年に一度開催される大魔導演舞。
それに合わせて7年ぶりに天浪島から戻ってきたメンバー達は大会の優勝を目指して特訓を行っていた。
そして、いよいよ大会が始まる少し前、メンバーの発表を行う為に特訓をしていた全メンバーが集まった。
そして、現マスターであるマカロフの発表を、全メンバーが待ち望んでいた。
「では大魔導演舞に参加する5人のメンバーを発表する」
いよいよ参加するメンバーの発表という事もあり、ギルド内では緊張で張り詰めていた。
「ナツ」
「よしゃあ」
「グレイ」
「当然」
「エルザ」
「お任せを」
「まぁこの三人は順当な所ね」
そう言い、発表されたメンバーを見て、ギルド内のメンバーは納得するように声を出す。
「残りは二枠」
「そこで選ばれてこそ、男っ!!」
「あと二人はルーシィと」
「えぇ!!」
そう言い、何やら驚いたように声を出していたが、こうして見る限り、なかなかに面白いメンバーが揃っているようだ。
「それとメリオダス」
「おう」
俺がそう返事すると同時にマスター以外が全員が俺の方に目を向ける
「「「「「誰っ!?」」」」」
ギルド内のメンバーが全員が一斉に驚いたように俺の方を見る。
「えっ本当に誰だ!!
お前達知っているか!!」
「いいや、こんな餓鬼初めて見たぞ!!」
「というか、メリオダスって、誰!!」
その中でその場にいたメンバーは俺に決定した事に対して、疑問に思えたのか話しているようで、その様子を見てみると、面白くて仕方ない
「静かにせぬかぁ!!
これは既に決まった事じゃ」
そうマスターの一言と共に周りで喋っていたメンバーが黙った。
「だけどよぉじっちゃん!!
いきなり出てきて、メンバーって言われても納得できるかよぉ!!」
「安心せい、この方は強い。
むっちゃ強い、というか、絶対に敵わん」
「はぁ?」
「マスターがそこまで言うとは、一体」
「なにやら難しい話をしているな」
そう言いながら、俺は近くにあった酒瓶を飲み干していきながら、話を聞いていたが、その様子を見ていたルーシィは
「むっちゃ不安なんですけど」
などと呟いた。
「見た目としてはロメオと同じぐらいだと思うけど、本当に何者なんだ?」
「というよりも、メリオダス?
なんか聞いた事があるような、ないような」
そう言いながら、俺について様々な考察をしており、その様子を見ながら、俺は近くにある酒瓶をまた手に取りながら見つめる。
「にしても、本当に個性的なメンバーだな。
最初の頃を思い出す」
それから一週間後、クロッカスへと辿り着いた。
街の雰囲気は既に大魔導演舞の為に辿り着くと、メンバー全員がボロボロになっている。
「それにしても、懐かしい景色だな、結構変わっているけど」
「メリオダスはクロッカスの事を知っているの?」
「随分前にバイトで」
「バイトかぁ」
そう言いながら、この見た目だから、なにやら全然違うイメージをしているようだが
「とにかく、俺は二日酔いだから、速めに宿に行って寝るわ」
「あの見た目でカナと同じぐらいに飲んでいたからな」
「けど、大丈夫なのか?」
「あぁそれは保証する。
というよりも、昔からあぁ言う感じだったしなぁ」
「なんか言ったか?」
「いいえ、何も?」
マカロフが何か言ったようなので、尋ねると慌てて返事をしたが
「ふむ、宿までの道は少し遠い。
私も戻りたかったから、一緒に行こう」
「助かる」
その言葉と共に俺はエルザを背中に乗せてもらいながら、宿へと連れて行ってもらう。
そうして宿に辿り着くと、ベットへと寝ころんだ後、しばらく物音がしたので見てみると、なにやら大胆な格好をしているエルザがいた。
そうしている間に酔いが覚めたので、起きあがる。
「おぉ、起きたか」
「あぁ、ようやく酔いが覚めた所だ」
そう言いながら、すっかりと覚めた所でここに来る前にあいつから渡されたメモを見ると同時に酒に溶かして飲む。
「今のは」
「酒を旨くする紙」
「はぁ?」
どうやら、こちらが未だに酒を飲んでいるのに様子だが、こちらとしては余り気にしないでくれると嬉しい。
「それにしても、暇だなぁ」
「ならば、カードでもするか?」
「そうだな」
その誘いに乗る事にして、俺達は12時までの間、他のメンバーが集まるまでの間、カードゲームを行う事にした。
結構、様々な種類のを行いながら、なにやらこちらを探るように見つめていた。
「・・・あいつらがいない間に確認したい事があるが良いか?」
「なんだ?」
「君は本当に何者なんだ?」
「何者って、マカロフも言っただろ、メリオダスだと」
そう言いながら、丁度良い札が来たので俺は置きながら答える。
「名前は確かに聞いた。
だが、これまでの経緯などを知りたい、一体何時からフェアリーテイルに入っていたんだ?」
「フェアリーテイルに入った年ね、俺はフェアリーテイルに入った覚えはない」
「なんだと、まさか別のギルドから」
「いいや、言った通りだ。
俺はフェアリーテイルに入っていない、だけど、確かにフェアリーテイルのメンバーだ」
「フェアリーテイルに入っていないのに、フェアリーテイルのメンバー?」
謎かけのようだが、実際に難しく考えずに、そのままの答えだけどな。
だが、普通はそんなの分かるはずがないけどな。
「・・・それにしても、遅い」
「あっあがり」
「はあっ!!」
未だに遅いメンバーに対して怒っている間に、丁度良い札が揃ったので、出すと、エリザは悲鳴を出してしまう。
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