戦姫絶唱シンフォギア if   作:麒麟@

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これからもよろしくお願いします


10話

 俺は朝起きて着替えるとクリスの家に向かった。そして家を出ると重要なことに気づいた。俺クリスの家しらねぇ。

 すぐに電話をかけてみると早くから起こすなと言われ要件を言うとすぐに目が覚めたみたいだ。そのまま場所を教えてもらい、向かうとクリスが出迎えてくれてそのまま中に入った。

 

「広いな」

「そうか?まぁあたしが用意したわけじゃないけど」

「あーなるほど。弦十郎さんか」

「そういうことだ。しばらくゆっくりしててくれ。まだできてないんだ」

「???」

 

 そのままソファーに座らせてもらいゆっくりしてるとなんかいい匂いがする。その方向を見てみるとクリスがキッチンに立ち料理をしていて、そのことに驚きを隠せなかった。

 そして出てきたのは色とりどりに盛られたサンドウィッチだった。

 

「どうした?食べねぇのか?」

「いや、なんでも。いただきます」

 

 食べるとそこからへんの店より美味かった。いや本当に。ある意味奏の料理よりも驚きを隠せない。食べ終わりしばらくするとクリスは着替えてきて出かける準備を始めたので俺も皿を片付けてその準備を待った。

 

「行くか」

「そ、そうだな(何にも言ってくれないんだな)」

「それとよく似合ってるよクリス」

「〜////うるせー。早く行くぞ(気づいててくれたんだ)」

 

 クリスは顔を真っ赤になって早々と家を出た。そしてそのまま俺の方を一度も向かないでそのままショッピングモールに入っていった。今日の目的はクリスの服を買うことらしい。それに俺の意見が欲しいとかなんとか。どうして俺なんだろう。

 そのまま服を見に行き途中のアクセサリーショップが目に入った。

 

「なんだ?どうかしたのか?」

「いいや、なんでもないよ」

 

 そこにあった赤いアクセがクラスに合いそうだった。クリスが服を選んでる間に俺はそれを買いに行った。

 そして戻り服を選ぼうとすると警戒警報がなった。

 

「誠くん、クリスくん、ノイズが出た。頼む」

「わーったよ」

「了解」

 

 そこで通話が切れクリスの方を見てみるともうすでにブチギレていた。俺の制止なんて聞かずにギアをまとい向かってそこで早速ぶっ放し始めた。それは周りのことなんて見えておらず御構い無しだ。

 

「クソガァー」

 

 何をそんなに怒ってるんだろう?けどこれはやばいな。そう思った矢先クリスのミサイルがまだ避難の終わってない人たちに飛んで行った。

 

「ヤバイ!」

「落ち着け。俺がなんとかする」

 

 俺はミサイルと人の間に入り込みこっちに来る間に考え始めた。後もうすぐでぶつかる。たとえ切っても左右に弾けてその爆風で怪我する人がいるだろう。なら一か八かミサイルの軌道を変える。

 俺の直前に来た途端に剣の先で軌道を人よりも高くした。そのまま進んでいきそのミサイルは空で爆発して何も被害はなかった。

 その後もノイズを退けなんとかその場は収束した。

 

「す、すまねぇ。迷惑をかけた」

「気にすんな。誰も怪我してねぇんだしそれ以上は何もいらないだろ」

「けどな!」

「いいから後ろ向けって」

「なんだってんだ……冷た!」

「うん、よく似合ってる」

「これって」

「クリスに似合うと思って。けどよかった、よく似合ってる」

「あ、ありがと」

 

 顔を真っ赤にしながらお礼を言うクリスはとても可愛らしく()()()()なら惚れていると思う。けど俺はこいつのせいでそんな感情は制御されているから無理だ。

 クリスはそのまま何も言わずに帰り始めたので俺はクリスを送り届けて俺も自宅に帰った。

 

 

 

 

 自宅に帰ると俺はすぐに確認をされた。それは呪いにも似たもの、いや呪いそのものの確認だから。

 

「確認終了、これからも尽くすといい」

「そんな言い方!」

「いいんだよ茜。俺にはこれしかないから」

「でも!」

 

 そういいそいつは消えた。帰ったとかそんなんじゃなくて文字通り消えた。相変わらず全くの気配がない。

 茜は不機嫌ながらも飯を作ってくれた。そして不機嫌は治ることなくそのまま食べ終わって風呂から出てきてもその状態だった。俺は自分の部屋に戻り眠ろうとすると部屋のドアが鳴った。

 

「お兄ちゃん。いい?」

「いいよ」

「一緒に寝てもいい?」

「全くしょうがないな」

 

 茜は入ってきて一緒のベッドに寝転んだ。茜は文句を言いながら眠ったが俺はまだ眠れない。確認の際に傷を必ずつけられるのだがそれの痛みで眠ることができないのだ。結局眠ることができずに俺はそのまま朝を迎えた。

 朝体を起こして背中の様子を見るとだいぶひどかった。久しぶりにしたせいもあるが目を背けたくなるような状況だ。茜が血を止めてはくれたけど一部がえぐり取られているのだから目も背けたくなる。

 茜も起きてきてその部分に包帯を巻いてくれて、そして朝飯を作った。食べて学校に行くと何もなかったかのように装い学校では何もなく放課後二課に向かった。

 

「クリスちゃん!そのネックレスどうしたの!?」

「だーうるせー。秘密だ秘密」

「うむ、確かに気になるな。雪音教えて欲しいが」

「だから秘密だってんだ」

 

 クリスが昨日あげたネックレスについて質問責めにあってる。けれどそれを言いたくないみたいだ。まぁなんで言わないのかはなんとなくわかるけど。翼はともかく立花はえらくおちょくってくるだろう。

 そして司令がやってきた。

 

「みんな揃ってるようだな。それで今回のライブで翼と奏はしばらく任務につけなくなる。しばらくの間クリスくんと響くんで対応してもらうことになると思うが頼む」

「あれ?師匠。誠さんは?」

「誠くんには翼と奏のガードについてもらう。緒川もいるが念のためだな」

「初めて聞かされたんですけど」

「今言ったからな」

「わかりました」

 

 これで俺も会うことになった。そのマリアという若き世界のトップアーティストに。

 それにしてもこの胸騒ぎはなんだろ?さっきから収まらない。けれどその日はノイズの警報もなく杞憂だと思い家に帰り準備を始めた。その間は弦十郎さんが守ってくれるらしい。これ以上ないぐらいの警備なのでもういうことはない。茜には理由を説明し、納得してもらい俺は明日に向けて準備を終え眠った。

 

 朝起きるとリビングには奏と翼がもうきており寝坊したかと思ったが時間はまだあった。

 

「早いな」

「あはは翼が誠は寝坊するから早く行こうってうるさくてな」

「翼は俺となんだと思ってるんだよ」

「い、いやなんとなくだがすると思ったんだ」

 

 茜はすでに朝食を済ませて、奏と翼も終わってるみたいだ。2人はコーヒーを飲んで俺を待っていたので軽く済ませて家を出た。

 車に乗り込み会場に着くとすでにそのマリアはいた。また見ると派手な髪の色をしており、黒髪の俺がおかしいかと思う。

 

「あら、そちらの方は?」

「司誠です。今回は2人のマネージャーで来ました」

「そう。マリア・カデンツァヴァナ・イヴです。よろしくね」

 

 そういい握手を求められたので俺も握手をしてその場を後にした。そして俺はそのマリアの首にかかっていたネックレスが気になって仕方なく、けれど聞く方法もなかったのでそれを聞かずじまいになった。

 その日からは奏翼を加えて3人でのレッスンやマリアと翼、または奏が合わせたりしてその日も終えそこからそんな日々ばかり続いて俺は退屈で仕方なかった。やることといえばレッスン終わりに飲み物を渡したりするぐらいでそれ以外は緒川さんが全部してくれていたので本当にいるだけになった。

 そして本番の前日にマリアに呼び出されて何かと思い部屋に向かった。入るとすでにお風呂を済ませたのかバスローブ姿でいたのですぐに普通のパジャマに着替えてもらい話を聞いた。

 

「あなた本当はなんのためにここに来たのかしら?」

「はい?言ってる意味がわからないんだけど」

「あなた何もしてないからもしかしたら護衛か何かできたのかと思ってね」

 

 こいつなんて鋭さだ。いや、ここ最近の俺の動きを見てたら当然かもしれないな。本当に何もしてないから。

 

「例えば護衛だとして俺にそんな力があると?」

「あるじゃない。その力が」

「!!お前一体?」

「あら、これ以上は愚問ね。時間を取らせてごめんなさい。もう大丈夫よ」

 

 俺もその言葉を聞きすぐに部屋から出た。部屋から出てしばらくすると過呼吸になりその場でうずくまり倒れた。

 

「誠!?」

「ハァハァ」

「ゆっくり息をしろ。ゆっくり」

「ハァーハァー」

 

 そしてその方向を見てみると奏が立っておりまた助けられた。立ち上がり俺たちは少し移動して飲み物を買った。奏は何も話さず俺から切り出した。

 

「悪い助かった」

「いいや、いいさ。それよりどうしたんだ?」

「ちょっとしんどくなってな。それでだよ」

「そっか……」

 

 それ以上は何も話さず奏を部屋に送り届けて俺は1人部屋で怯えていた。あいつはなぜ俺のこの力を知っている?なぜ俺がゲイボルグの奏者だと知っている。考えたらキリがない。結局1人ベッドの上で布団をかぶって座りながら怯えて朝を迎えた。




活動報告にヒロイン名を書く場所を作りました。
書いてくださると嬉しいです。
また全員が多かったのですがその次は1期が多かったです。
これは目処にさせていただきます

アンケートに実施してくださった方には申し訳ないですけど書いて欲しいと思います。
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