_______________っと、今までの話が俺が今、日向ぼっこするまでの道のりみたいなもんだ。結果的にカオスなことしかなってねぇじゃねぇか。ただ、俺は『指パッチンを操る程度の能力』を手に入れた。それはすごい大きいことだろう、だって、俺も能力というのを使ってみたかったから、子供の頃の夢だったから、今それが叶った、もうそれだけで満足だ。.........んっ?霊夢と紫はどうしたのかって?.........結構身勝手な奴らだった。まず、霊夢は、
霊夢『まず、幻想入りした外来人は、私が人里という所に案内するんだけど..........すばるだったら心配ないでしょ、その指パッチンがあるんだから。』
すば『いや、ちょっと待て、まずその人里というところの方角は知らんのにどうやっていけと?』
霊『あっち方向にあるから、あっちに向かって指パッチンすれば着くんじゃない?』
いやちょっと待て適当すぎだろ霊夢さん。
霊『私は眠くなってきたわ。.........ふわぁ.......お休みなさ~い....。』
すば『ちょっと待て霊.......』
寝た、寝坊助かこいつ。
すば『紫、人里という所に連れてってくれないか?』
紫『..................眠い。』
はっ?
紫『..................しばらく寝るわ、またそん時がきたら起こしてね。』
いやそもそもどうやって起こすんだよ.....。
ボワンっと共にスキマを出して、
紫『ばいば~い..........ふわぁ。』
と言ってスキマの中に消えていった。うん、寝坊助か?(2回目)
___________とまぁそういう事があり、俺一人で人里に行こうとしたが、なんとなくそんなノリ気じゃなかったので、←はっ? しばらく日向ぼっこしてから行こうと思っていた。
すば「................そういえば。」
なにかを思いついた俺。
すば「最初に意識的に指パッチンした時に、博麗神社の目の前にいたが........無意識でパッチンすると、どこかよくわからん所に瞬間移動するってことか?」
そう、俺はあのときに、意識的にパッチンをした。だから神社の目の前に居た、じゃあ無意識で何も考えずにパッチンしたら何処に行くんだ?と、疑問が出る。
すば「.............試してみる価値は...........ありそうだな。」
そう、昔から俺は、気になったところはなんでも試してしまうという癖があったのだ。だから、余計に気になるし、試してみたくなるもんだ。
指を構えた。能天気な俺は、常に無意識なようなもので、やることは簡単だった。
すば「やるか。」
パチィンと辺りに響き渡る、その瞬間、視界が変わった。それだけだったら良かったのだが、一つ、事件が起きてしまった。
すば「....................足が地に着いている感覚がねぇ!?」
そう、つまり俺は、現在空の上だった。浮遊感が初めて感じられた瞬間だった、と同時に死んでしまうという恐怖が込み上げてきたのだった_______________。
すば「うわぁぁぁぁぁぁぁ!」
はい、すばるです。俺は現在、落下中でございます。落下してるときに気づいたが、どうやら雲のもっと上までワープしていたようだ。落下中は、叫びながらも目は閉じていた。だって死ぬもん絶対、まだ目を閉じてる方が1000倍もましだよ?後は死ぬのをひたすら待っていた。
ただ、ここで何かに着地し、同時に、ドスン!という音が聞こえた。ちなみに、痛くなかった。
?「きゃあ!?」
誰かがそんな可愛い声を出していた。
すば「いてててててて.................あっ腰逝ったわこれ。」
腰が逝った、俺は年寄りか。..........落下してるから無理もないか。完結した。
?「!?//////」
あれ、なんでこの人恥ずかしがってんだ?いまいち状況把握ができてないんだが.........ん、いやちょっと待て。俺はそこでやっと気付いた、なんと、他の人から見れば、俺はこの女の人を馬乗りしている状態になっており、他の人から見れば、ただ襲ってるようにしか見えなかったのだ。
すると、馬乗りしてしまった人が、まるで悲鳴をあげるように大きい声で叫び出し始めた。
?「きゃああああああああああ!変態、痴漢、変質者あああああ!!」
そういって俺を叩き出す。
すば「いてててててててて!、ごめんだって!、別に意図的にやってる訳でもないって!」
?「あなた前世五右衛門ね!?こんなことして、大犯罪者を犯していたのね!」
すば「いやなに言ってんのこの人おおおおお!?」
?「とりあえずその馬乗り状態から降りなさああああい!」
俺たちは、叫びながら攻めと防御を繰り返していた。
?「.........................」
すば「............................あの~美少女さん?」
?「.........................」
誉めても美少女さんは、反応がなかった。
説明しよう、俺はあれから今に至るまで、正座していた。いやもちろんこうなることは俺が1000%悪いけど、俺、正座長時間できないんだよ............。
んまぁ、バツ?的なものを受けていた。
すば「................あの~.....。」
?「私に言うことは?」
すば「あなたに馬乗りというハレンチな行為をしてしまい誠に非常に申し訳ありませんでした。」
呪文のように、俺は謝っていた。
?「ほんと..........私は100年以上生きてきて、馬乗りされたなんて初めてよ........黒歴史ができてしまったわ。あなたのせいでね。」
すば「100年以上生きてるの!?もしかして妖怪なのか!?」
とてもそうには見えなかった。
?「あながち間違いではないけど、私は天人なのよ?そしてここは天界っていうところなのよ?それぐらい当然じゃない。」
ここは天界という場所なのか、というか女の子は天人なのか。それなら当然なのか?.........というか100年以上生きててその見た目なの?..........幻想郷はなんでもありなんだな。
?「というか、馬乗りの話はどこいったの?」
あ、そうだった忘れてた。自分でテヘペロってなる。そうして、やっと話が戻ってきた。
すば「そもそもあれは誤解だ!俺は本当にわざとじゃない!とりあえず、焦らずゆっくり落ち着いて話を聞いてくれ!」
?「無理。」
すば「なんだとー!?」
?「ぷっ、冗談よ冗談。」
あははと笑う女の子、うん、こいつ殴っていいか?
?「聞いてやろうじゃないの、さっきのハレンチ行為に至るまで。」
すば「その前に足崩していい?」
?「ダメ、罰としてそのまま説明しなさい。」
オーマイガー、......自業自得ってやつだな、これが。足の痛みを我慢しつつ、順々に話していった。
少年ご丁寧に説明中______________
?「ふ~ん..........ざっくり言うと、あなたはすばるという名前で、霊夢と紫に合って、色々あって、能力が指パッチンで、ここに来て、私に襲ったと。」
いやそれはちょっとざっくりしすぎじゃね?わりと俺、ちゃんと丁寧に説明したんだけどなぁ。心の中でそういっても、目の前の女の子には届くはずもなかった声であった。まっ、俺は。
すば「おっしゃる通りです。」
そう答えることしか出来なかった。
?「まったく........この比那名居天子に馬乗りを仕掛けようとは.........これは何かの罰が必要なようだねぇ?」
天子というのか、この子は。ニヤニヤしながら、天子は俺に罰を出してきた、うん、もうドンとこい。
俺は構えていた。
天子「おつかいに行ってもらうわ。」
すば「.................へっ?」
思わず驚く。だって馬乗りしたんだぜ?こんな世界で一番優しい罰でいいのか?
天子「丁度、『ごはんの材料が切れたぁぁぁぁ!』って
『衣玖』が発狂してたしねぇ。」
ウンウン、としながら天子はそう言う。
すば「その『衣玖』って奴はキチガイかなんかなのか?」
思わずつっこんでしまった。だって材料切れただけで発狂するって初耳だぞ。
天子「そういうわけで、初めてのおつかい、頼んだわよ、変態さん。あ、BGMはきちんと流しておこうか?」
すば「だからあれは意図的にやった訳じゃ........というか変態というレッテル貼らないでございます?あと、BGM流すってどっかの番組みたいにするんじゃない。」
つっこみを三つぐらいいれてやった。うん、突っ込み役やめていいっすか?俺。
すば「とはいってもなぁ、俺人里の場所分かんねぇぞ?どこにあるんだ。そこ?」
天子「えっ、霊夢から聞いてないの?」
すば「聞く前に寝た。」
天子「あんのバカ巫女.......。」
天子は霊夢に呆れていた様子だった。まぁ、当たり前か。
すば「まぁ、とにかくあっち方向に人里があるのだろう?」
指を指しながら言った。
すば「指パッチンもあるし、じゃ、行ってくるわ。」
俺がそう言い、天子は、
天子「うん、いってらっしゃい。」
『パチィン!』と共に、天子から視界が外れた_______________。
そうして、変態行為をしてしまった俺は、罰として、天子に初めてのおつかいをやらされるはめになった。
__________________初めてのおつかいではないんだけどなぁ。そう思いながら。
どうもです。
最初は地霊伝に行く、という予定だったんですが、急遽変更で天界に行くことになりました。もしも、地霊伝を期待していた方がいたら、申し訳ないです。
では、また次回まで........。