そして、これからもよろしくお願いします。
大魔導演舞の終わり。
それは同時に新たな脅威の始まりでもあた。
突然現れたドラゴンの軍勢、そのドラゴン達による侵略だった。
そんなドラゴン達に対抗する為に滅竜魔法の使い手達が戦っていた。
「「はぁはぁはぁ」」
そして、そのドラゴンと戦っている滅竜魔法の使い手の二人であるスティングとローグは息を切らしながら、目の前にいる二体のドラゴンと戦っていた。
「この程度か、ならば!!」
その言葉と共にシザーランナーはその手を振り下ろそうとしていた。
「まったく、若い奴らが無茶をするな」
その言葉と共にリヴァイアとシザーランナーに向けて、黒い影が襲われ、大きく後ろへと吹き飛ぶ。
「なっなんだよ今のはっ!!」
「さっきのはまさかっ!!」
突然の影に驚いている中でローグは眼を見開きながら驚いていたが、スティングだけはその正体が分かった。
同時に彼らの前に降り立ったのは
「まぁ今後に期待できる活躍だったぜ」
「「メリオダスさん!?」」
剣を握っているメリオダスの姿だった。
「なんで」
「ここにドラゴンが2体いるって聞いたからな。
とりあえずはお前らは他の奴らと合流して戦え」
「何を言っているんですか!!
ここは俺達も一緒に戦います!!」
「駄目だ、お前達では足手まといだ」
「っ!!」
瞬間、メリオダスから溢れ出す言葉と共に発した闇に二人は味方のはずなのに、後ろへと下がった。
「・・・お前達はまだまだこれから強くなれる。
だから、無茶するな」
その言葉を共に再び二体のドラゴンを睨みつける。
「くっ」
「スティング、行くぞ」
「ローグ」
「今は、他のドラゴンを倒す為に合流した方が良い」
「っ」
その言葉を言うと共に、その拳は確かに強く握りしめていた。
「行け」
「「はいっ」」
その言葉と共に、二人はその場から消えていった。
「あそこまで言わなくても良かったんじゃないですか?」
「まぁな。
だけど、少しでも早く、行って欲しかったんだ」
「・・・そうですね」
その言葉と共に先程の攻撃から起き上がったドラゴン達はメリオダスを睨みつける。
「貴様っメリオダス!!」
「なぜっこの時代」
「あぁ、そんなの生きているからに決まっているだろ」
それだけ呟きながら、笑みを浮かべる。
その表情を見て
「貴様のような邪悪な存在を許されるかっ」
「ここで消す!!魔神がっ!!」
「違うな」
そう言い、メリオダスはゆっくりと構える。
「俺はメリオダス・ヴァーメリオン!
妖精の尻尾の魔導士で、七つの大罪、憤怒の罪、メリオダスだ!!」
その言葉と共に告げた言葉と同時に戦いの狼煙が上がった。
二体のドラゴンはその体格に合った体当たりで襲い掛かっていく。
地面を大きく揺らしながら、迫りくるドラゴンに対して、その右手を構えて、受け止める。
「「ぐっ」」
「ほらよ」
同時に二体のドラゴンを殴り飛ばす。
「がぁあ!!」
「貴様ぁ!!」
同時にその口に集まっているのは巨大な魔力の塊だった。
各々の色に合わせたその魔力は、そのままメリオダスに向けて放たれる。
「カウンターパニッシュ」
その一言と共に、手に持った剣を振り上げると同時に迫っていた全ての攻撃を消し飛ばした。
同時にメリオダスの瞳は緑色から漆黒の闇へと変わり、二体のドラゴンに向けて狙いを定める。
「神千斬り」
その言葉と共に手に持った剣には巨大な闇の魔力を纏わせながら、一閃切り裂く。
「があぁ」
「あがぁ」
その一撃を叩き込まれた二体のドラゴンはそのまま地面へと埋まるように倒れ、瀕死の状態へと変わっていた。
そうして、メリオダスはそのままその手に持った剣を振り下ろそうとしたが
「メリオダス」
「っ!!」
一瞬、身体が震えると共にメリオダスは振り返る。
「もう良いんですよ」
そう言いながら、メリオダスの元へと飛んできたメイビスは彼の手を握った。
「メイビス、あぁそうだな」
その言葉と共に、暗闇に包まれていた目は元の緑色へと戻っていく。
「はぁ、本当に魔神の力はきついな」
「だからって、もう少し考えてから使ってくださいよ」
「悪い悪い」
そう言いながら、握っている手をさらに強く握りしめながら、他のメンバー達を見つめる。
「貴様っ、本当にメリオダスなのかっ」
僅かに意識を戻ったリヴァイアはその光景に驚きを隠せなかった。
「そうだよ、悪いかよ」
そう言いながら、リヴァイアに向けて言う。
「いや、まさかあの魔神がそんな表情をするとはな」
そう言いながら、2体のドラゴンは光に包まれた。
「じゃあな」
そうメリオダスは光となっていく二体のドラゴンを見つめながら呟く。
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