ハイスクールD✕D~最強を目指すサイヤ人~   作:ゆっくりゆっくりてく

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どうもゆっくりゆっくりテクです。
14話目お待たせ致しました。
お気に入り、意見等ありがとうございました。

今のところクオン、レイヴェル、ルフェイ等がヒロイン追加と意見が出ていますがまだまだ他の意見も募集してますのでよろしくお願い致します

誤字脱字、感想やアドバイス等よろしくお願い致します!


第14話 オカルト研究部

リアス先輩達もこのはぐれ悪魔バザールを討伐しにきたとのことだった。だが来たときには既に倒されており、バザールを倒した俺たちをこのまま放っておく訳にも行かないとのことだ。

 

「おい、蓮!お前の隣にいるその美少女は誰だ!?」

 

ふふっ。こんな時でもイッセーはいつも通りで安心したよ。

 

「あぁ。こっちは俺の妹白音だ。」

 

「どうも....」

 

白音はリアス先輩達が悪魔だということもありおれの横に立ちずっとズボンの裾を握っていた。そりゃあそうだよな。昔悪魔達に襲われ更には白音は人質にもなっているのだ。

これは当然の反応である。

 

「それで黒崎君達はこんな所で何をしていたのかしら?」

 

「本当はわかってるんじゃないんですか?リアス先輩?白音が戦ってる時にずっと見てたじゃないですか、あそこの蝙蝠が」

 

「(この子気付いてたっていうの!?これは是非とも眷属として欲しいわね)ねぇ、黒崎くんと呼んでもいいかしら?」

 

「ええ、構いませんが詳しい話はまた後日。そろそろ眠くなってきますからね。」

 

「それもそうね。それじゃあまた明日使いを出すわ。」

 

「ええ、わかりました。」

 

そしてリアス先輩達は魔方陣で消えた。きっと部室に帰ったのだろう。

俺と白音も家に帰りこのことを黒歌姉さんに報告することにした。

黒歌姉さんはグレモリーは慈愛に満ちていると言ってた。こちらから何もしなければ戦うことはないだろう。

 

それにしても既にイッセーが悪魔になっていたなんて....何故気付かなかったんだ?重力室にいたから?それとも気が小さすぎて気づかなかった?いやそれはない。例え小さい気だとしても人と堕天使との気の違いはわかるからな。

 

「まぁー細かいことはいいか。」

 

やはり俺が介入したことによる誤差だということで俺はこれ以上考えるのを辞めた。

 

 

そして、次の日俺はいつも通りの日常を送っていた。

 

放課後。

 

「や。どうも」

 

クラスに金髪のイケメンが来て俺とのところにやってきた。

 

「君が黒崎くんかい?」

 

「ああ。そうだよ。放課後に来たってことは」

 

 

「うん。考えてる通りだよ。僕はリアス・グレモリー先輩の使いできたんだ」

 

「なるほど。それじゃあ行こうか。」

 

「ちなみに妹さんの方には姫島先輩が行ってるよ」

 

「ああ。分かった」

 

俺が立ち上がり木場について行くと女子の方から悲鳴があがった。きっと大方あっち系の話なんだろうな。

 

「キャャアァァーーーーーーーー!」

 

「木場くん×黒崎くんよ!!」

 

「そうよね!そうよね!」

 

「「「「「これで勝つる!!!!」」」」」」

 

 

やはり予想通りかよ!?俺を勝手に妄想に巻き込まないでよ!。あと、ここ腐女子多いなー。流石は元女子高なだけはあるな。

そんなことを考えていると旧校舎の前についていた。

 

「コッチだよ」

 

木場に促されて中に入り階段を登り奥の部屋にまで辿り着いた。

 

『オカルト研究部』

 

ドアにはそう書かれていた。

中に入ると壁のいたるところに魔法陣の様な幾何学模様がえがかれてある。

これは本格的だな。

 

「よっ!蓮、遅かったじゃないか?」

 

「いやいや同じクラスなのにチャイムと同時に走り出したのはイッセーじゃないか」

 

「アハハ....わりぃな」

そう言って俺は白音の座っているソファーに腰を降ろした。

 

 

 

シャー。

水音が聞こえる。

この部屋にはシャワーでもついているのだろうか?

 

「部長、これを」

 

「ありがとう、朱乃」

 

この声はリアス先輩と、姫島先輩の声か。

 

「……いやらしい顔」

 

白音の呟きにイッセーをみると完璧に変態の顔をしていた。

 

「イッセー...お前何て顔してるんだよ....」

 

「うるせいやいっ!」

 

「そんなんだからお前はモテないんだぞ?」

 

「ちくしょう、否定できないっ!スケベでごめんねっ!」

 

俺たちの言葉にイッセーは叫んでかえす。

 

「あらあら、うふふ。随分と仲がよろしいのですね」

 

「ごめんなさいね、昨日はあのあと色々とあってね。」

 

イッセーをからかっていると黒髪ポニーテールの美人とリアス・グレモリーがカーテンの奥から出てきた。

 

「こんにちわ。姫島 朱乃といいます」

 

「はじめまして、黒崎蓮です。」

 

「どうも....白音です」

 

俺たちは交互に挨拶を交わしている間にリアス先輩は体を吹き終わり制服を着ていた。

 

「全員そろったようね」

 

リアス先輩が全員がいるのを確認はしたあと俺たちの方に視線を向ける。

 

「ようこそ、オカルト研究部へ。私たちはあなたたち2人を歓迎するわ…………」

 

いよいよここから始まるんだな。俺のハイスクールD✕Dの物語が!

俺の力が何処まで通じるかワクワクしてきた!

 

 

 

「粗茶です」

 

「ありがとうございます。」

 

「いただきます」

 

ソファーに座る俺と白音に姫島先輩がお茶を淹れてくれた。

俺と白音は一口飲んだ。

 

「美味しいです」

 

「あらあら、ありがとうございます」

 

俺が素直に感想を言いそれに姫島先輩はお礼を返しニコッと笑った。

 

テーブルを囲んで座る俺、白音、木場、イッセー。

 

「朱乃、貴方もこちらに座ってちょうだい」

 

「はい、部長」

 

姫島先輩もリアス先輩の隣りに腰を降ろす。

全員の視線が俺と白音に集まる。

 

「単刀直入に言うわね。私たちは「悪魔なんですよね?」……ッ!やはり知っていたのね」

 

俺はリアス先輩の言葉に被せる。

 

「ええ。まぁ昔に色々とありましたし、リアス先輩達の気を見れば他とは違うこともすぐに分かりましたから。」

 

「そう、なら話しは早いわ。私たち悪魔は堕天使と太古の昔から争っているわ。冥界ー人間で言う地獄ね。そこは悪魔と堕天使で二分化されているの、そこの覇権を巡っているってことよ。そこに神の命を受けて悪魔と堕天使を問答無用で倒しにくる天使も含めて三すくみ。それを大昔から繰り広げているのよ」

 

「悪魔、堕天使、天使の三すくみですか。それで俺たちを呼んだ理由はなんですか?」

 

「あら、ごめんなさい。はぐれ悪魔バザールの件を聞きたいのと後は私の眷属にならないかって言う誘いね」

 

やはり眷属か。昨日のバザールの件は卷属の話をするためのついでみたいなもんか。

ここで悪魔になるかどうかが俺の新たなる分岐点となる所だがでも既に俺の答えは決まっていた。

悪魔になると更に力をつけることが出来るがもしも悟空だったら絶対に悪魔にはならず自分本来の力で戦うはずだ。

実際俺も神様から貰ったこの力で戦ってみたいし。

 

「まぁまずはバザールの件からお話しますね。」

 

俺はバザールを見つけた事の経緯から話した。そしてバザールを倒したのは俺ではなく白音だということも。どうせ蝙蝠で見ていたのだから嘘を付いたところですぐにバレてしまうのだから

 

「なるほどね。大方蝙蝠から見ていたのと同じね。」

 

「しかし、すげーな白音ちゃんは。俺より背が低いのにどこにそんな力がぁぁぁぁぁ....」

 

身長の話をしたイッセーの鳩尾に白音の右ストレートが突き刺さった。

 

「白音は身長のことを気にしているんだからその話はNGだよイッセー」

 

「そ、それを早く....言ってくれ」

 

流石は悪魔の耐久力なだけあって喋れるのか。

 

「まぁ俺と白音は気を使って戦うからな」

 

「気...ですか?」

 

姫路先輩が不思議そうに聞いてきたので俺は気について簡単に説明した。

 

「気とは簡単に言えば体内エネルギーのことです。また体内の気を放出、コントロールすることで飛行も可能でありではこの技術を舞空術と呼んでいます。知人の気を感知して瞬間移動を行うことが可能だったりします。」

 

「なるほどね。その気って言うのは私たちでも使えるのかしら?」

 

「いえ、悪魔の方ですとやはり人間より気の量が少ないので難しいかと思いますがその変わりに魔力で変わりのことなら出来ると思います」

 

「ふふふ。それはとても興味深いですわね」

 

いつの間にか俺の背後に姫島先輩が回り込んでいた。そんな俺の姿を見て白音はとてつもなく睨んでいたのに俺は気づかなかった。

 

 

 

「それでここからが本題になるのだけれど黒崎くん、白音さん貴方たち私の眷属にならないかしら?」




読んで頂きありがとうございました。

今回はいつもより長文となっていますが続きは次回へと続きます

ヒロイン募集はアンケートの方がいいのかな?
もしそうならやり方を知らないので教えて頂けたら幸いです

次回もゆっくりしていってね

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