愉快な幻想日常生活   作:河童のきゅうり

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第7話 桃の力は最強だった

俺は天子の家の前にいた。

 

すばる「..................やべぇな、結構時間が経っちまってやがる。」

 

俺は困惑していた、なんとおつかいだけで1時間半ぐらいかかってしまっていたのだ。飛んで人里に行く、または歩いて人里に行くなら確実に遅くなるからOKなのだが、瞬間移動で移動してるとなると、30分もかからないはずだ。これもなにもかも魔理沙のせいだ...............まったく。(マスタースパークに興味あったのは内緒。)ドアノブを持ち、ゆっくりと引いた、...........そしたら天子が誰かと話していた。俺の存在に気付いたのか、ひょこっと顔を出した。..............なんでこいつは赤面してるんだ?

 

天子「あっ........お、おおおお帰りなさい。」

 

すばる「?、どうしたんだ?」

 

?「いろいろあったんですよ、総領娘様は。」

 

すばる「??????」

 

見知らぬ人はそう言った。

 

天子「(馬乗りされたときに、衣玖に見られてたことと、もしかしたらパンツ見られたかも知れないとは口が裂けまくっても言えないわね.........。」

 

衣玖「.............ふふっ。」

 

くすっと笑っていた。...........なぜだ?

 

すばる「あっ、頼まれてたもの、全部買っておいたぞ。」

 

おつかいを頼まれていた俺は、野菜や肉などの材料などを、天子に渡した。

 

天子「あ.........ありがとね。」

 

まだ顔が赤い様子、うん、なぜだ?(2回目)そう思っていると、天子が野菜や肉などが詰まったビニール袋を、先ほどふふっ、と笑っていた見知らぬ人に手渡した。

 

衣玖「わぁ、ありがとうございます!これでしばらくは材料に困らないですよ!ありがとうございます、すばるさん。」

 

すばる「えっなんで俺の名前を知ってんだ?」

 

驚いた、当たり前だ。初対面の人の名前を普通知るはずがないのだ。

 

衣玖「すばるさんのことは、大方総領娘様が話してくださいましたよ。」

 

わぁ、サンキュー天子、おかけで説明する手間がなくなったぜ。ぶっちゃけ言うと、俺の自己紹介をすると、外来人だからか、色々と質問攻めをくらう。もうそれはこりごりである。

 

すばる「じゃあもしかしてあなたが........」

 

衣玖「えぇ、いかにも、私が永江衣玖ですよ。」

 

予想通りだった。天子から色々と聞いていたからな。

 

すばる「じゃああなたが材料切らして発狂してた人って事だな。」

 

そう言うと、衣玖は、赤面し始めた。発狂されていた事実を、知られたくなかったんだろう。だって、俺は少しからかったからな。

 

衣玖「ちょちょちょちょちょちょっと!?総領娘様!?なんでその事を言ったんですか!!誰にも言わないでくれってお願いしたはずなのに!?」

 

天子「えぇ........だってあまりにも面白かったよ。これは言わなければ!って思っちゃったほどだしね!(キリッ)」

 

衣玖「かといって、言っちゃダメと言うもんもあるでしょょょょょょ!もういいです!さっき総領娘様が言ってたことも全部すばるさんにばらしちゃうもんね!」

 

そう言うと、天子は再び激しく赤面し始める。

 

天子「ダメダメダメダメ!それだけは言っちゃダメぇぇぇぇぇ!」

 

そんな天子を無視して衣玖が俺にさっき天子が言ってたのであろう事を言った。

 

衣玖「あのですねすばるさん!あなたが総領娘様に不慮の事故で馬乗り状態になった時に、総領娘様がすばるさんにもしかしたらパンツ覗かr」

 

天子「わぁ!わぁぁぁぁぁぁぁそれだけは言っちゃダメぇぇぇぇぇぇ!」

 

すばる「うるせぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

 

天子と衣玖は謎の言い合いをしており、それを聞いていた俺は、我慢できずに、うるせぇぇ!と、言うのだった_____________。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

衣玖「そういえばすばるさん、おつかい行ってくれたんですよね?お礼と言えばなんですが、一緒に夕食でもどうですか?」

 

どうやら、もうそんな時間なようだ、台所から、いい臭いが漂ってくる。おつかい行ってくれたお礼として、一緒に夕食を食べさしてくれるらしい、それは俺にとって丁度良かった。なんせ昼は霊夢と紫と一緒に茶菓子食ったくらいだったからな、丁度腹が減っていたのだ。でも、そう思うと同時に、本当に良いのかという、気持ちが溢れてくる。俺と一緒に夕食を食べるなんて良いのか?天子のほうを見る。

 

天子「良いんじゃない?おつかい言ってくれたのはまぎれもないすばるなんだし、それに衣玖はもう三人分作ってくれたみたいよ。」

 

すば「まぁ準備がお早い事で。」

 

衣玖「いえいえ、そんなことはないですよ。」

 

どうやら、元から三人で一緒に食べる予定だったらしい、それじゃあお言葉に甘えて一緒に食べさせてもらおうかな?

 

すば「じゃあお言葉に甘えて..............食べさしてもらおうかな!」

 

ソファーでくつろいでいた俺は、よいしょっ、と体を起こし、料理が並べられている、テーブルに向かった。

 

すばる「おぉ...............こりゃすげぇ。」

 

ものすごく美味しそうな料理がいっぱい並べられていた。

 

衣玖「いっぱい食べてくださいね。」

 

そう言ってから俺達は、手を合わして、

 

「「「いただきます!」」」

 

と言って食い始めるだった。

 

うん、これもうめぇ、あれもうめぇ、衣玖の料理はめちゃうめぇ。めちゃくちゃ美味しい。こんな美味い料理を食ったのはかなり久々だ。いつもはコンビニ弁当やインスタントで済ましてたからなぁ。

 

衣玖「どうですか?お口に合いますか?」

 

すばる「ものすごく美味しい、久々だこんなうまいもん食ったの!」

 

天子「あいかわらず衣玖は料理がうまいねぇ。」

 

俺達二人はひたすら衣玖の料理を食べていた。

 

衣玖「ありがとうございます、お二人とも。」

 

いやほんとにうめぇなぁ。

 

天子「あっそういえば。」

 

なにかを思い出したかのように、天子はそう言った。

 

天子「すばるがおつかい行ってたときに、ここから少し遠いところにきれいなビームが見えたんだけど.............ひょっとして.....」

 

あぁ魔理沙のマスタースパークの事か。あれ、見えてたんだ。いやどんだけそれぐらいでかいんだ、あのビーム。

 

すばる「あぁ、魔理沙のマスタースパークのことか?」

 

一応質問してみる。

 

天子「あら、魔理沙に会ったの?」

 

すば「あぁ、色々あってな。」

 

すると、呆れるように、衣玖は言った。

 

衣玖「はぁ、.....また魔理沙がマスタースパークを撃ったんですね...........懲りないですね、あの人は。」

 

まぁ何回かやっちゃってるらしいからな。

 

天子「ていうか私のポーチ奪われなかった?大丈夫だった?」

 

衣玖「あの人は物を奪うのが得意ですからねぇ......」

 

どんだけ有名なんだ魔理沙は、泥棒でだけど。

 

すばる「あぁ、当たり前のごとく奪われた。」

 

天子「いやどうやって取り返したの!?」

 

どうやら、どうやって取り返したか気になるらしい、..........奪われたら取り返すの困難なのか?

 

すばる「んっ、お得意のこれでさぁ。」

 

『パチィン!』と同時に、俺達が食い終わった食器達がキッチンの流しの所に移動した。

 

衣玖「..................本当にその能力は便利ですね。」

 

天子「その能力があれば取り返せるのも納得がいくわね。」

 

だろ?と、思う俺、この指パッチンは何でもいかせそうだなぁ、今度色々試してみよっと。何てことを思っていると、天子が毎日恒例のように、物言い出した。

 

天子「さて、食後といえば、やっぱり『桃』ね。」

 

どん!と、普通より少し小さいぐらいの桃を三つ置いた。

 

衣玖「...........これも少し飽きてきましたね。」

 

天子「えぇ.......まぁそうね。」

 

桃を食うのに飽きている二人の姿がそこにあった。そういえば少し奥のところに、桃がいっぱい実っていたな、あれか。

 

すばる「なんで飽きてるんだ?普通に美味しいと思うんだが?」

 

天子「私達は毎日これを貪り尽くしてるからね。そりゃあ何個も何個も食ってたら飽きるわよ。」

 

とは言いつつ、普通に丸かじりしながら桃を食べている。俺も桃を丸かじりで食い始めた。あぁ、懐かしいなこの感じ。昔はよくリンゴやきゅうりを丸かじりしていたからなぁ。ん?この桃、かじった瞬間に体に不思議な感覚がする。なんだこれ?

 

すばる「なんだこの桃.............不思議な感じがする。」

 

衣玖「それはその桃が『仙果』というやつですからね。」

 

すばる「仙果?」

 

天子「神仙に霊力や不老長寿を与える実ともされているものよ。天人の主食でもあるし、この仙果には体を鍛える効果もあるのよ。食べるだけで身体能力が上がるし、なにかと便利なのよ。」

 

ご丁寧な説明をありがとう、あ、そういえば天子の帽子にもその桃がついてるじゃん。と、桃を噛りながら、心の中でそう言っておく。

 

天子「だからね..............すばる。」

 

すばる「えっ?」

 

そう言って、なんか剣を構え出したぞ!?

 

天子「私天子、今からこの『緋想の剣』ですばるの命を頂戴いたす。」

 

すばる「いや待て待て待て待て!」

 

そう言いながら衣玖をちらっと見た。俺が見たことに気付いたのか、衣玖は、

 

衣玖「がんば♪」

 

すばる「おいいいいいいい!」

 

そう言って、天子が、てやぁ!と言いながら、緋想の剣を俺にブスっとぶっ刺した。

 

すばる「.................へっ?」

 

不思議と貫通せず、痛みも感じなかった。

 

天子「ね?すごいでしょ?これが桃の力よ?」

 

すばる「チートアイテムじゃねぇか、それあれば世界征服どころか宇宙征服もできるぞ。」

 

衣玖「それまたスケールがでかいですね.........。」

 

天子「もちろん、自分に刺しても、(ブスブスっ)ほら、痛くもないし、貫通しないし、出血もしないでしょ?」

 

あなたはドMか何かですか?普通にブスブス刺していますけど。

 

桃の話で盛り上がっていた三人、.......................こんなで盛り上がるの世界で俺らぐらいじゃないか?

 

と、俺は一人で呆れていたのだった__________________。

 

 




はいどうも。
これから少しずつ原作設定も入れていこうかなと思っています。
カオスも入れていきますけどね!(キリッ)
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