戦姫絶唱シンフォギア if   作:麒麟@

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初めてシンフォギア投稿します。



戦姫絶唱シンフォギア
第1話


今日本は大変なことになっている。ノイズ、特異災害と呼ばれるものたちが日本だけではなく世界をも震撼させている。

そのノイズは人間では太刀打ちできず触ると炭素化してしまい近代兵器も通用しない。

それに唯一通用するのが聖遺物だ。

なぜこんな話をしているのかというと俺、司 誠(つかさ まこと)はそのことに関わっているからだ。

といっても俺は1人でやっているので特に誰ともつるんだりしない。

ノイズが現れると俺は現地に向かいそれを始末する。最近では俺が出る前に誰かが片付けているので最近はやることなく体ばかり鍛えている。

いくら聖遺物を纏おうとも元の体力がなければ意味がないからな。

 

「誠聞いてんのか?」

「ん、なんのことだ」

「お前あれだけいってて無視かよ。まぁいいや。ツヴァイウィングのライブ見に行こうぜ」

「ツヴァイウイングって確か今大人気の2人組のアーティストだったっけ?」

「そうそう。その認識だ」

 

今俺に話しかけてきているのは赤坂竜司(あかさかりゅうじ)小学校からの付き合いで今中学3年の中で唯一親友とも言える人物だ。

俺は軽く調べてみるとかなり大人気みたいだ。そのツヴァイウイングは。俺はテレビなどは全く見ないのであんまり興味がなかった。

それに俺の家には妹以外もう誰も…

 

「それなら決まりだな!チケットは俺に任せとけ!」

 

そういい竜司はポケットからチケットを三枚出して二枚俺に渡してきた。もう持ってるなら断れないな。俺は仕方なしに了承して予定を見た。それは今週の日曜、つまり2日後だ。毎回俺を誘うときは急に誘ってくる。

 

「わかったよ。それじゃあな」

「おう!2日後を楽しみにしてろよ」

 

俺はそういい学校から家に向かって帰った。家に着き鍵を開けて入ってただいまといっても返事は返ってこない。俺の両親は2年前にノイズに襲われてそれで亡くなった。妹は学校で遊んでいるのか帰ってくるのが毎日遅い。

俺が迎えに行かないと中々帰ってこない。ちなみに妹は司茜(つかさあかね)だ。俺と同じ黒髪で髪は腰付近まで伸ばしている。中学生のくせに出るところは出ていてそれで締まってるものだから学年でもかなり可愛いらしい。まぁ兄弟の俺からしたらあまり気にならないが。

その黒髪もポニーテールにしてよく運動ばかりしている。

そして迎えに行こうとすると家の玄関が開き茜が帰ってきた。

 

「ただいま〜」

「おかえり、今日は早いな」

「うん、それで買い物には行かないの?」

「茜を迎えにいったら行くつもりだったから今から行くよ」

「それならあたしも一緒に行っていい?」

「珍しい。いいよ」

 

そういうとすぐに着替えてきてやってきた。青いブラウスに白いデニムを履いてやってきた。

そして家を出て買い物に向かった。そして近くのスーパーに行くと珍しくカゴを持って物色し始めた。

一体何があったんだろうと思いながらもその後ろについて行くと俺にメニューも聞かずに買いたいものを入れ始めた。それを見ると何を作りたいかわかったがそれを茜が作れるかとなると話は別だ。

茜は家事が大の苦手で俺が代わりにやっている。

作ろうとしているのはオムライスみたいだが中々難しい。俺は作れるが茜に作れるかと思うと全くのNOだ。

必要なものを入れて会計を済ませて帰る時に会話が耳に入ってきた。

 

「楽しみだねー未来。2日後のツヴァイウイングのライブ」

「うん、響。楽しもうね」

 

へぇあの子たちも行くのか。まぁ会うことは中々ないだろうけど。

それにしても茜が買い物に行くと毎回すごい注目なんだよな。見た目かなりいいせいか大体の人が見たりする。

 

「はぁ毎回のこととはいえ慣れないな」

「ん?どうしたの?」

「茜が気にすることじゃないよ」

「??そう」

 

俺たちは家に帰り、俺は用意だけしてあとは茜に任せた。もうあとはうまく行くことを祈るしかない。

そしてしばらくして出てきたのは少しグチャとしているがちゃんとしたオムライスだった。

 

「ごめん、上手くできると思ったんだけど」

「ん?そうか。うまくできてるぞ。それに…美味い!ありがとう茜」

 

そういい頭を撫でると下を向いて何も言わなかった。そこからしばらくして茜も食べ始めて俺は日曜日のことを話した。すると茜は嬉しそうにして行くと行ったので竜司からもらったチケットを渡した。

俺は食べ終わり片付けを済ませてその日は眠り次の日も特に何事もなく日曜日になった。

 

日曜日になり、俺と茜は集合場所に向かい竜司と合流した。竜司は顔は一般的にいそうなやつだがファションセンスがすごい高い。今日着てきた俺の服も竜司が選んでくれたやつだ。

俺は首に聖遺物をかけているのでそれがバレにくいものを着ている。

俺が聖遺物を扱っているのを知ってるのは茜だけだ。

それ以外は誰も知らない。

 

「茜ちゃんまた可愛くなった?」

「どうもありがとうございます」

 

この2人は会うといつもこんな感じだ。あんまり仲は良くない。というかなんだか茜が竜司を嫌っている。

そんなこんなで俺たちは中に入り、始まるのを待った。

そして会場は暗くなりそこから2人のアーティストが会場を盛り上げた。周りは盛り上がっているのに俺はなぜか胸の奥が引っかかる。

そしてそれはすぐに起きた。

何かが爆発してそこにノイズが現れた。

 

「ノイズだー!」

 

騒ぎ始め周りはパニックになった。そしてそれは竜司や茜も同様。

竜司は逃げようと俺に促して茜は俺の腕に抱きついて泣いている。

俺は竜司に先に逃げるように伝えると竜司も波になるように逃げ始めた。竜司が逃げたのを確認したのと同時ぐらいにさっきのアーティストたちが聖遺物を纏う歌を歌った。

 

「茜安心して。俺が必ず守るから」

 

そういい俺は首からペンダントを出してそれを身に纏った。

魔槍 ゲイボルグ

それが俺の聖遺物。魔槍なんて言ってもこれはかなりの変形ができる。刀にもなり、鎌にもなる。

俺は茜を抱えて端に寄った。そしてその前に立つようにして俺はノイズを蹴散らしていった。

他の2人もこちらに気がついたようで驚いていたがなにせ数が多いのでそれに気を取られている暇はない。

そして2階席にいた子が落ちたのを赤毛の子が気づき行こうとしたが

複数のノイズが襲いかかり、赤毛の子の持っていた槍は砕けた。

そのかけらが落ちた子の胸に刺さって血が止まっていない。

 

「生きるのを諦めるな!」

 

そう叫ぶが落ちたこの目はだんだん色が落ちてきている。そしてまだノイズはいる。

赤毛の子はその子の前に立ち槍を上に掲げた。

 

「とっておきをくれてやる。 絶唱

Gatrandis babel ziggurat edenal

Emustolronzen fine el baral zizzl

Gatrandis babel ziggurat edenal

Emustolronzen fine el zizzl」

 

そしてもう1人の子が叫ぶ。

 

「いけない奏、唄ってはダメェ!」

 

俺はすぐに茜を連れて移動した。そして倒れている子の隣に置いて

 

「ちょっと行ってくる」

 

そういい絶唱の子の隣に行った。そして俺はその子の腕を掴んで

 

「Gatrandis babel ziggurat edenal

Emustolronzen fine el baral zizzl

Gatrandis babel ziggurat edenal

Emustolronzen fine el zizzl」

 

「何をする!」

「あ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 

俺がしたのは威力だけをのこして体への負荷を俺が一身に受けるための歌だ。そのためには体の一部を掴む必要がある。

そしてノイズの集団は完全に消え俺は全身から血を流して倒れた。

 

 

 




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