『転生特典はガチャ~最高で最強のチームを作る~』 作:ドラゴンネスト
「改変派、だと?」
突然現れた集団にそんな声を上げるアザゼル。
魔法使いのローブを纏った少女、ソーサラー。
パーカーの少女、ダークゴースト。
そして、メガネの青年、ナイトローグ。
そのうちの少女二人は前回のコカビエルの時にもコカビエルに接触してアナザーライドウォッチを渡した者達でもあ、ナイトローグは匙をアナザーリュウガに変えた者でもある。
「あっ、これを忘れてました~」
そう言ってソーサラーがカテレアに手を翳すと現れた魔法陣がカテレアが自爆の為に集めていた力が魔法陣に飲み込まれていく。
「これでもう大丈夫ですよー」
「ええ、助かりました」
自爆する危険は無くなったがアザゼルとの戦いのダメージでフラフラとした足取りで立ち上がるカテレア。
最終的にソーサラー達の手を借りたとはいえ、自分は生きてアザゼルの片腕を奪ったと言う戦果は上げた。その程度の戦果など誇る気は無いがそれでも生き残れたのは大きい。
そして、新たな敵が現れたと言うのにアザゼルの鎧は淡い光を放ちながら消え、二又の槍だったそれは元の短槍に戻り鎧も消えてしまった。
「チッ! ……人工
開発者だからこそそうなった理由は分かる。研究段階の試作品なのだからスペックは兎も角制限時間が有るのは当然の事だ。
「まだまだ改良の余地がある様ですね」
「ああ、まだ多分にな」
ナイトローグを名乗った青年の言葉に忌々しげに返す。分かっては居るがそれを敵に言われると腹立たしいものがあるのだ。
「それで、魔法使い共の装備はお前達の仕業か?」
「ええ、現在僕達は
多分装備の提供を受けていない派閥、それは旧魔王の派閥だろうとアザゼルは推測して居る。
プライドだけは高い旧魔王の連中が人間と思われる連中の施しの様な事(旧魔王主観)を受け入れるとは思えない。
寧ろ負けた事を理解して殊勝な態度のカテレアが例外なだけだ。
「そりゃ羨ましいな。オレもお前さん達の技術はじっくりと研究してみたいぜ」
これは隠す事のない本心だ。四季達の技術もそうだがナイトローグ達の技術も研究者として是非とも知りたい。
だからこそ、四季から渡された設計図を穴が空くほど読み込んだし、この技術をどう人工神器に活かすかも考えた。
会談が無かったら設計図を見た時点で研究室に閉じこもって人工神器の改造に勤しみたいところだった。
実際、アザゼルの中で最高傑作の改良案は一つ出来上がって居るのだ。
「
「コカビエルの奴には入らなくても渡したのにか?」
「ええ、あれは僕達の目的も兼ねていたので。それに目的の上では此方の想定以上の結果を出してくれました。ですが、そう何度もサービスはしませんよ」
「そいつは残念だな」
皮肉げに言葉を返すアザゼル。
口では残念と言って居るが実際には残念そうには見えない。少しでも情報を抜き出そうと思ったが、思ったよりも良い情報は出てこない。
「この程度の情報なら天地君が推測して居るでしょうしね」
そう告げてナイトローグはボトルの様なもの、バットロストボトルを取り出し、それを振りながら新たに取り出した銃に装填する。
『バット!』
「さあ、お喋りはこの辺にして置きましょう」
青年は眼鏡を上げながら引き金を引こうとした時、
「っ!? あいつら、こんな時に戻って来やがったか」
タイミング悪くギャスパーを助けたイッセー達が戻って来てしまっていたのだ。
「なんだ、あいつら?」
「テロリストのお仲間だよ」
「何だって!?」
青年を指差しながらの問い掛けにアザゼルが答えるとイッセーは怒りを露わにナイトローグを睨み付ける。
「お前がギャスパーを利用した連中の仲間か!?」
「ええ、その通りです。ああ、木っ端悪魔に名乗る必要もないのでアザゼル総督からでも聞いてください」
怒りを露わにするイッセーを意に介さず、小馬鹿にする様に邪魔だとばかりに手を振るナイトローグ。
「え? 貴方は……」
ふと、リアスがナイトローグの顔を見て何かに気がつく。
彼女の記憶の中に有った者と顔が一致したのだ。
「もしかして、久瀬君?」
「覚えていただいて光栄ですね、グレモリー嬢」
「ええ、生徒会選挙でソーナに完敗した貴方のことは忘れたくても忘れられないわ」
リアスの言葉に微妙なものを表情に浮かべるナイトローグ。
「……今思い出しても忌々しい話ですね、それは」
「全部久瀬さんの人望のなさですよねー」
「悪魔とか関係無くて、自分の人望のなさだよね~」
「グハッ!」
思わない所からの援護射撃によってナイトローグの精神に重すぎる一撃が突き刺さる。
なお、本当に人望で彼はソーナに負けた。笑えるほどの票差で。五割どころか九割取られて。
「……どっちの味方なんですか、貴女達は!?」
ヨロヨロとした足取りで立ち上がると、改めてバットロストボトルを装填したトランスチームガンを取り出し、
「まあ、いいでしょう。蒸血」
『ミストマッチ!』
『バット・バッ・バット… ファイヤー!』
トランスチームガンの引き金を引き、その姿をコウモリを模したダークヒーローの様なヴィランの姿、ナイトローグとしての姿へと変える。
「改めて自己紹介させていただきましょう。僕は『久瀬成彰』、
そう言って一礼してみせるナイトローグ。
「本当にスゲェ技術だな、その銃。一度じっくり研究して見たいもんだぜ」
目の前での変身を見せつけられて感心してしまうアザゼル。
「そうですね。開発者の名前は葛城巧と言うそうですよ」
「名前から言ってそいつも人間か……。オレも本当に負けてられねえな」
アザゼルも同じ技術者として敗北感を感じながらも楽しそうな笑みを浮かべる。
あれを見ただけでも人工神器の強化案もいくつも浮かんで来た。
(持続時間の問題もあるが、核となる物と禁手の様な鎧を纏うための物、それぞれ用意してみれば持続時間も上がりそうだな)
トランスチームガンとボトルの関係を人工神器に置き換える。同時に核を変える事により別の神器の力を宿した鎧へと変える事も可能にする。
仮面ライダーの変身とフォームチェンジの関係を人工神器に置き換えた物をこの短時間でアイディアとして纏めた。
元々ワイズドライバーの設計図を見た時から考えていたものだが、ナイトローグの変身を間近で見て余計にアイディアをまとめ上げていた。
「さて、此方もアザゼル総督の片腕を奪った事ですし、派手に校舎を破壊して仕上げといきましょうか」
「巫山戯んじゃねえ、そんな事させるかよ! ギャスパー、もう一度だ!」
「は、はいっ!」
ナイトローグ達を視界に収めた事で
「イッセー先輩、トドメです!」
「任せろ!」
(二人ともかなりの巨乳!? ギャスパーが動きを止めて、オレが服を弾き飛ばす! 無敵じゃないか!)
最初の狙いはフードの少女。彼女に触れようとした時、
「へっ?」
何の抵抗もなくイッセーの手は彼女をすり抜ける。その光景に動揺したのか何度も自分の手と少女に視線を向ける。
「お触りは禁止だよ~」
イッセーが動揺して居る時、籠手に触らない様に左腕を掴み、開いた片手でイッセーの襟を掴み、鮮やかな動きで投げ飛ばされる。
「あははー、彼女には貴方の技は通用しませんよー」
「ええ、気は済みましたか、兵藤くん?」
「え?」
先程まで止まっていたナイトローグとロープの少女も動き出していた。三人が三人ともギャスパーの神器が効かなかったと言う事で納得はできる。
だが、
「な、なんで、触れないんだよ!?」
少女に触れられなかった事だけは分からない。
アザゼルもそれは何らかの神器によるものかと推測して居るが、当の本人から答えが返ってくる。
「それはね〜、私がオバケだからだよ〜」
ブカブカな袖を前に垂らして『うらめしや〜』と古典的なオバケの真似をしてみせるフードの少女。
「巫山戯んな、じゃあ何でオレに触れるんだよ!?」
冗談でも言ってからかって居るのかと憤るイッセー。そんな彼の抗議の声を無視して、
『アーイ! バッチリミナー!』
少女は腰にベルトを出現させる。
「だって、そう名乗った筈だよ〜。変身〜」
出現させたベルト、ゴーストドライバーに
『カイガン! ダークライダー! 闇の力! 悪い奴ら!』
その姿を白い仮面のフードを被った戦士『仮面ライダーダークゴースト』へと変える。
「私は仮面ライダーダークゴースト〜。最初に会った時から
「「「はぁ!?」」」
ダークゴーストの言葉に惚けた声を上げるイッセー達。
そんな中、アザゼルは、
「そうか、そのベルトかセットした道具に魂を留めて擬似的な肉体を作り出してるって訳か」
ダークゴーストの言葉からそう推測を浮かべる。
「成る程、やはり優秀ですね、アザゼル総督。その通り、彼女は一度死んだ人間です」
隠す必要もないとばかりにナイトローグはアザゼルの言葉を肯定する。
元々あれだけヒントがあれば
だからこそ、ナイトローグにとっても隠す必要はないのだ。
相手が知って居るということを知って居る方が益がある。
「うん、だから私はね〜、ダークゴーストって言うんだよ〜」
死者、幽霊であるから、己はダークゴーストなのであると告げる。
次に追加して欲しいキャラは(第2回)?(選ばれなかった人は次回持ち越し)
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切姫夜架(最弱無敗の神装機竜)
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長谷川千雨(魔法先生ネギま)
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更識楯無(インフィニット・ストラトス)
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ユキ(プロジェクト東京ドールズ)