『転生特典はガチャ~最高で最強のチームを作る~』   作:ドラゴンネスト

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五十八話目

「さて、せっかくの禁手(バランス・ブレイカー)ですが、こちらは二人残っていますよ」

 

「チッ!」

 

ナイトローグはそう言いながらトランスチームガンをアザゼルへと突き付ける。

ナイトローグの言う通りまだ敵にはナイトローグ自身とダークゴーストが残っている。それに対して味方の戦力はリアスと片腕を失ったアザゼル、そして神器の力も通用しなかったギャスパーだけだ。

 

それだけじゃない、まだ敵の雑兵のメイジ達も残っている。

 

「では、此処で堕天使の総督の首をあげるとしますか」

 

 

「そうは行くかよ」

 

 

風を切る音と共に地面に突き刺さる矢とそれに括り付けられた鏡の反射がナイトローグの視界に入る。

 

「っ!? しまっ!?」

 

そちらへと視線が向いた瞬間、それを使った者の考えを理解した時、鏡の中から飛び出してきた黒炎がナイトローグへと打ち込まれる。

 

「くっ!?」

 

同時に現れるのはドラグブラッカー。そして、

 

「そろそろ動く頃かとは思っていましたが、その前に一人くらいは討ち取れると考えていましたが、当てが外れましたね」

 

「流石に事態が此処まで動いたんだ。オレも動かないわけには行かないだろう?」

 

オニキスに変身した四季の姿もある。更に彼が現れると同時に残っているメイジ達が次々と撃ち落とされて行く。

 

「アタシのイチイバルの特性は長射程広域攻撃、派手にブッ放すのは得意中の得意だ」

 

「討ち漏らしは私が撃ち落とすだけよ」

 

次にクリスと詩乃の声が響く。二人の言葉通りに上空にいるメイジ達が撃ち落とされて行く。

 

「まったく、仕方ありませんね。ダークゴースト、手負いのアザゼルとおまけは任せます」

 

「任された~」

 

ダークゴーストの相手は片腕を失ったアザゼルではキツイだろう。それにギャスパーとリアスと言うハンデまで付いている。

残念ながら戦闘力に劣るギャスパーでは神器の力の通用しない相手には簡単にあしらわれる程度でしかなく、リアスに至っては力不足だ。

クリスと詩乃はメイジ達と戦っているので手を出さないだろう。もともと戦闘タイプではない雫は論外だ。

 

そう今の戦力では、だ。

 

「今度はオレがこう言わせてもらおうか。コウモリ野郎は頼んだ」

 

「何を?」

 

怪盗(・・)さん!」

 

彼の声が響いた時、ナイトローグの手からトランスチームガンが弾かれる。

 

「なっ!?」

 

突然の銃撃に驚愕し其方へと視線を向けると、そこには赤、青、黄色の三色の怪盗衣装に身を包んだ三人組の姿があった。

 

「ああ、任された」

 

(何故!? ……まさか!?)

 

三人組の怪盗。ルパンレンジャーのコスチュームに身を包んだ四季たちの存在に驚愕するナイトローグを他所に三人は

 

「「「快盗チェンジ!」」」

 

『レッド』『ブルー』『イエロー』

 

『0・1・0』『マスカレイズ!』『快盗チェンジ!』

 

その言葉と共に三人がVSチェンジャーを上空に向けて引き金を引き、溢れた光に包まれた三人が姿を変えるのは、シルクハット型のゴーグルをしたそれぞれのパーソナルカラーのスーツへと姿を変える。

 

「ルパンレッド」

 

「ルパンブルー」

 

「ルパンイエロー」

 

『快盗戦隊! ルパンレンジャー!』

 

本物の彼らだと証明するかのごとくルパンレンジャーへと変身してみせた三人を見てナイトローグはそれが四季の仕業であると確信する。

 

(上手くいったな)

 

ルパンレッドの四季はそう思いながら現状に対して満足げな笑みを浮かべる。

 

オニキスの方の四季へと送ったメール。『時計』と『列車』のメールで察してくれた物と考えていた。

 

(デンライナーか何かは分からないけど、これなら三大勢力にオレと怪盗達は別人って思わせる為には最高の策だな)

 

まさかタイムマジーンを使って現れたなどと考える訳は無いだろうし、同じ場所に同時に現れた時点で完全に別人と思わせることができるわけだ。

 

「さあ、ナイトローグ。予告する、お前のお宝、頂くぜ!」

 

「さて、然程貴重品は持ち合わせていませんが、ね!」

 

素早くナイトローグが弾かれたトランスチームガンを拾い上げると同時に、ルパンレッドはVSチェンジャーの引き金を引く。

ルパンレンジャーの三人とナイトローグは、その銃撃をゴングに戦闘を開始するのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「じゃあ私が相手だよ~」

 

ナイトローグがルパンレンジャーの三人と戦い始めると、そう言ってダークゴーストが取り出すのは一つの眼魂。

 

「変し~ん」

 

『カイガン! 一休! 迫るピンチ!冴えるとんち!』

 

ベルトから飛び出した水色のパーカーをダークゴーストを纏うと仮面部分が?マークをモチーフとした姿『一休魂』へと変わる。

 

「慌てないー、慌てなーい、一休み~」

 

その場で座禅を組んで座り込み寛いでいる様にも見えるダークゴーストに苛立ちを覚えるのはリアスだ。

 

「……ふざけているのかしら……?」

 

「ふざけてないよ~、一休みしてるだけだよ~」

 

「だったら、消しとばして永遠に休ませてあげるわ!」

 

ダークゴーストの言葉に『#マーク』を幾つも頭に貼り付けたリアスがダークゴーストへと滅びの魔力を放つ。

 

ダークゴーストへと直撃した様に思われたそれをダークゴーストは座禅を組んだまま空中浮遊して滅びの魔力を避けていた。

 

「おいおい、それって有りなのか?」

 

空中をフワフワと浮いているダークゴーストを眺めながらアザゼルは呆然と呟く。

 

「ありだよ~」

 

その状態のままのダークゴーストの真下に何処からか屏風が現れる。

 

「出て来~い」

 

ダークゴーストの宣言と共に屏風に描かれていた虎が飛び出して反撃とばかりに襲い掛かる。

 

「嘘だろ!」

 

屏風の絵が飛び出すと言う訳の分からない攻撃に声を上げてしまうアザゼル。

 

「このっ!」

 

そんな屏風の虎に滅びの魔力を放つリアスだが屏風の虎は器用にそれを避けて襲い掛かる。

 

「チッ!」

 

そんな屏風の虎の牙を光の槍で受け止めるアザゼル。出現の仕方やその姿から普通の虎でない事は確かだが、

 

(屏風の虎の絵やあの言動。なるほど、そう言うことかよ!?)

 

その攻防でアザゼルは理解した。ダークゴーストのあの姿の能力を。

……日本のサブカルチャーに詳しい故かは定かでは無いが。

 

アザゼルが虎の胴体を蹴り飛ばして距離を取るとギャスパーが動きを止めた所にリアスが滅びの魔力を撃ち込み倒す事は出来たが、

 

「どんどん行くよ~」

 

更に何処からともなく現れた大量の屏風から虎が出現する。

 

「いや、お前は出す側じゃねえだろう! ってか、何処からそんな大量の屏風を取り出した!?」

 

大量の屏風を出現させたことに対するアザゼルの全力のツッコミであった。

 

「オレを忘れるな!」

 

ドラグブラッカーの頭に乗って、座禅を組んで空に浮かんでいるダークゴーストへとオニキスが殴りかかる。

 

「ほいさ~」

 

座禅を辞めて地面に降りることでダークゴーストはオニキスの拳を避ける。それを追ってオニキスも地面に降りる。

 

「次はこれだよ~」

 

地面に着地したダークゴーストがそう言って取り出すのは新たな眼魂。

 

 

『カイガン! ベートーベン! 曲名! 運命! ジャジャジャジャーン!』

 

 

纏っていたパーカーがピアノの鍵盤の付いた灰色のパーカーに代わり、仮面が音符と楽譜がモチーフとなった物に変わる。

 

 

~♪ ~♪

 

 

ベートーベン魂に変身したダークゴーストが何処からか取り出した指揮棒によって操る音符エネルギーがオニキスへと襲い掛かる。

 

「っ!?」

 

それを避けるも、パーカーのピアノを弾く事で更に追加される音符エネルギーがダークゴーストの指揮に従い襲い掛かる。

 

 

『STRIKE VENT』

 

 

「はぁ!」

 

オニキスはダークゴーストから距離を取りながらブラックドラグクローを装着し、ブラックドラグクローから吐き出された黒炎で自身へと襲い掛かる音符エネルギーを相殺する。

 

 

『カイガン! ロビン・フッド! ハロー! アロー! 森で会おう!』

 

 

オニキスが音符エネルギーを相殺した瞬間、再び変身音が響く。

今度は緑のパーカーに変わり、仮面の絵は弓矢をモチーフとした物、ロビン魂の姿に変わったダークゴーストの弓矢状の武器『ガンガンセイバー・アローモード』から放たれたエネルギーの矢が爆煙を切り裂いてオニキスへと襲い掛かる。

 

「それそれ~」

 

「チッ!」

 

基本近接攻撃が得意な四季とオニキスの特性を読んだ様に遠距離攻撃を中心に攻めてくるダークゴーストに舌打ちしながら新たなカードをデッキから引き抜く。

 

 

『GUARD VENT』

 

 

このままでは不利だと察したオニキスは意を決して両手にドラグシールドを構えてダークゴーストのエネルギーの矢を防ぎながら真っ正面から突撃する。

 

「これなら」

 

 

『カイガン! ピタゴラス! 三角の定理! 俺の言う通り!』

 

 

「ざんね~ん」

 

金色パーカー、三角をモチーフとした姿『ピタゴラス魂』に変身したダークゴーストとオニキスの拳がぶつかり合う。

 

「悪いが、これはオレの間合いだ」

 

「私も負けないよ~」

 

古武術の構えを取るオニキスとボクシングの構えを取るダークゴースト。同時に地面を蹴り再び拳をぶつけ合う。

 

ボクシングスタイルのダークゴーストと古武術のスタイルのオニキスの連打がぶつかり合う。

 

 

『オメガドライブ!』

 

 

乱打では己が不利と判断したのかダークゴーストはオニキスから距離を取りゴーストドライバーを操作し、無数の小さな光弾を出現させる。

 

「行けー」

 

オニキスへと襲い掛かる光弾をオニキスは避けながら、時には気を纏わせた拳で撃ち落としながらダークゴーストへと肉薄する。

 

 

『カイガン! ムサシ! 決闘!ズバット! 超剣豪!』

 

 

ムサシ魂に変身し、オニキスの拳をソードモードのガンガンセイバーとサングラスラッシャーで受け止めたダークゴーストはそのまま反撃とばかりに二刀流での斬撃をオニキスへと放つ。

 

ネギま編におけるスーパー戦隊の力は?

  • カクレンジャー
  • ハリケンジャー
  • ニンニンジャー
  • シンケンジャー
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