戦姫絶唱シンフォギア if   作:麒麟@

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これからもよろしくお願いします


ヒロインの件は全員が圧倒的に多かったので今はその感じで進めていきます。
またここから変わるかもしれませんが…


8話

 俺たちがギアを纏うとフィーネは悔しいのかすごい数のノイズを呼び出した。上から見てもその数は凄まじい。大地の色が変わるほどだった。けれどそんなの今は関係ない。クリスが飛び出し響は翼に謝ってるが翼は気にしてないと言った。

 そしてこのギアの性能を試すとみんなはすごい出力が上がって俺は上がりすぎて制御が前ほどうまくいかない。けれど出来ないわけじゃないので誤魔化しながらノイズを蹴散らした。

 みんなが纏うギアの威力は凄まじくあっという間にノイズの群れをあっという間に蹴散らした。

 するとその間にフィーネがその杖を自分に刺した。するとノイズの群れが俺たちに構わずフィーネにまとわりつき始めた。

 

「ノイズに取り込まれてる?」

「いや、違う。あいつがノイズを取り込んでんだ!」

 

 

 

「来たれデュランダル」

 

 そしてそのフィーネが取り込んだものは赤くまるで龍を表していた。そしてそいつはビームを放つと街が半壊した。

 

「逆さ鱗に触れたのだ相応の覚悟はできておろうな」

 

 そこからビームの連発で俺たちは避けながら攻撃をするが全く通らない。いや通らないというより再生されている。

 

「いくら限定解除したギアでも所詮は聖遺物の欠けらから作り出した玩具。完全聖遺物に対抗できるなどと思うてくれるな」

「ならこれならどうだ」

 

 俺は連撃を溜めて巨大な一つの斬撃にした。それを当てると真っ二つに切れたが再び引っ付いた。そこで俺は翼とクリスにあのデュランダルを奪えばいいと連絡した。

 それには立花の協力と力が必要不可欠だ。俺たちは3人で特攻を開始してまずは翼が目くらましと穴を空けるために巨大なものを飛ばす。

 そこに俺とクリスが突っ込み中で暴れてデュランダルを飛ばした。

 

「そいつが切り札だ」

「あっ!」

「勝機をこぼすな。摑み取れ」

「ちょっせぇ」

 

 クリスが銃弾でそれを飛ばす。そして立花が掴むがやはり対抗できていない。そこで校庭の一部から煙が立った。

 

「正念場だ。踏ん張りどころだろうが」

「強く自分を意識してください」

「昨日までの自分を」

「これからなりたい自分を」

 

 俺たち3人も立花の近くに行き声をかけた。

 

「屈するな立花。お前が構えた胸の覚悟私に見せてくれ」

「お前を信じお前に全部かけてんだ。お前が信じなくてどーすんだ」

「お前だけじゃない。他のみんなも戦ってんだ。期待に応えてくれ」

 

「あなたのお節介を」

「あんたの人助けを」

「今日は私たちが」

 

「かしましい。黙らせてやる」

 

 フィーネが邪魔をしてくるがデュランダルのエネルギーそれに俺たちのギアから発せられるエネルギーで届かない。

 そのまま暴走した状態で振り下ろそうとした瞬間

 

「響ー」

 

 その声が聞こえた。すると立花の暴走は収まりそのまま振り降ろすと完全聖遺物同士の衝突で大爆発が起きた。その瞬間に俺と立花は飛んでフィーネを助けた。

 そしてフィーネに立花は和解を試みるがこれまで生きてきたフィーネは聞く耳を持たない。

 そして過去のことを話し始めた。それは恐ろしいもので統一言語を失った人間がノイズを生み出し殺し合いの世界だったらしい。

 

「人が言葉よりも繋がれることわからない私たちじゃありません」

 

 しばらくの沈黙が続きフィーネは立花に向けてネフュシタンを放ったが避けられて腹に拳を持っていかれ俺は首に刀を構えた。

 

「私の勝ちだぁー」

 

 その先を見てみるとネフュシタンは果てしなく伸びていき月のかけらに刺さった。

 そしてそのまま振り下ろして欠けらが落ちてきた。

 

「私は永遠の刹那に存在し続ける巫女フィーネなのだ」

「うんそうですよね。何処かの場所、いつかの未来蘇るたびに何度でも私の代わりに伝えてください。一つになるのに力なんていらない。言葉を超えて手をつなげるということ。それは了子さんにしかできないんです」

「お前まさか」

「だから私が今を守って見せますね」

「ほんとにもう放っておけない子なんだから。胸の歌を信じなさい。

 そして誠くん。あなたのゲイボルグはもう半分あるわ」

 

 そこまで言うとフィーネは塵となり消えた。そのことにショックを受けているやつらも多いみたいだ。

 

「軌道計算完了しました。直撃は避けられません」

「あんな物が落ちてきたら」

 

「響」

「なんとかする」

 

 その顔にはとてつもない覚悟が見えた。

 

「ちょーといってくるから。生きるのを諦めないで」

 

 そして立花は月に向けて飛んだ。それはとても早く覚悟の証でもあるためだ。

 その直後にクリスと翼も飛んで行った。2人とも究極のお人好しだから。

 そして俺も行こうとすると後ろから手を掴まれみるとそれは茜だった。

 

「お兄ちゃんも行く気なの?」

「ああ、俺も行かないとな。それに知らんふりできるほど俺はあいつらとの関係は薄くないしな」

「いや、行かないで」

「ほら泣くなよ」

 

 俺は手を頭に乗せてそして無理やり手を離して飛んだ。もうすでに他の奴らは攻撃体制に入ってる。

 翼は特大の剣をクリスは大量のミサイルをそして立花は腕の力を最大限まで溜めていた。

 俺は間に合うかの瀬戸際だった。そして3人はすぐに攻撃を開始したため俺はギリギリ間にあわなかったが3人が爆発の衝撃までコーティングしたため3人とも意識がない状態で落ちてきたのを俺は支えた。

 そのまま俺は抱き抱え降りていこうとすると俺のギアの限定解除が解けた。それはこの空間での残存が無理になり俺はすぐに3人のコーティングを開始して3人を包むようにゲイボルクを構えた。

 それは俺自身の纏う部分がほとんどなくなり体のいたるところから血が吹き出してきた。

 

「これはちょっとやばいかもな」

 

 そうつぶやくが3人のギアも外れている。この状態で外に触れたら大変なことになる。

 俺は降りるスピードがかなり遅くなったがそのままゆっくりとなんとかそこを抜け出し地球内に入ったがほとんど成層圏と変わらないのでまだ気は抜けなかった。

 そこで俺に対して通信が入った。

 

「誠くん。無事だったか」

「なん……とか。それより?」

「今から指定するところに来てくれ。他の国がうるさいのでな」

「了解」

 

 俺はそのままそこに行き近くになるとギアが外れてもう無理だと思った時に弦十郎さんに受け止めてもらえた。

 

「おい、誠くん!大丈夫か!」

「俺は……いいから早く3人を」

「ああ、必ず助ける」

 

 俺はその言葉を聞き意識を落とした。そして次に目が覚めるとベッドの上だった。まだ生きてたのか。

 

「「誠!」」

「誠さん」

 

 翼とクリス、立花はすごく心配してきた。その顔は泣いていたのか目が腫れていた。

 全くまた心配かけたな。

 

「悪りぃ。心配かけたな」

「そんなことはどうでもいいんだよ!体は大丈夫なのか?」

「そうだぞ。私たちが言えた義理ではないが無茶をしすぎだ」

「そうですよ。本当に心配しました。特にクリスちゃんなんてすごい心配してましたからね」

「お前」

 

 そのままクリスの顔は真っ赤になり、立花を掴んで頭を叩いていた。

 全く起きて早々に騒がしいなここは。それにしても俺はその後のことをよく知らない。なんでこんなところにいるんだろう。

 

「その疑問はそろそろくる人が教えてくれるぞ」

「クリス心を読むのはやめてくれ」

「そうか?まぁ誠はかなりわかりやすいからな」

 

 そう言われて少しショックだ。かなりポーカーフェイスには自信があったのに。そこでドアをノックして返事をする前に弦十郎さんがやってきた。

 

「おお、起きたか誠くん」

「ええ、もう大丈夫です」

「そうかそれは良かった。ならできるな」

「ん?」

 

 そこで俺たちは移動した。俺は足元がしっかりしないまま移動したのでクリスが肩を貸してくれてそのまま移動した。移動した先に用意されていたのはパーティ会場と言うべきか、それ以外の言葉が見つからないところだった。

 

「ではクリスくん」

「え?」

「二課に頼もしい人物が加わった。第2号聖遺物の奏者雪音クリスくんだ」

「雪音……クリス」

「そして今日をもって奏者たちの行動規制も解除される」

 

 この言葉は俺に現実感をもたらした。そして俺たちはパーティを楽しみつもりでみんな始まった。しばらくするとノイズの反応が出たらしく俺たちはすぐに出動した。

 

 

 

 

 

 

 

 少し前

 お兄ちゃんが行っちゃった。そのまま月のかけらは破壊されたけどお兄ちゃんは他のみんなは帰って来ななかった。

 そして3週間が経ちお兄ちゃんたちの捜索は打ち切られた。そしてあれ以降私と未来はお墓に毎日行っている。それぞれが渡した写真だけが飾られている。その日は雨で傘を差すはずだけど私と未来は傘もささずにバスに乗ってお墓に向かった。お墓といってもこの中にお兄ちゃんはいないしそれは響も一緒だ。

 

「いやだよ。私が見たかったのは響と一緒に見る流れ星なんだよ」

 

 未来は耐えきれずにここにくるたびに何か言ってる。私は正直心の中が裂けそうだ。お兄ちゃんがいない世界なんて……

 

「キャァァァァァァァァァ」

 

 私と未来は顔を合わせて声のする方に向かった。そこではノイズに囲まれてる女の人がいて私と未来は手を掴んで逃げた。

 そして逃げて逃げてその女の人はもう無理といっても倒れた。私と未来はかばうように前に立ってギリギリまでくるとノイズが切り裂かれたり衝撃で飛ばされたりした。

 

「「え?」」

 

「ごめん機密とかなんとか守らなくちゃいけなくって。また未来には本当のことが言えなかったんだ」

「悪いな茜。俺も目が覚めたのはさっきなんだよ。また心配かけたな」

 

 私と未来は泣きながらお兄ちゃんと響に走って飛んで行った。それを受け止めてお兄ちゃんは頭を撫でてくれた。

 それは大好きなお兄ちゃんからのことで他の誰にもできないことだった。

 

 

 

 

 

 

 全く本当に大変だったんだな。泣きながら俺の背中を掴んでもう離さないとでも言われてる気分だ。

 

「全くそういうことは家出してほしいな」

「家ならいいのか!どうかしてるぞ突起物」

 

 なんて声が聞こえてるが今はこっちの方が優先だ。茜は泣き止むと俺の手に腕に絡めてきてまるで恋人だ。離してもまたやってくるのでもう諦めた。

 俺にはそれより気がかりなことがある。フィーネが最後に言っていた言葉、ゲイボルグはこれではまだ半分。それにもう半分もあると言ってた。

 

「帰ってご飯にしよ!奏さんもくるって言ってたよ」

「なに!奏もくるのか?」

「翼もくるか?」

「いいのか?」

「別に構わないさ」

「なら……あたしも

「なんだ?クリスも来たいのか?」

「そんなこと言ってねぇ!ただ行ってやってもいいが」

 

 そこでみんなに笑いが起きた。本当にツンデレだな。見てて面白いし可愛いと思う。すると横腹に痛みが走った。見てみると睨みながら茜がグーで殴っていた。

 なんとか抑えるとそこからはしてこなくなり結局立花に小日向も加えたメンバーで家に来ることになりその後は結局パーティになったんだった。

 




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