『転生特典はガチャ~最高で最強のチームを作る~』   作:ドラゴンネスト

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閑話46.5話

「絶対に魔王から直接私達の会談への参加を呼びかけられるわね」

 

「だろうな。コカビエルを倒したのはオレ達とヴァーリだからな」

 

要するに、結果的にコカビエル以上の戦力が育っている事と、飽くまでコカビエル1人の暴走だと対外的にアピールできた堕天使側に対して、同じく二天龍の神器を宿した者を有していながら碌に育てていないと思われてしまっている悪魔側という構図になってしまっている。

 

悪魔側の一般市民には流石にそんな事は教えられないので二天龍の神器を宿した2人が協力してコカビエルを倒したのはと言う形にしておく事にしたのだろうが、完全に手柄を根こそぎ奪われた形の四季達としては面白くない。

 

「まあ、見事に聖書勢力の三派閥からは目をつけられてるからな」

 

初めは雫の癒しの力だけだったのだろうが、結果的に4人全員が悪魔側からは目を付けられ、現状は堕天使側からも目を付けられている。

まだコンタクトは無いが天使側からも勧誘を受ける可能性は高い。エクスカリバーを二本も持っているのだし。

 

結果的にコカビエルの暴走を止められなかった責任はあるが力を見せた堕天使、まだ悪魔側の勢力下への戦力の派遣のために言い訳のしようがある天使と違い、現魔王2人の妹と赤龍帝と言う強いネームバリューを持った者が居ながら然程大きな活躍の出来なかった悪魔側としては他の二派閥への面目が潰れている現状だ。

 

付け加えるならば、相手が相手のため無理も無いが結界の維持という裏方の役目に徹したソーナ達よりもオフェンスという華のある役割についたリアス達の方がマイナス評価は強い。

 

ぶっちゃけ、四季達としても強敵相手との戦いを経験していたクリスの存在のお陰で助かった面も大きい。

 

「……今更ながら、天界に渡しても不味い技術や品物も増えてきたよな」

 

主にシンフォギアとかである。

そもそも、聖剣計画のデータを使って聖剣使いを量産しているのだから、下手にカケラから相応の武具を作れるなどと言うことが知られたらどうなる事か。

 

「まあ、今は戦力増強を考えた方が良いな、これも有るし」

 

そう言って四季が取り出したのはガチャチケット。例によってコカビエル戦の最大の報酬で有る。

 

そんか四季達4人がいるのは地下のガチャ装置のある部屋の中。テーブルとソファーを持ち込んで簡単な作戦室とした場所である。

 

ガチャを始めてみるクリスも興味深そうに見ている。

 

「それじゃあ、早速」

 

チケットを装置に装填し中からカプセルが飛び出してくる。

 

テーブルの上に転がる10個のカプセル。危険な物も有るかもしれないので直ぐには開けないでカプセルの中を確認する。

 

 

 

『仮面ライダー龍騎のDVD-BOX(劇場版、TVSP込み)』

 

 

 

「おい!?」

 

何故これが出るのかと全力でツッコミを入れてしまった。

確かにこの世界では仮面ライダーは存在していないために貴重だが、

 

「……こんなのも出るのね」

 

「意外過ぎて言葉も出ない」

 

内心、後で観ようと思いながらDVD-BOXを確保しておく四季であった。

 

気を取り直して二つ目のカプセルを手に取りその中身を確認する。

 

 

 

『仮面ライダードラゴンナイト DVD-BOX』

 

 

 

「二つ目もこれか!?」

 

二つ目のカプセルの中身もまたも特撮のDVDだった。

安全この上ないが、この世界には存在していないが、それでも戦力にはならない完全な娯楽品だ。

無言のままでそっちも後でゆっくり観ようと確保しておく四季であった。

 

そして三つ目のカプセルを確認してみると、禍々しいまでの真っ赤な物体。

 

 

 

『泰山麻婆』

 

 

 

三つ目は食料品だが危険物だった。fate中では辛味を脳が認識できないとか、食べたら味覚が死ぬとか色々言われている、通称外道麻婆。無言でカプセルに入ったまま隔離しておく。

 

はっきり言って見ているだけで口の中が辛くなって、眼が痛くなってくる。

 

「これは厳重封印だな」

 

「敵に投げつけるって言うのは如何かしら?」

 

「それ以前にこれって本当に食べ物なのかよ?」

 

「これを食べれる人っているの?」

 

「居る」

 

最早投擲武器としか言えない食品の処分に困りながら、三つが期待外れな品物だったのに頭を抱え四つ目を手に取る。

 

 

『キバライドウォッチ』

 

 

4つ目にしてやっと当たりが引けた。

仮面ライダーキバの(歴史)を宿したライドウォッチ。以前別の形で作り出された龍騎ライドウォッチと合わせて二つ目となるライドウォッチだ。

 

「これは……一応は当たりか」

 

ライドウォッチという形とは言え仮面ライダーの力なのだから当たりだろう。

 

そして、五つ目のカプセルを手に取ると、

 

 

 

『まるごしシンジ君』

 

 

 

なんともコメントに困る品が出て来てしまった。

 

「なんだよ、コレ?」

 

「料理処理用のフリーソフト」

 

目の前の物体に無言になってしまう4人だった。

取り敢えず、投擲武器として使わない場合の麻婆の処分先が確定した。

 

 

 

『エリクサー』

 

 

 

次に開けたカプセルの中身は回復アイテム。そして、残り三つのカプセルの中で一際目を惹く、虹色に中身が輝いているカプセルを手に取った。

 

「っ!?」

 

中身の輝きで確認ができないので、こればかりは開けるしかないと覚悟を決めてカプセルを開けると、中から虹色の光が零れ、四季の手の中にそれが現れる。

 

「これは……」

 

手の中に現れたマゼンダカラーのそれには見覚えがある品物だった。

 

「ディケイ……ドライバー? しかも、ネオの方」

 

 

 

『ネオディケイドライバー』

 

 

 

ジオウに登場する平成20ライダー対応型の新型のディケイドライバーだ。

強力な力ではあるが大きな問題がある。

 

「変身用のカードとか無いんだな?」

 

そう、飽くまで本体だけだったのだ。

武器であるライドブッカーだけでなく変身用のカードの一枚も存在しない。ネオディケイドライバー本体オンリーである。

もっとも、龍騎ライドウォッチやキバライドウォッチからカードは作れるかもしれないが。

 

「残念ながらこれも暫くはお蔵入りだな」

 

「これは、残念だったわね」

 

「ああ」

 

詩乃の言葉にそう返す。

強力なディケイドの力だが武器もカードもなければ意味がない。ディケイド以前の平成ライダーのものならばベルト単独で変身できるのだが。

主にカードやライドブッカー入手できるまでお蔵入りである。

 

虹色の輝きから恐らく通常よりも出る可能性が低かった事を推測出来るだけに残念であった。

 

残りのカプセルは二つ。その中の一つを手に取る。カプセルの中にあるのは一枚のカード。

 

「っ!?」

 

四季は迷わずカプセルを開け手の中に現れたそのカードに言葉を失ってしまう。

 

「カード?」

 

「そのカードがどうかしたの?」

 

「……オニキスの強化アイテム」

 

ドラゴンナイト使用のサバイブのカード(烈火)。続編の小説ではウイングナイトのカードと合わせて使用したオーバーサバイブ等と言う形態も披露している。

 

 

 

『サバイブ(ドラゴンナイト)』

 

 

 

当然ながらそのカードはオニキスのデッキに収まる。

 

「9個目でやっと戦力の強化だぁー!」

 

「おぉー」

 

「良かったわね、四季」

 

「全部単体じゃ使えなかったり、役に立たなかったりするモンばっかりだったからな」

 

最初から使ってるのに未だに危険なハザード以外の強化が出来ないビルドのシステムは哀れであるが、怪盗姿での活動用の為に強化が後回しでも問題ない。

 

そして、最後のカプセルを手に取ると、疑問を浮かべる。

 

「これは……?」

 

外見からは分からない。詩乃に手渡してみるが分からないと言う表情を浮かべている。次に渡された雫も同様の態度だ。だが、最後に渡されたクリスの表情が変わる。

 

「コイツは……」

 

「先輩、もしかしてそれって……聖遺物、ですか?」

 

「ああ、コイツは『ネフシュタンの権杖』だ」

 

クリスにとって縁の深い聖遺物の1つであると同時に大きな力となった聖遺物でもある。

 

「なら、それの管理は先輩に任せていいか?」

 

「良いのか?」

 

「ああ」

 

デュオレリックの力を何時でも使えると言うのは大きいだろう。彼女の在り方を考えると直ぐに使えるかは疑問だが。

 

幸いにも扱う上で危険な物は無かったので手に入れた物は麻婆と権杖以外カプセルから出しておく。

カプセルから出さなければ聖遺物でも管理はしやすいので必要になる時以外はカプセルのまま管理して貰うという事でクリスに預けておいた。

次に追加して欲しいキャラは(第2回)?(選ばれなかった人は次回持ち越し)

  • 切姫夜架(最弱無敗の神装機竜)
  • 長谷川千雨(魔法先生ネギま)
  • 更識楯無(インフィニット・ストラトス)
  • ユキ(プロジェクト東京ドールズ)
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