻られても結構ですよ?後は私共がやっておきますので…

(仕事が捗らないので部屋に帰ってください)」

 

私の執務室に所属している天使の子がそんなことを言う。

 

「そう?」

 

私は勢いよく立ち上がり

 

「じゃあ、任せたわよー!しっかりやりなさい!」

 

「は、はい、わかりました。(やっと専念できる)」

 

天使達の好意で仕事が終わった私は自室に戻る。

ベッドに横になり、のんびりとする。

そして、こっそり日本に下りて買ってきた、お菓子を食べながら漫画を読む。

 

「はぁ、仕事後の娯楽は最高よね~!あ、お酒も飲もうかしら。」

 

のんびりとアフタータイムを過ごしていると部屋がノックされる。

 

「女神アクア、いらっしゃいますか?」

 

せっかくのまったりタイムなのに…

でも出ないとまずいわね…この声、創造神様の側近の声だし…

 

「あ、はーい。今行きます。」

 

私は部屋の扉を開けて廊下に出る。

 

「えっと、何の御用でしょう?」

 

「女神アクア、創造神様がお呼びです。」

 

側近が用件を伝えると周りの景色が一変した。

どうやら転送をしたらしい。

 

「では、付いて来なさい。」

 

そう言って側近の神は歩き始める。私は慌てて後を追った。

 

「この先で創造神様がお待ちです。お行きなさい。」

 

促されて扉を潜る。目の前には創造神様がいた。

 

「女神アクアよ…優秀な貴方に仕事を頼みたいのだ。」

 

創造神様から直々の仕事?これはすごいボーナスが貰えるんじゃないのかしら?

 

「はい。任せて下さい。」

 

私が快諾すると創造神様は満足そうに頷く。

 

「ふむ、どんな仕事か聞かずに承諾してしまってよかったのかね?」

 

「はい、問題ありません。」

 

「そうか、では仕事が完了した暁には望みのモノを与えよう。」

 

素晴らしいわ!まだ仕事内容は聞いてないけどなんとかなるでしょう。

どうにもならなかったらエリスあたりに手伝わせましょう。

 

「では、早速行ってもらおう。女神エリスの管理世界に…」

 

「…え?」

 

「貴方が送り出した、勇者候補と共に見事魔王を打ち倒してまいれ。」

 

創造神様が話し終わると。私の足元に魔方陣が浮かび上がる。

 

「ちょ、ちょ!!」

 

「女神アクアよ、吉報を待っておるぞ」

 

こうして私はエリスの管理世界に送られてしまった。

 

 

 

―――――――…

 

 

 

 

 

気が付くとアクセルの街中にいた。

 

「ちょ、ちょっと、私女神なんだから、癒す力があっても戦う力なんてないんですけどー!」

 

私は天に向かって吼えていた。

周りにいる人たちは遠巻きに私を見ている。

う、しまったわね。注目を浴びてしまったわ。

女神だというのが、ばれてしまったかしら?

 

「め、女神様!?女神様じゃないですかっ!何をしているのですか、こんな所で!!?」

 

やっぱりばれてしまった。どうしようかしら?

 

「お久しぶりですアクア様。あなたに選ばれた勇者として、

魔王を倒し世界に平和を取り戻すため順調に頑張ってますよ。

職業はソードマスター。レベルは35まで上がりました。」

 

私を女神アクアだとわかるなんて敬虔な信者ね。

ん?選ばれた勇者って何?こんな人を選んだっけ?

 

「……えっと、アンタ誰?どこかで会ったことあるかしら?」

 

目の前のイケメンさんは、信じられないと言う表情で目を見開いている。

 

「何言ってるんですか女神様!僕です、御剣響夜ですよ!あなたに、この魔剣グラムを頂いた!!」

 

魔剣グラム?そういえばそんなのもあったわね。

 

「居たわね、そういえばそんな人も!ごめんね、すっかり忘れてたわ。

だって結構な数の人間送ったし、忘れてたってしょうがないわよね!」

 

若干表情を引きつらせながらも、イケメンさんは私に笑いかけた。

 

「……ところで、アクア様はなぜここに?」

 

さて、どうしましょう?目の前のイケメンさんも私が送った候補らしいけど…

何かわからないけど、彼相手に拒否反応を起こしているのよね…

先日送った、カズマとかいうのを捜したいのだけど…

でも、このイケメンさんに付いて行った方が楽な気はするわね、うーん

 

「…少し下界の様子を見てただけよ?」

 

なんとなく嫌な予感がしたので、嘘で誤魔化す事にした。

 

「…では、なぜ?落ち込まれていたのですか?」

 

「…え?」

 

見られていたようだ。

 

「アクア様!僕はあなたに選んでいただいた勇者です!!僕を頼っていただけませんか?」

 

「え、えっと…?」

 

「僕のところに来ていただければ高級な食事や装備品も買い揃えてあげられますし、アクア様を大切に扱いますよ!」

 

…何この人、私があげた魔剣で稼いでいるくせに何で上から目線なわけ?

高級な食事っていうのは心惹かれちゃうけど…でもやっぱりこの人苦手ね。

 

「えーっとね?私実は探している人が――」

 

話している途中で私の手を取り

 

「僕があなたの最強の剣となり最強の盾となりましょう」

 

自分に酔っている感じでイケメンさんは私に誓ってくる

マジ引くわー、何この人ナルシスト?

それと貴方の後ろにいる二人が、私に敵意丸出しなんですけどー!

そこの二人!私はこんなのいらないからねー!!

 

「では、参りましょうか。アクア様」

 

「ちょ、いや…」

 

私はイケメンさんのパーティーに強制的にいれられてしまった。

 

 

 

―――――――…

 

 

 

あれから一日たった。

私は女神の力を使って支援していた。

イケメンさんは確かに強かった。

ギルドにあった、高難易度依頼を纏めて攻略してしまうほどに。

でも緊急と書かれていたジャイアントトードには手を出さなかった。

どうやら初心者用のクエストだからやるべきではないとか言っていたけど…

それを言うなら、この街の仕事自体やるべきではないんじゃないのかしら?

そういえば、高難易度のクエストを一つだけ受けていなかったわね。

確か、マンティコアとグリフォンがどうのっていうの…なんで受けなかったのかしら?

そっちの方が熊だとかトラみたいなのより、手強いクエストだと思うのだけど…

 

「やはり、王都に行くべきですね。ここのクエストでは鍛えることは出来ないようです。」

 

いえ、一つ残っていますよ?高難易度が…

一日イケメンさん達と一緒にいてわかったことがある。

このイケメンさんは、私の話を聞いているようで聞いていない。

聞いてくれるのは食事とか何処の宿が良いかとかそういうことだけ

ちなみに取り巻き二人とは会話が成り立っているみたい。私は無視されているけど…

取り巻きの子達がひたすらイケメンさんを上げているだけだけど。

やっぱり、あの時のカズマだっけ?あいつを探したほうが良いかもしれない。

 

「…私はこの町で、探している人がいるので王都にはいけないですね。」

 

イケメンさんとはここで別れるべきね、ご飯は美味しかったありがとうね。

 

「では、アクア様王都に向かいましょう!貴方の威光があれば魔王軍など恐れるものではありません!!」

 

やっぱり聞いてくれない!!何なのこの人!!ゴッドブローで黙らせようかしら!?

 

「だから、私はついていけないって!……あっ!!」

 

門を潜ってきた冒険者の中に知っている顔を見つける、

 

「あー!やっと見つけたわ!!」

 

ようやく、このイケメンさんから解放される!

あ、カズマこっちに気づいたみたいね。手を振ってみよう

 

「さぁ、アクア様行きましょう!」

 

「ちょ…私はあの人に用事が――」

 

私はそのままテレポート屋という所に連れて行かれ。

王都に強制連行されてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――――…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんでよおおお!!アクセルに返してよおおお!!」

 

私は王都の往来で泣き叫んでいる。

あまりに理不尽な目にあったので、もう嫌だと泣き叫ぶ

流石にイケメンさんが慌てて、私をなだめてくる。

 

「あ、アクア様?どうされましたか!?あ、安心してください!僕がどんなときでもお守りしますからっ!!」

 

イケメンさん達は泣き続けている私を連れて、王都でも有名な高級レストランに入った。

流石の私でもここまでされたら不機嫌にもなる。

暫くすると美味しそうな高級料理が私の前に並んだ。

 

「アクア様。遠慮なくお食べください!」

 

食べ物で釣ろうというのか、このイケメンは…

でも、食べ物に罪はない。ちゃんと食べなければ食材となった生き物達に申し訳ない。

 

「美味!」

 

かなり美味しい……これは王都の食事を色々試したくなるわね。

 

「アクア様、お聞きください!僕達は暫く、ここを拠点に活動しようと思っています!」

 

いえ、アクセルに返して欲しいんですけど?

 

「ここなら、アクア様に満足していただける食事や宿を提供出来ると思います!」

 

確かにご飯は美味しいし、宿も気になるけど…

 

「ですから、アクア様のお力を僕にお貸しください!!」

 

どうしよう?ここで拒否して捨てられちゃったら、アクセルに帰れないし…

 

「…わかったわよ!」

 

投げやり気味に私は返事をした。

 

 

 

 

―――――――…

 

 

 

 

 

 

 

王都に着てから1週間。

私は色んな場所に連れて行かれた。

食事は美味しいけど、正直割に合わない。

街を歩けば冷たい目で見られ、ギルドに行けば妬まれて

確かに私は、高級な宿に泊まっているし、高級な食事を食べているけど。

ちゃんとあのイケメンを神の奇跡で支援しているんだからね!

仕事してるのよ!!こんなに一生懸命したことはないってくらいに!!

…思えば天界では、私ちゃんと仕事が出来ていたのかしら…?

辛いことあれば部下や後輩のエリスに押し付けちゃってたし…

もしかして、創造神様はお仕置きのつもりでこの世界に送ったのかしら…

 

「悲しくなってきた…」

 

私の呟きは前にいる三人に聞こえなかったらしい。

3人は楽しそうにお喋りをしている。

 

「アクア様、そろそろドラゴンが現れる場所です。お気をつけください。」

 

ドラゴン討伐だと意気込んでいるけど、信憑性が薄いって話じゃなかったかしら?

そもそも、依頼内容は調査だったはずよね?

 

「キョウヤ!敵感知に反応が!!…囲まれているわよ!!」

 

盗賊の子が慌てて叫ぶ。

囲まれているって、大変じゃない!!

私がおろおろしていると

 

「アクア様、みなに支援をお願いします!」

 

「わ、わかったわ!」

 

私が3人に女神の奇跡を使うと、敵に向かって駆け出した。

イケメンさんの前に巨大なファイアドレイクが現れる。

ドラゴンの正体はこれかしら?

イケメンさんはドレイクを一撃で切り捨てて、仲間の援護に向かう。

 

「…あれ?これって私ピンチじゃない?」

 

ちょっと、待って…私は戦えないのよ?

ちょちょちょっ!待って!!恐いんですけどー!!

慌ててイケメンさん達に合流しようとすると――

 

「グルウ!」「ギャウ!」「グルル!」

 

魔物に囲まれた…

 

「ちょっ、ちょっと本当にピンチなんですけど―!!!」

 

涙目で叫ぶけど、誰も来てくれない…

え?私こんなとこで死ぬの…?……!

 

「痛!……へぶ!」

 

私は魔物に吹っ飛ばされる。

ちょ、本当に洒落にならないんですけど―

その後も、何度か転がされ…大型の魔物に捕まった

死を予感した―――

 

「あ、アクア様!?っくモンスターめ!アクア様を放せ!!」

 

私をつかんでいた魔物が切り倒され、私の体が投げ出される…

意識が朦朧とし、そして地面に落ちた衝撃でそのまま意識が遮断された。

 

 

 

 

―――――――…

 

 

 

 

 

 

気が付くと、私が泊まっていた部屋にいた。

どうやら、私はベッドに寝かされていたらしい。

あちこちが痛むので回復の奇跡を使う。

 

「ふう…ひどい目にあったわね。とりあえず生きていたようで良かったわ。」

 

とりあえず、あのイケメンを一発殴ってやろうかしら?

そんなことを考えながらベッドから立ち上がると、テーブルの上に手紙が置いてあった。

 

「何コレ?『アクア様、申し訳ありません!僕は未熟でした!これからフィオとクレメアを連れて修行の旅に出ます。 御剣響夜』」

 

えっと?これは?

私は慌てて部屋の中を探す。そう、私のお金を!

今まで討伐に付き合っていたんだから、少し位は置いていっている筈よね?

…お金どころか売れるものすらなかった。

 

「…ってことは、私にはこの手紙一枚だけで…」

 

置いていかれたってこと?冗談よね?実はその辺にいるのよね?

私は身支度を済ませて、部屋を出る。

 

「あ、お客様。お客様のお部屋は今日で契約が切れますが更新なさいますか?」

 

「え?」

 

ちょっと、寝床もなくなるの!?

 

「どうしますか?」

 

「あ、いえ更新は結構です…」

 

どうしよう…

 

 

 

 

―――――――…

 

 

ギルドに来たけれど、魔剣の人は見つからなかった。

諦めるしかない、悔しいけど…

とりあえず、お金を稼がないと…宿どころかご飯も食べられない…

依頼を受けようと思ったら、受付の人に止められた。

冒険者カードがないと依頼を受けられないらしい。

しかも登録料が掛かるとか…

私は周りにいる冒険者にお金を貸して欲しいと懇願した。

―――誰も相手をしてくれなかった。

ハーレム野郎に捨てられたのか?と冷やかされただけ…

私は無理やり連れまわされたのに……

高級な宿に泊まって、高級な食事を食べてたか…

自分の失敗に気づく…聞いてくれないと思っててもちゃんと魔剣の人に伝えるべきだった。

 

何時間経過したんだろう?

ギルドの隅に立ち尽くしていた私は、暗い表情をして俯いている黒髪の少女を見つけた。

気になった私は、その子に声を掛ける。

 

「どうしたの?」

 

私が声をかけるとキョトンとして周りをきょろきょろ見る。

 

「えっと、貴方に話しかけているんだけど?」

 

その子は固まった。どういうこと?

 

「あわわわわ、わわたしですか!」

 

顔を真っ赤にさせながら聞いてくる

 

「う、うんそうよ、何か暗い顔していたけど、どうしたの?」

 

その子はわたわたと手を振り混乱しているみたい。

 

「え…っと、貴方のお名前は?」

 

私の問いにガバっと起き上がって、…顔を真っ赤にさせてプルプル震えている。

そして、意を決したようにマントを翻す―――

 

「わわわ、わが名はゆんゆん!アークウィザードにして、上級魔法を操る者!やがては紅魔族の長になる者!」

 

インパクト抜群の自己紹介をしてもらった。

 

「あなた、紅魔族ね?私はアクアよ?よろしくね!ゆんゆん。」

 

「はい…って…あれ?私の名前を聞いても笑わないんですか?」

 

「え?紅魔族って、そういう名前が普通なんでしょ?笑う必要あるかしら?」

 

私の言葉にゆんゆんは驚いたように目を丸くしている。

 

「それよりもゆんゆん。何かあったの?暗い顔していたけど…」

 

「…その、私…人に話しかけるのが苦手で――」

 

どうやら極度の人見知りで、どこのパーティーにも入れずに、一人で頑張っていたらしい。

あまりにもゆんゆんが不憫すぎて、私は思わずギュっと抱きしめていた。

 

「もう大丈夫だからね…」

 

私はゆんゆんの頭を撫でながら

 

「私が友達になってあげるから!!」

 

ゆんゆんは涙を浮かべてお礼を言ってくる。お礼を言われることじゃないないと思うけど…

 

「…不束者ですが、よろしくお願いします。」

 

えっと、私はそっちの趣味はないからね?多分他意はないんだろうけど…

この日私に初めての友達が出来た。

 

 

 

―――――――…

 

 

その後、私は自分の事や今までのことをゆんゆんに話した。

ゆんゆんは魔剣の人を強く非難していた。

ゆんゆんにお金を借りて冒険者登録を済ませて一緒にクエストにいった。

一言で言うと楽しかった!

ゆんゆんも強くて、クエスト自体は楽だったんだけど…

置物のような状態になっていた前回と違い、楽しく会話をしながら…

ゆんゆんも楽しそうに笑い、こちらまで嬉しくなる。

 

「アクアさん、部屋は一緒で良いですか?」

 

「うん、いいわよ。じゃあ夕飯代は私が出すわね。」

 

ゆんゆんとクエストを終えた私は報酬を半分貰っていた。

部屋代だけでなく夕飯代も出そうとしていたのでそれを止めた。

 

「だめよ、ゆんゆん!私たちは友達同士なんだから片方に負担かかっちゃたら対等じゃないじゃない!」

 

「え?友達に出させたらダメなんじゃないんですか?私が払うべきでは?」

 

そんなことを素で言ってしまうゆんゆんを、私はまた抱きしめる。

この子は守ってあげないと、そのうち悪い男に騙されちゃう。

 

「そんなことないのよ。友達だったら対等じゃないとダメなのよ!」

 

まだ、納得できていない感じのゆんゆんを連れて食事を取る。勿論私の支払い。

宿に戻ってこれからのことを相談して、一緒にお風呂に入る。

ゆんゆんは恥ずかしがっていたようだけど、裸の付き合いをすれば友達としてもランクアップしたはず!

部屋に戻ってダブルベッドに二人で寝転がる。私はゆんゆんの手を握って――

 

「明日にはアクセルに帰れるのね…本当ゆんゆんに出会えてよかったわ…ありがとうね、ゆんゆん。」

 

「いえ、こちらこそ…アクアさん…アクセルに戻ってからもお友達でいて頂けますか?」

 

「勿論よ!貴方の友達を探すのも手伝ってあげるから心配しないでね!」

 

そう言うとゆんゆんは嬉しそうに頬を染めた。

 

これからは頑張ろう。先ずはゆんゆんの友達を見つけて、カズマも見つける…

天界の連中に私の意地を見せ付けてあげるんだから――

 

 




なんか、終わってみたらアクゆんだった?

ミツルギさんの人の話を聞かない系という特性を前面に出しちゃったけど
思ったより酷いことになってしまった。ミツルギファンの人ごめんなさい。

アクアはミツルギさんに振り回され続け、フィオとクレメアからは目の仇にされ
最後はゆんゆんに癒されました。メデタシメデタシ

そんな感じで原作のアクアより大人しくなっています。
まあ、カズマと会ったらどうなるかはわかりませんけどね?

次回は大まかな流れは出来ていますが構想中なので多少時間が掛かるかもしれません。

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