ハイスクールD✕D~最強を目指すサイヤ人~ 作:ゆっくりゆっくりてく
今回から少し番外編を挟みたいと思います。
ここで少しヒロインと絡ませようと思います!
誤字脱字、感想やアドバイス等よろしくお願い致します!
「「使い魔?」」
オカルト研究部へに呼ばれた俺たちとイッセーは部長に言われた事をオウム返しに聞き返した。
因みにアーシアはもう悪魔稼業が板についているらしい。
因みに他の部員はと言うと、イメージトレーニングをしたり、姫島先輩に至っては魔力制御をしている
「そう、悪魔は大体が自分の使い魔を持っているの。イッセーの場合はもう何件も人間と契約を結んでいるし、アーシアも仕事に慣れてきたからそろそろ使い魔を持たせようと思ったわけよ」
アーシアが契約を結ぶお客様は、大抵が癒しを求めている人間らしい。
仕事でストレスが溜まり、それをどうにかしたいがために悪魔を呼んだサラリーマンの男の人などなど。
より親身に話を聞いてくれるアーシアはリピーター力が凄まじいとのこと。
まあアーシアは聞き手としちゃ充分過ぎるほどだし。
アーシアは嫌な顔一つせず話を聞いてくれるから話し手としては話しやすいんだよな
「それで部長。それは俺と白音も行ってもいいんですか?」
「ええ、今回は私の関係者ということで特別にOKを頂いているわ」
使い魔かぁー。全然そのことに関しては考えてなかったな。使い魔の森といえばティアマトがいるところだったよな。どんな使い魔かいるか楽しみだぜ!
俺達が使い魔の話をしているとオカルト研究部の部室の扉が、唐突に開かれた。
誰かなと思って見てみると部屋の中に駒王学園の生徒会役員が入ってきた。
「兄さん....あの人たちも」
「あぁ。白音の想像している通りだと思うよ」
「イッセーさんあの方々は?」
「あーそっか。アーシアは初めてだったな。あの人達はこの学校の生徒会の人たちなんだよ」
「な、なるほど....」
「部長、やはり生徒会の面々もですよね?」
「あら黒崎くん……やはり気が付いていたのね?」
部長は俺の言葉に関心を持ったようにそう言う。生徒会事態には興味はなかったがこの学園にオカルト研究部の面々以外にも悪魔の気配はあったからな
でも生徒会が悪魔とはすっごく予想外だったけど…
「リアス、そこの彼はもしかして…」
「ええ……最近、私の眷属の『兵士』になった兵藤一誠、そしてイッセーの後ろに隠れているのが『僧侶』で元シスターのアーシア・アルジェントよ」
部長は会長に俺達を紹介すると、俺とアーシアは一歩前に出て頭を下げる。
「リアス部長の下僕で『兵士』の兵藤一誠です」
「そ、『僧侶』のアーシア・アルジェントと申します!」
すると会長は俺達に少しお辞儀して、にこりと笑ってくる。
「はじめまして…学園では支取蒼那を名乗っていますが、本当の名はソーナ・シトリー。上級悪魔でシトリ―家の次期当主です」
部長と同じ立ち位置にいる人か。見た感じ頭脳派って感じだな。それにメンバーもこちらより多いな。
「それとそちらのお二人は?」
「どうも黒崎蓮です」
「白音です」
「なるほどあなた方がそうだったのですね。よろしくお願いします」
「それでソーナ……今日は何用なの?」
「ええ。お互い、下僕が増えたようですし交流を兼ねてと思いまして……匙」
「はい、会長!」
すると今まで会長の隣にいたこの中の唯一の男子生徒が大きな声を上げて、前に出てくる。会長とのできちゃった結婚を目標にしているというマニアックな少年。
「生徒会書記として会長の下僕になった匙元士郎だ!まさかお前が悪魔になっているとはな、問題児兵藤!!」
確かに生徒会からしたらイッセー達3人は超問題児だよな。覗きの常習犯、部屋でのあの会話色々と問題点がある。ここじゃなければ退学になっているな。
「ま、まあ?ただの『兵士』で問題児のお前には俺の偉大さが分からないかもな!俺は兵士の駒、4つ消費のエリート!ほんと残念だよ、兵藤!」
「えっ?俺は兵士の駒8つだぞ?」
「何!?こんなやつに8つだと!?」
「止めなさい、匙」
すると会長は匙の頭を強く叩いた
途端に匙は頭を押さえて、その場にうずまると、会長が俺に頭を下げてくる。
「か、会長!なんでそんな奴に頭を下げるんですか!?」
「黙りなさい。ごめんなさい、兵藤君。私の下僕がご無礼を……」
「全然大丈夫っすよ!気にしてないんで!」
そう言うと、会長は頭を上げた。
取り敢えず問題を解決し、会長は部室を去っていった。
使い魔捕獲のメンバーは俺、アーシア、部長、白音ちゃん、蓮だ。
木場は悪魔家業の仕事が入ったらしい。
そして今、俺達は悪魔を使役する使い魔が多く生息している地域らしい。
「さぁそれじゃあそろそろ向かうわよ」
「「「「はい!」」」」
俺達が使い魔の森に到着すると
「ゲットだぜぃ!!」
「ひゃ!」
突然の声に、アーシアは可愛い悲鳴声を上げながら俺の後ろに隠れる。
えっと……あれが使い魔専門悪魔か。
夏休みの少年が虫取りに行くようなラフな格好で帽子を逆に被っている、おっさんがそこにいた。
「俺はザトュージ、使い魔マスターだぜ!リアス・グレモリーさんよ、その者たちが電話で言っていた子たちか?」
「えぇ。よろしくお願いしますね」
「OK!…なるほど、そこの金髪美少女に茶髪な野性的な男前か…」
ザトュージさんはアーシア、イッセーを見てそう呟いた。
ほんとこの人?はかの有名なマサ○タウンのサト○の名前を弄っただけだろ....
「イッセー、アーシア、この人は使い魔のプロフェッショナルよ。今日はこの人の言うことを参考にして、使い魔を手に入れなさい」
「「はい!」」
そんな訳で、使い魔捕獲が始まったのだ。
「ちなみにザトュージさん。ここらで最も強い魔物って何ですか?」
「おう!それはこいつしかいねぇ!龍王の一角、そして龍王最強と謳われる伝説級のドラゴン!天魔の業龍カオス・カルマ・ドラゴン、ティアマット!時たま姿を現しては暴れまわるらしいが、まあ手にれられた悪魔などはいないぜ!」
やはりティアマットがここの森では最強なのか....戦いたい。龍王の一角と呼ばれているティアマットと戦ってみたい。
俺は戦いたくてうずうずしている俺はティアマットの気を探した。きっと一番大きいのがティアマットだな
「んじゃ!出発するか!」
俺はみんなが歩き始めたのを見て
「すまん、白音。先行っててくれ」
「え、兄さん?」
俺は瞬間移動でティアマットの所へと向かった
読んで頂きありがとうございます。
次回もゆっくりしていってね