STRIKEWITCHES 02 REVOLUTIONS 作:アレクサンデル・G・ゴリアス上級大将
プロローグ
設定
ISAF
独立国家連合軍。国連平和維持軍に類似する軍事組織。地球連邦軍創設の準備段階として創設された多国籍軍。有事の際には扶桑皇国海軍第七・八艦隊が矢面に立つ。
扶桑皇国海軍 第八艦隊 ヴェトナム駐留艦隊
菅野直枝 中佐率いる部隊。軽空母1隻とイージス艦2隻、補給艦1隻で構成される。ガリアから独立したヴェトナム共和国が2年前に扶桑皇国と安保条約を結んだので本国から派遣された部隊。
軽空母 瑞鳳
アメリカ級強襲揚陸艦をベースに原子力機関を搭載、リニアカタパルトも搭載した新世代軽空母。ヴェトナム駐留艦隊旗艦。
人物
メビウス8
最近扶桑皇国海軍第八艦隊に配属されたひよっこMSパイロット。下記のオメガ大隊所属の少尉。伝説のMSパイロット二人を親に持つ。本作前半は彼女が主人公であり、クルーゼではなく基本彼女の視点で話が続くので注意。
メビウス7
MSパイロット。オメガ大隊所属の中尉。メビウス8の異母姉。両親やメビウス8と違いがさつだが実力は本物。
オメガ11
菅野直枝 中佐。 第八艦隊特務突撃大隊 通称『オメガ大隊』隊長 兼 第八艦隊ヴェトナム駐留艦隊司令長官。メビウス7・8の上官。
コールサイン
通常なら所属部隊と序列で決まるコールサインだが、一部の者には所属・序列にかかわらず固定のコールサインを与えられた者もいる。文武共に圧倒的な実力を持つ 又は英雄的武功を立てた者にのみ扶桑皇国全軍総帥たるクルーゼから直接コールサインを考案、授与される栄誉を与えられる。
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お父様に誘われ、初めて空を飛んだのは、確か5歳の誕生日だったはず。その時のことは今でもはっきり覚えている。一面に広がる 蒼と白だけの世界。
「凄い・・・こんな世界があるなんて。」
「だが重力の井戸に引かれたこの空は君の居場所としては狭すぎる。君の居場所に相応しいのは、更に上・・・宇宙〈ダークブルーの空〉だ。よく覚えておきなさい。」
「わかりましたお父様。」
「そして僕は君の父、そして友として言っておこう。君は君の思いを背負って飛ぶのだ。他の余計なものは何であれ背負う必要は無い。余計なものを持たされても、飛ぶのに重いだけなのだから。」
「はい。」
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ピピピピ ピピピピ ガチャ 目覚まし時計を叩く
もう5時50分?早く起きないと菅野隊長に怒られる。
「う~ん。」
「はよ起きろ。案外菅野隊長はお前に優しいが私が怒るぞ。」
「お姉様。おはようございます。」
同室のお姉様が半ギレした声で僕の身体を揺すり起こしにかかる。お父様もお母様もそんなことないのに何故か僕だけが低血圧だから、こうして貰わないと僕は起きることができない。兵学校も大学校も主席で出て任官した僕だが、この点だけが軍人として唯一かつ致命的な短所だったりする。
瑞鳳 食堂
「おはようお前ら。」
「「おはようございます菅野隊長。」」 敬礼
「おう」 答礼
「メビウス7、8。お前らは今日の哨戒でオレとエレメントを組め。力量を見たい。」
「了解しました。」
「へいへい。」
次回 STRIKEWITCHES shattered skies 「始まりの笛音」
少女は そして神話となる
更新は『01』以上に超不定期な上遅いのでご了承下さい。